080-9114-8318
〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14(公文併設)
24時間、相談受付中!(即対応できない時は折り返します。)
高校生の不登校相談が増えているのはなぜ?不登校でも行ける高校が増えた結果・・・
1.なぜ、高校生の不登校相談が増えているの? 2.小学生の相談が減っている理由 3.「寄り添う」という風潮で・・・ 4.不登校の原因は発達障害? 5.1人が好きなわけじゃない! 6.学校に来てしまえば普通? 7.中学生の相談が減っている理由は? 8.子育てが悪かったと反省する親 9.高校で中学の内容をやるから大丈夫? 10.中学3年生の相談数が変わらない理由 11.6月は高校生の不登校相談が激増! 12.高校で不登校になる子の共通点 13.4月はガンバリ、5月で失速、6月に完全不登校 14.通信制高校に通える?大学に行ける? 15.全国から相談が寄せられる理由 16.後、2週間で留年が決まってしまう 17.不登校解決から国立大学へ! 18.ムリをさせない対応のデメリットは? 19.不登校の解決を先送りにしないで!
静岡県にある不登校解決相談所の相談内容はこの10年で大きく変化しました。
・小学生の相談件数の割合が激減している。 ・中学1~2年生の相談件数が激減している。 ・中学3年生の相談はそれほど変わっていない。 ・高校生の相談が急増している。 ・大学生や社会人の相談が増えている。
なぜ、この10年で相談内容が大きく変化したのでしょう。
もしかして、小学生の不登校が減っているのでしょうか?
そして、中学生の不登校に変化がないのでしょうか?
高校生や大学生の不登校が増えているのでしょうか?
そんなことはありません。
全国的に見て小学生や中学生、高校生のどの年代でも、不登校の数は増加しています。
大学生や社会人には不登校という概念がないため、不登校の人数の増減はわかりません。
小学生の不登校の相談件数が激減しているのはなぜでしょう?
全国的にも小学生の不登校人数は増えています。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所への相談は激減しています。
単純に不登校の相談機関が増えたからかもしれません。
実際、小学生の不登校を解決するのは、言葉は悪いですが簡単です。
とくに小学校低学年の不登校は正しい対応を行うことで早期に解決することができます。
そのため、新しくできた相談機関でも不登校の解決が可能だと思います。
それによって、静岡県にある不登校解決相談所への相談件数が減った可能性もあります。
しかし、小学生の相談件数が減った理由はそれだけではないのです。
小学生の相談を下さるお母さん方は、口をそろえてこのように仰います。
「学校の先生やカウンセラーさんに、こう言われました。」
『ムリさせないようにしましょう!』 『好きな事をさせて心のエネルギーを回復させましょう。』 『登校刺激を与えないようにしましょう。』 『子どもを信じて待ちましょう。』 『親の○○べきという価値観をすてましょう。』 『不登校の原因は親の愛情不足です。』など
→「不登校の間違った5つの対応」あなたの対応は間違っていませんか?
→本当の「愛情不足」を知っていますか?不登校の相談をする親は愛情がある!
このように言われた親御さんは、子どもの意思を尊重して登校を促すのをやめてしまいます。
すると・・・・・。
最初は勉強やお手伝いをしていたり、朝、しっかり起きていた子どもたちも・・・。
昼夜逆転となり、勉強やお手伝いを全くしなくなります。
そして、「ゲーム依存」「スマホ依存」の状態になってしまうのです。
→「ゲーム依存」や「スマホ依存」についてはコチラをご覧ください。
それでも、現在は「意志を尊重する」「気持ちに寄り添う」という対応が正しいと言う風潮があります。
そのため、不登校の相談をする親御さんが減ってしまっているのです。
不登校の初期、小学生の時なら不登校は解決しやすいのに・・・・。
子どもが不登校になってしまうのには理由があります。
静岡県にある不登校解決相談所には年間1000件以上の相談が全国や海外から寄せられています。
相談を下さる親御さんや本人から聞く不登校理由のほとんどは「人間関係」によるものです。
決して、親御さんの愛情不足や子育てが原因ではありません。
もちろん、高校生になると理由が「勉強」も増えてきます。
ただ、残念な事に不登校を「親の子育て」や「愛情不足」「子どもの発達障害」にする先生やスクールカウンセラーさんも少なくありません。
「不登校の原因は発達障害でしょう。」 「ASDだから友達を作れないんです。」 「通常学級ではなく、支援学級や支援学校を考えてはどうですか?」
学校やスクールカウンセラーさんから、このように言われたお母さんは少なくないのが現状です。
発達障害の子どもが、全員、不登校であるのなら、この理論を受け入れることができるのですが・・・。
実際、私を含めて発達障害の子どもを担任したことがある先生は多いと思います。
その中には、発達障害の子どもを不登校にしてしまった先生もいるでしょう。
しかし、発達障害の子どもが不登校にならず笑顔で毎日を過ごせるように支援をしている先生もたくさんいます。
学校は、そのように力のある先生を参考に対応してくださると良いのですが・・・。
子どもが不登校になったあと、担任の先生からこのように言われる親御さんもすくなくありません。
「いつも1人で本を読んでいましたよ。」 「1人でいるのが好きな子なんですね。」
もちろん、本当に本が好きで休み時間に本に集中してしまう子もいます。
でも、そうではない子の方が多いんです!
グループに入ることができず、でも、1人でいるのが恥ずかしい。
だから、本を読んだり、図書室に行ったり、トイレにこもったりしているんです。
どうして、先生たちはその子の気持ちを分かろうとしないのでしょう。
目に見える「いじめ」がないので「良し」としているのでしょうか?
「学校にくると普通ですよ!」 「(だから、問題は家にあるんじゃないですか?)」
学校の先生から、このように言われたことがある親御さんは少なくないでしょう。
もし、この言葉が本当であれば、このお子さんは不登校になりません。
なぜなら、学校は普通の場所だからです。
しかし、子どもが不登校になっているということは、学校に原因があるのです。
このように言われる子どもたちは「普通に見える」ようにガンバっているのです。
どうして、その部分を分かってあげようとしないのでしょうか?
実は文部科学省では教師に対してこのように言っています。
「教師が検査や技術に頼りすぎて、自分の指導や支援を振り返らないのは良くない!」
中学1~2年生の不登校相談が激減している理由はなんでしょう?
基本的な理由は、小学生の相談が激減している理由と同じでしょう。
「不登校でも大丈夫!」 「子どもの気持ちに寄り添うことが大切!」 「本人の意志を尊重しましょう!」 「動き出すのを信じて待ちましょう!」
このような考え方が広まったことで、親御さんは相談をすることができなくなってしまったのです。
初めて静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さる親御さんのほとんどが、このように言ってきます。
「子どもの意志を尊重したほうがいいのは分かっているのですが・・・。」 「親の子育てが間違っていたと思っています・・・。」 「仕事が忙しくて子どもと接する時間が少なくて・・・。」 「親子の関係を改善しないとダメなことは分かっていますが・・・。」
不登校解決相談所では、このようなことを言ったこともありませんし、HPやブログで書いたこともありません。
それにもかかわらず、親御さんたちはこのように言ってくるのです。
不登校の原因は親の子育てではないのに・・・・。
不登校のままでも進学できる高校が増えたことも中学1~2年生の相談が減っている理由の1つです。
「不登校のままでも高校に行けるから大丈夫!」 「ムリしなくて良いんだよ!」 「ゆっくり心のエネルギーをためよう!」
不登校の子どもや親御さんは、学校の先生やスクールカウンセラーさんから上記のように言われます。
当然、子どもは勉強もせず、家で好きな事だけをする生活をします。
その様子を見て不安になった親御さんが学校の事を言うと・・・。
「高校で中学の内容から教えてくれるんだって!」 「だから、勉強は高校からやるから大丈夫!」 「今は好きな事をして心のエネルギーを溜めるのが大事ってスクールカウンセラーさんが言ってたよ!」
このように言われてしまった親御さんは学校の話が出来なくなってしまうのです。
中学3年生の相談件数がそれほど変わっていないのは、高校受験を意識している親御さんが多いからです。
静岡県にある不登校解決相談所に相談をいただく親御さんのほとんどが「全日制高校」への進学を希望しています。
昨年は「通信制高校への入学と3年で卒業」を希望している親御さんの相談をいただきました。
最初は「通信制高校でいい」と言っていた親御さんですが、不登校解決相談所の支援によりお子さんの不登校が解決してからは、本音である「全日制高校合格」という言葉を出してくださるようになりました。
もちろん、お子さんも目標を「全日制高校合格」に変え登校だけでなく受験勉強も頑張ってくれました。
その結果、私立全日制高校「特進科」に合格することができたのです。
当然ですが、高校入学後も登校と勉強を続けています。
彼女の現在の目標は「国立大学に合格すること」だそうです。
6月に入ると高校生の不登校相談が激増します。
親御さんの相談だけでなく、不登校の高校生から相談をいただくこともあります。
なぜ、高校生の相談が増えているのでしょう?
理由は簡単で、高校には「留年」や「退学」という制度があるからです。
高校は小学校や中学校と違い義務教育ではありません。
そのため、学校を休んだり、授業に出なかったりすると単位を落としてしまいます。
単位を落としてしまうと「留年」や「退学」という結果が待ち受けています。
通信制高校には「留年」という概念はありませんが「3年で卒業」ができなくなることに変わりはありません。
「高校からガンバると言っていたのですが・・・。」 「4月は登校していたのですが・・・・。」 「ゴールデンウィーク明けから欠席が増えて・・・。」 「6月はほとんど学校に行っていません。」
高校で不登校になってしまう子どもに多いのは、中学時代に不登校を経験している子です。
不登校期間が長い子は小学校からずっと不登校であったり、別室登校をしていた子です。
また、不登校期間が短い子は中学3年の3学期だけ不登校であったり、高校受験終了後に不登校になった子です。
もちろん、不登校期間が短い子どものほうが不登校は解決しやすいのですが・・・。
どちらにしても、高校で不登校になってしまう子の多くは、中学時代に不登校を経験している子どもです。
※ 中学時代に不登校を経験していない子が不登校になってしまう場合のほとんどが、進学校で不登校になってしまう事例です。
※ この場合は、不登校経験者と対応が変わって来ますのでご注意下さい。
「不登校でも合格できる高校はある!」 「中学時代に不登校でも大丈夫!」 「勉強も基礎から高校で教えてくれる!」
このように言われて不登校のまま中学を卒業したお子さんは下記のように考えています。
『高校からはガンバるぞ!』 『4月から心機一転、高校生活を楽しむぞ!』
しかし、簡単に生活リズムを変えることはできません。
4月は勢いでガンバレたものの・・・。
ゴールデンウィークで学校に行かない生活を味わってしまうと、不登校の時の感覚が戻ってきてしまいます。
そのため、5月は欠席が増えてしまうのです。
欠席が増えることで、勉強の遅れや友だちとの関係も希薄になっていきます。
当然ですが、さらに学校に行くのが面倒になってしまうのです。
その結果、6月になると完全不登校になってしまう子が多くなるのです。
「本人の意志を尊重して待ちましょう!」 「好きな事をさせて心のエネルギーを溜めましょう。」
スクールカウンセラーさんや相談機関に相談をすると、このように言われます。
しかし、「留年」は待ってくれません。
休み続ければ「留年」が決定し、ほとんどの子どもが「退学」して「転校」することを選びます。
「全日制高校は自分に合っていなかった!」 「通信制高校に登校したり、課題をやったりする!」 「ちゃんと3年で卒業する!」 「通信制高校で自分のペースで勉強する!」 「国立大学や有名私大にいきたい!」 「つまらない授業を受けなくていいので勉強時間が増える!」
通信制高校に転校する子どもたちは、最初にこう言うのですが・・・。
全日制高校のときと同様に最初はガンバるのですが・・・。
→通信制高校の大学合格実績は本当だけどウソ!
→通信制高校の卒業、進学、就職は全日制高校と同じではない!
静岡県にある不登校解決相談所には、全国から高校生の不登校相談が寄せられます。
現在、全国に不登校の相談機関が増えているのに、なぜ、静岡県にある不登校解決相談所には、全国や海外から不登校の相談が寄せられるのでしょうか?
その理由は簡単です。
ほとんどの相談機関には、高校生の不登校を解決した実績がないからです。
そのため、指示どおりに対応をしても不登校は解決しません。
「○○○という所に相談をしたのですが・・・。」 「不登校が解決しません。」 「もうすぐ、留年が決まってしまいます。」 「どうしたらいいでしょうか?」
高校生の不登校相談をくださる親御さんのほとんどが、他の相談機関で不登校が解決しなかったお子さんです。
「□□メソッドを購入したのですが・・・。」 「改善はしているようですが、登校することができていません。」 「もうすぐ、留年が決まってしまいます。」 「どうしたらいいでしょうか?」
最近はこのような相談も増えています。
申し訳ありませんが、不登校の解決には時間がかかります。
「○○○と言えば、スグに不登校は解決します!」
このような魔法の言葉はないのが現状です。
そんなか、毎年、留年ギリギリのお子さんの相談をいただくことは少なくありません。
「後2週間で不登校が決まってしまいます!」 「どうしたらいいですか?」
もちろん、全力で対応をさせていただいたことで、留年を回避したお子さんはたくさんいます。
ただ、本音を言わせていただくと「1~2週間で高校生の不登校を解決する」のがどれほど大変かを分かっていただきたいと思っています。
他の機関で不登校が解決しなかった高校生の不登校を1~2週間で解決するのです。
さらに、他の機関で行った間違った対応により、誤学習してしまっているお子さんもすくなくありません。
その子たちの「意識や行動を1~2週間で変える」のがどれほど大変かを分かっていただきたいと思います。
静岡県にある不登校解決相談所では、多くの高校生の不登校を解決して留年を回避してきた実績があります。
それにより、昨年度は「国立大学」や「有名私大」に進学した子が何人もいます。
また、専門学校や就職をした子どももたくさんいます。
もちろん、その子どもたちは「不登校を乗り越えた経験」を持っているため、進学先や就職先で不登校にはなっていません。
これは、静岡県にある不登校解決相談所が下記のような対応を行ったからです。
・ガンバれる部分はガンバるようにする支援。 ・子ども任せにしない支援。 ・先送りにせず、乗り越えることができるようにする支援。 ・やるべき事は確実に行う支援。など
簡単に言うと、「ムリしなくていいよ」や「やらなくていいよ」などの対応は「していない」ということです。
「子供の意志を尊重しましょう。」 「ムリをさせないようにしましょう。」 「子どもを信じて待ちましょう。」 「好きな事をさせて心のエネルギーを溜めましょう。」
小学生や中学生の時に、このような対応をしていれば、子どもが暴言を吐いたり、暴力を振るったりすることはないでしょう。
ただ、それまでに作ってきた大切な生活習慣や勉強習慣はすぐになくなってしまいます。
そして、その「甘え」が通じるのは義務教育である小学校や中学校までなのです。
もちろん、親として「本人の意志を尊重して待つ」対応を選んでも問題はありません。
実際、子どもが20才を過ぎても「待つ」対応をしている親御さんもいるからです。
→不登校の成功事例を読むときは「年齢」や「途中経過」「その後」を確認して!
静岡県にある不登校解決相談所では、その考え方を否定するつもりはありません。
その変わり、反対の考えである「登校刺激をしてやる気を引き出す」という我々の対応も否定しないでいただきたいと思います。
静岡県にある不登校解決相談所には、大学生や社会人の相談も寄せられます。
当然ですが、大学生や社会人の不登校(不出社)の解決には時間がかかります。
不登校は年齢が低ければ低いほど、不登校期間が短ければ短いほど、解決の時間は早くなります。
逆に年齢が高ければ高いほど、不登校期間が長ければ長いほど、解決には時間が必要となります。
不登校は小学生や中学生のうちに解決をしておくことが大切です。
「不登校でも大丈夫!」
安易にこの言葉を信じて、不登校の解決を先送りにしないで下さいね。
→「不登校は義務教育の時点で解決して欲しい!」ひきこもり支援団体の方の言葉!
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。 カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
24/10/07
24/09/30
TOP
先送りの対応をしたことで高校でも不登校に!
1.なぜ、高校生の不登校相談が増えているの?
2.小学生の相談が減っている理由
3.「寄り添う」という風潮で・・・
4.不登校の原因は発達障害?
5.1人が好きなわけじゃない!
6.学校に来てしまえば普通?
7.中学生の相談が減っている理由は?
8.子育てが悪かったと反省する親
9.高校で中学の内容をやるから大丈夫?
10.中学3年生の相談数が変わらない理由
11.6月は高校生の不登校相談が激増!
12.高校で不登校になる子の共通点
13.4月はガンバリ、5月で失速、6月に完全不登校
14.通信制高校に通える?大学に行ける?
15.全国から相談が寄せられる理由
16.後、2週間で留年が決まってしまう
17.不登校解決から国立大学へ!
18.ムリをさせない対応のデメリットは?
19.不登校の解決を先送りにしないで!
1.なぜ、高校生の不登校相談が増えているの?
静岡県にある不登校解決相談所の相談内容はこの10年で大きく変化しました。
・小学生の相談件数の割合が激減している。
・中学1~2年生の相談件数が激減している。
・中学3年生の相談はそれほど変わっていない。
・高校生の相談が急増している。
・大学生や社会人の相談が増えている。
なぜ、この10年で相談内容が大きく変化したのでしょう。
もしかして、小学生の不登校が減っているのでしょうか?
そして、中学生の不登校に変化がないのでしょうか?
高校生や大学生の不登校が増えているのでしょうか?
そんなことはありません。
全国的に見て小学生や中学生、高校生のどの年代でも、不登校の数は増加しています。
大学生や社会人には不登校という概念がないため、不登校の人数の増減はわかりません。
2.小学生の相談が減っている理由
小学生の不登校の相談件数が激減しているのはなぜでしょう?
全国的にも小学生の不登校人数は増えています。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所への相談は激減しています。
単純に不登校の相談機関が増えたからかもしれません。
実際、小学生の不登校を解決するのは、言葉は悪いですが簡単です。
とくに小学校低学年の不登校は正しい対応を行うことで早期に解決することができます。
そのため、新しくできた相談機関でも不登校の解決が可能だと思います。
それによって、静岡県にある不登校解決相談所への相談件数が減った可能性もあります。
しかし、小学生の相談件数が減った理由はそれだけではないのです。
3.「寄り添う」という風潮で・・・
小学生の相談を下さるお母さん方は、口をそろえてこのように仰います。
「学校の先生やカウンセラーさんに、こう言われました。」
『ムリさせないようにしましょう!』
『好きな事をさせて心のエネルギーを回復させましょう。』
『登校刺激を与えないようにしましょう。』
『子どもを信じて待ちましょう。』
『親の○○べきという価値観をすてましょう。』
『不登校の原因は親の愛情不足です。』など
→「不登校の間違った5つの対応」あなたの対応は間違っていませんか?
→本当の「愛情不足」を知っていますか?不登校の相談をする親は愛情がある!
このように言われた親御さんは、子どもの意思を尊重して登校を促すのをやめてしまいます。
すると・・・・・。
最初は勉強やお手伝いをしていたり、朝、しっかり起きていた子どもたちも・・・。
昼夜逆転となり、勉強やお手伝いを全くしなくなります。
そして、「ゲーム依存」「スマホ依存」の状態になってしまうのです。
→「ゲーム依存」や「スマホ依存」についてはコチラをご覧ください。
それでも、現在は「意志を尊重する」「気持ちに寄り添う」という対応が正しいと言う風潮があります。
そのため、不登校の相談をする親御さんが減ってしまっているのです。
不登校の初期、小学生の時なら不登校は解決しやすいのに・・・・。
4.不登校の原因は発達障害?
子どもが不登校になってしまうのには理由があります。
静岡県にある不登校解決相談所には年間1000件以上の相談が全国や海外から寄せられています。
相談を下さる親御さんや本人から聞く不登校理由のほとんどは「人間関係」によるものです。
決して、親御さんの愛情不足や子育てが原因ではありません。
もちろん、高校生になると理由が「勉強」も増えてきます。
ただ、残念な事に不登校を「親の子育て」や「愛情不足」「子どもの発達障害」にする先生やスクールカウンセラーさんも少なくありません。
「不登校の原因は発達障害でしょう。」
「ASDだから友達を作れないんです。」
「通常学級ではなく、支援学級や支援学校を考えてはどうですか?」
学校やスクールカウンセラーさんから、このように言われたお母さんは少なくないのが現状です。
発達障害の子どもが、全員、不登校であるのなら、この理論を受け入れることができるのですが・・・。
実際、私を含めて発達障害の子どもを担任したことがある先生は多いと思います。
その中には、発達障害の子どもを不登校にしてしまった先生もいるでしょう。
しかし、発達障害の子どもが不登校にならず笑顔で毎日を過ごせるように支援をしている先生もたくさんいます。
学校は、そのように力のある先生を参考に対応してくださると良いのですが・・・。
5.1人が好きなわけじゃない!
子どもが不登校になったあと、担任の先生からこのように言われる親御さんもすくなくありません。
「いつも1人で本を読んでいましたよ。」
「1人でいるのが好きな子なんですね。」
もちろん、本当に本が好きで休み時間に本に集中してしまう子もいます。
でも、そうではない子の方が多いんです!
グループに入ることができず、でも、1人でいるのが恥ずかしい。
だから、本を読んだり、図書室に行ったり、トイレにこもったりしているんです。
どうして、先生たちはその子の気持ちを分かろうとしないのでしょう。
目に見える「いじめ」がないので「良し」としているのでしょうか?
6.学校に来てしまえば普通?
「学校にくると普通ですよ!」
「(だから、問題は家にあるんじゃないですか?)」
学校の先生から、このように言われたことがある親御さんは少なくないでしょう。
もし、この言葉が本当であれば、このお子さんは不登校になりません。
なぜなら、学校は普通の場所だからです。
しかし、子どもが不登校になっているということは、学校に原因があるのです。
このように言われる子どもたちは「普通に見える」ようにガンバっているのです。
どうして、その部分を分かってあげようとしないのでしょうか?
実は文部科学省では教師に対してこのように言っています。
「教師が検査や技術に頼りすぎて、自分の指導や支援を振り返らないのは良くない!」
7.中学生の相談が減っている理由は?
中学1~2年生の不登校相談が激減している理由はなんでしょう?
基本的な理由は、小学生の相談が激減している理由と同じでしょう。
「不登校でも大丈夫!」
「子どもの気持ちに寄り添うことが大切!」
「本人の意志を尊重しましょう!」
「動き出すのを信じて待ちましょう!」
このような考え方が広まったことで、親御さんは相談をすることができなくなってしまったのです。
8.子育てが悪かったと反省する親
初めて静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さる親御さんのほとんどが、このように言ってきます。
「子どもの意志を尊重したほうがいいのは分かっているのですが・・・。」
「親の子育てが間違っていたと思っています・・・。」
「仕事が忙しくて子どもと接する時間が少なくて・・・。」
「親子の関係を改善しないとダメなことは分かっていますが・・・。」
不登校解決相談所では、このようなことを言ったこともありませんし、HPやブログで書いたこともありません。
それにもかかわらず、親御さんたちはこのように言ってくるのです。
不登校の原因は親の子育てではないのに・・・・。
9.高校で中学の内容をやるから大丈夫?
不登校のままでも進学できる高校が増えたことも中学1~2年生の相談が減っている理由の1つです。
「不登校のままでも高校に行けるから大丈夫!」
「ムリしなくて良いんだよ!」
「ゆっくり心のエネルギーをためよう!」
不登校の子どもや親御さんは、学校の先生やスクールカウンセラーさんから上記のように言われます。
当然、子どもは勉強もせず、家で好きな事だけをする生活をします。
その様子を見て不安になった親御さんが学校の事を言うと・・・。
「高校で中学の内容から教えてくれるんだって!」
「だから、勉強は高校からやるから大丈夫!」
「今は好きな事をして心のエネルギーを溜めるのが大事ってスクールカウンセラーさんが言ってたよ!」
このように言われてしまった親御さんは学校の話が出来なくなってしまうのです。
10.中学3年生の相談数が変わらない理由
中学3年生の相談件数がそれほど変わっていないのは、高校受験を意識している親御さんが多いからです。
静岡県にある不登校解決相談所に相談をいただく親御さんのほとんどが「全日制高校」への進学を希望しています。
昨年は「通信制高校への入学と3年で卒業」を希望している親御さんの相談をいただきました。
最初は「通信制高校でいい」と言っていた親御さんですが、不登校解決相談所の支援によりお子さんの不登校が解決してからは、本音である「全日制高校合格」という言葉を出してくださるようになりました。
もちろん、お子さんも目標を「全日制高校合格」に変え登校だけでなく受験勉強も頑張ってくれました。
その結果、私立全日制高校「特進科」に合格することができたのです。
当然ですが、高校入学後も登校と勉強を続けています。
彼女の現在の目標は「国立大学に合格すること」だそうです。
11.6月は高校生の不登校相談が激増!
6月に入ると高校生の不登校相談が激増します。
親御さんの相談だけでなく、不登校の高校生から相談をいただくこともあります。
なぜ、高校生の相談が増えているのでしょう?
理由は簡単で、高校には「留年」や「退学」という制度があるからです。
高校は小学校や中学校と違い義務教育ではありません。
そのため、学校を休んだり、授業に出なかったりすると単位を落としてしまいます。
単位を落としてしまうと「留年」や「退学」という結果が待ち受けています。
通信制高校には「留年」という概念はありませんが「3年で卒業」ができなくなることに変わりはありません。
「高校からガンバると言っていたのですが・・・。」
「4月は登校していたのですが・・・・。」
「ゴールデンウィーク明けから欠席が増えて・・・。」
「6月はほとんど学校に行っていません。」
12.高校で不登校になる子の共通点
高校で不登校になってしまう子どもに多いのは、中学時代に不登校を経験している子です。
不登校期間が長い子は小学校からずっと不登校であったり、別室登校をしていた子です。
また、不登校期間が短い子は中学3年の3学期だけ不登校であったり、高校受験終了後に不登校になった子です。
もちろん、不登校期間が短い子どものほうが不登校は解決しやすいのですが・・・。
どちらにしても、高校で不登校になってしまう子の多くは、中学時代に不登校を経験している子どもです。
※ 中学時代に不登校を経験していない子が不登校になってしまう場合のほとんどが、進学校で不登校になってしまう事例です。
※ この場合は、不登校経験者と対応が変わって来ますのでご注意下さい。
13.4月はガンバリ、5月で失速、6月に完全不登校
「不登校でも合格できる高校はある!」
「中学時代に不登校でも大丈夫!」
「勉強も基礎から高校で教えてくれる!」
このように言われて不登校のまま中学を卒業したお子さんは下記のように考えています。
『高校からはガンバるぞ!』
『4月から心機一転、高校生活を楽しむぞ!』
しかし、簡単に生活リズムを変えることはできません。
4月は勢いでガンバレたものの・・・。
ゴールデンウィークで学校に行かない生活を味わってしまうと、不登校の時の感覚が戻ってきてしまいます。
そのため、5月は欠席が増えてしまうのです。
欠席が増えることで、勉強の遅れや友だちとの関係も希薄になっていきます。
当然ですが、さらに学校に行くのが面倒になってしまうのです。
その結果、6月になると完全不登校になってしまう子が多くなるのです。
14.通信制高校に通える?大学に行ける?
「本人の意志を尊重して待ちましょう!」
「好きな事をさせて心のエネルギーを溜めましょう。」
スクールカウンセラーさんや相談機関に相談をすると、このように言われます。
しかし、「留年」は待ってくれません。
休み続ければ「留年」が決定し、ほとんどの子どもが「退学」して「転校」することを選びます。
「全日制高校は自分に合っていなかった!」
「通信制高校に登校したり、課題をやったりする!」
「ちゃんと3年で卒業する!」
「通信制高校で自分のペースで勉強する!」
「国立大学や有名私大にいきたい!」
「つまらない授業を受けなくていいので勉強時間が増える!」
通信制高校に転校する子どもたちは、最初にこう言うのですが・・・。
全日制高校のときと同様に最初はガンバるのですが・・・。
→通信制高校の大学合格実績は本当だけどウソ!
→通信制高校の卒業、進学、就職は全日制高校と同じではない!
15.全国から相談が寄せられる理由
静岡県にある不登校解決相談所には、全国から高校生の不登校相談が寄せられます。
現在、全国に不登校の相談機関が増えているのに、なぜ、静岡県にある不登校解決相談所には、全国や海外から不登校の相談が寄せられるのでしょうか?
その理由は簡単です。
ほとんどの相談機関には、高校生の不登校を解決した実績がないからです。
そのため、指示どおりに対応をしても不登校は解決しません。
「○○○という所に相談をしたのですが・・・。」
「不登校が解決しません。」
「もうすぐ、留年が決まってしまいます。」
「どうしたらいいでしょうか?」
高校生の不登校相談をくださる親御さんのほとんどが、他の相談機関で不登校が解決しなかったお子さんです。
「□□メソッドを購入したのですが・・・。」
「改善はしているようですが、登校することができていません。」
「もうすぐ、留年が決まってしまいます。」
「どうしたらいいでしょうか?」
最近はこのような相談も増えています。
16.後、2週間で留年が決まってしまう
申し訳ありませんが、不登校の解決には時間がかかります。
「○○○と言えば、スグに不登校は解決します!」
このような魔法の言葉はないのが現状です。
そんなか、毎年、留年ギリギリのお子さんの相談をいただくことは少なくありません。
「後2週間で不登校が決まってしまいます!」
「どうしたらいいですか?」
もちろん、全力で対応をさせていただいたことで、留年を回避したお子さんはたくさんいます。
ただ、本音を言わせていただくと「1~2週間で高校生の不登校を解決する」のがどれほど大変かを分かっていただきたいと思っています。
他の機関で不登校が解決しなかった高校生の不登校を1~2週間で解決するのです。
さらに、他の機関で行った間違った対応により、誤学習してしまっているお子さんもすくなくありません。
その子たちの「意識や行動を1~2週間で変える」のがどれほど大変かを分かっていただきたいと思います。
17.不登校解決から国立大学へ!
静岡県にある不登校解決相談所では、多くの高校生の不登校を解決して留年を回避してきた実績があります。
それにより、昨年度は「国立大学」や「有名私大」に進学した子が何人もいます。
また、専門学校や就職をした子どももたくさんいます。
もちろん、その子どもたちは「不登校を乗り越えた経験」を持っているため、進学先や就職先で不登校にはなっていません。
これは、静岡県にある不登校解決相談所が下記のような対応を行ったからです。
・ガンバれる部分はガンバるようにする支援。
・子ども任せにしない支援。
・先送りにせず、乗り越えることができるようにする支援。
・やるべき事は確実に行う支援。など
簡単に言うと、「ムリしなくていいよ」や「やらなくていいよ」などの対応は「していない」ということです。
18.ムリをさせない対応のデメリットは?
「子供の意志を尊重しましょう。」
「ムリをさせないようにしましょう。」
「子どもを信じて待ちましょう。」
「好きな事をさせて心のエネルギーを溜めましょう。」
小学生や中学生の時に、このような対応をしていれば、子どもが暴言を吐いたり、暴力を振るったりすることはないでしょう。
ただ、それまでに作ってきた大切な生活習慣や勉強習慣はすぐになくなってしまいます。
そして、その「甘え」が通じるのは義務教育である小学校や中学校までなのです。
もちろん、親として「本人の意志を尊重して待つ」対応を選んでも問題はありません。
実際、子どもが20才を過ぎても「待つ」対応をしている親御さんもいるからです。
→不登校の成功事例を読むときは「年齢」や「途中経過」「その後」を確認して!
静岡県にある不登校解決相談所では、その考え方を否定するつもりはありません。
その変わり、反対の考えである「登校刺激をしてやる気を引き出す」という我々の対応も否定しないでいただきたいと思います。
19.不登校の解決を先送りにしないで!
静岡県にある不登校解決相談所には、大学生や社会人の相談も寄せられます。
当然ですが、大学生や社会人の不登校(不出社)の解決には時間がかかります。
不登校は年齢が低ければ低いほど、不登校期間が短ければ短いほど、解決の時間は早くなります。
逆に年齢が高ければ高いほど、不登校期間が長ければ長いほど、解決には時間が必要となります。
不登校は小学生や中学生のうちに解決をしておくことが大切です。
「不登校でも大丈夫!」
安易にこの言葉を信じて、不登校の解決を先送りにしないで下さいね。
→「不登校は義務教育の時点で解決して欲しい!」ひきこもり支援団体の方の言葉!
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。
カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14