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30才の元不登校の子どもの今!中学校卒業後の学歴、職歴は?工場、教育、福祉など多彩だけど・・・・
1.生徒指導主事として関わった不登校の中学3年生 2.少しでも人間関係の苦手意識を無くすため 3.偶然の再会から食事をおごる事に 4.年に3~5回の転職を繰り返す30才の元不登校 5.通信制高校卒業後の仕事は? 6.数ヶ月で仕事を辞める生活を15年間続ける 7.「次の職場は辞めないようにするよ!」と言うけど 8.親から愚痴を言われるのがイヤで・・・・ 9.子どもに注意が出来なくなって12年! 10.実家暮らしで食費や家賃は1円も払わない! 11.「家にお金を入れなさい!」「貯金もしなさい!」 12.お店の女の子に合計300万を貢ぐが・・・ 13.高校生や大学生、社会人の不登校相談が増加 14.高校生や大学生の相談が増えている理由は? 15.私立通信制高校(サポート校)の増加 16.親が宿題をやって合格!白紙のテストで合格! 17.1日1時間の作業で卒業できるのに・・・ 18.中学3年生の相談が増えている理由 19.通信制高校でガンバると言っていたのに・・・ 20.やる気があればやり直せる?不登校でも大丈夫? 21.一生懸命やっていることを認めない上司が悪い?
今から15年前。
私はある中学校で生徒指導主事をしていました。
2年部の教員だった私は、2年生全クラスの理科の授業を担当するとともに、3年生1クラスの授業も担当していました。
その3年生のクラスには、五月雨不登校の男の子がいました。
彼は、私に対して怖い印象を持っていたようです。
しかし、生徒指導主事として彼との面談を繰り返すうちに、彼の私に対する印象は変わっていきます。
その結果、彼は中学3年生の2学期から、私の授業がある日は必ず学校に来るようになりました。
そして、授業の前後には必ず、私に話しかけてきます。
彼は、もともと人間関係をつくることを苦手としていました。
ただ、だからと言って、そこから逃げてばかりはいられません。
私は彼と話をするときに常にこのように言っていました。
「がんばって、毎日、学校に来いよ!」 「家にいても、人間関係を上手につくれるようにはならないよ!」 「テニス部(私が顧問)の子にも、声をかけるように言っとくからさ!」 「ちょっとずつでもがんばろうぜ!」
その時は返事をするのですが、担任の先生やスクールカウンセラーさんから、「ムリしなくていいよ!」「来られるときに来ればいいからね!」と声をかけられていた彼の登校は増えませんでした。
そうは言っても、私の授業には休まず参加してくれます。
私は「彼がクラスメイトと自然に話せるように」授業の中で周りと話し合う場を意図的に増やしました。
高校入学前に、少しでも人間関係への苦手意識をなくしてあげたいと思ったからです。
しかし、彼は五月雨不登校のまま通信制高校に進学していったのです。
そんな彼と私が、家の近くのスーパーで再会をしたのは、彼が中学校を卒業して10年が経ったころです。
私を見つけた彼は、笑顔で声をかけてくれました。
仕事の予定があった私は、彼と少しだけ話しをします。
しかし、彼は話し足りないようです。
私は彼の電話番号を聞き、後日、食事をおごる約束をしました。
数日後の食事会で、彼は「中学卒業後の進路」や「現在の状況」「心情」などについて教えてくれました。
また、現在の仕事やその悩みについても話してくれました。
その後、現在に至るまで(2023年現在、再開から5年)、年に数回、食事をおごって話しを聞いています。
先日、彼から連絡があり一緒に食事に行きました。
その時の相談内容は、いつもと同じ内容でした。
「先生。オレ、転職しようと思ってるんだよね~。」 「手取りが20万円いかないんだよね~。」 「社長は3ヶ月で正社員にしてくれるって言ってたのにさ~。」 「もう少し様子を見たいとか言うんだよ~!」
「最初の話と違うんだよ~!」
彼は年に3~5回の転職を繰り返しています。
このときの相談は、努めて3ヶ月のゴミ収集の会社をやめたいという相談です。
ほとんどの会社を早くて1ヶ月、長くて3ヶ月でやめてしまいます。
結局、このゴミ収集の会社も、私と会った翌週に辞めてしまったそうです。
※ 私は我慢をして最低でも1年は仕事をやめないように伝えているのですが・・・。
中学卒業後、通信制高校のサポート校(登校日を自由に決められる高校)に通い始めた彼ですが、ほとんど登校はしなかったそうです。
ただ、お母さんから「高校は卒業するによう」にと強く言われていたため、課題などは期日を守って提出していたとのことです、
※ 課題も自分で調べたわけではなく、サポート校にある答えを写したダケとのこと。
無事、3年間で通信制高校を卒業した彼ですが、高校から就職先の斡旋はありません。
ただ、親戚に公務員をしている人がいたため、正社員ではありませんが、準公務員の仕事を紹介してもらえたようです。
そんな彼が18才から24歳(私と再会したとき)までに行った仕事は下記のものです。
・児童館の子どもの世話(4ヶ月で退職) ・放課後デイサービース①(3ヶ月で退職) ・放課後デイサービス②(3ヶ月で退職) ・老人ホームの介護①(3ヶ月で退職) ・老人ホームの介護②(2ヶ月で退職) ・コンビニのアルバイト①(1ヶ月で退職) ・コンビニのアルバイト②(3ヶ月で退職) ・工事現場の交通誘導員のバイト(2ヶ月で退職) ・リラクゼーションのバイト(1ヶ月で退職) ・ビラ配りのバイト(6ヶ月で退職) ・スーパーの品だしのバイト(2ヶ月で退職) ・放課後デイサービス③(4ヶ月で退職) ・老人ホームの介護③(3ヶ月で退職)
私が彼と再会した後も、9回ほど転職をしています。
高校を卒業してから、転職した回数を合計すると22回も転職をしたことになります。
私が聞いた転職理由は下記のようなものです。
・一生懸命にやっているのに、認めてもらえない。 ・3~4ヶ月で正社員になれると言ったのに、正社員にしてくれない。 ・正社員になるための確認期間(修行期間)を伸ばされた。 ・体を動かす仕事は疲れるからイヤだ。 ・最低でも手取りで20万円は欲しい。 ・暑い時や寒い時は、外で仕事をしたくない。 ・自分だけ、雑用をやらされている。 ・(オレにはムリなのに)時間以内に仕事をやれと怒られる。 ・(集中しているのに)勤務時間に仕事に集中しろと言われれる。 ・残業時間が多いと言われる。 ・年下の先輩が嫌がらせをしてくる。 ・正社員になるチャンスをもらえない。 ・後から入った人を正社員にされた。 などなど
私は彼に会う度、このように言います。
「どんなにツラくても3年、いや、最低でも1年はやめるなよ!」 「仕事はツラいものだよ!」 「イヤになるときは誰だってあるんだよ!」 「でも、それを乗り越えることで、知らなかい喜びも見えてくるよ!」 「学生気分をすてて仕事に向き合うんだぞ!」
私と話をした後、彼はこう言います。
「そうだよね~。」 「先生の言うとおりだよね~。」 「今度は3年は辞めないようにするよ!」
(辞め「ない」ではなく「ように」です。)
しかし、数ヶ月~半年すると、彼はこのような電話をしてきます。
「先生、聞いてよ~。」 「今の職場の人がさ~。」 「だから、先週、仕事を辞めた!」
再会して最初の1年は、食事場所(飲み屋)への送り迎えを彼のお母さんがしていました。
(私も家まで送ってもらったことが何度かあります。)
しかし、その後は「駅の近く」で食事をするようになりました。
私はお母さんのことを聞いてみました。
「お母さんは元気?」 「最近はお母さんの送り迎えがないじゃん?」 「どこか体調が悪いの?」
すると、彼はこのように言います。
「元気だよ!」 「でも、先生と会ってるのは内緒にしてるんだ!」 「先生にご馳走になるって言うとうるさいから!」
私と食事をした後、お母さんにこう言われるのがイヤなようです。
『仕事を続けて先生に褒めてもらいなさい!』 『自分の給料で先生にご馳走しなさい!』 『毎回、毎回、仕事を辞めて~!』 『先生に叱ってもらうからね!』 『担任でもなかった先生に迷惑をかけるなんて・・・。』 『正社員になって先生に嬉しい報告をしなさい!』
実は彼が中学3年生の時に、私はお母さんと1度だけ話をさせていただいたことがあります。
そして、始めての食事会の翌日には、お母さんから「お礼」と「相談」の連絡をいただきました。
そこで、お母さんが仰っていたのが下記の内容です。
「先生、息子の相手をして下さってありがとうございます。」 「息子に『3年は我慢をしろ!』と言って下さりありがとうございます。」 「夫と私が何を言っても息子は聞かないんです。」 「中学校で不登校になったとき本人の意志を尊重する対応をとって・・・。」 「それ以来、私と夫は強く言えなくなってしまったんです。」
中学校の時に「子どもの意志を尊重」して全てを決めさせる対応を取ったことが、30才になっても尾を引いているのです。
「あの子は全てが自分の思い通りでないと気が済まないようです。」 「だから、職場でちょっと注意をされると辞めてしまいます。」 「20才を超えているので自分で決めていいのですが・・・。」 「私たちの子育てが間違っていたんです・・・・。」
お母さんは、このように続けます。
「実家暮らしなので家には1円もお金を入れません。」 「息子は食費も払いません。」 「給料は全て自分の趣味などに使っています。」 「祖母が孫のために溜めてくれた100万円も使ってしまったようです。」 「バイトでも仕事をしているときは、まだ、いいのですが・・・・。」 「仕事をしていないときは、車のローンやガソリン代を要求してきます。」
そして、最後にこう仰いました。
「私たちはもうすぐ定年で年金暮らしになるのですが・・・。」 「先生、息子を見捨てないで下さい。」 「そして、これからも息子を叱咤して下さい。」 「よろしくお願いいたします。」
私は家にお金を入れるように伝えました。
「3万円くらいは食費として家にいれろよ!」 「スマホ代も自分で払えよ!」
また、貯金をするようにも伝えます。
「給料が18万円として、家に3万円を入れるだろ!」 「車のローンが3万円?」 「そうしたら12万は残るだろ?」 「趣味に10万使ったとしても、毎月2万円は貯金できるだろ!」
「っていうか、趣味に10万は多いだろ!」
すると彼はこう言います。
「先生、聞いてよ~!」 「オレの事を好きな女の子がいてさ~!」 「その子におごってあげたり、プレゼントをあげているんだ!」
話しを聞くと、飲み屋の女の子にお金を貢いでいるようです。
私が「だまされている!」と注意をします。
すると、彼はこのように言いました。
「そんなことないよ!」 「本当は店の外では会っちゃダメなんだけど、この間、デートしたもん!」 「オレのことが好きじゃなきゃ、店のルールを破らないでしょ!」
数年後。
彼は合計して300万円ほど、彼女に貢いだようです。
途中、何度も「だまされている!」と注意をしましたが耳を貸しません。
最終的に、そのお店を出禁となり、電話番号やラインも着信拒否されました。
現在も仕事をしているときは、給料の半分以上を女の子のいる店に使っているようです。
※ 毎回、私は注意をし、家にお金を入れるように言っているのですが・・・。
ここ数年、静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談のほとんどが、高校生、中学3年生の相談がほとんどです。
不登校は年齢が高くなればなるほど、不登校期間が短くなればなるほど、解決が困難になるとともに、時間が必要になります。
ほとんどの相談者の方が、スクールカウンセラーさんや役所の相談員さん、他の民間機関に相談経験のある方です。
それらの方々の助言を元に対応をしても、不登校が解決しなかったのです。
小学生や中学1~2年生の不登校は、負担も少なく、そして、素早く解決できます。
不登校の初期であれば尚更です。
「不登校になったばかりのときに相談をしていれば・・・。」 「先の事を考えず、子どもの自由にしてしまったことを後悔しています。」 「今なら、『待つ』対応が間違っていたと分かります。」 「時間を無駄にしてしまいました。(笑)」 「高校(大学)に合格できたので、過去は振り返らないようにしますね!(笑)」
静岡県にある不登校解決相談所で不登校が解決した親御さんたちからいただいた声です。
中学3年生や高校生、大学生や社会人の相談が増えているは何故でしょう?
理由は簡単です。
「不登校の対応を先送りにしているダケだからです。」
昔も今も、小学校、中学校は不登校のままでも卒業できます。
しかし、昔は不登校で中学校を卒業すると、その先の進路がほとんどありませんでした。
「就職」「公立通信制高校」「定時制高校」のどれかです。
これらの場所は、自分の意志をしっかりともち、自分を律することが必要になります。
当然、それが出来なければ「解雇」「留年(単位不足)」「卒業不可」となります。
しかし、現在は「不登校のまま卒業しても」進学ができるようになりました。
具体的には「私立通信制高校(サポート校)」の増加です。
「私立通信制高校(サポート校)」の特徴は、「単位がもらいやすい」ということです。
今も昔も、「公立通信制高校」の卒業率は高くありません。
→「通信制高校の卒業率」についてはコチラをご覧ください。 なぜ、「公立通信制高校」の卒業率が低いのかというと、コンプライアンスを遵守しているからです。
具体的には、下記のようなものがあります。
「課題(レポート)を確実に行わないと単位がもらえない。」 「テストで合格点を取らないと単位がもらえない。」 「スクーリングに参加をしないと単位がもらえない。」など
私立通信制高校(サポート校)はどうでしょう。
大々的に宣伝することはできないようですが、とても「楽(らく)」に単位を取得できるところが多くあります。
静岡県にある不登校解決相談所が、相談をいただいたお子さんたちが通っていた通信制高校は下記のような状態です。
「課題(レポート)の答えをサポート校が準備している。」 「子どもは答えを写すだけで良い評価をもらえる。」 「テストは受ければ合格(良い評価)をもらえる。」 「白紙のテストでも名前を書けば合格(単位取得)できる。」 「親が課題を行えば合格(単位取得)し卒業できる。」
スクーリングに関しては、サポート校では評価できないため、必ず参加しなくてはなりません。
正直、私立通信制高校(サポート校)に通い、高校卒業資格を取るのはとても簡単です。
1日1時間程度、サポート校に通い、課題を行い、年に数回のスクーリングに参加すれば高校卒業の資格をもらえるのです。
→「通信制高校の大学進学」についてはコチラをご覧ください。 頭を使って何かをする必要はないのです。
しかし、不登校の子どもは、この程度の作業もストレスと感じてしまいます。
もしくは、「やらなくても何とかなるだろう」と考えてしまいます。
これは、小学校や中学校で親や学校が下記のような対応を取ってしまったからです。
・子どもの「意志を尊重」する対応。 ・様々なことを「自分で決めさせる」対応。(自己決定) ・子どもの嫌がる「登校刺激は与えない」対応。 ・ゲームやスマホを「好きなだけやらせて心のエネルギーを溜める」対応。 ・子どもが動き出すまで「待つ」対応。
→「不登校の間違った5つの対応」はコチラをご覧ください。
中学3年生の相談が増えているのは、親御さんや子ども自身に希望やプライドがあるからです。
「A高校に行くのは恥ずかしい。」 「せめてB高校には行かせたい。」 「大学進学を考えると通信制高校では心配。」 「このまま不登校だと、通信制高校しか行くところがなくなる。」など
これ以上、「先送り」ができなくなり、相談を下さります。
※ 「先送り」=「希望している学校に進学できない」という状態です。
相談をいただく中学3年生のほとんどが、学習能力の高い子です。
対面カウンセリングや訪問カウンセリングで、直接、勉強の理解度を見ると、とても高い能力を持っています。
元教師、元塾講師、元家庭教師の私としては、とても楽しく、とても楽(らく)な古参です。
なぜなら、教えて事を瞬時に理解して、それを応用することが出来るからです。
もし、不登校になったばかりの時に相談をいただいていれば・・・・。
確実に学年で上位を取っていた子どもばかりです。
高校生の相談も「先送り」が限界になったときにいただきます。
「このまま休むと留年が決定する!」 「留年が決まったら退学すると言っている。」 「通信制高校に編入するしか道がなくなる。」など
通信制高校のお子さんの場合は、「卒業する年齢が高くなる」だけで、まだまだ「先送り」することはできます。
しかし、中学3年生のとき不登校のお子さんは下記のように言っていました。
「通信制高校は自分に合っている。」 「自分のペースで勉強ができる。」 「高校に入ったら学校に行く! 「毎日、登校して勉強をやる!」 「心機一転、ガンバる!」
親御さんは、この言葉を信じて通信制高校を許可したのに・・・。
早いお子さんで「数日~数週間」、遅いお子さんで「夏休み前」に不登校に戻ってしまいます。
そして、1年生の前期の時点で下記のような結果を告げられます。
「もう、3年(18才)で卒業することはでません。」
静岡県にある不登校解決相談所では、子どもたちの将来を考えています。
「やる気があれば、いつからでもやり直せる!」 「勉強は何才からでもできる!」 「やりたいことが見つかれば子どもは動き出す!」 「自分の人生なのだから、自分で決める事が大切!」 「不登校でも大丈夫!」
もちろん、これらの言葉を否定するわけではありません。
ただ、これらの言葉が全て正しいとも思っていません。
→「やる気があればいつでもやり直せる!はウソ!」はコチラをご覧ください。
→「その年で、やりたいことが見つかっても・・・」はコチラをご覧ください。
確実に言えるのは、不登校の状態が続くことは、子どもの成長にとって「マイナスが多い」と言うことです。
元、不登校の彼は30才で定職につくことができないでいます。
これは、中学校、高校時代に、不登校の間違った対応をしてしまったからです。
その結果、彼はこのように思うのが習慣になってしまいました。
「イヤな事からは逃げたほうが良い。」
「心のエネルギーがなくなってしまう。」
「不登校経験者でも大丈夫。」 「好きな事にお金を使って楽しく生きていける。」 「自分は一生懸命にやっている。」 「それを受け入れてくれない社長や上司が悪い」 「自分の人生だから、自分で決める事が大切。」など
彼が定期的に連絡をしてくるのは、私に対して2つの思いがあるからだと思います。
①「友だちがいないので、仕事の愚痴を聞いて欲しい!」 ②「社会人の先輩として、注意をしてもらいたい。」
私は、彼にとって「耳が痛い」事を毎回、話しています。
それでも、彼が私に連絡をくれるのは、彼が中学時代から私が同じように「注意」をしているからだと思います。
30才になった彼にとって、今でも私は「昔から注意をしてくれる先生」なのです。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
24/09/15
24/09/12
TOP
バイトや契約社員で転職を繰り返す元不登校の子ども
1.生徒指導主事として関わった不登校の中学3年生
2.少しでも人間関係の苦手意識を無くすため
3.偶然の再会から食事をおごる事に
4.年に3~5回の転職を繰り返す30才の元不登校
5.通信制高校卒業後の仕事は?
6.数ヶ月で仕事を辞める生活を15年間続ける
7.「次の職場は辞めないようにするよ!」と言うけど
8.親から愚痴を言われるのがイヤで・・・・
9.子どもに注意が出来なくなって12年!
10.実家暮らしで食費や家賃は1円も払わない!
11.「家にお金を入れなさい!」「貯金もしなさい!」
12.お店の女の子に合計300万を貢ぐが・・・
13.高校生や大学生、社会人の不登校相談が増加
14.高校生や大学生の相談が増えている理由は?
15.私立通信制高校(サポート校)の増加
16.親が宿題をやって合格!白紙のテストで合格!
17.1日1時間の作業で卒業できるのに・・・
18.中学3年生の相談が増えている理由
19.通信制高校でガンバると言っていたのに・・・
20.やる気があればやり直せる?不登校でも大丈夫?
21.一生懸命やっていることを認めない上司が悪い?
1.生徒指導主事として関わった不登校の中学3年生
今から15年前。
私はある中学校で生徒指導主事をしていました。
2年部の教員だった私は、2年生全クラスの理科の授業を担当するとともに、3年生1クラスの授業も担当していました。
その3年生のクラスには、五月雨不登校の男の子がいました。
彼は、私に対して怖い印象を持っていたようです。
しかし、生徒指導主事として彼との面談を繰り返すうちに、彼の私に対する印象は変わっていきます。
その結果、彼は中学3年生の2学期から、私の授業がある日は必ず学校に来るようになりました。
そして、授業の前後には必ず、私に話しかけてきます。
2.少しでも人間関係の苦手意識を無くすため
彼は、もともと人間関係をつくることを苦手としていました。
ただ、だからと言って、そこから逃げてばかりはいられません。
私は彼と話をするときに常にこのように言っていました。
「がんばって、毎日、学校に来いよ!」
「家にいても、人間関係を上手につくれるようにはならないよ!」
「テニス部(私が顧問)の子にも、声をかけるように言っとくからさ!」
「ちょっとずつでもがんばろうぜ!」
その時は返事をするのですが、担任の先生やスクールカウンセラーさんから、「ムリしなくていいよ!」「来られるときに来ればいいからね!」と声をかけられていた彼の登校は増えませんでした。
そうは言っても、私の授業には休まず参加してくれます。
私は「彼がクラスメイトと自然に話せるように」授業の中で周りと話し合う場を意図的に増やしました。
高校入学前に、少しでも人間関係への苦手意識をなくしてあげたいと思ったからです。
しかし、彼は五月雨不登校のまま通信制高校に進学していったのです。
3.偶然の再会から食事をおごる事に
そんな彼と私が、家の近くのスーパーで再会をしたのは、彼が中学校を卒業して10年が経ったころです。
私を見つけた彼は、笑顔で声をかけてくれました。
仕事の予定があった私は、彼と少しだけ話しをします。
しかし、彼は話し足りないようです。
私は彼の電話番号を聞き、後日、食事をおごる約束をしました。
数日後の食事会で、彼は「中学卒業後の進路」や「現在の状況」「心情」などについて教えてくれました。
また、現在の仕事やその悩みについても話してくれました。
その後、現在に至るまで(2023年現在、再開から5年)、年に数回、食事をおごって話しを聞いています。
4.年に3~5回の転職を繰り返す30才の元不登校
先日、彼から連絡があり一緒に食事に行きました。
その時の相談内容は、いつもと同じ内容でした。
「先生。オレ、転職しようと思ってるんだよね~。」
「手取りが20万円いかないんだよね~。」
「社長は3ヶ月で正社員にしてくれるって言ってたのにさ~。」
「もう少し様子を見たいとか言うんだよ~!」
「最初の話と違うんだよ~!」
彼は年に3~5回の転職を繰り返しています。
このときの相談は、努めて3ヶ月のゴミ収集の会社をやめたいという相談です。
ほとんどの会社を早くて1ヶ月、長くて3ヶ月でやめてしまいます。
結局、このゴミ収集の会社も、私と会った翌週に辞めてしまったそうです。
※ 私は我慢をして最低でも1年は仕事をやめないように伝えているのですが・・・。
5.通信制高校卒業後の仕事は?
中学卒業後、通信制高校のサポート校(登校日を自由に決められる高校)に通い始めた彼ですが、ほとんど登校はしなかったそうです。
ただ、お母さんから「高校は卒業するによう」にと強く言われていたため、課題などは期日を守って提出していたとのことです、
※ 課題も自分で調べたわけではなく、サポート校にある答えを写したダケとのこと。
無事、3年間で通信制高校を卒業した彼ですが、高校から就職先の斡旋はありません。
ただ、親戚に公務員をしている人がいたため、正社員ではありませんが、準公務員の仕事を紹介してもらえたようです。
そんな彼が18才から24歳(私と再会したとき)までに行った仕事は下記のものです。
・児童館の子どもの世話(4ヶ月で退職)
・放課後デイサービース①(3ヶ月で退職)
・放課後デイサービス②(3ヶ月で退職)
・老人ホームの介護①(3ヶ月で退職)
・老人ホームの介護②(2ヶ月で退職)
・コンビニのアルバイト①(1ヶ月で退職)
・コンビニのアルバイト②(3ヶ月で退職)
・工事現場の交通誘導員のバイト(2ヶ月で退職)
・リラクゼーションのバイト(1ヶ月で退職)
・ビラ配りのバイト(6ヶ月で退職)
・スーパーの品だしのバイト(2ヶ月で退職)
・放課後デイサービス③(4ヶ月で退職)
・老人ホームの介護③(3ヶ月で退職)
6.数ヶ月で仕事を辞める生活を15年間続ける
私が彼と再会した後も、9回ほど転職をしています。
高校を卒業してから、転職した回数を合計すると22回も転職をしたことになります。
私が聞いた転職理由は下記のようなものです。
・一生懸命にやっているのに、認めてもらえない。
・3~4ヶ月で正社員になれると言ったのに、正社員にしてくれない。
・正社員になるための確認期間(修行期間)を伸ばされた。
・体を動かす仕事は疲れるからイヤだ。
・最低でも手取りで20万円は欲しい。
・暑い時や寒い時は、外で仕事をしたくない。
・自分だけ、雑用をやらされている。
・(オレにはムリなのに)時間以内に仕事をやれと怒られる。
・(集中しているのに)勤務時間に仕事に集中しろと言われれる。
・残業時間が多いと言われる。
・年下の先輩が嫌がらせをしてくる。
・正社員になるチャンスをもらえない。
・後から入った人を正社員にされた。 などなど
7.「次の職場は辞めないようにするよ!」と言うけど
私は彼に会う度、このように言います。
「どんなにツラくても3年、いや、最低でも1年はやめるなよ!」
「仕事はツラいものだよ!」
「イヤになるときは誰だってあるんだよ!」
「でも、それを乗り越えることで、知らなかい喜びも見えてくるよ!」
「学生気分をすてて仕事に向き合うんだぞ!」
私と話をした後、彼はこう言います。
「そうだよね~。」
「先生の言うとおりだよね~。」
「今度は3年は辞めないようにするよ!」
(辞め「ない」ではなく「ように」です。)
しかし、数ヶ月~半年すると、彼はこのような電話をしてきます。
「先生、聞いてよ~。」
「今の職場の人がさ~。」
「だから、先週、仕事を辞めた!」
8.親から愚痴を言われるのがイヤで・・・・
再会して最初の1年は、食事場所(飲み屋)への送り迎えを彼のお母さんがしていました。
(私も家まで送ってもらったことが何度かあります。)
しかし、その後は「駅の近く」で食事をするようになりました。
私はお母さんのことを聞いてみました。
「お母さんは元気?」
「最近はお母さんの送り迎えがないじゃん?」
「どこか体調が悪いの?」
すると、彼はこのように言います。
「元気だよ!」
「でも、先生と会ってるのは内緒にしてるんだ!」
「先生にご馳走になるって言うとうるさいから!」
私と食事をした後、お母さんにこう言われるのがイヤなようです。
『仕事を続けて先生に褒めてもらいなさい!』
『自分の給料で先生にご馳走しなさい!』
『毎回、毎回、仕事を辞めて~!』
『先生に叱ってもらうからね!』
『担任でもなかった先生に迷惑をかけるなんて・・・。』
『正社員になって先生に嬉しい報告をしなさい!』
9.子どもに注意が出来なくなって12年!
実は彼が中学3年生の時に、私はお母さんと1度だけ話をさせていただいたことがあります。
そして、始めての食事会の翌日には、お母さんから「お礼」と「相談」の連絡をいただきました。
そこで、お母さんが仰っていたのが下記の内容です。
「先生、息子の相手をして下さってありがとうございます。」
「息子に『3年は我慢をしろ!』と言って下さりありがとうございます。」
「夫と私が何を言っても息子は聞かないんです。」
「中学校で不登校になったとき本人の意志を尊重する対応をとって・・・。」
「それ以来、私と夫は強く言えなくなってしまったんです。」
中学校の時に「子どもの意志を尊重」して全てを決めさせる対応を取ったことが、30才になっても尾を引いているのです。
「あの子は全てが自分の思い通りでないと気が済まないようです。」
「だから、職場でちょっと注意をされると辞めてしまいます。」
「20才を超えているので自分で決めていいのですが・・・。」
「私たちの子育てが間違っていたんです・・・・。」
10.実家暮らしで食費や家賃は1円も払わない!
お母さんは、このように続けます。
「実家暮らしなので家には1円もお金を入れません。」
「息子は食費も払いません。」
「給料は全て自分の趣味などに使っています。」
「祖母が孫のために溜めてくれた100万円も使ってしまったようです。」
「バイトでも仕事をしているときは、まだ、いいのですが・・・・。」
「仕事をしていないときは、車のローンやガソリン代を要求してきます。」
そして、最後にこう仰いました。
「私たちはもうすぐ定年で年金暮らしになるのですが・・・。」
「先生、息子を見捨てないで下さい。」
「そして、これからも息子を叱咤して下さい。」
「よろしくお願いいたします。」
11.「家にお金を入れなさい!」「貯金もしなさい!」
私は家にお金を入れるように伝えました。
「3万円くらいは食費として家にいれろよ!」
「スマホ代も自分で払えよ!」
また、貯金をするようにも伝えます。
「給料が18万円として、家に3万円を入れるだろ!」
「車のローンが3万円?」
「そうしたら12万は残るだろ?」
「趣味に10万使ったとしても、毎月2万円は貯金できるだろ!」
「っていうか、趣味に10万は多いだろ!」
すると彼はこう言います。
「先生、聞いてよ~!」
「オレの事を好きな女の子がいてさ~!」
「その子におごってあげたり、プレゼントをあげているんだ!」
12.お店の女の子に合計300万を貢ぐが・・・
話しを聞くと、飲み屋の女の子にお金を貢いでいるようです。
私が「だまされている!」と注意をします。
すると、彼はこのように言いました。
「そんなことないよ!」
「本当は店の外では会っちゃダメなんだけど、この間、デートしたもん!」
「オレのことが好きじゃなきゃ、店のルールを破らないでしょ!」
数年後。
彼は合計して300万円ほど、彼女に貢いだようです。
途中、何度も「だまされている!」と注意をしましたが耳を貸しません。
最終的に、そのお店を出禁となり、電話番号やラインも着信拒否されました。
現在も仕事をしているときは、給料の半分以上を女の子のいる店に使っているようです。
※ 毎回、私は注意をし、家にお金を入れるように言っているのですが・・・。
13.高校生や大学生、社会人の不登校相談が増加
ここ数年、静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談のほとんどが、高校生、中学3年生の相談がほとんどです。
不登校は年齢が高くなればなるほど、不登校期間が短くなればなるほど、解決が困難になるとともに、時間が必要になります。
ほとんどの相談者の方が、スクールカウンセラーさんや役所の相談員さん、他の民間機関に相談経験のある方です。
それらの方々の助言を元に対応をしても、不登校が解決しなかったのです。
小学生や中学1~2年生の不登校は、負担も少なく、そして、素早く解決できます。
不登校の初期であれば尚更です。
「不登校になったばかりのときに相談をしていれば・・・。」
「先の事を考えず、子どもの自由にしてしまったことを後悔しています。」
「今なら、『待つ』対応が間違っていたと分かります。」
「時間を無駄にしてしまいました。(笑)」
「高校(大学)に合格できたので、過去は振り返らないようにしますね!(笑)」
静岡県にある不登校解決相談所で不登校が解決した親御さんたちからいただいた声です。
14.高校生や大学生の相談が増えている理由は?
中学3年生や高校生、大学生や社会人の相談が増えているは何故でしょう?
理由は簡単です。
「不登校の対応を先送りにしているダケだからです。」
昔も今も、小学校、中学校は不登校のままでも卒業できます。
しかし、昔は不登校で中学校を卒業すると、その先の進路がほとんどありませんでした。
「就職」「公立通信制高校」「定時制高校」のどれかです。
これらの場所は、自分の意志をしっかりともち、自分を律することが必要になります。
当然、それが出来なければ「解雇」「留年(単位不足)」「卒業不可」となります。
15.私立通信制高校(サポート校)の増加
しかし、現在は「不登校のまま卒業しても」進学ができるようになりました。
具体的には「私立通信制高校(サポート校)」の増加です。
「私立通信制高校(サポート校)」の特徴は、「単位がもらいやすい」ということです。
今も昔も、「公立通信制高校」の卒業率は高くありません。
→「通信制高校の卒業率」についてはコチラをご覧ください。
なぜ、「公立通信制高校」の卒業率が低いのかというと、コンプライアンスを遵守しているからです。
具体的には、下記のようなものがあります。
「課題(レポート)を確実に行わないと単位がもらえない。」
「テストで合格点を取らないと単位がもらえない。」
「スクーリングに参加をしないと単位がもらえない。」など
16.親が宿題をやって合格!白紙のテストで合格!
私立通信制高校(サポート校)はどうでしょう。
大々的に宣伝することはできないようですが、とても「楽(らく)」に単位を取得できるところが多くあります。
静岡県にある不登校解決相談所が、相談をいただいたお子さんたちが通っていた通信制高校は下記のような状態です。
「課題(レポート)の答えをサポート校が準備している。」
「子どもは答えを写すだけで良い評価をもらえる。」
「テストは受ければ合格(良い評価)をもらえる。」
「白紙のテストでも名前を書けば合格(単位取得)できる。」
「親が課題を行えば合格(単位取得)し卒業できる。」
スクーリングに関しては、サポート校では評価できないため、必ず参加しなくてはなりません。
17.1日1時間の作業で卒業できるのに・・・
正直、私立通信制高校(サポート校)に通い、高校卒業資格を取るのはとても簡単です。
1日1時間程度、サポート校に通い、課題を行い、年に数回のスクーリングに参加すれば高校卒業の資格をもらえるのです。
→「通信制高校の大学進学」についてはコチラをご覧ください。
頭を使って何かをする必要はないのです。
しかし、不登校の子どもは、この程度の作業もストレスと感じてしまいます。
もしくは、「やらなくても何とかなるだろう」と考えてしまいます。
これは、小学校や中学校で親や学校が下記のような対応を取ってしまったからです。
・子どもの「意志を尊重」する対応。
・様々なことを「自分で決めさせる」対応。(自己決定)
・子どもの嫌がる「登校刺激は与えない」対応。
・ゲームやスマホを「好きなだけやらせて心のエネルギーを溜める」対応。
・子どもが動き出すまで「待つ」対応。
→「不登校の間違った5つの対応」はコチラをご覧ください。
18.中学3年生の相談が増えている理由
中学3年生の相談が増えているのは、親御さんや子ども自身に希望やプライドがあるからです。
「A高校に行くのは恥ずかしい。」
「せめてB高校には行かせたい。」
「大学進学を考えると通信制高校では心配。」
「このまま不登校だと、通信制高校しか行くところがなくなる。」など
これ以上、「先送り」ができなくなり、相談を下さります。
※ 「先送り」=「希望している学校に進学できない」という状態です。
相談をいただく中学3年生のほとんどが、学習能力の高い子です。
対面カウンセリングや訪問カウンセリングで、直接、勉強の理解度を見ると、とても高い能力を持っています。
元教師、元塾講師、元家庭教師の私としては、とても楽しく、とても楽(らく)な古参です。
なぜなら、教えて事を瞬時に理解して、それを応用することが出来るからです。
もし、不登校になったばかりの時に相談をいただいていれば・・・・。
確実に学年で上位を取っていた子どもばかりです。
19.通信制高校でガンバると言っていたのに・・・
高校生の相談も「先送り」が限界になったときにいただきます。
「このまま休むと留年が決定する!」
「留年が決まったら退学すると言っている。」
「通信制高校に編入するしか道がなくなる。」など
通信制高校のお子さんの場合は、「卒業する年齢が高くなる」だけで、まだまだ「先送り」することはできます。
しかし、中学3年生のとき不登校のお子さんは下記のように言っていました。
「通信制高校は自分に合っている。」
「自分のペースで勉強ができる。」
「高校に入ったら学校に行く!
「毎日、登校して勉強をやる!」
「心機一転、ガンバる!」
親御さんは、この言葉を信じて通信制高校を許可したのに・・・。
早いお子さんで「数日~数週間」、遅いお子さんで「夏休み前」に不登校に戻ってしまいます。
そして、1年生の前期の時点で下記のような結果を告げられます。
「もう、3年(18才)で卒業することはでません。」
20.やる気があればやり直せる?不登校でも大丈夫?
静岡県にある不登校解決相談所では、子どもたちの将来を考えています。
「やる気があれば、いつからでもやり直せる!」
「勉強は何才からでもできる!」
「やりたいことが見つかれば子どもは動き出す!」
「自分の人生なのだから、自分で決める事が大切!」
「不登校でも大丈夫!」
もちろん、これらの言葉を否定するわけではありません。
ただ、これらの言葉が全て正しいとも思っていません。
→「やる気があればいつでもやり直せる!はウソ!」はコチラをご覧ください。
→「その年で、やりたいことが見つかっても・・・」はコチラをご覧ください。
確実に言えるのは、不登校の状態が続くことは、子どもの成長にとって「マイナスが多い」と言うことです。
21.一生懸命やっていることを認めない上司が悪い?
元、不登校の彼は30才で定職につくことができないでいます。
これは、中学校、高校時代に、不登校の間違った対応をしてしまったからです。
その結果、彼はこのように思うのが習慣になってしまいました。
「イヤな事からは逃げたほうが良い。」
「心のエネルギーがなくなってしまう。」
「不登校経験者でも大丈夫。」
「好きな事にお金を使って楽しく生きていける。」
「自分は一生懸命にやっている。」
「それを受け入れてくれない社長や上司が悪い」
「自分の人生だから、自分で決める事が大切。」など
彼が定期的に連絡をしてくるのは、私に対して2つの思いがあるからだと思います。
①「友だちがいないので、仕事の愚痴を聞いて欲しい!」
②「社会人の先輩として、注意をしてもらいたい。」
私は、彼にとって「耳が痛い」事を毎回、話しています。
それでも、彼が私に連絡をくれるのは、彼が中学時代から私が同じように「注意」をしているからだと思います。
30才になった彼にとって、今でも私は「昔から注意をしてくれる先生」なのです。
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