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不登校の子どもへの「間違った5つの対応!」あなたの対応は間違っていませんか?
1.中学3年生や高校生、大学生の相談が増えている 2.他の専門機関で解決できず不登校解決相談所に! 3.不登校の「間違った5つの対応」 4.間違った対応①「子どもが動き出すまで待ちましょう。」 5.待っても待っても不登校が改善しない! 6.いつまで待てば子どもは学校に行くの? 7.「待つ=全て自由」では不登校は解決しない! 8.「待つ」対応をすると「友だち関係」が良くなるの? 9.間違った対応②「自己決定を大切にしましょう。」 10.最初は勉強や手伝いをしていたのに・・・ 11.どこまで自己決定を尊重しなきゃイケないの? 12.大人の場合は眠くても仕事に行く 13.不登校の子どもは眠いときに学校に行く? 14.「本気」の自己決定と「面倒」の自己決定 15.間違った対応③「登校刺激を与えないようにしましょう。」 16.ストレスがなくなれば登校するようになるの? 17.前の日は行くと言ったのに玄関で固まる子 18.登校刺激は強弱を変えて与え続ける! 19.玄関で固まってしまった時の声かけは? 20.間違った対応④「好きな事をさせて心のエネルギーをためましょう。」 21.「好きな事をさせる」対応で不登校が悪化した! 22.不登校の解決と心のエネルギーは関係ない! 23.心のエネルギーがなくなったから不登校に? 24.ストレス発散の「ベスト」は運動で汗をかく! 25.好きな事だけをさせると不登校は悪化する! 26.間違った対応⑤「ゲームやスマホを制限するのはやめましょう。」 27.ゲーム依存、スマホ依存にならないためには? 28.ゲームを制限すると友だちとの関係が悪くなる? 29.ブロックできるコミュニケーションは必要? 30.不登校解決相談所が一緒にルールを決めて指導! 31.解決、改善がなければ対応を再検討して!
静岡県にある不登校解決相談所には、全国から年間1000件以上の相談が寄せられます。
毎年の相談内容には変化がないのですが、相談年齢はこの10年で劇的に変化しました。
具体的には、小学生や中学生の相談が減り、中学3年生や高校生、大学生、社会人の相談が増えています。
また、不登校期間についても数週間~数ヶ月の相談が減り、不登校期間が1年以上という相談が増えています。
不登校の解決期間は、年齢が若ければ若いほど、不登校期間が短ければ短いほど、早く解決ができます。
最近では下記のような子どもの不登校を数日~1ヶ月で解決しました。
・小学校3年生:不登校期間1ヶ月→1回の相談で登校開始。 ・小学校5年生:不登校期間3ヶ月→3回ので登校開始。 ・高校3年生:不登校期間3ヶ月→1週間で登校開始。 ・中学2年生:不登校期間半年→1ヶ月で登校開始。 ・大学3年生:不登校期間2年→2週間で登校開始。 ・中学3年生:不登校期間2年半→1ヶ月で登校開始。など
静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談のほとんどが、他の機関に相談をしても不登校が解決しなかったと言うものです。
「スクールカウンセラーさんに相談をしましたが、具体的なアドバイスはもらえませんでした。」 「適応指導教室の先生に相談をしましたが、何も変化はありませんでした。」 「市の相談員さんに相談しましたが、不登校は悪化したように感じます。」 「進路相談会に行ったのですが、不登校でも大丈夫と言われました。」 「不登校のお子さんをもつ保護者の方に話しを聞いたら、うちの子よりはましと励まされました・・・。」など
静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さる親御さん方の「ほぼ」全員が、同じ対応を行っています。
それが、これからお伝えする「間違った5つの対応」です。
※ 画一的な対応に疑問をもち、不登校初期に相談を下さる親御さんもいらっしゃるため「ほぼ」「ほとんど」としています。
ネットや本を調べると、不登校の子どもに対しては下記のような対応を取るように書かれています。
「子どもが動き出すまで待ちましょう。」 「自己決定(子どもに決めさせる)を大切にしましょう。」 「登校刺激を与えないようにしましょう。」 「好きな事をさせて心のエネルギーをためましょう。」 「ゲームやスマホを制限するのはやめましょう。」
これらは、不登校解決相談所では「画一的な対応」と呼んでいます。
子ども1人ひとりの状態を見ず、全ての不登校の子どもに対して、これらの対応を行うように言われているからです。
もちろん、不登校のお子さんに対して上記の対応を行い、数日~数週間で不登校が解決、改善しているのであれば問題はありません。
しかし、上記の対応を数ヶ月~数年も続けているのに、不登校が解決、改善していないのであれあば、その対応は「子どもに合っていない」と考えるのが必然でしょう。
今回は、これらの「画一的な対応」が、なぜ「間違った対応」なのか、なぜ「不登校を悪化、長期化」させるのかについて説明したいと思います。
「自分から学校に行くと言うまで待ちましょう。」 「気持ちが落ち着くまで見守りましょう。」 「心のエネルギーが溜まるまで待ちましょう。」
学校の先生やスクールカウンセラーさんから、このように言われたことはありませんか?
ネットの記事や本に、このように書いてあるのを見たことがありませんか?
ある日、子どもが不登校になってしまいました。
親御さんは、様々な対応や声かけを行います。
しかし、子どもの不登校は一向に改善しません。
そんなとき、先生やスクールカウンセラーさんに「待ちましょう」と言われます。
同時に、ネットの記事や本にも「待つことが大切です」と書いてあります。
これらの言葉を聞いた親御さんは、自分の子育てを振り返り、このように思ってしまいます。
「私の子育てが悪かったんだ・・・。」 「愛情不足だったんだ・・・。」
「子どもにツラい思いをさせていたんだ・・・」など
→不登校の原因は愛情不足じゃない!
親御さんは自分の子育てを振り返り、「待つ」対応を始めます。
しかし、いつまで待っても、子どもが学校へ行く気配はありません。
逆に勉強やお手伝いはしなくなり、ゲームやスマホの毎日です。
寝る時間も遅くなり、昼過ぎまで寝ているようになってしまいました。
さらには親が学校の事を話すと、逆ギレしてこう言ったりします。
「うるさいな!」 「ゲームやスマホをしている時だけツラいことを忘れられるんだよ!」 「僕が安らげる時間なのに!」 「私の楽しみを奪わないで!」など
「待つ対応」を続けていても不登校の状態は一向によくなりません。
それどころか、ゲーム依存やスマホ依存、昼夜逆転、暴言、暴力など、悪化しているように感じます。
当然、このように親御さんは考えるでしょう。
「いつまで待てば、子どもは学校に行くようになるの?」 「どれくらい見守れば心が落ち着くの?」 「いつになったら心のエネルギーは溜まるの?」
この疑問をスクールカウンセラーさんや相談員さんにぶつけると、このように言われます。
「心のエネルギーが溜まるのには時間がかかります。」 「お子さんは必ず動き出します。」 「お子さんを信じて待ってください。」
カウンセラーさんから怒られたお母さんもいらっしゃいます。
「お母さんが、学校に行ってほしいと思っているからダメなんです!」 「いつまで?と言っている時点で、子どもを信じていない証拠です!」 「子どもは敏感なので、親に信頼されていないのを感じてるんです!」 「学校に行けないのは親が思い込みをもっているからです!」
親御さんは何も悪くないのに・・・・・。
静岡県にある不登校解決相談所でも、「登校を待つ」対応を行うことがあります。
「いじめ」や「無視」など、ツラい体験をした子どもに対してです。
ただ、「待つ=全て自由」ではありません。
学校に行ける位に心の回復するまで「待つ」対応を行いますが、同時に授業に遅れないように勉強や宿題をしたり、運動をしたりします。
ゲームやスマホも完全自由にしませんし、寝る時間や起きる時間などの生活リズムも自由にしません。
「それだと子どもの心のエネルギーは回復しないのでは?」
こう仰る方もいらっしゃいますが、最初にこの対応を説明すると、「いじめ」や「無視」の体験をした子どもたちの方から、こう言ってきます。
「学校には行けないけど勉強はやりたい!」 「○年生から学校にもどるため生活リズムは崩したくない!」
静岡県にある不登校解決相談所では、基本的に「いじめ」や「無視」などのツラい体験をして不登校になった子ども以外は、「待つ対応」はオススメしていません。
もちろん、不登校を選んだときには、子どもなりの「ツラい体験」があったのでしょう。
静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談のほとんどが、「いじめ以外の人間関係」で不登校になってしまったです。
そんな子どもたちに対して「待つ対応」を行えば、「人間関係」が上手になるのでしょうか?
「待つ対応」を行うことで、学校に行けるようになるのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の子どもの「人間関係を作る力」が向上するように支援を行います。
もちろん、学校の先生にも協力していただき、登校したときに「友だちとの関係作り」のフォローをお願いしております。
不登校解決相談所の代表は元教師ですので、先生方にも効果のある声かけや対応、授業の提案ができるのです。
「登校するorしないも、自分で決めさせましょう。」 「遅刻、早退、滞在時間も子どもに決めさせてください。」 「勉強するorしないも、子どもに任せましょう。」 「別室に登校したときのスケジュールも子どもに決めさせます。」
学校の先生やスクールカウンセラーさんから、このように言われた事はありませんか?
また、このように言われたこと(見たこと)はありませんか?
「自分で考え、自分で決め、自分で実行することが大切です。」 「自分で決めたことに責任を持たせるのが大切です。」 「子どもはイヤなことがあっても周りの観察して望ましい行動をとります。」 「自分の意見や考えが尊重された子どもは、自分で自分を律するようになるのです。」
これらの言葉が理想であることは否定しません。
親が子どもの意思を尊重し、子どもがそれを察して自分の行動を律するようになる。
ただ、自分自身が子どもの頃や教員時代の生徒の様子をみていると、このように感じてしまいます。
「みんながみんな、自分を律することが出来るとは思えない。」 「人間は楽(らく)な方に流れる生き物である。」 「理想を持つことも大切だが、全てが理想通りに行かないことを知ることも大切では?」
不登校になってしまったばかりの頃、子どもたちはこう言います。
「クラスにはいけないけど勉強はがんばる!」 「学校にはいけないけど家で手伝いをする!」
しかし、不登校の期間が長くなればなるほど、子どもたちは勉強もしなくなりますし、手伝いもしなくなります。
そこで、親が子どもの考えを聞くと、このように言ったりします。
「ちゃんと考えているから放っておいて!」 「口を出されると、やる気がなくなる!」
さらには、このように言う子もいます。
「うるさいな~!」 「もう二度と学校には行かないぞ!」
「もう2度と学校には行かないぞ!」
これは、子どもが思った事です。
こう言った子どもに対して、親御さんはこう言わなければいけないのでしょうか?
「自分で2度と学校に行かないと決めたんだね!」 「あなたが決めたことだから、それでいいよ!」
正直、私は自分の子どもにこのようには言えませんし、相談を下さった親御さんに、こう言ってくださいとお願いも出来ません。
しかし、子どもが不登校になってから「自己決定を大切にする」対応を取っていた場合は、子どもの意志を尊重しなければなりません。
もし、子どもの意見に反対すれば、子どもはこう思うからです。
「口では意志を尊重するって言ってたのに!」 「結局、自分で決めさせてくれない!」 「大人は嘘つきだ!」
静岡県にある不登校解決相談所でも「子どもの自己決定」を大切にしています。
しかし、「自己決定=全てを決めさせる」対応は行っていません。
なぜなら、大人のカウンセリングと違い、子どもの場合は「その場の気持ち」で物事を決めてしまうからです。
例えば、前の晩によく眠れず、朝、布団からでることが出来なかったとします。
仕事をしている大人の場合は、ギリギリまで寝ているかもしれませんが、時間になれば布団から出て仕事に向かいます。
体調が悪ければ、会社に連絡をして休ませてもらうことでしょう。
仕事に行くにしろ、休むにしろ、最低限の行動をするわけです。
しかし、不登校の子どもはどうでしょう。
同じように、前の晩によく眠れず、朝、布団からでることが出来なかったとします。
そのとき、不登校の子どもは自分から起きてくるでしょうか?
学校に連絡を入れるでしょうか?
親に休む許可をもらったり、学校への連絡を頼むでしょうか?
ほとんどの場合が、「自己決定」と言う言葉を盾に自分の行動を正当化します。
簡単に言うと、そのまま寝ていたり、布団の中で好きな事をして過ごしたりするのです。
「子どもはイヤなことがあっても周りを観察して望ましい行動をとります。」 「自分の意見や考えが尊重された子どもは、自分で自分を律するようになるのです。」
このような理想の行動を子どもが取ることは、ほとんどないのが現状です。
→大人のカウンセリングと子どものカウンセリングの違い
「漫画家になるために、もっと絵の勉強をしたい!」 「だから、学校にいって勉強する時間がもったいない!」
(この子はスマホやゲームは一切やらず、絵を描き続けていた女の子です。)
このように、「夢」や「本気になれる物」があり、それに向かって努力している子の「自己決定」は尊重してあげたいと思っています。
(彼女は中学は登校を続け、高校は行かずに絵の専門学校に行くことになりました。)
しかし、下記のような理由で「自己決定」したことを認めることはありません。
「学校が面倒だから、家でゲームをしている。」 「家で好きな事をしている方が楽(らく)だから、不登校のままでいい。」 「高校の資格はとりたいから楽(らく)な通信制高校でいいや。」
「学校の話をしないようにしましょう。」 「登校刺激を与えないようにしましょう。」
無理に登校させても意味がないのは事実です。
それでは、「学校の話」をしなければ、不登校の子どもは登校するようになるのでしょうか?
登校刺激を与えないでも、不登校は解決するのでしょうか?
ほとんどの子どもは「このままじゃダメだ」と思っています。
それでも「勇気の一歩」を踏み出すことが出来ずに悩んでいるのです。
それならば、親や学校が、このように考えてみてはどうでしょう?
「自然と子どもが登校できるようにするには、何をすればいい?」 「どのような支援をすれば、子どもは乗り越えられる?」 「先生とどう連携をすれば、クラスの人間関係が改善する?」など
不登校になった子どもたちは、このように思っています。
「学校に行かなきゃダメなのはわかってる・・・・。」 「でも、・・・・行けない。」
(不登校期間が長くなればなるほど、不登校の状態に慣れ、このように思わなくなります。)
これに対して、子どもたちの「心の不安」や「ストレス」を減らすため、学校の先生やスクールカウンセラーさんは、このように言います。
「学校の話はしないようにしましょう。」 「登校刺激を与えないようにしましょう。」 「無理をさせないようにしましょう。」
もちろん、上記のような対応を行えば、子どもの「不安」や「ストレス」は減ることでしょう。
しかし、「不安」や「ストレス」がなくなれば、登校できようになるのでしょうか?
「人間、やる気になれば何でも出来る!」 「人生はいつからでもやり直すことが出来る!」
この言葉は正しい言葉ではありますが、反面、問題を先延ばしする言葉でもあるのです。
→「やる気になれば何でもできる」「勉強はいつ始めても遅くない」はウソ!
ガンバろうと思っている子どもたちは、夜になるとこう言います。
「明日は必ず学校にいくね!」 「ガンバって、朝、起きるね!」
そして、翌日の学校の準備を始めます。
しかし、翌朝になるとこのような行動をとってしまいます。
・朝、布団から出てこない。 ・着替えてカバンをしょうが、玄関で固まってしまう。 ・ボーっとして、親の言葉が耳に入らない。など
子どもたちは、このような行動をわざとやっているのではありません。
前日の夜は本当に学校に行くつもりだったのです。
しかし、朝になると体が動かなくなってしまうのです。
このような行動をくり返すと、子どもの自己肯定感は下がってしまいます。
そのため、学校の先生やスクールカウンセラーさんは、こう言うのです。
「無理しなくていいからね!」 「不登校でもいいんだよ!」
静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の対応について下記のようにお伝えしております。
「登校刺激は与え続けてくださいね!」 「ただ、強弱は調整してください!」 「不登校の初期は弱めの登校刺激がオススメです。」 「学校の先生と連携ができ、準備が整ったときは強い登校刺激が必要となります。」 「親御さんとお子さんの関係によって強弱を調整してください。」
例えば、「朝、玄関で固まってしまった」時はどのような登校刺激(声かけ)をすればいいのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所では、このような声かけをオススメしています。
「昨日はガンバって行こうと思ったんだよね~。」 「でも、朝になると不安になるんだよね~。」 「登校ができなそうなら今日は休んでもいいよ。」 「明日はなるべくガンバろうね。」 「お母さんは、昨日の夜『ガンバって行こう』と思ってくれたことが嬉しいよ!」
このような登校刺激を与えることで、子どもはこう思うようになります。
「登校は出来なかったけど、次はガンバろう!」
「お母さんは、昨日の夜『ガンバって行こう』と思ってくれたことが嬉しいよ!」
この登校刺激(声かけ)は何度も使うと逆効果になるので注意をしてください。
なぜなら、この登校刺激(声かけ)では、根本が解決できていないからです。
この登校刺激(声かけ)はあくまでも弱い刺激であり、そのときの子どもの気持ちを楽にするとともに、登校への意欲を減らさないための刺激だからです。
不登校の子どもが「朝、玄関で固まってしまった」ときは、上記の弱い登校刺激(声かけ)を与えるとともに、子どもが登校しやすいようにする支援(準備)が必要です。
具体的には、「先生との関係を良くする」「人間関係の作り方を知る」「友だちと話すきっかけを作る」などの支援が必要となります。
ただ、これは親御さんだけで出来る事ではないため、学校や不登校解決相談所などの専門家に手伝ってもらうことをオススメしております。
「お子さんは心のエネルギーを使い切ってしまったのです。」 「好きな事をさせて心のエネルギーを溜めるようにしましょう。」 「学校の事やイヤな事は思い出させないようにしましょう。」 「心のエネルギーが溜まれば、子どもは自分から動き出します。」
この考え方はスクールカウンセラーさんが配置されてから広まった考えです。
「不登校(当時は登校拒否)=いじめが原因」という前提に生まれた考えだと私は思っています。
この考えに対して、私は教員時代から、このように思っていました。
「いじめが原因なら、教師がいじめをなくす努力をしなくちゃダメだろ!」 「心のエネルギーが溜まったって、また、いじめに合ったらエネルギーはなくなるだろ!」
同時に、このようにも思っていました。
「心のエネルギーのせいにして、教師やスクールカウンセラー、親が考えることを放棄しているんじゃない?」
「好きな事を」を自由にさせる対応を行ったことで、子どもが自ら動き出し不登校が解決、改善したのであれば問題はありません。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談では、不登校の子どもは、このような状態になってしまっています。
・勉強や宿題、お手伝いなどをしなくなった。 ・少しガンバればできることをしなくなった。 ・イヤな事、面倒な事から逃げるようになった。 ・生活のリズムが乱れてしまった。 ・昼夜逆転生活になってしまった。 ・ゲーム依存やスマホ依存の状態になってしまった。
→「ゲーム依存」や「スマホ依存」についてはコチラをご覧ください。
それでも、新学年が始まる4月に、不登校の子どもが動き出すことがあります。
(これは、「心のエネルギー」とは関係ない「不登校あるある」なのですが・・・・。)
子どもが登校を始めると、親御さんはこう思ってしまいます。
「子どもを信じて待って良かった。」 「好きな事をしたことで心のエネルギーが溜まったんだ!」
しかし、早い子どもは翌日、遅い子どもでも数週間~数ヶ月で不登校に戻ってしまいます。
親は慌てて先生やスクールカウンセラーさんに相談をします。
すると、このように言われてしまうのです。
「心のエネルギーを使い果たしてしまったんですね!」 「登校できるようになるには、心のエネルギーが必要です。」 「好きな事をさせて、心のエネルギーを溜めましょう。」
→不登校から大学進学!成功事例じゃないの?事例を読むときは年齢確認を!
「心のエネルギー」とは何でしょう?
「心のエネルギー」が溜まると不登校が解決するのでしょうか?
子どもが不登校になってしまう仮定は様々です。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談のほとんどが「人間関係」が原因で不登校になってしまった相談です。
もちろん、不登校が長くなれば、「勉強が分からない」「学校の生活についていけない」「学校のシステムがあっていない」などの理由を子どもが言ったりします。
しかし、これはいわゆる「二次障害」と言うものです。
きっかけの「人間関係」や「いじめ」がなく、学校が楽しければ、勉強が苦手な子でも「勉強」で不登校になることはないのです。
それでは、どのような対応をすれば良いのでしょうか?
もちろん、好きな事をして「ストレス発散」することは大切です。
ストレスを発散する最も効果的な方法は「運動をして汗をかく」ことです。
実際に運動で汗をかくとストレスやイライラが一緒に流れていくことが分かります。
あるお父さんは、不登校解決相談所の話を聞き、子どもと一緒に毎朝1時間ほどランニングをすることにしました。
半強制で決めたそうです。
「ムリヤリやらせるなんてよくない!」 「子どもの意志を無視している!」 「虐待だ!」
このように思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現実はこのようになりました。
・朝のランニングを始める。 ・生活リズムが良くなると同時に食欲が増す。 ・顔色も良くなり健康になる。 ・体調が良くなったこと、毎日、継続していることを褒めたり、認めたことで自信を取り戻す。 ・ランニングを始めて1ヶ月で登校を開始する。
(このお子さんは不登校期間が約1年のお子さんでした。)
ストレス発散には運動が効果的です。
しかし、不登校の子どもは運動を嫌がる傾向にあります。
そこで、お手軽にストレスを発散できるのが「好きな事をする」です。
もちろん、静岡県にある不登校解決相談所はこのように思っているわけではありません。
「不登校の子どもに好きな事をさせるな!」
反面、このように考えています。
「好きな事だけをさせるのはよくない!」 「やるべき事や出来る事はしっかりとやらせなければならない!」
静岡県にある不登校解決相談所では、この考えを基に子ども1人ひとりに合った対応を提案しています。
具体的には勉強や宿題、学校との連携、登校の仕方、登校継続の声かけなど、親御さん方が思っている以上に具体的な提案をさせていただいています。
これにより、他の相談機関で不登校が解決しなかった子どもが学校に登校できるようになるのです。
「子どもたちはスマホやゲームで友だちとコミュニケーションを取っているんです。」 「スマホを取り上げ、ゲームを禁止するとコミュニケーションが取れなくなります。」 「ゲームやスマホを好きなだけやれば、ゲームやスマホに飽きます。」 「ゲームやスマホを制限したり、没収したりするのはやめましょう!」
さらに、子どもたちはこう言います。(実際に子どもが言った言葉です。)
「ゲーム(スマホ)がなければ、友だちと連絡が取れなくなる!」 「友だちと連絡が取れないと、学校の事を聞けなくなる!」 「そうしたら学校にいけなくなるよ!」など
また、このように言ったりもします。(実際に子どもが言った言葉です。)
「スマホ(ゲーム)は個人の所有物だ!」 「個人情報違反にもなるし、人権侵害にもなるぞ!」 「ゲーム(スマホ)が唯一の心のよりどころなのに・・・。」 「もう、2度と学校に行かないからな!いいんだな!」 「スマホ(ゲーム)を没収するなら死んでやる!」など
ゲーム依存(スマホ依存)に関わる、お医者さんや心理師さん、療法士さんは、こう仰っています。
「スマホやゲームの時間のルール(制限)を作ることは大切です。」
講演会や研修の後、ゲーム依存を専門にしているお医者さんは、このような事をコッソリ教えてくれました。
「本当は使用時間をしっかりと管理した方がいい!」 「ただ、親が制限しようとすると、ゲーム依存の子どもは反発する。」 「暴れたり、暴言を吐いたりすることも多い。」 「だから『ルールは大切です』と優しい言い方にしているんです。」
静岡県にある不登校解決相談所でも、同じような考えを持っています。
「好きな事と同様、もしくは、それ以上に『ルール』は守らせたい。」 「ゲームやスマホは飽きないように作られている。」 「飽きたら次のゲームが無料で手に入る状態でもある。」 「ゲームやスマホを自由にしていて、子どもが自分から動き出すことはほとんどない。」(進級、進学の4月や留年が決まる時期は動き出すこともありますが・・・。)
「子どもたちはスマホやゲームで友だちとコミュニケーションを取っているんです。」 「スマホを取り上げ、ゲームを禁止するとコミュニケーションが取れなくなります。」 「ゲーム(スマホ)がなければ、友だちと連絡が取れなくなる!」 「友だちと連絡が取れないと、学校の事を聞けなくなる!」 「そうしたら学校にいけなくなるよ!」など
このように言われると、親御さん方はこう思います。
「スマホやゲームを制限すると友だちとの関係が悪くなってしまう。」 「友だちと連絡が取れないと学校に戻ったときに困る。」 「やっぱり、スマホやゲームは制限しないほうがいいのではないか?」
しかし、実際にリア友(同じクラスや学校の友だち)と連絡を取っている子は、あまりいないのが現状です。
リア友とは連絡を取らない反面、ネッ友(会ったことのないネットの友だち)とは交流(ゲーム)していることが多々あります。
「ネッ友だろうと、コミュニケーションを取ることは大切だ!」
こう言う専門家の方もいらっしゃいます。
しかし、ネッ友とのコミュニケーションは、いつでも「ブロック」できるコミュニケーションです。
一緒にゲームをしていて、イヤな事を言われたら「ブロック」し、相手からも「ブロック」される関係です。
大人が思うより簡単に、子どもは友だちを「ブロック」します。
この生活を続けていると、リア友に対しても簡単に「ブロック」するようになってしまいます。
以前、相談をいただいたお子さんは、このような事を言っていました。
「同じクラスの友達(仲の良い友達)が、心配しているという手紙をくれた。」 「私は学校のことを思い出したくないのに、一緒に修学旅行に行きたいと書かれていた。」 「私の気持ちを分かってくれないのでブロックした。」
※ 不登校が解決した後、この当時の話を聞くとこのように言っていました。
※ 「手紙は嬉しかった。→返事を書けなかった。→LINEで話しづらかった。→ブロックした。」
静岡県にある不登校解決相談所では、代表心理師が親御さんの代わりに、スマホやゲームのルールを子どもと一緒に決める対応も行っています。
約束を守れなかった時の注意や指導、没収も親御さんに変わって不登校解決相談所が行います。
(もちろん、ルールを決めた後、ルールを守ることができるように支援や声かけを行います。)
実際、先月もニンテンドースイッチを1ヶ月ほど預かりました。
「没収することに反発したり、暴れたりしませんか?」
このような質問もたくさんいただきます。
静岡県にある不登校解決相談所には、豊富な解決実績があります。
そして、その実績より得られた、様々なノウハウがあります。
それにより、子どもがルールを破ったときに、ゲームやスマホを預かっても、子どもは反発したり、暴れたりしないのです。
(第三者である不登校解決相談所がルールを決め管理することで、親御さんと比べ反発が少なくなるという側面もあります。)
静岡県にある不登校解決相談所では、開所当初からこのように訴えています。
「1人ひとりに合った不登校の対応をして下さい!」 「待つ、好きな事をさせる、自己決定などの画一的な対応はやめましょう!」 「ムリをさせない、好きな事をさせるなどの対応には、大きなデメリットがあります!」 「先を見通して、声をかけましょう!」
しかし、これらの訴えが広がっていないのが現状です。
(これらの考えに共感して下さった親御さんは、みなさん不登校が解決しています。)
また、このようにも訴えてきました。
「待つなどの対応を取って、不登校が解決、改善しているのであれば問題はありません。」 「ただ、不登校が解決していない、逆に悪化しているのであれば問題です。」 「それらの対応はお子さんに合った対応ではありません。」 「間違った対応なのです!」
お子さんの不登校が解決、改善していないのであれば、対応を変えてみてはどうでしょう?
静岡県にある不登校解決相談所では、他の機関で解決しなかった不登校をたくさん解決しています。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
24/11/11
24/11/04
TOP
不登校が解決、改善していないなら対応を再検討して!
1.中学3年生や高校生、大学生の相談が増えている
2.他の専門機関で解決できず不登校解決相談所に!
3.不登校の「間違った5つの対応」
4.間違った対応①「子どもが動き出すまで待ちましょう。」
5.待っても待っても不登校が改善しない!
6.いつまで待てば子どもは学校に行くの?
7.「待つ=全て自由」では不登校は解決しない!
8.「待つ」対応をすると「友だち関係」が良くなるの?
9.間違った対応②「自己決定を大切にしましょう。」
10.最初は勉強や手伝いをしていたのに・・・
11.どこまで自己決定を尊重しなきゃイケないの?
12.大人の場合は眠くても仕事に行く
13.不登校の子どもは眠いときに学校に行く?
14.「本気」の自己決定と「面倒」の自己決定
15.間違った対応③「登校刺激を与えないようにしましょう。」
16.ストレスがなくなれば登校するようになるの?
17.前の日は行くと言ったのに玄関で固まる子
18.登校刺激は強弱を変えて与え続ける!
19.玄関で固まってしまった時の声かけは?
20.間違った対応④「好きな事をさせて心のエネルギーをためましょう。」
21.「好きな事をさせる」対応で不登校が悪化した!
22.不登校の解決と心のエネルギーは関係ない!
23.心のエネルギーがなくなったから不登校に?
24.ストレス発散の「ベスト」は運動で汗をかく!
25.好きな事だけをさせると不登校は悪化する!
26.間違った対応⑤「ゲームやスマホを制限するのはやめましょう。」
27.ゲーム依存、スマホ依存にならないためには?
28.ゲームを制限すると友だちとの関係が悪くなる?
29.ブロックできるコミュニケーションは必要?
30.不登校解決相談所が一緒にルールを決めて指導!
31.解決、改善がなければ対応を再検討して!
1.中学3年生や高校生、大学生の相談が増えている
静岡県にある不登校解決相談所には、全国から年間1000件以上の相談が寄せられます。
毎年の相談内容には変化がないのですが、相談年齢はこの10年で劇的に変化しました。
具体的には、小学生や中学生の相談が減り、中学3年生や高校生、大学生、社会人の相談が増えています。
また、不登校期間についても数週間~数ヶ月の相談が減り、不登校期間が1年以上という相談が増えています。
不登校の解決期間は、年齢が若ければ若いほど、不登校期間が短ければ短いほど、早く解決ができます。
最近では下記のような子どもの不登校を数日~1ヶ月で解決しました。
・小学校3年生:不登校期間1ヶ月→1回の相談で登校開始。
・小学校5年生:不登校期間3ヶ月→3回ので登校開始。
・高校3年生:不登校期間3ヶ月→1週間で登校開始。
・中学2年生:不登校期間半年→1ヶ月で登校開始。
・大学3年生:不登校期間2年→2週間で登校開始。
・中学3年生:不登校期間2年半→1ヶ月で登校開始。など
2.他の専門機関で解決できず不登校解決相談所に!
静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談のほとんどが、他の機関に相談をしても不登校が解決しなかったと言うものです。
「スクールカウンセラーさんに相談をしましたが、具体的なアドバイスはもらえませんでした。」
「適応指導教室の先生に相談をしましたが、何も変化はありませんでした。」
「市の相談員さんに相談しましたが、不登校は悪化したように感じます。」
「進路相談会に行ったのですが、不登校でも大丈夫と言われました。」
「不登校のお子さんをもつ保護者の方に話しを聞いたら、うちの子よりはましと励まされました・・・。」など
静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さる親御さん方の「ほぼ」全員が、同じ対応を行っています。
それが、これからお伝えする「間違った5つの対応」です。
※ 画一的な対応に疑問をもち、不登校初期に相談を下さる親御さんもいらっしゃるため「ほぼ」「ほとんど」としています。
3.不登校の「間違った5つの対応」
ネットや本を調べると、不登校の子どもに対しては下記のような対応を取るように書かれています。
「子どもが動き出すまで待ちましょう。」
「自己決定(子どもに決めさせる)を大切にしましょう。」
「登校刺激を与えないようにしましょう。」
「好きな事をさせて心のエネルギーをためましょう。」
「ゲームやスマホを制限するのはやめましょう。」
これらは、不登校解決相談所では「画一的な対応」と呼んでいます。
子ども1人ひとりの状態を見ず、全ての不登校の子どもに対して、これらの対応を行うように言われているからです。
もちろん、不登校のお子さんに対して上記の対応を行い、数日~数週間で不登校が解決、改善しているのであれば問題はありません。
しかし、上記の対応を数ヶ月~数年も続けているのに、不登校が解決、改善していないのであれあば、その対応は「子どもに合っていない」と考えるのが必然でしょう。
今回は、これらの「画一的な対応」が、なぜ「間違った対応」なのか、なぜ「不登校を悪化、長期化」させるのかについて説明したいと思います。
4.間違った対応①「子どもが動き出すまで待ちましょう。」
「自分から学校に行くと言うまで待ちましょう。」
「気持ちが落ち着くまで見守りましょう。」
「心のエネルギーが溜まるまで待ちましょう。」
学校の先生やスクールカウンセラーさんから、このように言われたことはありませんか?
ネットの記事や本に、このように書いてあるのを見たことがありませんか?
ある日、子どもが不登校になってしまいました。
親御さんは、様々な対応や声かけを行います。
しかし、子どもの不登校は一向に改善しません。
そんなとき、先生やスクールカウンセラーさんに「待ちましょう」と言われます。
同時に、ネットの記事や本にも「待つことが大切です」と書いてあります。
これらの言葉を聞いた親御さんは、自分の子育てを振り返り、このように思ってしまいます。
「私の子育てが悪かったんだ・・・。」
「愛情不足だったんだ・・・。」
「子どもにツラい思いをさせていたんだ・・・」など
→不登校の原因は愛情不足じゃない!
5.待っても待っても不登校が改善しない!
親御さんは自分の子育てを振り返り、「待つ」対応を始めます。
しかし、いつまで待っても、子どもが学校へ行く気配はありません。
逆に勉強やお手伝いはしなくなり、ゲームやスマホの毎日です。
寝る時間も遅くなり、昼過ぎまで寝ているようになってしまいました。
さらには親が学校の事を話すと、逆ギレしてこう言ったりします。
「うるさいな!」
「ゲームやスマホをしている時だけツラいことを忘れられるんだよ!」
「僕が安らげる時間なのに!」
「私の楽しみを奪わないで!」など
6.いつまで待てば子どもは学校に行くの?
「待つ対応」を続けていても不登校の状態は一向によくなりません。
それどころか、ゲーム依存やスマホ依存、昼夜逆転、暴言、暴力など、悪化しているように感じます。
当然、このように親御さんは考えるでしょう。
「いつまで待てば、子どもは学校に行くようになるの?」
「どれくらい見守れば心が落ち着くの?」
「いつになったら心のエネルギーは溜まるの?」
この疑問をスクールカウンセラーさんや相談員さんにぶつけると、このように言われます。
「心のエネルギーが溜まるのには時間がかかります。」
「お子さんは必ず動き出します。」
「お子さんを信じて待ってください。」
カウンセラーさんから怒られたお母さんもいらっしゃいます。
「お母さんが、学校に行ってほしいと思っているからダメなんです!」
「いつまで?と言っている時点で、子どもを信じていない証拠です!」
「子どもは敏感なので、親に信頼されていないのを感じてるんです!」
「学校に行けないのは親が思い込みをもっているからです!」
親御さんは何も悪くないのに・・・・・。
7.「待つ=全て自由」では不登校は解決しない!
静岡県にある不登校解決相談所でも、「登校を待つ」対応を行うことがあります。
「いじめ」や「無視」など、ツラい体験をした子どもに対してです。
ただ、「待つ=全て自由」ではありません。
学校に行ける位に心の回復するまで「待つ」対応を行いますが、同時に授業に遅れないように勉強や宿題をしたり、運動をしたりします。
ゲームやスマホも完全自由にしませんし、寝る時間や起きる時間などの生活リズムも自由にしません。
「それだと子どもの心のエネルギーは回復しないのでは?」
こう仰る方もいらっしゃいますが、最初にこの対応を説明すると、「いじめ」や「無視」の体験をした子どもたちの方から、こう言ってきます。
「学校には行けないけど勉強はやりたい!」
「○年生から学校にもどるため生活リズムは崩したくない!」
8.「待つ」対応をすると「友だち関係」が良くなるの?
静岡県にある不登校解決相談所では、基本的に「いじめ」や「無視」などのツラい体験をして不登校になった子ども以外は、「待つ対応」はオススメしていません。
もちろん、不登校を選んだときには、子どもなりの「ツラい体験」があったのでしょう。
静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談のほとんどが、「いじめ以外の人間関係」で不登校になってしまったです。
そんな子どもたちに対して「待つ対応」を行えば、「人間関係」が上手になるのでしょうか?
「待つ対応」を行うことで、学校に行けるようになるのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の子どもの「人間関係を作る力」が向上するように支援を行います。
もちろん、学校の先生にも協力していただき、登校したときに「友だちとの関係作り」のフォローをお願いしております。
不登校解決相談所の代表は元教師ですので、先生方にも効果のある声かけや対応、授業の提案ができるのです。
9.間違った対応②「自己決定を大切にしましょう。」
「登校するorしないも、自分で決めさせましょう。」
「遅刻、早退、滞在時間も子どもに決めさせてください。」
「勉強するorしないも、子どもに任せましょう。」
「別室に登校したときのスケジュールも子どもに決めさせます。」
学校の先生やスクールカウンセラーさんから、このように言われた事はありませんか?
ネットの記事や本に、このように書いてあるのを見たことがありませんか?
また、このように言われたこと(見たこと)はありませんか?
「自分で考え、自分で決め、自分で実行することが大切です。」
「自分で決めたことに責任を持たせるのが大切です。」
「子どもはイヤなことがあっても周りの観察して望ましい行動をとります。」
「自分の意見や考えが尊重された子どもは、自分で自分を律するようになるのです。」
これらの言葉が理想であることは否定しません。
親が子どもの意思を尊重し、子どもがそれを察して自分の行動を律するようになる。
ただ、自分自身が子どもの頃や教員時代の生徒の様子をみていると、このように感じてしまいます。
「みんながみんな、自分を律することが出来るとは思えない。」
「人間は楽(らく)な方に流れる生き物である。」
「理想を持つことも大切だが、全てが理想通りに行かないことを知ることも大切では?」
10.最初は勉強や手伝いをしていたのに・・・
不登校になってしまったばかりの頃、子どもたちはこう言います。
「クラスにはいけないけど勉強はがんばる!」
「学校にはいけないけど家で手伝いをする!」
しかし、不登校の期間が長くなればなるほど、子どもたちは勉強もしなくなりますし、手伝いもしなくなります。
そこで、親が子どもの考えを聞くと、このように言ったりします。
「ちゃんと考えているから放っておいて!」
「口を出されると、やる気がなくなる!」
さらには、このように言う子もいます。
「うるさいな~!」
「もう二度と学校には行かないぞ!」
11.どこまで自己決定を尊重しなきゃイケないの?
「もう2度と学校には行かないぞ!」
これは、子どもが思った事です。
こう言った子どもに対して、親御さんはこう言わなければいけないのでしょうか?
「自分で2度と学校に行かないと決めたんだね!」
「あなたが決めたことだから、それでいいよ!」
正直、私は自分の子どもにこのようには言えませんし、相談を下さった親御さんに、こう言ってくださいとお願いも出来ません。
しかし、子どもが不登校になってから「自己決定を大切にする」対応を取っていた場合は、子どもの意志を尊重しなければなりません。
もし、子どもの意見に反対すれば、子どもはこう思うからです。
「口では意志を尊重するって言ってたのに!」
「結局、自分で決めさせてくれない!」
「大人は嘘つきだ!」
12.大人の場合は眠くても仕事に行く
静岡県にある不登校解決相談所でも「子どもの自己決定」を大切にしています。
しかし、「自己決定=全てを決めさせる」対応は行っていません。
なぜなら、大人のカウンセリングと違い、子どもの場合は「その場の気持ち」で物事を決めてしまうからです。
例えば、前の晩によく眠れず、朝、布団からでることが出来なかったとします。
仕事をしている大人の場合は、ギリギリまで寝ているかもしれませんが、時間になれば布団から出て仕事に向かいます。
体調が悪ければ、会社に連絡をして休ませてもらうことでしょう。
仕事に行くにしろ、休むにしろ、最低限の行動をするわけです。
13.不登校の子どもは眠いときに学校に行く?
しかし、不登校の子どもはどうでしょう。
同じように、前の晩によく眠れず、朝、布団からでることが出来なかったとします。
そのとき、不登校の子どもは自分から起きてくるでしょうか?
学校に連絡を入れるでしょうか?
親に休む許可をもらったり、学校への連絡を頼むでしょうか?
ほとんどの場合が、「自己決定」と言う言葉を盾に自分の行動を正当化します。
簡単に言うと、そのまま寝ていたり、布団の中で好きな事をして過ごしたりするのです。
「子どもはイヤなことがあっても周りを観察して望ましい行動をとります。」
「自分の意見や考えが尊重された子どもは、自分で自分を律するようになるのです。」
このような理想の行動を子どもが取ることは、ほとんどないのが現状です。
→大人のカウンセリングと子どものカウンセリングの違い
14.「本気」の自己決定と「面倒」の自己決定
静岡県にある不登校解決相談所でも「子どもの自己決定」を大切にしています。
「漫画家になるために、もっと絵の勉強をしたい!」
「だから、学校にいって勉強する時間がもったいない!」
(この子はスマホやゲームは一切やらず、絵を描き続けていた女の子です。)
このように、「夢」や「本気になれる物」があり、それに向かって努力している子の「自己決定」は尊重してあげたいと思っています。
(彼女は中学は登校を続け、高校は行かずに絵の専門学校に行くことになりました。)
しかし、下記のような理由で「自己決定」したことを認めることはありません。
「学校が面倒だから、家でゲームをしている。」
「家で好きな事をしている方が楽(らく)だから、不登校のままでいい。」
「高校の資格はとりたいから楽(らく)な通信制高校でいいや。」
15.間違った対応③「登校刺激を与えないようにしましょう。」
「学校の話をしないようにしましょう。」
「登校刺激を与えないようにしましょう。」
学校の先生やスクールカウンセラーさんから、このように言われた事はありませんか?
ネットの記事や本に、このように書いてあるのを見たことがありませんか?
無理に登校させても意味がないのは事実です。
それでは、「学校の話」をしなければ、不登校の子どもは登校するようになるのでしょうか?
登校刺激を与えないでも、不登校は解決するのでしょうか?
ほとんどの子どもは「このままじゃダメだ」と思っています。
それでも「勇気の一歩」を踏み出すことが出来ずに悩んでいるのです。
それならば、親や学校が、このように考えてみてはどうでしょう?
「自然と子どもが登校できるようにするには、何をすればいい?」
「どのような支援をすれば、子どもは乗り越えられる?」
「先生とどう連携をすれば、クラスの人間関係が改善する?」など
16.ストレスがなくなれば登校するようになるの?
不登校になった子どもたちは、このように思っています。
「学校に行かなきゃダメなのはわかってる・・・・。」
「でも、・・・・行けない。」
(不登校期間が長くなればなるほど、不登校の状態に慣れ、このように思わなくなります。)
これに対して、子どもたちの「心の不安」や「ストレス」を減らすため、学校の先生やスクールカウンセラーさんは、このように言います。
「学校の話はしないようにしましょう。」
「登校刺激を与えないようにしましょう。」
「無理をさせないようにしましょう。」
もちろん、上記のような対応を行えば、子どもの「不安」や「ストレス」は減ることでしょう。
しかし、「不安」や「ストレス」がなくなれば、登校できようになるのでしょうか?
「人間、やる気になれば何でも出来る!」
「人生はいつからでもやり直すことが出来る!」
この言葉は正しい言葉ではありますが、反面、問題を先延ばしする言葉でもあるのです。
→「やる気になれば何でもできる」「勉強はいつ始めても遅くない」はウソ!
17.前の日は行くと言ったのに玄関で固まる子
ガンバろうと思っている子どもたちは、夜になるとこう言います。
「明日は必ず学校にいくね!」
「ガンバって、朝、起きるね!」
そして、翌日の学校の準備を始めます。
しかし、翌朝になるとこのような行動をとってしまいます。
・朝、布団から出てこない。
・着替えてカバンをしょうが、玄関で固まってしまう。
・ボーっとして、親の言葉が耳に入らない。など
子どもたちは、このような行動をわざとやっているのではありません。
前日の夜は本当に学校に行くつもりだったのです。
しかし、朝になると体が動かなくなってしまうのです。
このような行動をくり返すと、子どもの自己肯定感は下がってしまいます。
そのため、学校の先生やスクールカウンセラーさんは、こう言うのです。
「無理しなくていいからね!」
「不登校でもいいんだよ!」
18.登校刺激は強弱を変えて与え続ける!
静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の対応について下記のようにお伝えしております。
「登校刺激は与え続けてくださいね!」
「ただ、強弱は調整してください!」
「不登校の初期は弱めの登校刺激がオススメです。」
「学校の先生と連携ができ、準備が整ったときは強い登校刺激が必要となります。」
「親御さんとお子さんの関係によって強弱を調整してください。」
例えば、「朝、玄関で固まってしまった」時はどのような登校刺激(声かけ)をすればいいのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所では、このような声かけをオススメしています。
「昨日はガンバって行こうと思ったんだよね~。」
「でも、朝になると不安になるんだよね~。」
「登校ができなそうなら今日は休んでもいいよ。」
「明日はなるべくガンバろうね。」
「お母さんは、昨日の夜『ガンバって行こう』と思ってくれたことが嬉しいよ!」
このような登校刺激を与えることで、子どもはこう思うようになります。
「登校は出来なかったけど、次はガンバろう!」
19.玄関で固まってしまった時の声かけは?
「お母さんは、昨日の夜『ガンバって行こう』と思ってくれたことが嬉しいよ!」
この登校刺激(声かけ)は何度も使うと逆効果になるので注意をしてください。
なぜなら、この登校刺激(声かけ)では、根本が解決できていないからです。
この登校刺激(声かけ)はあくまでも弱い刺激であり、そのときの子どもの気持ちを楽にするとともに、登校への意欲を減らさないための刺激だからです。
不登校の子どもが「朝、玄関で固まってしまった」ときは、上記の弱い登校刺激(声かけ)を与えるとともに、子どもが登校しやすいようにする支援(準備)が必要です。
具体的には、「先生との関係を良くする」「人間関係の作り方を知る」「友だちと話すきっかけを作る」などの支援が必要となります。
ただ、これは親御さんだけで出来る事ではないため、学校や不登校解決相談所などの専門家に手伝ってもらうことをオススメしております。
20.間違った対応④「好きな事をさせて心のエネルギーをためましょう。」
「お子さんは心のエネルギーを使い切ってしまったのです。」
「好きな事をさせて心のエネルギーを溜めるようにしましょう。」
「学校の事やイヤな事は思い出させないようにしましょう。」
「心のエネルギーが溜まれば、子どもは自分から動き出します。」
学校の先生やスクールカウンセラーさんから、このように言われた事はありませんか?
ネットの記事や本に、このように書いてあるのを見たことがありませんか?
この考え方はスクールカウンセラーさんが配置されてから広まった考えです。
「不登校(当時は登校拒否)=いじめが原因」という前提に生まれた考えだと私は思っています。
この考えに対して、私は教員時代から、このように思っていました。
「いじめが原因なら、教師がいじめをなくす努力をしなくちゃダメだろ!」
「心のエネルギーが溜まったって、また、いじめに合ったらエネルギーはなくなるだろ!」
同時に、このようにも思っていました。
「心のエネルギーのせいにして、教師やスクールカウンセラー、親が考えることを放棄しているんじゃない?」
21.「好きな事をさせる」対応で不登校が悪化した!
「好きな事を」を自由にさせる対応を行ったことで、子どもが自ら動き出し不登校が解決、改善したのであれば問題はありません。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談では、不登校の子どもは、このような状態になってしまっています。
・勉強や宿題、お手伝いなどをしなくなった。
・少しガンバればできることをしなくなった。
・イヤな事、面倒な事から逃げるようになった。
・生活のリズムが乱れてしまった。
・昼夜逆転生活になってしまった。
・ゲーム依存やスマホ依存の状態になってしまった。
→「ゲーム依存」や「スマホ依存」についてはコチラをご覧ください。
22.不登校の解決と心のエネルギーは関係ない!
それでも、新学年が始まる4月に、不登校の子どもが動き出すことがあります。
(これは、「心のエネルギー」とは関係ない「不登校あるある」なのですが・・・・。)
子どもが登校を始めると、親御さんはこう思ってしまいます。
「子どもを信じて待って良かった。」
「好きな事をしたことで心のエネルギーが溜まったんだ!」
しかし、早い子どもは翌日、遅い子どもでも数週間~数ヶ月で不登校に戻ってしまいます。
親は慌てて先生やスクールカウンセラーさんに相談をします。
すると、このように言われてしまうのです。
「心のエネルギーを使い果たしてしまったんですね!」
「登校できるようになるには、心のエネルギーが必要です。」
「好きな事をさせて、心のエネルギーを溜めましょう。」
→不登校から大学進学!成功事例じゃないの?事例を読むときは年齢確認を!
23.心のエネルギーがなくなったから不登校に?
「心のエネルギー」とは何でしょう?
「心のエネルギー」が溜まると不登校が解決するのでしょうか?
子どもが不登校になってしまう仮定は様々です。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所に寄せられる相談のほとんどが「人間関係」が原因で不登校になってしまった相談です。
もちろん、不登校が長くなれば、「勉強が分からない」「学校の生活についていけない」「学校のシステムがあっていない」などの理由を子どもが言ったりします。
しかし、これはいわゆる「二次障害」と言うものです。
きっかけの「人間関係」や「いじめ」がなく、学校が楽しければ、勉強が苦手な子でも「勉強」で不登校になることはないのです。
24.ストレス発散の「ベスト」は運動で汗をかく!
それでは、どのような対応をすれば良いのでしょうか?
もちろん、好きな事をして「ストレス発散」することは大切です。
ストレスを発散する最も効果的な方法は「運動をして汗をかく」ことです。
実際に運動で汗をかくとストレスやイライラが一緒に流れていくことが分かります。
あるお父さんは、不登校解決相談所の話を聞き、子どもと一緒に毎朝1時間ほどランニングをすることにしました。
半強制で決めたそうです。
「ムリヤリやらせるなんてよくない!」
「子どもの意志を無視している!」
「虐待だ!」
このように思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現実はこのようになりました。
・朝のランニングを始める。
・生活リズムが良くなると同時に食欲が増す。
・顔色も良くなり健康になる。
・体調が良くなったこと、毎日、継続していることを褒めたり、認めたことで自信を取り戻す。
・ランニングを始めて1ヶ月で登校を開始する。
(このお子さんは不登校期間が約1年のお子さんでした。)
25.好きな事だけをさせると不登校は悪化する!
ストレス発散には運動が効果的です。
しかし、不登校の子どもは運動を嫌がる傾向にあります。
そこで、お手軽にストレスを発散できるのが「好きな事をする」です。
もちろん、静岡県にある不登校解決相談所はこのように思っているわけではありません。
「不登校の子どもに好きな事をさせるな!」
反面、このように考えています。
「好きな事だけをさせるのはよくない!」
「やるべき事や出来る事はしっかりとやらせなければならない!」
静岡県にある不登校解決相談所では、この考えを基に子ども1人ひとりに合った対応を提案しています。
具体的には勉強や宿題、学校との連携、登校の仕方、登校継続の声かけなど、親御さん方が思っている以上に具体的な提案をさせていただいています。
これにより、他の相談機関で不登校が解決しなかった子どもが学校に登校できるようになるのです。
26.間違った対応⑤「ゲームやスマホを制限するのはやめましょう。」
「子どもたちはスマホやゲームで友だちとコミュニケーションを取っているんです。」
「スマホを取り上げ、ゲームを禁止するとコミュニケーションが取れなくなります。」
「ゲームやスマホを好きなだけやれば、ゲームやスマホに飽きます。」
「ゲームやスマホを制限したり、没収したりするのはやめましょう!」
学校の先生やスクールカウンセラーさんから、このように言われた事はありませんか?
ネットの記事や本に、このように書いてあるのを見たことがありませんか?
さらに、子どもたちはこう言います。(実際に子どもが言った言葉です。)
「ゲーム(スマホ)がなければ、友だちと連絡が取れなくなる!」
「友だちと連絡が取れないと、学校の事を聞けなくなる!」
「そうしたら学校にいけなくなるよ!」など
また、このように言ったりもします。(実際に子どもが言った言葉です。)
「スマホ(ゲーム)は個人の所有物だ!」
「個人情報違反にもなるし、人権侵害にもなるぞ!」
「ゲーム(スマホ)が唯一の心のよりどころなのに・・・。」
「もう、2度と学校に行かないからな!いいんだな!」
「スマホ(ゲーム)を没収するなら死んでやる!」など
27.ゲーム依存、スマホ依存にならないためには?
ゲーム依存(スマホ依存)に関わる、お医者さんや心理師さん、療法士さんは、こう仰っています。
「スマホやゲームの時間のルール(制限)を作ることは大切です。」
講演会や研修の後、ゲーム依存を専門にしているお医者さんは、このような事をコッソリ教えてくれました。
「本当は使用時間をしっかりと管理した方がいい!」
「ただ、親が制限しようとすると、ゲーム依存の子どもは反発する。」
「暴れたり、暴言を吐いたりすることも多い。」
「だから『ルールは大切です』と優しい言い方にしているんです。」
静岡県にある不登校解決相談所でも、同じような考えを持っています。
「好きな事と同様、もしくは、それ以上に『ルール』は守らせたい。」
「ゲームやスマホは飽きないように作られている。」
「飽きたら次のゲームが無料で手に入る状態でもある。」
「ゲームやスマホを自由にしていて、子どもが自分から動き出すことはほとんどない。」(進級、進学の4月や留年が決まる時期は動き出すこともありますが・・・。)
→「ゲーム依存」や「スマホ依存」についてはコチラをご覧ください。
28.ゲームを制限すると友だちとの関係が悪くなる?
「子どもたちはスマホやゲームで友だちとコミュニケーションを取っているんです。」
「スマホを取り上げ、ゲームを禁止するとコミュニケーションが取れなくなります。」
「ゲーム(スマホ)がなければ、友だちと連絡が取れなくなる!」
「友だちと連絡が取れないと、学校の事を聞けなくなる!」
「そうしたら学校にいけなくなるよ!」など
このように言われると、親御さん方はこう思います。
「スマホやゲームを制限すると友だちとの関係が悪くなってしまう。」
「友だちと連絡が取れないと学校に戻ったときに困る。」
「やっぱり、スマホやゲームは制限しないほうがいいのではないか?」
しかし、実際にリア友(同じクラスや学校の友だち)と連絡を取っている子は、あまりいないのが現状です。
リア友とは連絡を取らない反面、ネッ友(会ったことのないネットの友だち)とは交流(ゲーム)していることが多々あります。
29.ブロックできるコミュニケーションは必要?
「ネッ友だろうと、コミュニケーションを取ることは大切だ!」
こう言う専門家の方もいらっしゃいます。
しかし、ネッ友とのコミュニケーションは、いつでも「ブロック」できるコミュニケーションです。
一緒にゲームをしていて、イヤな事を言われたら「ブロック」し、相手からも「ブロック」される関係です。
大人が思うより簡単に、子どもは友だちを「ブロック」します。
この生活を続けていると、リア友に対しても簡単に「ブロック」するようになってしまいます。
以前、相談をいただいたお子さんは、このような事を言っていました。
「同じクラスの友達(仲の良い友達)が、心配しているという手紙をくれた。」
「私は学校のことを思い出したくないのに、一緒に修学旅行に行きたいと書かれていた。」
「私の気持ちを分かってくれないのでブロックした。」
※ 不登校が解決した後、この当時の話を聞くとこのように言っていました。
※ 「手紙は嬉しかった。→返事を書けなかった。→LINEで話しづらかった。→ブロックした。」
30.不登校解決相談所が一緒にルールを決めて指導!
静岡県にある不登校解決相談所では、代表心理師が親御さんの代わりに、スマホやゲームのルールを子どもと一緒に決める対応も行っています。
約束を守れなかった時の注意や指導、没収も親御さんに変わって不登校解決相談所が行います。
(もちろん、ルールを決めた後、ルールを守ることができるように支援や声かけを行います。)
実際、先月もニンテンドースイッチを1ヶ月ほど預かりました。
「没収することに反発したり、暴れたりしませんか?」
このような質問もたくさんいただきます。
静岡県にある不登校解決相談所には、豊富な解決実績があります。
そして、その実績より得られた、様々なノウハウがあります。
それにより、子どもがルールを破ったときに、ゲームやスマホを預かっても、子どもは反発したり、暴れたりしないのです。
(第三者である不登校解決相談所がルールを決め管理することで、親御さんと比べ反発が少なくなるという側面もあります。)
31.解決、改善がなければ対応を再検討して!
静岡県にある不登校解決相談所では、開所当初からこのように訴えています。
「1人ひとりに合った不登校の対応をして下さい!」
「待つ、好きな事をさせる、自己決定などの画一的な対応はやめましょう!」
「ムリをさせない、好きな事をさせるなどの対応には、大きなデメリットがあります!」
「先を見通して、声をかけましょう!」
しかし、これらの訴えが広がっていないのが現状です。
(これらの考えに共感して下さった親御さんは、みなさん不登校が解決しています。)
また、このようにも訴えてきました。
「待つなどの対応を取って、不登校が解決、改善しているのであれば問題はありません。」
「ただ、不登校が解決していない、逆に悪化しているのであれば問題です。」
「それらの対応はお子さんに合った対応ではありません。」
「間違った対応なのです!」
お子さんの不登校が解決、改善していないのであれば、対応を変えてみてはどうでしょう?
静岡県にある不登校解決相談所では、他の機関で解決しなかった不登校をたくさん解決しています。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14