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不登校の子どもが中学卒業後、通信制高校(サポート校含む)へ!卒業できる?進学できる?就職出来る?
※ 表や数字だけを見て判断せず、最後までお読みいただき考えて下さい。
1.高校からガンバると言っていたのに・・・ 2.授業進度や人間関係で全日制高校で不登校に 3.留年が決まり退学!通信制高校に転校! 4.通信制高校の進路を調べると「良い結果」ばかり・・・ 5.通信制高校を卒業するのは簡単!テストも受ければOK! 6.不登校経験からレポートや出席から逃げる傾向が! 7.「勉強をやるよ!」と言われたから通信制高校をやめる? 8.通信制高校の成績は「オール4」以上の子が多いけど・・・ 9.通信制高校からの大学合格には英検は必須! 10.自分でハローワークに通い就職を探す 11.仕事内容にこだわらなければ就職はできる 12.通信制高校の方が就職率が高い?(数字のトリック) 13.通信制高校の「その他38%」って何? 14.%ではなく卒業生の人数で比べて! 15.人数で見ると「進学は1/40」「就職は1/18」だけ 16.何も考えずFラン大学に行くのは危険! 17.最初に出身大学でふるい落とす(学歴フィルター) 18.出身大学で申し込み「できる」or「できない」が決まる! 19.学歴フィルターは男女差別と一緒? 20.大学合格には2000~4000時間の勉強が必要! 21.通信制高校がダメなわけではない! 22.3Kの仕事をイヤだと思う気持ちはおかしくない 23.高校生の不登校相談が増加している理由 24.年齢が低いほど不登校はすぐに解決する!
静岡県にある不登校解決相談所には、高校生の相談が多く寄せられます。
半分は通信制高校(サポート校含む)や定時制高校のお子さんの相談で、半分は全日制高校のお子さんの相談です。
通信制高校(サポート校含む)や定時制高校のお子さんの相談を下さるお母さん方のほとんどが、このように仰います。
「高校からはガンバルと言っていました。」 「4月からは毎日、登校すると言っていました。」 「ただ、○日は登校したのですが・・・・。」 「結局、不登校に戻ってしまいました。」
このようなお子さんたちのほとんどが、中学校を不登校のまま卒業しています。
(完全不登校ではないお子さんもいますが・・・・。)
※ 不登校のまま(不登校を経験して)、全日制高校に進学したお子さんの場合、通信制高校(サポート校含む)や定時制高校の子どもと同じタイプとなります。
全日制高校で不登校になってしまうお子さんには以下のような特徴があります。
・中学時代はそれほど努力をしなくても良い成績をとることができた。 ・進学先の高校を決めるとき、高校の様子、授業進度、自分の性格などを考えずに決めてしまった。 ・進学校に入学後、授業進度の速さ、課題や宿題の多さについて行けなくなった。 ・能力はあるため努力をすれば付いていけるのだが・・・。 ・テストで悪い点を取る自分、通信票で赤点をとる自分を見たくなかった。
(見たくないのでテストを受けず、不登校を選んでしまいます。)
※ 当然、人間関係で不登校になってしまう子どももいますが、少しでも休んでしまうと授業について行けなくなるため、プライドがジャマをして復帰が難しくなります。
このようなお子さんたちは、理解する力が高いため授業内容は理解していることが多いようです。
しかし、高校の授業内容は中学校と違い、内容が多い(深い)ため、宿題や復習による確認と定着が必要となります。
その部分ができないため、徐々に授業の内容も分からなくなってしまい、不登校になってしまうのです。
通信制高校(サポート校含む)や定時制高校には、留年や学年という概念がありません。
(通信制高校の中には、学年制を使用している学校もあります。)
もちろん、単位を落とせば3年で卒業することはできません。
全日制高校には留年がありますので、単位を落とせば進級は出来ません。
しかし、1つ下の子どもたちと同じ学年になることを嫌がる子はたくさんいます。
そのため、留年を選ばす、退学を選ぶ子どもがほとんどです。
そして、退学した後は通信制高校(サポート校含む)に転学するのです。
ネットで通信制高校(サポート校含む)の「卒業」「進学」「就職」と調べると、ほとんどのHPが文部科学省の調査を引用し、このように書いてあります。
※ 文部科学省の調査結果はしっかりと読み込まないと勘違いを産みます。
→文部科学省のデータを間違って読み解いている例①はコチラ
→文部科学省のデータを間違って読み解いている例②はコチラ
「全日制高校とそれほど変わりがありません。」 「卒業は難しくありません。」 「大学進学も大丈夫です。」 「就職率もそれほど変わりません。」 「通信制高校(サポート校含む)の悪いイメージが、誤解を招いているのです。」
ほとんどのHPがメリットを強調していることに気づくはずです。
ただ、その時に「必ず確認」をして欲しいポイントがコレです。
「そのHPの作成者(作成会社)は誰?どこ?」
通信制高校(サポート校含む)のメリットが強調されているHPの作成者(作成会社)は「通信制高校(サポート校含む)」や「通信制高校(サポート校含む)を薦める会社」がほとんどです。
当然、自分たちの学校や会社が不利になる記事を書くことはありません。
通信制高校(サポート校含む)を卒業することは難しくありません。
提出する課題(レポート)も難しくありません。
課題の問題も難しくありませんし、解答を見つけるのも難しくありません。
テストも難しくありません。
(点数は関係なく受ければ合格するという通信制高校も多くあります。)
「高校卒業」という資格を得ることが目標であれば、全日制高校と比べて圧倒的に簡単です。
しかし、現実には3年で卒業できない子どもが多いですし、やめてしまう子も多くいます。
公立の通信制学校では、その傾向が顕著に表れます。
もちろん、手厚い対応をしてくれる私立の通信制高校(サポート校含む)でも、3年で卒業できない子どもも多いですし、やめてしまう子も多くいます。
全日制高校と違い、圧倒的に簡単に卒業出来る通信制高校(サポート校含む)や定時制高校ですが、なぜ、3年で卒業できる子、やめてしまう子が多いのでしょうか?
理由は想像できるのではないでしょうか?
中学校時代を不登校のまま卒業し、通信制高校(サポート校含む)や定時制高校に進学した子どもは、このように考えています。
「高校からはガンバルぞ!」 「4月から、毎日、学校に行くぞ!」
しかし、不登校の生活が長く続いていたため、体が言うことを聞いてくれません。
また、不登校生活の中で「自己決定」「意思尊重」と言う言葉を隠れ蓑に、「苦手な事」「面倒な事」を避けてきた子どもも多くいます。
当然、体が疲れたり、少しでもイヤな事があったとき、不登校の子どもたちは、下記のような選択をします。
「学校には行かない!」
「通信制高校でガンバル!」 「4月から、毎日、学校に行く!」
静岡県にある不登校解決相談所には、このように言っていた子どもたちが「通信制高校(サポート校含む)に行かなくなった」と言う相談をたくさんいただきます。
そんな子どもたちに、通信制高校(サポート校含む)に行かなくなった理由を聞きます。
すると、子どもたちはこのように言ってきました。
「先生に課題をやるように言われた。」
(実際は「予定より遅れているから、毎日、家でもやろう!」と言ったそうです。)
「先生に無視される。」
(その時は、先生が忙しく「後にして」と言ってしまったそうです。)
「先生が勉強をやるように言ってきた。」 (登校してもスマホをしていたので「勉強するよ!」と先生が声をかけたそうです。)
「通信制高校(サポート校含む)というシステムが自分に合っていない。」 (「自分がやりたいときに課題をやりたい!」「期限に縛られたくない!」と言っていました。)
「友だちに無視される。」 (友だちや先生が話しかけてくれるのが当たり前と思っていたようです。) (その子が自分から友だちに話しかけたことはなかったようです。)
「ネットの友だちの通信制高校(サポート校含む)はもっと楽だと言っていた。」 (週に1回の登校や課題を毎日やるのがツラいと言っていました。)
大学への進学はどうでしょう?
通信制高校(サポート校含む)の学習内容で、大学に合格できるのでしょうか?
通信制高校(サポート校含む)にも成績というものがあります。
全日制高校と同様に5段階で評価する学校が多いようです。
ただ、通信制高校(サポート校含む)の成績はレポート(課題)によって決まる場合がほとんどです。
当然、良いレポート(課題)を作成すれば「5」もらうことができます。
私立の通信制高校(サポート校含む)の中には、レポート(課題)を提出するだけで「5」をもらうことができる学校も少なくありません。
同様にテストの点数に関係なく「5」をもらうことができる学校もあります。
そのため、良くも悪くも、成績の平均が「4.5以上」の子が多くいます。
→「通信制高校(サポート校含む)からの大学進学」を詳しく知りたい方はコチラ
全日制高校で「オール4」や「平均4.5以上」の成績を取るのは大変なことです。
しかし、通信制高校(サポート校含む)(補助校含む)では、それほど難しくないのが現状です。
それでは、全日制高校に行くより、通信制高校(サポート校含む)に行った方が大学受験で有利になるのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
逆に「成績の付け方が曖昧」という観点から、英検や数検などの合格が必須になる場合があります。
大学としてみれば、「通信制高校(サポート校含む)の成績」より「英検」や「数検」などの一般検定の方が信頼できるということです。
もちろん、高校3年生で本当に「4以上」の実力があるのであれば、英検2級や数検2級は苦労せずに取得できるでしょう。
(英検2級は高校卒業程度の学力、数検2級は高校2年生程度の学力の証明となります。)
しかし、通信制高校(サポート校含む)を卒業して英検2級や数検2級を取れる子はほとんどいないのが現状です。
逆に考えると、通信制高校(サポート校含む)に行きながら英検2級や数検2級の取得ができているのであれば、大学の合格確率も高いという証明になります。
就職を考えた場合でも、通信制高校(サポート校含む)や定時制高校より、全日制高校の方が有利であることは間違いありません。
なぜなら、全日制高校には伝統と信頼があり、たくさんの先輩がいるからです。
ほとんどの通信制高校(サポート校含む)や定時制高校には、企業との繋がりがありません。
(全てではありませんが、全日制高校の繋がりとは比べものになりません。)
そのため、通信制高校(サポート校含む)には「求人票」が送られてくることが、ほとんどないのが現状です。
それでは、どのようにして就職が決まるのでしょう?
通信制高校(サポート校含む)から就職を考えた場合、選ぶべき道は下記の3つとなります。
① 自分でハローワークに通い仕事を探す。 ② 親や親戚の繋がりのある会社に相談をする。 ③ パートやアルバイト、研修期間を経て正式採用を目指す。
正社員にこだわらなければ、お金を稼ぐことはできるでしょう。
また、仕事内容にこだわらなければ、就職することもできるでしょう。
しかし、簡単に就職できる仕事は肉体的に疲労が溜まる仕事が多いのが現状です。
いわゆる、3K(きつい、きたない、危険)と言われる仕事です。
(最近では「きつい」「帰れない」「給料が安い」を新3Kと呼んだりします。)
お子さんはこのような仕事について、生活する(お金を稼ぐ)気持ちはありますでしょうか?
また、このような仕事を続けられると思いますでしょうか?
前出した通信制高校(サポート校含む)のメリットが多く書いてあるHPには、このような資料が載っていることがあります。
この調査結果は文部科学省が出しているものですので、ウソの数値ではありません。
確かに結果を見ると、親御さんや不登校の子どもがこう思ってしまうのは仕方ありません。
「全日制高校より、通信制高校(サポート校含む)のほうが就職率が高い!」 「全日制と通信制で、差はほとんどないんだ!」 「通信制高校(サポート校含む)でも就職は大丈夫なんだ!」
しかし、これは「数字のトリック」にだまされている証明となります。
同じ調査結果には、全日制高校と通信制高校(サポート校含む)の進学率やその他の結果もあります。
それを%にした表が下記の表です。
これを見ると、少し印象が変わりのではないでしょうか?
なにより驚くのが、「就職」「進学」以外の「その他」という項目です。
その他数字は「予備校」「家事手伝い」「アルバイト」「病気」など「就職」「進学」以外の現状が入ります。
全日制高校の「その他」が約5%なのに対して、通信制高校(サポート校含む)(補助校含む)の「その他」が約38%というのが気になります。
それでも、このように仰る親御さんは多くいます。
「その他は多いけど、進学と就職を合わせたら約60%なんでしょ!」 「全日制と比べて、そこまで悪いとは思いません!」
最後に、同じ調査結果を%ではなく、人数で表したものがあります。
この調査の対象になったのは、全日制高校の「約103万人」と通信制高校(サポート校含む)の「約5万人」です。
その中で「進学」した子どもは全日制高校が「約80万人」、通信制高校(サポート校含む)は「約2万人」です。
同様に「就職」した子どもは全日制高校が「約18万人」、通信制高校(サポート校含む)が「1万人」です。
また、「その他」の子どもを見ると、全日制高校が「約5万人」、通信制高校(サポート校含む)が「約2万人」です。
「%」で見ると、全日制高校も通信制高校(サポート校含む)の「就職率」はほとんど同じように思ってしまいます。
しかし、人数で見るとどうでしょう?
進学に関しては「40倍」、就職に関しては「18倍」の差があるのです。
さらに言うと、全体の人数が「20倍」の差があるにも関わらず、その他に関してはたったの「2倍」しかありません。
はたして、この調査結果を見て下記のように言えるのでしょうか?
「全日制高校と通信制高校(サポート校含む)の就職はほとんど変わらない。」
通信制高校(サポート校含む)から大学に進学できたとしても、就職が有利になることはありません。
もちろん、通信制高校(サポート校含む)で勉学に励み、一般的な大学に進学できていれば、それほど問題ではありません。
しかし、このような考えでいわゆるFラン大学に入ってしまうと就職が大変になります。
(Fラン大学:面接だけで合格。受験者全員合格。ボーダーフリー大学。)
「働きたくないから大学に行こう!」 「受験勉強もしてないから入れる大学でいいや!」
もちろん、このように考えてFラン大学を選んだ子は問題ありません。
「○○大学の○○科で勉強がしたい!」 「○○先生の講義を受けたい!」 「この大学で実践的な授業を受けて力をつけたい!」など
大企業には、就職を希望する学生がたくさんいます。
当然、全員を面接したり、全員の経歴を調べることはできません。
それでは、どのように内定者を決めるのでしょう?
昔から行われているのが「学歴フィルター」です。
就職活動の最初である「会社説明会」への参加申し込みをする時点で「学歴フィルター」で選別が始まります。
大学のランクによって、説明会の日時を変えたり、申し込みを締め切ったりするのです。
実際にある話として、このような話は昔から言われています。
Fラン大学の学生が、パソコンやスマホで「A企業の会社説明会」に申し込みをしたところ、「定員オーバー」「申し込み終了」と表示されました。
それを友人である、有名大学の学生の学生に伝えると、友人はこう応えます。
「そんなことないだろ!」 「ちょっとまって。(パソコンで申し込む)」 「ほら、申し込み出来たよ!」
そこには、「申し込みを受け付けました。」の文字が表示されました。
驚いたFラン大学の学生は、友人のパソコンを借りて申し込みを行います。
しかし、画面には「定員オーバー」「申し込み終了」の文字が表示されます。
申し込みをしたとき、大学の名前でふるいにかけて選抜をするのです。
これが、学歴フィルターと言われるものです。
学歴フィルターに対して、このように言う人がいます。
「学歴で人を差別するな!」 「人権侵害だ!」 「平等に審査をしろ!」
少し前にある大学の医学部では、女子生徒の成績を意図的に低く見積もり、合格者を調整していました。
これは、「男女フィルター」と言ってもいいかもしれません。
「男」と「女」という、本人にはどうしようも出来ない性別により、成績を下げられたのです。
この事例は、完全に男女差別であって、絶対にあってはならないことです。
しかし、「男」「女」という、本人がどうしようもない問題と、出身大学という本人の努力に関する問題を同じにして良いのでしょうか?
難関大学には簡単に入ることはできません。
もちろん、それなりの大学に入ることも簡単ではありません。
難関大学に合格するには、3年間で約4000時間の勉強が必要と言われています。
学校の勉強とは別に1日2~4時間の勉強が必要なのです。
また、偏差値が50前後の大学に合格するにも、3年間で約2000時間の勉強が必要と言われています。
もちろん、努力をせずに大学に合格する人もいるでしょう。
しかし、ほとんどの学生は努力をしています。
難関大学や有名大学に合格できたということは、高校時代に「努力」をしてきたという証拠になります。
当然、会社は「努力」ができる人間を採用したいのです。
静岡県にある不登校解決相談所では、通信制高校(サポート校含む)がダメと言っているわけではありません。
また、Fラン大学が悪いと言っているわけではありません。
「何もしないで入学する。」 「イヤな事はやらない。」 「面倒なことは避ける。」 「問題を先送りにする。」など
これらの理由で通信制高校(サポート校含む)を選んだり、Fラン大学に行くことが良くないと言っているのです。
静岡県にある不登校解決相談所にはたくさんの解決実績があります。
中学3年生の3学期に相談をいただき、毎日、規則正しい生活と勉強を続けられるようになった子がいます。
このお子さんは通信制高校に進学しましたが、3年間で通信制高校を卒業し、就職することが出来ました。
また、「面倒だから通信制高校(サポート校含む)をやめる!」と言っていた子どもの支援もたくさんしています。
最終的に、このお子さんたちは、通信制高校(サポート校含む)をやめず、希望大学に合格したり、専門学校に進学したりしました。
どのような大学を卒業したとしても、仕事を選り好みしなければ就職することはできるでしょう。
「給料は安くても良い!」 「疲れる、汚い仕事でもOK!」 「とにかく、社員なれれば何でもいい!」 「どんな仕事でもガンバル!」
このように考えて就職先を探せばいいのです。
ただ、いわゆる3K(きつい、きたない、危険)の職場になる可能性は高くなります。
しかし、子どもたちがこのように思う気持ちも分かります。
「せっかく大学に行ったんだから、こんな仕事はいやだ!」 「これじゃあ、通信制高校(サポート校含む)卒と同じじゃん!」 「パートやアルバイトをして、来年、もう1回、就活をする!」
静岡県にある不登校解決相談所には、年間1000件以上の相談が寄せられます。
10年ほど前は、相談のほとんどが小学生や中学生の相談でした。
しかし、ここ数年は相談の八割が「中学3年生~高校生」の相談となっています。
そして、残りの2割が「小学生~中学2年生」「大学生や社会人」の相談です。
これは、小中学校で不登校の対応をせず、解決を「先送り」にしたからです。
「不登校でも行ける高校があるから大丈夫!」 「待てば子どもは自分から動き出す!」 「好きな事をさせて心のエネルギーを溜める!」など
これらの対応を取った結果、高校や大学、社会に出てから「壁」に直面するのです。
先月、久しぶりに小学生の不登校相談を3件いただきました。
東京都、福岡県、愛知県に住む、小学校1年生、3年生、6年生のお子さんです。
それぞれのお子さんの状態を聞き、静岡県にある不登校解決相談所ではお子さんに合った対応をお伝えしました。
その結果、3人ともすぐに登校を開始したそうです。
相談時間にすると(無料相談含む)1時間~2時間で不登校が解決したのです。
不登校は学年が若ければ若いほど、早く解決します。
また、不登校期間が短ければ短いほど、早く解決します。
しかし、不登校の子どもの年齢が高ければ高いほど、不登校期間が長ければ長いほど、不登校の解決には時間がかかります。
小学校低学年の不登校は解決が早いですが、高校生や大学生の不登校は解決に時間がかかります。
不登校の解決に時間がかかれば、子どもや親の負担も倍増します。
そうならないように、早め早めの相談や対応をお願い致します。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
24/10/07
24/09/30
TOP
※ 表や数字だけを見て判断せず、最後までお読みいただき考えて下さい。
全日制高校と通信制高校(サポート校含む)の就職率は同じだけでど同じじゃない!
1.高校からガンバると言っていたのに・・・
2.授業進度や人間関係で全日制高校で不登校に
3.留年が決まり退学!通信制高校に転校!
4.通信制高校の進路を調べると「良い結果」ばかり・・・
5.通信制高校を卒業するのは簡単!テストも受ければOK!
6.不登校経験からレポートや出席から逃げる傾向が!
7.「勉強をやるよ!」と言われたから通信制高校をやめる?
8.通信制高校の成績は「オール4」以上の子が多いけど・・・
9.通信制高校からの大学合格には英検は必須!
10.自分でハローワークに通い就職を探す
11.仕事内容にこだわらなければ就職はできる
12.通信制高校の方が就職率が高い?(数字のトリック)
13.通信制高校の「その他38%」って何?
14.%ではなく卒業生の人数で比べて!
15.人数で見ると「進学は1/40」「就職は1/18」だけ
16.何も考えずFラン大学に行くのは危険!
17.最初に出身大学でふるい落とす(学歴フィルター)
18.出身大学で申し込み「できる」or「できない」が決まる!
19.学歴フィルターは男女差別と一緒?
20.大学合格には2000~4000時間の勉強が必要!
21.通信制高校がダメなわけではない!
22.3Kの仕事をイヤだと思う気持ちはおかしくない
23.高校生の不登校相談が増加している理由
24.年齢が低いほど不登校はすぐに解決する!
1.高校からガンバると言っていたのに・・・
静岡県にある不登校解決相談所には、高校生の相談が多く寄せられます。
半分は通信制高校(サポート校含む)や定時制高校のお子さんの相談で、半分は全日制高校のお子さんの相談です。
通信制高校(サポート校含む)や定時制高校のお子さんの相談を下さるお母さん方のほとんどが、このように仰います。
「高校からはガンバルと言っていました。」
「4月からは毎日、登校すると言っていました。」
「ただ、○日は登校したのですが・・・・。」
「結局、不登校に戻ってしまいました。」
このようなお子さんたちのほとんどが、中学校を不登校のまま卒業しています。
(完全不登校ではないお子さんもいますが・・・・。)
※ 不登校のまま(不登校を経験して)、全日制高校に進学したお子さんの場合、通信制高校(サポート校含む)や定時制高校の子どもと同じタイプとなります。
2.授業進度や人間関係で全日制高校で不登校に
全日制高校で不登校になってしまうお子さんには以下のような特徴があります。
・中学時代はそれほど努力をしなくても良い成績をとることができた。
・進学先の高校を決めるとき、高校の様子、授業進度、自分の性格などを考えずに決めてしまった。
・進学校に入学後、授業進度の速さ、課題や宿題の多さについて行けなくなった。
・能力はあるため努力をすれば付いていけるのだが・・・。
・テストで悪い点を取る自分、通信票で赤点をとる自分を見たくなかった。
(見たくないのでテストを受けず、不登校を選んでしまいます。)
※ 当然、人間関係で不登校になってしまう子どももいますが、少しでも休んでしまうと授業について行けなくなるため、プライドがジャマをして復帰が難しくなります。
このようなお子さんたちは、理解する力が高いため授業内容は理解していることが多いようです。
しかし、高校の授業内容は中学校と違い、内容が多い(深い)ため、宿題や復習による確認と定着が必要となります。
その部分ができないため、徐々に授業の内容も分からなくなってしまい、不登校になってしまうのです。
3.留年が決まり退学!通信制高校に転校!
通信制高校(サポート校含む)や定時制高校には、留年や学年という概念がありません。
(通信制高校の中には、学年制を使用している学校もあります。)
もちろん、単位を落とせば3年で卒業することはできません。
全日制高校には留年がありますので、単位を落とせば進級は出来ません。
しかし、1つ下の子どもたちと同じ学年になることを嫌がる子はたくさんいます。
そのため、留年を選ばす、退学を選ぶ子どもがほとんどです。
そして、退学した後は通信制高校(サポート校含む)に転学するのです。
4.通信制高校の進路を調べると「良い結果」ばかり・・・
ネットで通信制高校(サポート校含む)の「卒業」「進学」「就職」と調べると、ほとんどのHPが文部科学省の調査を引用し、このように書いてあります。
※ 文部科学省の調査結果はしっかりと読み込まないと勘違いを産みます。
→文部科学省のデータを間違って読み解いている例①はコチラ
→文部科学省のデータを間違って読み解いている例②はコチラ
「全日制高校とそれほど変わりがありません。」
「卒業は難しくありません。」
「大学進学も大丈夫です。」
「就職率もそれほど変わりません。」
「通信制高校(サポート校含む)の悪いイメージが、誤解を招いているのです。」
ほとんどのHPがメリットを強調していることに気づくはずです。
ただ、その時に「必ず確認」をして欲しいポイントがコレです。
「そのHPの作成者(作成会社)は誰?どこ?」
通信制高校(サポート校含む)のメリットが強調されているHPの作成者(作成会社)は「通信制高校(サポート校含む)」や「通信制高校(サポート校含む)を薦める会社」がほとんどです。
当然、自分たちの学校や会社が不利になる記事を書くことはありません。
5.通信制高校を卒業するのは簡単!テストも受ければOK!
通信制高校(サポート校含む)を卒業することは難しくありません。
提出する課題(レポート)も難しくありません。
課題の問題も難しくありませんし、解答を見つけるのも難しくありません。
テストも難しくありません。
(点数は関係なく受ければ合格するという通信制高校も多くあります。)
「高校卒業」という資格を得ることが目標であれば、全日制高校と比べて圧倒的に簡単です。
しかし、現実には3年で卒業できない子どもが多いですし、やめてしまう子も多くいます。
公立の通信制学校では、その傾向が顕著に表れます。
もちろん、手厚い対応をしてくれる私立の通信制高校(サポート校含む)でも、3年で卒業できない子どもも多いですし、やめてしまう子も多くいます。
6.不登校経験からレポートや出席から逃げる傾向が!
全日制高校と違い、圧倒的に簡単に卒業出来る通信制高校(サポート校含む)や定時制高校ですが、なぜ、3年で卒業できる子、やめてしまう子が多いのでしょうか?
理由は想像できるのではないでしょうか?
中学校時代を不登校のまま卒業し、通信制高校(サポート校含む)や定時制高校に進学した子どもは、このように考えています。
「高校からはガンバルぞ!」
「4月から、毎日、学校に行くぞ!」
しかし、不登校の生活が長く続いていたため、体が言うことを聞いてくれません。
また、不登校生活の中で「自己決定」「意思尊重」と言う言葉を隠れ蓑に、「苦手な事」「面倒な事」を避けてきた子どもも多くいます。
当然、体が疲れたり、少しでもイヤな事があったとき、不登校の子どもたちは、下記のような選択をします。
「学校には行かない!」
7.「勉強をやるよ!」と言われたから通信制高校をやめる?
「通信制高校でガンバル!」
「4月から、毎日、学校に行く!」
静岡県にある不登校解決相談所には、このように言っていた子どもたちが「通信制高校(サポート校含む)に行かなくなった」と言う相談をたくさんいただきます。
そんな子どもたちに、通信制高校(サポート校含む)に行かなくなった理由を聞きます。
すると、子どもたちはこのように言ってきました。
「先生に課題をやるように言われた。」
(実際は「予定より遅れているから、毎日、家でもやろう!」と言ったそうです。)
「先生に無視される。」
(その時は、先生が忙しく「後にして」と言ってしまったそうです。)
「先生が勉強をやるように言ってきた。」
(登校してもスマホをしていたので「勉強するよ!」と先生が声をかけたそうです。)
「通信制高校(サポート校含む)というシステムが自分に合っていない。」
(「自分がやりたいときに課題をやりたい!」「期限に縛られたくない!」と言っていました。)
「友だちに無視される。」
(友だちや先生が話しかけてくれるのが当たり前と思っていたようです。)
(その子が自分から友だちに話しかけたことはなかったようです。)
「ネットの友だちの通信制高校(サポート校含む)はもっと楽だと言っていた。」
(週に1回の登校や課題を毎日やるのがツラいと言っていました。)
8.通信制高校の成績は「オール4」以上の子が多いけど・・・
大学への進学はどうでしょう?
通信制高校(サポート校含む)の学習内容で、大学に合格できるのでしょうか?
通信制高校(サポート校含む)にも成績というものがあります。
全日制高校と同様に5段階で評価する学校が多いようです。
ただ、通信制高校(サポート校含む)の成績はレポート(課題)によって決まる場合がほとんどです。
当然、良いレポート(課題)を作成すれば「5」もらうことができます。
私立の通信制高校(サポート校含む)の中には、レポート(課題)を提出するだけで「5」をもらうことができる学校も少なくありません。
同様にテストの点数に関係なく「5」をもらうことができる学校もあります。
そのため、良くも悪くも、成績の平均が「4.5以上」の子が多くいます。
→「通信制高校(サポート校含む)からの大学進学」を詳しく知りたい方はコチラ
9.通信制高校からの大学合格には英検は必須!
全日制高校で「オール4」や「平均4.5以上」の成績を取るのは大変なことです。
しかし、通信制高校(サポート校含む)(補助校含む)では、それほど難しくないのが現状です。
それでは、全日制高校に行くより、通信制高校(サポート校含む)に行った方が大学受験で有利になるのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
逆に「成績の付け方が曖昧」という観点から、英検や数検などの合格が必須になる場合があります。
大学としてみれば、「通信制高校(サポート校含む)の成績」より「英検」や「数検」などの一般検定の方が信頼できるということです。
もちろん、高校3年生で本当に「4以上」の実力があるのであれば、英検2級や数検2級は苦労せずに取得できるでしょう。
(英検2級は高校卒業程度の学力、数検2級は高校2年生程度の学力の証明となります。)
しかし、通信制高校(サポート校含む)を卒業して英検2級や数検2級を取れる子はほとんどいないのが現状です。
逆に考えると、通信制高校(サポート校含む)に行きながら英検2級や数検2級の取得ができているのであれば、大学の合格確率も高いという証明になります。
10.自分でハローワークに通い就職を探す
就職を考えた場合でも、通信制高校(サポート校含む)や定時制高校より、全日制高校の方が有利であることは間違いありません。
なぜなら、全日制高校には伝統と信頼があり、たくさんの先輩がいるからです。
ほとんどの通信制高校(サポート校含む)や定時制高校には、企業との繋がりがありません。
(全てではありませんが、全日制高校の繋がりとは比べものになりません。)
そのため、通信制高校(サポート校含む)には「求人票」が送られてくることが、ほとんどないのが現状です。
それでは、どのようにして就職が決まるのでしょう?
通信制高校(サポート校含む)から就職を考えた場合、選ぶべき道は下記の3つとなります。
① 自分でハローワークに通い仕事を探す。
② 親や親戚の繋がりのある会社に相談をする。
③ パートやアルバイト、研修期間を経て正式採用を目指す。
11.仕事内容にこだわらなければ就職はできる
正社員にこだわらなければ、お金を稼ぐことはできるでしょう。
また、仕事内容にこだわらなければ、就職することもできるでしょう。
しかし、簡単に就職できる仕事は肉体的に疲労が溜まる仕事が多いのが現状です。
いわゆる、3K(きつい、きたない、危険)と言われる仕事です。
(最近では「きつい」「帰れない」「給料が安い」を新3Kと呼んだりします。)
お子さんはこのような仕事について、生活する(お金を稼ぐ)気持ちはありますでしょうか?
また、このような仕事を続けられると思いますでしょうか?
12.通信制高校の方が就職率が高い?(数字のトリック)
前出した通信制高校(サポート校含む)のメリットが多く書いてあるHPには、このような資料が載っていることがあります。
この調査結果は文部科学省が出しているものですので、ウソの数値ではありません。
確かに結果を見ると、親御さんや不登校の子どもがこう思ってしまうのは仕方ありません。
「全日制高校より、通信制高校(サポート校含む)のほうが就職率が高い!」
「全日制と通信制で、差はほとんどないんだ!」
「通信制高校(サポート校含む)でも就職は大丈夫なんだ!」
しかし、これは「数字のトリック」にだまされている証明となります。
13.通信制高校の「その他38%」って何?
同じ調査結果には、全日制高校と通信制高校(サポート校含む)の進学率やその他の結果もあります。
それを%にした表が下記の表です。
これを見ると、少し印象が変わりのではないでしょうか?
なにより驚くのが、「就職」「進学」以外の「その他」という項目です。
その他数字は「予備校」「家事手伝い」「アルバイト」「病気」など「就職」「進学」以外の現状が入ります。
全日制高校の「その他」が約5%なのに対して、通信制高校(サポート校含む)(補助校含む)の「その他」が約38%というのが気になります。
それでも、このように仰る親御さんは多くいます。
「その他は多いけど、進学と就職を合わせたら約60%なんでしょ!」
「全日制と比べて、そこまで悪いとは思いません!」
14.%ではなく卒業生の人数で比べて!
最後に、同じ調査結果を%ではなく、人数で表したものがあります。
この調査の対象になったのは、全日制高校の「約103万人」と通信制高校(サポート校含む)の「約5万人」です。
その中で「進学」した子どもは全日制高校が「約80万人」、通信制高校(サポート校含む)は「約2万人」です。
同様に「就職」した子どもは全日制高校が「約18万人」、通信制高校(サポート校含む)が「1万人」です。
また、「その他」の子どもを見ると、全日制高校が「約5万人」、通信制高校(サポート校含む)が「約2万人」です。
15.人数で見ると「進学は1/40」「就職は1/18」だけ
「%」で見ると、全日制高校も通信制高校(サポート校含む)の「就職率」はほとんど同じように思ってしまいます。
しかし、人数で見るとどうでしょう?
進学に関しては「40倍」、就職に関しては「18倍」の差があるのです。
さらに言うと、全体の人数が「20倍」の差があるにも関わらず、その他に関してはたったの「2倍」しかありません。
はたして、この調査結果を見て下記のように言えるのでしょうか?
「全日制高校と通信制高校(サポート校含む)の就職はほとんど変わらない。」
16.何も考えずFラン大学に行くのは危険!
通信制高校(サポート校含む)から大学に進学できたとしても、就職が有利になることはありません。
もちろん、通信制高校(サポート校含む)で勉学に励み、一般的な大学に進学できていれば、それほど問題ではありません。
しかし、このような考えでいわゆるFラン大学に入ってしまうと就職が大変になります。
(Fラン大学:面接だけで合格。受験者全員合格。ボーダーフリー大学。)
「働きたくないから大学に行こう!」
「受験勉強もしてないから入れる大学でいいや!」
もちろん、このように考えてFラン大学を選んだ子は問題ありません。
「○○大学の○○科で勉強がしたい!」
「○○先生の講義を受けたい!」
「この大学で実践的な授業を受けて力をつけたい!」など
17.最初に出身大学でふるい落とす(学歴フィルター)
大企業には、就職を希望する学生がたくさんいます。
当然、全員を面接したり、全員の経歴を調べることはできません。
それでは、どのように内定者を決めるのでしょう?
昔から行われているのが「学歴フィルター」です。
就職活動の最初である「会社説明会」への参加申し込みをする時点で「学歴フィルター」で選別が始まります。
大学のランクによって、説明会の日時を変えたり、申し込みを締め切ったりするのです。
18.出身大学で申し込み「できる」or「できない」が決まる!
実際にある話として、このような話は昔から言われています。
Fラン大学の学生が、パソコンやスマホで「A企業の会社説明会」に申し込みをしたところ、「定員オーバー」「申し込み終了」と表示されました。
それを友人である、有名大学の学生の学生に伝えると、友人はこう応えます。
「そんなことないだろ!」
「ちょっとまって。(パソコンで申し込む)」
「ほら、申し込み出来たよ!」
そこには、「申し込みを受け付けました。」の文字が表示されました。
驚いたFラン大学の学生は、友人のパソコンを借りて申し込みを行います。
しかし、画面には「定員オーバー」「申し込み終了」の文字が表示されます。
申し込みをしたとき、大学の名前でふるいにかけて選抜をするのです。
これが、学歴フィルターと言われるものです。
19.学歴フィルターは男女差別と一緒?
学歴フィルターに対して、このように言う人がいます。
「学歴で人を差別するな!」
「人権侵害だ!」
「平等に審査をしろ!」
少し前にある大学の医学部では、女子生徒の成績を意図的に低く見積もり、合格者を調整していました。
これは、「男女フィルター」と言ってもいいかもしれません。
「男」と「女」という、本人にはどうしようも出来ない性別により、成績を下げられたのです。
この事例は、完全に男女差別であって、絶対にあってはならないことです。
しかし、「男」「女」という、本人がどうしようもない問題と、出身大学という本人の努力に関する問題を同じにして良いのでしょうか?
20.大学合格には2000~4000時間の勉強が必要!
難関大学には簡単に入ることはできません。
もちろん、それなりの大学に入ることも簡単ではありません。
難関大学に合格するには、3年間で約4000時間の勉強が必要と言われています。
学校の勉強とは別に1日2~4時間の勉強が必要なのです。
また、偏差値が50前後の大学に合格するにも、3年間で約2000時間の勉強が必要と言われています。
もちろん、努力をせずに大学に合格する人もいるでしょう。
しかし、ほとんどの学生は努力をしています。
難関大学や有名大学に合格できたということは、高校時代に「努力」をしてきたという証拠になります。
当然、会社は「努力」ができる人間を採用したいのです。
21.通信制高校がダメなわけではない!
静岡県にある不登校解決相談所では、通信制高校(サポート校含む)がダメと言っているわけではありません。
また、Fラン大学が悪いと言っているわけではありません。
「何もしないで入学する。」
「イヤな事はやらない。」
「面倒なことは避ける。」
「問題を先送りにする。」など
これらの理由で通信制高校(サポート校含む)を選んだり、Fラン大学に行くことが良くないと言っているのです。
静岡県にある不登校解決相談所にはたくさんの解決実績があります。
中学3年生の3学期に相談をいただき、毎日、規則正しい生活と勉強を続けられるようになった子がいます。
このお子さんは通信制高校に進学しましたが、3年間で通信制高校を卒業し、就職することが出来ました。
また、「面倒だから通信制高校(サポート校含む)をやめる!」と言っていた子どもの支援もたくさんしています。
最終的に、このお子さんたちは、通信制高校(サポート校含む)をやめず、希望大学に合格したり、専門学校に進学したりしました。
22.3Kの仕事をイヤだと思う気持ちはおかしくない
どのような大学を卒業したとしても、仕事を選り好みしなければ就職することはできるでしょう。
「給料は安くても良い!」
「疲れる、汚い仕事でもOK!」
「とにかく、社員なれれば何でもいい!」
「どんな仕事でもガンバル!」
このように考えて就職先を探せばいいのです。
ただ、いわゆる3K(きつい、きたない、危険)の職場になる可能性は高くなります。
(最近では「きつい」「帰れない」「給料が安い」を新3Kと呼んだりします。)
しかし、子どもたちがこのように思う気持ちも分かります。
「せっかく大学に行ったんだから、こんな仕事はいやだ!」
「これじゃあ、通信制高校(サポート校含む)卒と同じじゃん!」
「パートやアルバイトをして、来年、もう1回、就活をする!」
23.高校生の不登校相談が増加している理由
静岡県にある不登校解決相談所には、年間1000件以上の相談が寄せられます。
10年ほど前は、相談のほとんどが小学生や中学生の相談でした。
しかし、ここ数年は相談の八割が「中学3年生~高校生」の相談となっています。
そして、残りの2割が「小学生~中学2年生」「大学生や社会人」の相談です。
これは、小中学校で不登校の対応をせず、解決を「先送り」にしたからです。
「不登校でも行ける高校があるから大丈夫!」
「待てば子どもは自分から動き出す!」
「好きな事をさせて心のエネルギーを溜める!」など
これらの対応を取った結果、高校や大学、社会に出てから「壁」に直面するのです。
24.年齢が低いほど不登校はすぐに解決する!
先月、久しぶりに小学生の不登校相談を3件いただきました。
東京都、福岡県、愛知県に住む、小学校1年生、3年生、6年生のお子さんです。
それぞれのお子さんの状態を聞き、静岡県にある不登校解決相談所ではお子さんに合った対応をお伝えしました。
その結果、3人ともすぐに登校を開始したそうです。
相談時間にすると(無料相談含む)1時間~2時間で不登校が解決したのです。
不登校は学年が若ければ若いほど、早く解決します。
また、不登校期間が短ければ短いほど、早く解決します。
しかし、不登校の子どもの年齢が高ければ高いほど、不登校期間が長ければ長いほど、不登校の解決には時間がかかります。
小学校低学年の不登校は解決が早いですが、高校生や大学生の不登校は解決に時間がかかります。
不登校の解決に時間がかかれば、子どもや親の負担も倍増します。
そうならないように、早め早めの相談や対応をお願い致します。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
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