カウンセリングで不登校が解決しない理由!大人のカウンセリングと子どものカウンセリングの違い

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カウンセリングで不登校が解決しない理由!大人のカウンセリングと子どものカウンセリングの違い

対応のポイント

2023/12/29 カウンセリングで不登校が解決しない理由!大人のカウンセリングと子どものカウンセリングの違い

大人は心の中で葛藤しているけど・・・・

 

不登校カウンセリング

 

1.基本①「相手との信頼関係を確立する」
2.基本②「傾聴と開かれた質問」
3.基本③「問題が明確になり対応を考える」
4.基本④「問題解決のために行動する」
5.働きながら解決方法を探している!
6.学校と会社の違いで悩む大人(教師)
7.仕事を辞めれば心が楽になるのに辞めないのは?
8.教師から起業したけど最初はバイトで生活費を稼ぐ日々
9.心は楽(らく)でも生活は苦しくなる・・・
10.不登校の子どもは欠席のことで悩む?
11.自分から欲してカウンセリングに来てる?
12.大人のカウンセリングには受容と共感が必要!
13.子どものカウンセリングで受容と共感をすると
14.中学3年生や高校生の相談が多い理由は危機感
15.通信制高校に行き自分のペースで勉強する?
16.安易に学校を辞める変える不登校の子ども
17.受容と共感で努力が出来なくなる子ども
18.不登校の子どもに受容と共感のみは危険!
19.生活の心配なし!毎日、好きな事だけの生活!

 
 

1.基本①「相手との信頼関係を確立する」

 

カウンセリング進めていくうえで欠かせないのが、ラポール(信頼関係)です。

 

カウンセラーは最初にラポールをつくることに力を入れます。

 

ククライエントが安心して心を開ける環境をつくっていくわけです。

 

そのために大切になっていくのが「受容と共感」です。

 

「受容と共感」とは、クライエントの全てを無条件で受け入れる態度のことをいいます。

 

カウンセラーが自分から進んで「受容と共感」を行うことで、クライエントもありのままの自分を受容することができるようになります。

 

これにより、クライエントは、他人にの考えを受け入れる態度ができるようになると言われています。

 
 

2.基本②「傾聴と開かれた質問」

 

カウンセラーとクライエントのラポールが確立すると、クライエントは自己開示をすることができるようになります。

 

さらに、自己開示をすることで、クライエントは自分自身を見つめ直すことができ、自己理解が深まります。

 

このように、カウンセラーは「クライエントの自己理解を深めるため」に受容と共感を行っていきます。

 

自己理解を深める為に必要とされているのが「傾聴」と「開かれた質問」です。

 

ちなみに、傾聴とは「積極的に相手の話を聞き入れる姿勢」をとることです。

 

傾聴をすることで、クライエントは「自分の心」をカウンセラーに話しやすくなっていくと言われています。

 

また、開かれた質問とは「クライエントが自由に答えることができる質問」のことを言います。

 

反対に閉ざされた質問は「イエスorノー」などで答えられる質問をいいます。

 
 

3.基本③「問題が明確になり対応を考える」

 

カウンセラーと話をしていくことで、クライエントは自分自身の「問題」に気づくようになっていきます。

 

すると、クライエントは「問題」を客観的に見つめるようになります。

 

問題が明確化することで、クライエントは下記のようにな考えることが出来るようになります。

 

「この問題を解決するためには、どのような行動をとればいいんだ?」
「解決のための行動は、いつ、起こせばいいんだ?」
「○○の行動と□□の行動では、どっちの行動がいい?」など

 
 

4.基本④「問題解決のために行動する」

 

ここまでくると、クライエントは日常生活で問題解決に向けて動き出すことができるようになっています。

 

具体的に何をどのようにすればいいのかがクライエント自身の心の中に明確に浮かび上がってきています。

 

そこでカウンセラーは、行動した結果の確認を促したり、達成状況の確認を促したりします。

 

カウンセラーはこれらのことを行うことで、クライエントの自立を支援していきます。

 
 

5.働きながら解決方法を探している!

 

静岡にある不登校解決相談所では、親御さんのカウンセリングや先生方のカウンセリングも行っています。

 

私が元教員ということもあり、先生方のカウンセリングは得意分野でもあります。

 

学校という職場の中で、「生徒との関係」や「同僚との関係」で悩んでいる先生は多くいます。

 

その先生方の心の回復のお手伝いをさせてもらっているわけです。

 

先生方は、ツラいことがありながらも、日々、生徒のため、家族のために仕事を続けています。

 

私は、そんな先生方の話を聞き、先生方が「良さ」や「強み」「得意」に気づくように助力をさせていただいております。

 
 

6.学校と会社の違いで悩む大人(教師)

 

職場での人間関係が上手くいかないことは、クラスの人間関係が上手くいかないことと似ています。

 

職場であれば配置転換や転勤など、会社を辞めなくても人間関係を変える方法はあります

 

ただ、同じ職場と言っても、学校は少しちがいます。

 

職場の人間関係に悩んでいるからと言って、すぐに配置転換や転勤ができるわけではありません。

 

担任や学年を変えてもらうには最低でも1年は必要となります。

 

さらには学年が変わっても、相手(同僚や生徒)は同じ学校にいます。

 

他の学校に転勤することもありますが、教員の世界はせまい世界のため、情報が共有されてしまう事も少なくありません。

 
 

7.仕事を辞めれば心が楽になるのに辞めないのは?

 

大人のカウンセリングを行うとき、特に学校の先生のカウンセリングを行うとき、私はこのように言うことがあります。

 

「思い切って仕事を辞めるのも1つの方法です。」
「私はトラブルで学校を辞めたわけではありませんが、集団から離れると気持ちは楽になりますよ!」

 

すると、相談にいらっしゃっている方は、このように言います。

 

「そうですよね~。」
「私も何度も考えました。」
「ただ・・・・・。」

 

職場のトラブルで悩んでいる大人の方(先生方)が、「辞める」という選択肢を選ぶことをためらうのはなぜでしょう?

 

心を休めるために必要であれば「辞める」という選択肢を選ぶことは正しい選択のように思います。

 
 

8.教師から起業したけど最初はバイトで生活費を稼ぐ日々

 

残酷かもしれませんが、私はこのようにお伝えします。

 

「学校を辞めれば、気持ちは楽(らく)になりますよ!」
「ただ、生活についてはツラいと思えることが増えるかもしれません。」

 

私は自分が学校を辞め、起業したことをお伝えします。

 

「私には35年の住宅ローンがあります。」
「また、妻も子どももいます。」
「そのため、生活するためのお金を稼がなくてはなりません。」
「最初の年は大変でした。」
「起業したばかりで、相談はほとんどありませんでした。」
「当然、会社は赤字です。」

 

そして、生活費のために、お金を稼いだ方法もお伝えします。

 

「生活のために、アルバイトをしました。」
「マッサージのバイトとビラ配りのバイトです。」
「教え子やその保護者のマッサージをしたこともあります。」
「ビラを配っているときに、元同僚と会い驚かれたこともあります。」
「学校ではどれなりの立場にいましたが、その時は新人です。」
「夢のためにガンバリましたが、できれば、もう、やりたくないですね!(笑)」

 
 

9.心は楽(らく)でも生活は苦しくなる・・・

 

職場の悩みをもってカウンセリングに来て下さる方は、私の実体験を聞くことで、自分の将来や家族のことについて考えやすくなるようです。

 

「仕事を辞めると心は楽(らく)になる。」
「しかし、生活は苦しくなる。」
「家族のことを考えると、仕事を辞めることは厳しい。」
「それでも、このまま続けていると・・・・。」など

 

実際、今も学校の先生を続けている方もいらっしゃいますし、数年後に学校の先生を辞めた方もいらっしゃいます。

 

どのような方向に進んだとしても、自分のことや家族のことを考え、お互いに話し合ったことで、より良い人生を送って下さっているようです。

 
 

10.不登校の子どもは欠席のことで悩む?

 

「不登校の子ども」と「大人」のカウンセリングの違いについて考えてみましょう。

 

子どもの場合は、学校で問題が起こり、登校できなくなってしまいます。

 

原因や理由においては、「大人」も「子ども」も違いはありません。

 

しかし、その後の行動は変わってきます。

 

「大人」の場合、簡単に仕事を休んだり、辞めたりするわけにはいきません。

 

なぜなら、自分や家族の生活がかかっているからです。

 

それでは「子ども」はどうでしょう?

 

もちろん、不登校の初期には「欠席すること」や「何もしないこと」に罪悪感を覚えるでしょう。

 

その罪悪感を消すため、親や学校の先生方は、このように言います。

 

「ムリしなくていいんだよ!」
「好きな事をして過ごせばいいんだよ!」

 

これらの声かけにより、子どもの罪悪感がなくなるのは間違いありません。

 

しかし、罪悪感がなくなるとともに「登校への意欲」や「不登校を解決しようという気持ち」もなくなっていくのです。

 
 

11.自分から欲してカウンセリングに来てる?

 

不登校の子どもが「自分から」カウンセリングを受けに来ることはほとんどありません。

 

「相談をしたい!」
「カウンセリングを受けたい!」

 

このように言っていた子に対し、親御さんが実際にカウンセリングを予約すると、子どもはこのように言います。

 

「今は相談しなくていい!」
「自分でなんとかするから大丈夫!」

 

実際、自分からカウンセリングを希望して受ける子どもはほとんどいません。

 

静岡県にある不登校解決相談所には、年間1000件以上の相談があります。

 

ただ、その中で、自分から希望してカウンセリングを受ける子は年に数人しかいないのが現状です。

 

(その子たちは、不登校を解決したいと思っているため、ともて早く不登校が解決します。)

 
 

12.大人のカウンセリングには受容と共感が必要!

 

これらの事情から、子どものカウンセリングをするときは注意が必要になります。

 

具体的には「受容と共感」に注意しなければなりません。

 

前述したとおり、大人は「問題を解決したい」という気持ちでカウンセリングを受けにきます。

 

その時に有効なのが「受容と共感」なのです。

 

カウンセラーが「受容と共感」をすることで、大人は自分の現在の状況を受け入れることができるようになります。

 

それと同時に、この問題に「どのように向き合えば良いか?」「どのように解決すれば良いか?」を考えるようになります。

 

そして、自分や家族のことを総合的に考え結論を出すのです。

 
 

13.子どものカウンセリングで受容と共感をすると

 

不登校の子どもに「受容と共感」のみの対応をしたとします。

 

それにより、子どもは不登校の状態を受け入れるでしょう。

 

しかし、そこで終わってしまう子どもがほとんどです。

 

その後、不登校に「どのように向き合えば良いか?「どのように解決すれば良いか?」を考える子どもはほとんどいません。

 

なぜならば、子どもがちは学校に行かなくても、生活することができるからです。

 

さらには、「家で好きな事をして過ごして良い」「イヤな勉強はやらなくて良い」と言う特典つきです。

 

生活に困るどころか、好きな事だけをして過ごせるのです。

 

このような楽しい状態、楽(らく)な状態を「辞めよう!」と思う子どもはいるのでしょうか?

 
 

14.中学3年生や高校生の相談が多い理由は危機感

 

中学3年生になると、動き出す子どもはたくさんいます。

 

なぜなら、そのままでは「高校に行けない」ということが分かっているからです。

 

しかし、最近は不登校のまま合格できる高校が増えたことで、中学校を不登校のまま卒業する子が増えています。

 

「高校生になったらガンバる!」
「4月からは毎日、学校に行く!」
「○○高校に行きたい!」
「高校から勉強をガンバる!」

 

このように言う子どもはたくさんいます。

 

しかし、最初は高校に登校するのですが・・・。

 

結局、不登校に戻ってしまうのです。

 

そして、留年が近づいて始めて危機感を持ち動き出すのです。

 
 

15.通信制高校に行き自分のペースで勉強する?

 

最近は、高校の留年が決まっても動き出さない子もいます。

 

「全日制高校は私には合っていなかった。」
「通信制高校が自分に合っている。」
「自分のペースで勉強をする。」

 

このように言って、通信制高校に転校する子が多くなってきました。

 

しかし、通信制高校(サポート校)に入学しても、勉強や登校の習慣が身につくわけではありません。

 

ただ、答えを写すだけで単位が取れる通信制高校(サポート校)もあるのですが・・・。

 

→「通信制高校の進学率や卒業率」はコチラをご覧ください。

 

結局、取れる単位も取ることができず、3年で卒業することが出来なくなります。

 

(通信制高校は単位制の学校ですので、留年という概念はありません。)

 

最終的には、20才前後になっても通信制高校を卒業することができず、辞めてしまう子Tもたくさんいるのです。

 
 

16.安易に学校を辞める変える不登校の子ども

 

通信制高校やサポート校に通うためにはお金がかかります。

 

公立の通信制高校であれば、年間、数万円ですみますが、私立になると数十万円、サポート校になると、さらに数十万円の費用がかかることになります。

 

しかし、最近の不登校の子どもたちは、通信制高校にいくらかかるか知らない子が増えています。

 

親御さんも、子どものためと考え、何も言わずにお金を出しているのです。

 

これにより、不登校の子どもは安易に転校や退学を選んでしまうのです。

 
 

17.受容と共感で努力が出来なくなる子ども

 

もちろん、中学校時代に不登校だったお子さんが、通信制高校を選ぶことは間違いではありません。

 

そして、その通信制高校で努力をしたにも関わらず単位が取れないのであれば、親として文句を言うことないでしょう。

 

(現実問題としては、私立の通信制高校であれば努力をして単位が取れない確率はほぼ0%です。)

 

しかし、小学生や中学生の頃から「受容と共感」の対応を受けてきた子どもたちは、努力をしないことが当たり前になっている傾向にあります。

 

「好きな事だけの生活をしていいんだよ!」
「ムリして学校に行かなくていいんだよ!」
「努力をしなくてもいいんだよ!」
「勉強をしなくてもいいんだよ!」
「ツラいことからは逃げていいんだよ!」
「自分で考えて行動することが大切なんだよ!」
「そんな自分を好きになることが大切なんだよ!」など

 

何年もこのように言われてしまっては、「努力」が出来なくなるのは当然のこととかもしれません。

 
 

18.不登校の子どもに受容と共感のみは危険!

 

静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の子どもに対して「受容と共感」のみの対応をオススメしていません。

 

同時に、「子どもが動き出すまで待つ」「好きな事だけをさせる」対応もオススメしていません。

 

もちろん、「いじめ」や「無視」などで、ツラい思いをした子どもをムリヤリ学校に連れて行くことはありません。

 

だからと言って「学校に行かない=好きな事だけで過ごす」という対応をすることもありません。

 

不登校を解決するためには、不登校の子ども1人ひとりに合った対応が大切です。

 

また、親と学校、スクールカウンセラーさん、相談員さんが連携することも大切になります。

 

カウンセラーさんに不登校の相談をするときは、親御さんが事前に相談することをオススメします。

 

事前の相談でカウンセラーさんの言うことが納得できたら、お子さんを会わせるといいでしょう。

 
 

19.生活の心配なし!毎日、好きな事だけの生活!

 

大人へのカウンセリングと子どもへのカウンセリングには、大きな違いがあります。

 

大人の場合は、問題を解決するため自らの意志でカウンセリングを受けます。

 

子どもの場合は、自らの意志でカウンセリングを受けることは、ほとんどありません。

 

また、大人の場合は「問題を解決したい」という思いを強く持っています。

 

なぜなら、自分自身の生活や家族の生活がかかっているからです。

 

しかし、子どもの肩には「自分の生活」や「家族の生活」という荷物は乗っていません。

 

逆に学校に行かなければ「面倒な勉強」や「面倒な人間関係」に悩まされることはありません。

 

さらには、好きなゲームやスマホ、動画などで、毎日の生活を送ることが出来るのです。

 

もちろん、親や先生から怒られることはありません。

 

逆に、好きな事だけで生活することをを推奨されるのです。

 

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