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不登校の子どもが「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行かなくなる理由
1.別室や保健室、フリースクールに行かなくなった! 2.少しずつ別室などに行かなくなる理由は? 3.最初に不登校になったときは不安で・・・ 4.不登校の初期であれば適応指導教室などに行きやすい 5.フリースクールなどの目標は何?不登校解決? 6.不登校初期の子どもは別室などでガンバろうとする 7.その日の気分や楽(らく)で登校を決めるようになる 8.「決めたことをやらない」でも「怒られない」で良いの? 9.適応指導教室などでカードゲームをする理由は? 10.トランプをしにフリースクールなどに行く? 11.暑い中(寒い中)自分からフリースクールなどに行きますか? 12.適応指導教室などで勉強をする子を褒めていいの? 13.小6、中1、2に通信制高校の体験をさせていいの? 14.最初は適応指導教室に通っていた中1の不登校 15.登校日数が「減る」or「増える」も子どもに任せていいの? 16.「勉強はしなくても高校や大学に行ける!」(不登校の中1) 17.体験をした通信制高校の先生の言葉を鵜呑みに! 18.勉強や生活リズムの支援と現実の事例などの説明 19.楽(らく)をしても自分に都合良く解釈する不登校の子 20.中学2年生の3学期に不登校解決!希望校合格! 21.「もっと早く不登校解決相談所に相談をすれば良かった!」
※ 適応指導教室とフリースクースは似た部分が多くある「別の施設」です。
静岡県にある不登校解決相談所には、全国から年間1000件以上の相談が寄せられます。
その中で多いのがこのような相談です。
「最初は別室登校をしていました。」
「好きな授業にも参加していたのですが・・・。」 「少しずつ欠席が増え・・・。」 「最近は、全く学校に行かなくなってしまいました。」
→間違った7つの思い込み「別室登校(保健室登校)すれば不登校は解決する」
同様にこのような相談も多くいただきます。
「子どもが学校に行けないと言うので、適応指導教室(フリースクール)に行くことになりました。」 「最初は適応指導教室(フリースクール)に行っていたのですが・・・。」 「少しずつ適応指導教室(フリースクール)に行く回数が減って・・・。」 「最近は全く行かなくなってしまいました。」
→「適応指導教室やフリースクール」についてはコチラをご覧下さい。
最初は「別室(保健室)」や「好きな授業」、「適応指導教室」や「フリースクール」に行ってた子どもが、少しずつ行かなくなるのは何故でしょう。
この答えは、そんなに難しい物ではありません。
単純に「別室(保健室)」や「好きな授業」、「適応指導教室」や「フリースクール」での対応に問題があるからです。
それでは、どのような対応が問題なのでしょう?
問題の対応は下記の対応となります。
「子どもの意志を尊重する対応」 「自己決定を大切にする対応」 「ムリをさせない対応」 「叱らない、起こらない、指導しない対応」
子どもたちが不登校になってしまうのには理由があります。
最初に不登校になってしまった時の子どもは下記のように考えています。
「学校に行かなきゃ行けないのに・・・・。」 「でも、怖くて、不安で行けない・・・・。」
※ 不登校期間が長いお子さんや、不登校を繰り返すお子さんの場合、このような気持ちは薄れているのが現状です。
特に「いじめ」や「無視」など、学校に居場所がない状態であれば、「怖い」「不安」と感じるのは仕方のないことです。
当然、親としても「ムリに登校を促す」ことはしないでしょう。
不登校になった理由があるとは言え、何もせずに家でダラダラしているのはよくありません。
不登校の子どもも、中途半端な状態にイライラすることでしょう。
そこで、学校の先生、スクールカウンセラーさんや相談員さんに相談をすると、「別室登校(保健室登校)」や「適応指導教室」「フリースクール」を勧められたりします。
親御さんは家に帰り、不登校の子どもに「別室登校(保健室登校)」や「適応指導教室」「フリースクール」を勧めます。
現在の状況に対して不安を持っている不登校のお子さんは、親御さんや先生の提案を受け入れ「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行くことを決めます。
もちろん、不登校の子どもの中には「それらの施設」を拒否する子どももいます。
「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」への登校を拒否する子どもに対し、親や学校の先生、スクールカウンセラーや相談員さんは、このように言ったりします。
「来たいと思ったときにくればいいよ!」 「昼から来てもいいんだよ!」 「勉強はやらないから安心して!」 「一緒にカードゲームをやろうよ!」 「趣味の話しをしにくればいいよ!」など
不登校の子どもが「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に来やすいように声をかけます。
※ 実はこの声かけが「行かなくなる」理由の1つとなるのです。
もちろん、「少しでも外に出す」が目標であれば、この声かけは間違っていません。
しかし、目標が「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」から「不登校を解決する」のであれば、この声かけは間違った声かけとなるのです。
このように声をかけられても、最初の頃の子どもたちは下記のように考え行動します。
「教室には入れない・・・。」 「でも、別室(保健室)ならガンバレば行けそう。」 「別室(保健室)に行って勉強するぞ!」
「学校には行けない・・・。」 「でも、適応指導教室(フリースクール)なら行けそう。」 「適応指導教室(フリースクール)で勉強を教えてもらうぞ!」
最初は「別室登校(保健室登校)」や「適応指導教室登校」「フリースクール登校」に積極的だった子どもですが、学校の先生や相談員さんたちは、このように声をかけます。
「(遅刻して登校)ガンバってきてエラいね~!」 「でも、ムリしなくていいからね~。」 「来られる時に来れば良いからね~。」 「勉強はしなくていいからね~。」 「話しをしたり、ゲームをしたりしてもいいからね~。」
このように声をかけられ続けた子どもたちは、しだいに「別室登校(保健室登校)や「適応指導教室登校」「フリースクール登校」への意欲をなくしていきます。
そして、「その日の気分」や「体調(寝不足など)」「楽(らく)」などの基準で「別室(保健室)」「適応指導教室」「フリースクール」への登校を決めるようになってしまうのです。
最初は登校や勉強に意欲を持っていた子どもも、「子どもの意志を尊重する」「自己決定を大切にする」などの間違った対応を行うことで、急速に「やる気」を失っていきます。
「お昼ころ登校しても褒められる。」 「カードゲームをするだけで褒められる。」 「音楽を聴いているだけで褒められる。」 「勉強をしなくても何も言われない。」 「決めた日に登校しなくても怒られない。」 「やると決めた事をやらなくても認められる。」など
不登校の子どもたちはバカではありません。
自分が「サボっている」「誘惑に負けている」ことを分かっています。
本来はこの子たちには「注意をしたり」「声をかけたり」「一緒に勉強をやったり」「計画を見直したり」することが必要です。
しかし、学校の先生や相談員さん、支援員さんたちは、自分の声かけにより、不登校の子どもが「学校に来なくなる」ことを恐れ、「子どもの意志を尊重」します。
そうすれば、「子どもが来なくなった理由」は自分たちではなく、子どもにあると言えるからです。
「別室登校(保健室登校)」や「適応指導教室登校」「フリースクール登校」では、相談員さんや支援員さんと一緒にゲームをやったりします。
それには、下記のような狙いがあるのでしょう。
・自分以外の人間とゲームをすることでコミュニケーション力を高める。 ・大勢でゲームを行う楽しさに気づく。 ・一緒に何かをしたり、協力したり、相談したりすることの大切さに気づく。 ・「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に来る習慣をつける。
「狙い」としては良いのではないでしょうか?
しかし、一緒にゲームをしたり、話しをしたりすれば、この「狙い」が達成できるのでしょうか?
不登校の子どもが「トランプ」や「ウノ」などが「大好き」で、一緒にやる仲間を欲しがっていたのであればいいでしょう。
しかし、ほとんどの不登校の子どもは「スイッチ」や「スマホ」のゲームを趣味としています。
そのような子どもたちが、「トランプ」や「ウノ」にハマるでしょうか?
※ 「人狼ゲーム」や「ボブ辞典」など、盛り上がるカードゲームであれば、ハマる可能性が少し上がると思いますが・・・・。
不登校の子どもたちに対して、下記のような「縛り」があればどうでしょう。
・「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」には「必ず登校」しなければならない。
「必ず登校」という「縛り」があれば、不登校の子どもたちは、このように思うかもしれません。
「勉強するよりはトランプのがいいか!」 「仕方ないウノをやりに行くか!」
「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」の相談員さんや支援員さんは、このように言います。
このような環境のなかで、不登校の子どもたちが自分から「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行くのでしょうか?
暑い暑い夏に、汗をかいて「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行きますか?
寒い寒い冬に、震えながら「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行きますか?
涼しい(暖かい)自分の部屋で、好きなゲームで遊ぶ方が楽しいのではないですか?
気に入らなければ「すぐにブロックできる」ネットの友だちと遊ぶ方を選ぶのではないですか?
→「ネットやゲームを自由にやらせて大丈夫?」
不登校の子どもたちが「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行って自分から勉強をすることはほとんどありません。
中学3年生になると、受験を意識して勉強を始める子もいますが、ほとんどの子どもが下記のような状態です。
・自分の得意な教科だけを行う。 ・その日の気分で予定を決める。 ・やる気になった時だけやる。 ・家庭学習は行わない。 など
本来の受験勉強であれば苦手な教科を行ったり、記憶の定着のために毎日の宿題はかかせません。
しかし、このような勉強を行っている不登校の子どもたちに対して、学校の先生や相談員さん、支援員さんは下記のように声をかけます。
「勉強をやってエラいね!」 「高校に向けてガンバっているんだね!」 「これらなら高校に行っても大丈夫だね!」 「すぐに他の子に追いつくよ!」など
本当に褒めなければいけないのは、下記のような勉強をしたときなのに・・・。
・苦手な教科を勉強した。 ・毎日、継続して勉強をしている。 ・宿題や受験勉強を家庭でも行っている。 ・決めた予定を「その時の気分」で変えていない。
※ 決めた予定は「その日に自分で決めた予定」ではなく、「高校合格」の為に決めた予定です。
小学生や中学1年生、中学2年生の不登校の子どもたちに「通信制高校」や「単位制高校」の見学、体験を勧める「適応指導教室」や「フリースクール」もあります。
相談員さんや支援員さんは、不登校の子どもの心を安心させるために、体験や見学を勧めているようです。
「不登校でも大丈夫なんだよ!」 「学校に行けなくても合格できる高校があるよ!」 「ムリして学校に行かなくていいんだよ!」 「そのままの君でいいんだよ!」など
しかし、これらの言葉は逆に考えると、このように言っているのと同じ事になります。
「小学校、中学1年、中学2年で不登校になった君たち!」 「君たちには、他の子と同じ高校はムリだと思うよ!」 「残り1年(数年)では、普通の子と同じようになれないでしょ!」 「君たちには通信制高校や単位制高校が合ってるでしょ!」
静岡県にお住まいのお母さんから不登校の相談をいただきました。
中学1年生の5月から不登校になってしまったお子さんです。
お母さんが静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さったのは、このお子さんが中学1年生の3月でした。
このお子さんの状態を聞くと、お母さんは下記のように仰いました。
「最初は週に3回、適応指導教室に通っていました。」 「しかし、適応指導教室への登校は少しずつ減っていきました。」 「1学期には滞在時間が1時間ほどに減りました。」 「2学期には登校回数が週に1回に減りました。」 「3学期になってからは1回だけ登校して、その後は登校していません。」
適応指導教室の相談員さんの声かけや対応について聞きました。
「子どもの意志を尊重するように言われています。」 「登校日数が減っているので、声をかけてもらうようにお願いしました。」 「しかし、走だ人さんはこう仰いました。」
『子どもに無理強いすることは出来ません。』 『本人の意志を尊重することが大切だからです。』 『ムリヤリ登校させても、長続きはしません、』 『本人がその気になることが大切です。』 『お子さんを信じて待ちましょう。』 『心のエネルギーが溜まれば、お子さんは動きだします。』
→「不登校の間違った5つの対応」はコチラをご覧ください。
お母さんは、相談員さんの指示に従いましたが、登校日数は少しずつ減っていきました。
そして、家でゲームやスマホで1日を過ごすようになってしまったのです。
お母さんからの依頼を受け、静岡県にある不登校解決相談所では訪問カウンセリングを行いました。
しかし、最初のカウンセリングで、このお子さんから下記のような驚きの言葉を聞いたのです。
「(不登校解決相談所)先生!」 「不登校でも大丈夫なんですよ!」 「今は勉強もしなくていいんです!」
私は「なぜ、そのように思っているのか?」を聞きました。
「中学校の勉強が出来なくても高校で教えてもらえるんだよ!」 「高校から勉強をやれば、大学や専門学校にも行けるんだよ!」 「今はムリに勉強をする必要はないんだよ!」 「好きな事をして心のエネルギーを溜めるのが大切なんだよ!」 「心のエネルギーが溜まれば学校に行けるようになるから!」 「ゲームやスマホなど、好きな事をやるのが不登校解決の近道なんだよ!」
最初のカウンセリングでしたので「強い否定は」さけ、優しく間違いを指摘するにとどめました。
そして、私がお母さんに「お子さんが話しをしていた内容」を伝えると、お母さんはこう仰いました。
「それは、いつも適応指導教室の相談員さんが言っている言葉です。」 「勉強に関しては、夏休みに体験を行った単位制高校の先生の言葉だと思います。」
『中学校の勉強が出来なくて大丈夫!』 『うちの学校に入学したら、基礎の基礎から教えるからね!』 『ガンバレば大学や専門学校にも行けるからね!』
単位制高校の先生が話した内容は「中学3年生の不登校の子ども」に対してだと思います。
勉強に不安を持っている子どもに対して「一緒にガンバろう!」と声をかけてくれたのでしょう。
しかし、中学1年生のお子さんは自分に都合の良いように解釈しました。
「中学校は勉強しなくてもいい!」 「好きな事だけすればいい!」 「高校で勉強をやればいい!」 「そうすれば大学や専門学校に行ける!」
→「通信制高校の進学率、卒業率は?」コチラをご覧ください。
静岡県にお住まいの、このお子さんの不登校が解決したのは約1年後でした。
月に1回の訪問カウンセリングと親御さんへの対応の助言を行った結果です。
※ 週に1回の訪問カウンセリングを行えば半分以下の期間で解決できたと思われる事例です。
中学1年生のお子さんの心の中に出来てしまった「都合の良い考え」を変える事には、とても時間がかかりました。
具体的に行ったのは下記のような支援です。
・勉強や宿題を教え「やればできる」と言う自己効力感を高める支援。 ・通信制高校や単位制高校の「数字のトリック」についての説明。 ・不登校解決相談所が対応した「不登校の現実」の紹介。 ・「勉強はいつからでも始められる」の嘘について。など
→「通信制高校の実績は数字のトリックが使われている!」
→「勉強はいつ始めても遅くない」「やる気になれば何でもできる」はウソ!
このお子さんの能力はそれほど低くありませんでした。
ただ、「自分に都合よく考える」という「思考のクセ」を直すのには苦労しました。
最初は不登校解決相談所が対応した「現実(リアル)」を伝えても、すぐにこのように言うからです。
「大学に行けないのは、その人が怠けたからでしょ!」 「私は高校に入ったらガンバるから大丈夫!」
→「高校を2回退学するが大学合格!」コレって成功事例じゃないの?
「就職できないのは、その人がKY(空気を読めない)だからでしょ!」 「私は周りの事が良く見えるから大丈夫!」など
→「30才の元不登校の子どもの今!」年に3~5回の転職を繰り返す!
学習習慣が完全になくなってしまっていることも、不登校を解決するのに苦労したポイントです。
※ 週に1回の訪問カウンセリングであれば、不登校解決相談所が宿題や生活の支援をして「やればできる!」と思う時間を短く出来たのですが・・・。
一緒に勉強や宿題を行う時は、それほど嫌がることはありませんでした。
このお子さんの実力にあった問題集を選定し、分かりやすく教え、○付けをして褒めていたからです。
→不登校解決に必要な「先を読む対応」や「事前支援」についてはコチラをご覧ください。
しかし、学習の定着のために宿題を出しても、このお子さんはそれを行うことができません。
ついつい「楽(らく)」な方に流されてしまうからです。
また、これに対しても、このお子さんはこう行っていました。
「中学の勉強は高校からやればいいんだ!」 「勉強はいつから初めても遅くないんだ!」
静岡県にお住まいのお子さんは、中学2年生の3学期から登校を始めます。
本人は「中学3年生からガンバる」と言っていたのですが、その言葉を実現するために3学期から少しずつ登校始めさせました。
「中学3年生からは教室に戻したい!」
親御さんもこのように思ってくださったようで、中学2年生の3学期は週に1回の訪問カウンセリングをご依頼くださいました。
これにより、子どもの「怠け」や「甘え」を未然に防げるとともに、子どもの「やる気」を継続することが出来ました。
その結果、中学2年生の3月は教室に完全登校することができ、中学3年生も毎日、登校出来るようになりました。
そして、希望していた全日制高校にも合格することができたのです。
不登校の対応や支援をしていて、いつも感じるのがこのような事です。
「不登校になってすぐに相談を下されば・・・。」 「そうすれば、正しい対応をお伝えできたのに・・・。」 「子どもも親も苦労ししなくてすんだのに・・・。」
さらには、このように思うこともあります。
「学校の先生やスクールカウンセラーさんが、画一的な対応をしなければ・・・。」 「1人ひとりに合った対応を考えればいいのに・・・。」 「そうすれば、子どもも親もツラい思いをしなかったのに・・・。」
教育や不登校の専門家ではない親御さんが、ネットや本、学校の先生やスクールカウンセラーさんの言葉を信じてしまうのは仕方のないことです。
そのほとんどが「不登校期間が長い」お子さんです。
さらに言うと、学校の先生やスクールカウンセラーさん、適応指導教室の相談員さんや民間の専門機関で不登校が解決しなかったお子さんです。
静岡県にある不登校解決相談所で不登校が解決した親御さんは、みなさんこのように仰ってくださいます。
「もっと早く不登校解決相談所に相談をすれば良かった!」
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
24/09/15
24/09/12
TOP
何も言われないのであれば家のが楽(らく)じゃない?
1.別室や保健室、フリースクールに行かなくなった!
2.少しずつ別室などに行かなくなる理由は?
3.最初に不登校になったときは不安で・・・
4.不登校の初期であれば適応指導教室などに行きやすい
5.フリースクールなどの目標は何?不登校解決?
6.不登校初期の子どもは別室などでガンバろうとする
7.その日の気分や楽(らく)で登校を決めるようになる
8.「決めたことをやらない」でも「怒られない」で良いの?
9.適応指導教室などでカードゲームをする理由は?
10.トランプをしにフリースクールなどに行く?
11.暑い中(寒い中)自分からフリースクールなどに行きますか?
12.適応指導教室などで勉強をする子を褒めていいの?
13.小6、中1、2に通信制高校の体験をさせていいの?
14.最初は適応指導教室に通っていた中1の不登校
15.登校日数が「減る」or「増える」も子どもに任せていいの?
16.「勉強はしなくても高校や大学に行ける!」(不登校の中1)
17.体験をした通信制高校の先生の言葉を鵜呑みに!
18.勉強や生活リズムの支援と現実の事例などの説明
19.楽(らく)をしても自分に都合良く解釈する不登校の子
20.中学2年生の3学期に不登校解決!希望校合格!
21.「もっと早く不登校解決相談所に相談をすれば良かった!」
※ 適応指導教室とフリースクースは似た部分が多くある「別の施設」です。
1.別室や保健室、フリースクールに行かなくなった!
静岡県にある不登校解決相談所には、全国から年間1000件以上の相談が寄せられます。
その中で多いのがこのような相談です。
「最初は別室登校をしていました。」
「好きな授業にも参加していたのですが・・・。」
「少しずつ欠席が増え・・・。」
「最近は、全く学校に行かなくなってしまいました。」
→間違った7つの思い込み「別室登校(保健室登校)すれば不登校は解決する」
同様にこのような相談も多くいただきます。
「子どもが学校に行けないと言うので、適応指導教室(フリースクール)に行くことになりました。」
「最初は適応指導教室(フリースクール)に行っていたのですが・・・。」
「少しずつ適応指導教室(フリースクール)に行く回数が減って・・・。」
「最近は全く行かなくなってしまいました。」
→「適応指導教室やフリースクール」についてはコチラをご覧下さい。
2.少しずつ別室などに行かなくなる理由は?
最初は「別室(保健室)」や「好きな授業」、「適応指導教室」や「フリースクール」に行ってた子どもが、少しずつ行かなくなるのは何故でしょう。
この答えは、そんなに難しい物ではありません。
単純に「別室(保健室)」や「好きな授業」、「適応指導教室」や「フリースクール」での対応に問題があるからです。
それでは、どのような対応が問題なのでしょう?
問題の対応は下記の対応となります。
「子どもの意志を尊重する対応」
「自己決定を大切にする対応」
「ムリをさせない対応」
「叱らない、起こらない、指導しない対応」
3.最初に不登校になったときは不安で・・・
子どもたちが不登校になってしまうのには理由があります。
最初に不登校になってしまった時の子どもは下記のように考えています。
「学校に行かなきゃ行けないのに・・・・。」
「でも、怖くて、不安で行けない・・・・。」
※ 不登校期間が長いお子さんや、不登校を繰り返すお子さんの場合、このような気持ちは薄れているのが現状です。
特に「いじめ」や「無視」など、学校に居場所がない状態であれば、「怖い」「不安」と感じるのは仕方のないことです。
当然、親としても「ムリに登校を促す」ことはしないでしょう。
4.不登校の初期であれば適応指導教室などに行きやすい
不登校になった理由があるとは言え、何もせずに家でダラダラしているのはよくありません。
不登校の子どもも、中途半端な状態にイライラすることでしょう。
そこで、学校の先生、スクールカウンセラーさんや相談員さんに相談をすると、「別室登校(保健室登校)」や「適応指導教室」「フリースクール」を勧められたりします。
親御さんは家に帰り、不登校の子どもに「別室登校(保健室登校)」や「適応指導教室」「フリースクール」を勧めます。
現在の状況に対して不安を持っている不登校のお子さんは、親御さんや先生の提案を受け入れ「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行くことを決めます。
もちろん、不登校の子どもの中には「それらの施設」を拒否する子どももいます。
5.フリースクールなどの目標は何?不登校解決?
「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」への登校を拒否する子どもに対し、親や学校の先生、スクールカウンセラーや相談員さんは、このように言ったりします。
「来たいと思ったときにくればいいよ!」
「昼から来てもいいんだよ!」
「勉強はやらないから安心して!」
「一緒にカードゲームをやろうよ!」
「趣味の話しをしにくればいいよ!」など
不登校の子どもが「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に来やすいように声をかけます。
※ 実はこの声かけが「行かなくなる」理由の1つとなるのです。
もちろん、「少しでも外に出す」が目標であれば、この声かけは間違っていません。
しかし、目標が「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」から「不登校を解決する」のであれば、この声かけは間違った声かけとなるのです。
6.不登校初期の子どもは別室などでガンバろうとする
「来たいと思ったときにくればいいよ!」
「昼から来てもいいんだよ!」
「勉強はやらないから安心して!」
「一緒にカードゲームをやろうよ!」
「趣味の話しをしにくればいいよ!」など
このように声をかけられても、最初の頃の子どもたちは下記のように考え行動します。
「教室には入れない・・・。」
「でも、別室(保健室)ならガンバレば行けそう。」
「別室(保健室)に行って勉強するぞ!」
「学校には行けない・・・。」
「でも、適応指導教室(フリースクール)なら行けそう。」
「適応指導教室(フリースクール)で勉強を教えてもらうぞ!」
7.その日の気分や楽(らく)で登校を決めるようになる
最初は「別室登校(保健室登校)」や「適応指導教室登校」「フリースクール登校」に積極的だった子どもですが、学校の先生や相談員さんたちは、このように声をかけます。
「(遅刻して登校)ガンバってきてエラいね~!」
「でも、ムリしなくていいからね~。」
「来られる時に来れば良いからね~。」
「勉強はしなくていいからね~。」
「話しをしたり、ゲームをしたりしてもいいからね~。」
このように声をかけられ続けた子どもたちは、しだいに「別室登校(保健室登校)や「適応指導教室登校」「フリースクール登校」への意欲をなくしていきます。
そして、「その日の気分」や「体調(寝不足など)」「楽(らく)」などの基準で「別室(保健室)」「適応指導教室」「フリースクール」への登校を決めるようになってしまうのです。
8.「決めたことをやらない」でも「怒られない」で良いの?
最初は登校や勉強に意欲を持っていた子どもも、「子どもの意志を尊重する」「自己決定を大切にする」などの間違った対応を行うことで、急速に「やる気」を失っていきます。
「お昼ころ登校しても褒められる。」
「カードゲームをするだけで褒められる。」
「音楽を聴いているだけで褒められる。」
「勉強をしなくても何も言われない。」
「決めた日に登校しなくても怒られない。」
「やると決めた事をやらなくても認められる。」など
不登校の子どもたちはバカではありません。
自分が「サボっている」「誘惑に負けている」ことを分かっています。
本来はこの子たちには「注意をしたり」「声をかけたり」「一緒に勉強をやったり」「計画を見直したり」することが必要です。
しかし、学校の先生や相談員さん、支援員さんたちは、自分の声かけにより、不登校の子どもが「学校に来なくなる」ことを恐れ、「子どもの意志を尊重」します。
そうすれば、「子どもが来なくなった理由」は自分たちではなく、子どもにあると言えるからです。
9.適応指導教室などでカードゲームをする理由は?
「別室登校(保健室登校)」や「適応指導教室登校」「フリースクール登校」では、相談員さんや支援員さんと一緒にゲームをやったりします。
それには、下記のような狙いがあるのでしょう。
・自分以外の人間とゲームをすることでコミュニケーション力を高める。
・大勢でゲームを行う楽しさに気づく。
・一緒に何かをしたり、協力したり、相談したりすることの大切さに気づく。
・「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に来る習慣をつける。
「狙い」としては良いのではないでしょうか?
しかし、一緒にゲームをしたり、話しをしたりすれば、この「狙い」が達成できるのでしょうか?
10.トランプをしにフリースクールなどに行く?
不登校の子どもが「トランプ」や「ウノ」などが「大好き」で、一緒にやる仲間を欲しがっていたのであればいいでしょう。
しかし、ほとんどの不登校の子どもは「スイッチ」や「スマホ」のゲームを趣味としています。
そのような子どもたちが、「トランプ」や「ウノ」にハマるでしょうか?
※ 「人狼ゲーム」や「ボブ辞典」など、盛り上がるカードゲームであれば、ハマる可能性が少し上がると思いますが・・・・。
不登校の子どもたちに対して、下記のような「縛り」があればどうでしょう。
・「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」には「必ず登校」しなければならない。
「必ず登校」という「縛り」があれば、不登校の子どもたちは、このように思うかもしれません。
「勉強するよりはトランプのがいいか!」
「仕方ないウノをやりに行くか!」
11.暑い中(寒い中)自分からフリースクールなどに行きますか?
「来たいと思ったときにくればいいよ!」
「昼から来てもいいんだよ!」
「勉強はやらないから安心して!」
「一緒にカードゲームをやろうよ!」
「趣味の話しをしにくればいいよ!」など
「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」の相談員さんや支援員さんは、このように言います。
このような環境のなかで、不登校の子どもたちが自分から「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行くのでしょうか?
暑い暑い夏に、汗をかいて「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行きますか?
寒い寒い冬に、震えながら「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行きますか?
涼しい(暖かい)自分の部屋で、好きなゲームで遊ぶ方が楽しいのではないですか?
気に入らなければ「すぐにブロックできる」ネットの友だちと遊ぶ方を選ぶのではないですか?
→「ネットやゲームを自由にやらせて大丈夫?」
12.適応指導教室などで勉強をする子を褒めていいの?
不登校の子どもたちが「別室(保健室)」や「適応指導教室」「フリースクール」に行って自分から勉強をすることはほとんどありません。
中学3年生になると、受験を意識して勉強を始める子もいますが、ほとんどの子どもが下記のような状態です。
・自分の得意な教科だけを行う。
・その日の気分で予定を決める。
・やる気になった時だけやる。
・家庭学習は行わない。 など
本来の受験勉強であれば苦手な教科を行ったり、記憶の定着のために毎日の宿題はかかせません。
しかし、このような勉強を行っている不登校の子どもたちに対して、学校の先生や相談員さん、支援員さんは下記のように声をかけます。
「勉強をやってエラいね!」
「高校に向けてガンバっているんだね!」
「これらなら高校に行っても大丈夫だね!」
「すぐに他の子に追いつくよ!」など
本当に褒めなければいけないのは、下記のような勉強をしたときなのに・・・。
・苦手な教科を勉強した。
・毎日、継続して勉強をしている。
・宿題や受験勉強を家庭でも行っている。
・決めた予定を「その時の気分」で変えていない。
※ 決めた予定は「その日に自分で決めた予定」ではなく、「高校合格」の為に決めた予定です。
13.小6、中1、2に通信制高校の体験をさせていいの?
小学生や中学1年生、中学2年生の不登校の子どもたちに「通信制高校」や「単位制高校」の見学、体験を勧める「適応指導教室」や「フリースクール」もあります。
相談員さんや支援員さんは、不登校の子どもの心を安心させるために、体験や見学を勧めているようです。
「不登校でも大丈夫なんだよ!」
「学校に行けなくても合格できる高校があるよ!」
「ムリして学校に行かなくていいんだよ!」
「そのままの君でいいんだよ!」など
しかし、これらの言葉は逆に考えると、このように言っているのと同じ事になります。
「小学校、中学1年、中学2年で不登校になった君たち!」
「君たちには、他の子と同じ高校はムリだと思うよ!」
「残り1年(数年)では、普通の子と同じようになれないでしょ!」
「君たちには通信制高校や単位制高校が合ってるでしょ!」
14.最初は適応指導教室に通っていた中1の不登校
静岡県にお住まいのお母さんから不登校の相談をいただきました。
中学1年生の5月から不登校になってしまったお子さんです。
お母さんが静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さったのは、このお子さんが中学1年生の3月でした。
このお子さんの状態を聞くと、お母さんは下記のように仰いました。
「最初は週に3回、適応指導教室に通っていました。」
「しかし、適応指導教室への登校は少しずつ減っていきました。」
「1学期には滞在時間が1時間ほどに減りました。」
「2学期には登校回数が週に1回に減りました。」
「3学期になってからは1回だけ登校して、その後は登校していません。」
15.登校日数が「減る」or「増える」も子どもに任せていいの?
適応指導教室の相談員さんの声かけや対応について聞きました。
「子どもの意志を尊重するように言われています。」
「登校日数が減っているので、声をかけてもらうようにお願いしました。」
「しかし、走だ人さんはこう仰いました。」
『子どもに無理強いすることは出来ません。』
『本人の意志を尊重することが大切だからです。』
『ムリヤリ登校させても、長続きはしません、』
『本人がその気になることが大切です。』
『お子さんを信じて待ちましょう。』
『心のエネルギーが溜まれば、お子さんは動きだします。』
→「不登校の間違った5つの対応」はコチラをご覧ください。
お母さんは、相談員さんの指示に従いましたが、登校日数は少しずつ減っていきました。
そして、家でゲームやスマホで1日を過ごすようになってしまったのです。
16.「勉強はしなくても高校や大学に行ける!」(不登校の中1)
お母さんからの依頼を受け、静岡県にある不登校解決相談所では訪問カウンセリングを行いました。
しかし、最初のカウンセリングで、このお子さんから下記のような驚きの言葉を聞いたのです。
「(不登校解決相談所)先生!」
「不登校でも大丈夫なんですよ!」
「今は勉強もしなくていいんです!」
私は「なぜ、そのように思っているのか?」を聞きました。
「中学校の勉強が出来なくても高校で教えてもらえるんだよ!」
「高校から勉強をやれば、大学や専門学校にも行けるんだよ!」
「今はムリに勉強をする必要はないんだよ!」
「好きな事をして心のエネルギーを溜めるのが大切なんだよ!」
「心のエネルギーが溜まれば学校に行けるようになるから!」
「ゲームやスマホなど、好きな事をやるのが不登校解決の近道なんだよ!」
17.体験をした通信制高校の先生の言葉を鵜呑みに!
最初のカウンセリングでしたので「強い否定は」さけ、優しく間違いを指摘するにとどめました。
そして、私がお母さんに「お子さんが話しをしていた内容」を伝えると、お母さんはこう仰いました。
「それは、いつも適応指導教室の相談員さんが言っている言葉です。」
「勉強に関しては、夏休みに体験を行った単位制高校の先生の言葉だと思います。」
『中学校の勉強が出来なくて大丈夫!』
『うちの学校に入学したら、基礎の基礎から教えるからね!』
『ガンバレば大学や専門学校にも行けるからね!』
単位制高校の先生が話した内容は「中学3年生の不登校の子ども」に対してだと思います。
勉強に不安を持っている子どもに対して「一緒にガンバろう!」と声をかけてくれたのでしょう。
しかし、中学1年生のお子さんは自分に都合の良いように解釈しました。
「中学校は勉強しなくてもいい!」
「好きな事だけすればいい!」
「高校で勉強をやればいい!」
「そうすれば大学や専門学校に行ける!」
→「通信制高校の進学率、卒業率は?」コチラをご覧ください。
18.勉強や生活リズムの支援と現実の事例などの説明
静岡県にお住まいの、このお子さんの不登校が解決したのは約1年後でした。
月に1回の訪問カウンセリングと親御さんへの対応の助言を行った結果です。
※ 週に1回の訪問カウンセリングを行えば半分以下の期間で解決できたと思われる事例です。
中学1年生のお子さんの心の中に出来てしまった「都合の良い考え」を変える事には、とても時間がかかりました。
具体的に行ったのは下記のような支援です。
・勉強や宿題を教え「やればできる」と言う自己効力感を高める支援。
・通信制高校や単位制高校の「数字のトリック」についての説明。
・不登校解決相談所が対応した「不登校の現実」の紹介。
・「勉強はいつからでも始められる」の嘘について。など
→「通信制高校の実績は数字のトリックが使われている!」
→「勉強はいつ始めても遅くない」「やる気になれば何でもできる」はウソ!
このお子さんの能力はそれほど低くありませんでした。
ただ、「自分に都合よく考える」という「思考のクセ」を直すのには苦労しました。
最初は不登校解決相談所が対応した「現実(リアル)」を伝えても、すぐにこのように言うからです。
「大学に行けないのは、その人が怠けたからでしょ!」
「私は高校に入ったらガンバるから大丈夫!」
→「高校を2回退学するが大学合格!」コレって成功事例じゃないの?
「就職できないのは、その人がKY(空気を読めない)だからでしょ!」
「私は周りの事が良く見えるから大丈夫!」など
→「30才の元不登校の子どもの今!」年に3~5回の転職を繰り返す!
19.楽(らく)をしても自分に都合良く解釈する不登校の子
学習習慣が完全になくなってしまっていることも、不登校を解決するのに苦労したポイントです。
※ 週に1回の訪問カウンセリングであれば、不登校解決相談所が宿題や生活の支援をして「やればできる!」と思う時間を短く出来たのですが・・・。
一緒に勉強や宿題を行う時は、それほど嫌がることはありませんでした。
このお子さんの実力にあった問題集を選定し、分かりやすく教え、○付けをして褒めていたからです。
→不登校解決に必要な「先を読む対応」や「事前支援」についてはコチラをご覧ください。
しかし、学習の定着のために宿題を出しても、このお子さんはそれを行うことができません。
ついつい「楽(らく)」な方に流されてしまうからです。
また、これに対しても、このお子さんはこう行っていました。
「中学の勉強は高校からやればいいんだ!」
「勉強はいつから初めても遅くないんだ!」
20.中学2年生の3学期に不登校解決!希望校合格!
静岡県にお住まいのお子さんは、中学2年生の3学期から登校を始めます。
本人は「中学3年生からガンバる」と言っていたのですが、その言葉を実現するために3学期から少しずつ登校始めさせました。
「中学3年生からは教室に戻したい!」
親御さんもこのように思ってくださったようで、中学2年生の3学期は週に1回の訪問カウンセリングをご依頼くださいました。
これにより、子どもの「怠け」や「甘え」を未然に防げるとともに、子どもの「やる気」を継続することが出来ました。
その結果、中学2年生の3月は教室に完全登校することができ、中学3年生も毎日、登校出来るようになりました。
そして、希望していた全日制高校にも合格することができたのです。
21.「もっと早く不登校解決相談所に相談をすれば良かった!」
不登校の対応や支援をしていて、いつも感じるのがこのような事です。
「不登校になってすぐに相談を下されば・・・。」
「そうすれば、正しい対応をお伝えできたのに・・・。」
「子どもも親も苦労ししなくてすんだのに・・・。」
さらには、このように思うこともあります。
「学校の先生やスクールカウンセラーさんが、画一的な対応をしなければ・・・。」
「1人ひとりに合った対応を考えればいいのに・・・。」
「そうすれば、子どもも親もツラい思いをしなかったのに・・・。」
教育や不登校の専門家ではない親御さんが、ネットや本、学校の先生やスクールカウンセラーさんの言葉を信じてしまうのは仕方のないことです。
静岡県にある不登校解決相談所には、全国から年間1000件以上の相談が寄せられます。
そのほとんどが「不登校期間が長い」お子さんです。
さらに言うと、学校の先生やスクールカウンセラーさん、適応指導教室の相談員さんや民間の専門機関で不登校が解決しなかったお子さんです。
静岡県にある不登校解決相談所で不登校が解決した親御さんは、みなさんこのように仰ってくださいます。
「もっと早く不登校解決相談所に相談をすれば良かった!」
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
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電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14