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〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14(公文併設)
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不登校「負の螺旋」
子どもが不登校になり、毎日、家にいるようになると、子どもの悪いところが目につくようになります。
「朝、起きない」
「勉強をしない」
「手伝いをしない」
「ゲームばかりしている」
「テレビばかり見ている」
「ネットばかりしている」
「ユーチューブ(you-tube)ばかり見ている」
「漫画ばかり読んでいる」
「ダラダラしている」
そんな子どもをみていると注意をしたくなります。
「そんなに怠けているなら学校に行きなさい!」
(注意するのは「正しい対応」です。「間違った」対応ではありません。)
これに対して、子どもは反論します。
「行きたいのに行けないんだよ!」
「ボク(ワタシ)だって、考えているんだ!」
「友達の視線が怖いのよ!」
「何で学校に行けって言うんだよ!」
長期不登校の初期には、このような親子げんか多くなってしまいます。
親子ゲンカの後、まじめな親はこう考えます。
「あの子は心の病気なのに怒ってしまった・・・。」
「あの子もつらい思いをしているのに・・・。」
「学校に行きなさいと言ってしまった・・・。」
「私は母親失格だ!」
「私はダメな母親だ!」
(そんなことはありません。)
親子ゲンカの後、子どもの行動にも少し変化が現れます。
「学校に行けないけど、家で勉強をしよう!」
「お母さんも大変だから、手伝いでもしよう!」
「みんなが学校に行っているのに、遊びに行ってはいけない!」
子供はいろいろと自分で考え、勉強を始めたり、手伝いをしたり、外に出るのを控えたりします。
しかし、勉強や手伝いが長く続くことはありません。
次第に、勉強時間や手伝いの時間は短くなります。
反面、ネットやゲームに費やす時間はさらに長くなっていきます。
親子ゲンカの後、一時は勉強をした子どもの姿、手伝いをした子どもの姿を見て安心したお母さん。
しかし、不登校の子どもは、また怠惰な生活を始めます。
「朝、起きない」
「勉強をしない」
「手伝いをしない」
「ゲームばかりしている」
「テレビばかり見ている」
「ネットばかりしている」
「ユーチューブ(you-tube)ばかりみている」
「漫画ばかりよんでいる」
「ダラダラしている」
前回、子どもを叱った自分の行動を反省したお母さんですが、
あまりにも怠惰な子どもの態度をみていると、次第にイライラがつのります。そして、ついには再び親として子どもの態度を注意してしまいます。
(「注意する」は、不登校の小学生や中学生の子どもへの正しい対応です。何も悪くありません。)
子どもの怠惰な生活が続いているのを間近でみているお母さんは、子どもの生活態度を注意します。
「そんなに怠けているなら、学校に行きなさい!」
(「注意する」は、不登校の小学生や中学生の子どもへの正しい対応です。何も悪くありません。)
それに対して、子どもも反論します。
「行きたいのに行けないんだよ!」
「ボク(ワタシ)だって、考えているんだ!」
「学校でいじめられるのが怖いのよ!」
「何で学校に行けって言うんだよ!」
このように、再び親子ゲンカが始まってしまうのです。
親子ゲンカの後、まじめな親はこう考えます。
「また、ケンカになってしまった・・・」
「あの子は心の病気なのに怒ってしまった・・・」
「あの子もつらい思いをしているのに・・・」
「学校に行きなさいと言ってしまった・・・」
「やっぱり、私は母親失格だ!」
「私はダメな母親なんだ!」
(そんなことはありません。)
そして、お母さんはこう自分に言い聞かせます。
「あの子は心の病気なんだ」
「もう二度と怒るのはやめよう!」
親子ゲンカになってしまったことを子どもも反省します。
それでも、ついつい怠けてしまう自分に嫌気がさします。
しかし、だからといって「明日から学校に行く」とは言えません。
また、親にたいしても反感を持つようになります。
「私は病気なのに・・・」
「僕はつらいのに・・・」
「何で、お母さんは学校に行けと言うの?」
すると、不登校の子どもは、親と顔を合わせると親子ゲンカが始まってしまうことを恐れ、昼間は自分の部屋に閉じこもるようになります。そして、親が寝ている時間になると部屋をでてきて、自分の好きなことをするようになります。
この行動が続くと、昼は自分の部屋で眠り、夜に起き出す、昼夜逆転生活が始まってしまいます。
このような長期不登校「負の螺旋」に陥ってしまうことは、珍しくありません。もちろん、お母さんやお父さんが悪いわけでもありません。人間は誰でもこのような状況に置かれれば、同じ行動を取るからです。ただし、この状態が続くと以下のデメリットが生じます。
不登校の小学生や中学生、その親御さんは学校への不信感が高まります。すると学校の先生たちとの信頼関係が悪化してしまいます。これでは、不登校を解決するための効果的な対応が困難になってしまい、長期不登校「負の螺旋」を解決できなくなってしまいます。
でもご安心下さい。静岡にある「不登校解決相談所」の代表は元中学校教師です。先生たちにどのように話をすれば協力してくれるか、どうすれば信頼を回復できるかも分かっています。もちろん、「不登校解決相談所」が学校の先生と直接お話をさせていただき、信頼関係を回復することもできます。
夜、部屋にひきこもってゲームやネットをし、昼から寝ることにより、生活のリズムが不安定になってしまいます。それだけでなく、部屋にひきこもることで、運動不足となり体力が低下してしまいます。これにより、不登校解決後の学校生活が困難になり、不登校に戻ってしまう可能性が高くなります。もちろん、ひきこもっていることで社会生活への適応力も低下してしまう。
このようなことで困っているときも「不登校解決相談所」に相談して下さい。本人の気持ちを前向きにして、ひきこもりを解決いたします。
不登校が長引くことにより同年代の仲間との活動が極端に少なくなり、人間関係を築く力や発達、成長が阻害され、年相応の社会性や学力が身につかなくなります。不登校期間が1年間であれば、社会性や学力は1学年分遅れてしまう。(1年間不登校の中学3年生の社会性や学力は中学2年生と同程度となるとお考え下さい。)
この長期不登校「負の螺旋」を解決するには、第三者の支援が必要です。
第三者が親、本人、さらには学校に解決方法を伝えること、親、本人と学校の関係を修復することが必要になります。