不登校の子どもの「一生、働かない!」「ニートで過ごす!」という言葉も尊重するの?

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不登校の子どもの「一生、働かない!」「ニートで過ごす!」という言葉も尊重するの?

間違った対応・思い込み

2023/12/27 不登校の子どもの「一生、働かない!」「ニートで過ごす!」という言葉も尊重するの?

不登校の子どもが「理想の行動」をとるとは限らない!

 

ひきこもり1

 

1.「子どもと一緒に相談をしたもらいたい」は×
2.不登校を解決したいと思っている子は少ない
3.「進路はニートとして家を守ります!」と言った子
4.「親が死ぬまではニートでいいんですね!」
5.「背取り(転売)やFXで楽して稼ぐから大丈夫!」
6.好きな事だけやらせれば自分から動き出すの?
7.全てを子どもの望むままにするの?拒否しちゃダメ?
8.意志を尊重したら「ゲーム依存」「スマホ依存」に!
9.要求するのは愛情を試しているから?
10.50万のパソコンを買ったら学校に行く?
11.子どもは理想の行動をとってくれるの?
12.こう言われたらどうする?受け入れる?
13.「私は子どもの召使いです」母親の言葉
14.ゲーム依存、スマホ依存、ひきこもりにならないように

 
 

1.「子どもと一緒に相談をしたもらいたい」は×

 

不登校の相談会に参加させていただくと、このようなお母さんが多くいらっしゃいます。

 

「この子は不登校なんです。」
「一緒に相談をさせてもらっていいですか?」

 

また、無料相談の申し込みではこのようなことを仰るお母さんもいらっしゃいます。

 

「不登校の子どもを連れていっていいですか?」
「子どもの話を聞いていただきますか?」

 

これに対して、静岡県にある不登校解決相談所では、このようにお伝えをさせていただいております。

 

「まずは、お子さん抜きで話しを聞かせて下さい。」
「その後、お子さんの話を聞いたり、アドバイスをしたりする方がいいと思います。」

 
 

2.不登校を解決したいと思っている子は少ない

 

「なぜ、最初は子どもがいないほうがいいんですか?」
「子どもの意見を聞かなくていいんですか?」

 

このように聞かれることが多くあります。

 

これに対して静岡県にある不登校解決相談所では、このようにお伝えをさせていただいております。

 

「お子さんが理想的な相談を下されば問題はありません。」
「例えば、下記のような相談であればアドバイスもできます。」

 

『どうすれば学校に戻れるようになりますか?』
『友だち関係が怖いんです。友だちとどのように接すればいいですか?』
『高校に進学したいんですが、中学校に行くのが不安で・・・・。』など

 

しかし、前向きな相談をする子どもはほとんどいないのが現状です。

 
 

3.「進路はニートとして家を守ります!」と言った子

 

教員時代、生徒指導主事をしていたときに、3年生の担任から、このような相談がありました。

 

「私のクラスに不登校のAさんという子がいます。」
「先日、私とAさん、お母さんの3人で面談をしました。」
「私は、面談の最初にAさんの思いを聞くことにしました。」
「Aさんに、考えていることや思っていることを聞くと、Aさんはこう言いました。」

 

『高校には行きたくありません!』
『今のまま家でゲームをしていたいです!』
『このままニートとして、家の見張りをして生活したいです!』

 

担任の先生はAさんが、このような事を言ってくれると思っていたそうです。

 

「高校に行きたいです!」
「でも、クラスの人間関係が心配で・・・・。」
「どうしたら、クラスに戻れますか?」
「高校に行くには何をすればいいですか?」

 
 

4.「親が死ぬまではニートでいいんですね!」

 

予想外の回答を聞いた先生とお母さんは、説得モードに入ります。

 

「お母さんやお父さんは、あなたより先に亡くなってしまうんだよ!」
「そうしたら働かなきゃならないでしょ!」
「その時に、中卒だととっても大変だよ!」
「だから、高校には行った方がいいよ!」

 

しかし、Aさんはこのように言ったそうです。

 

「親2人が死ぬまでは、このままで良いってことですね!」
「親が2人とも死んだときは、生活保護を考えています。」
「とにかく、親には長生きしてもらいたいです!」

 
 

5.「背取り(転売)やFXで楽して稼ぐから大丈夫!」

 

同じような発言をする不登校の子どもは少なくありません。

 

静岡県にある不登校解決相談所が対応した不登校のお子さんの中には、中学生活と卒業後の生活について、このように言っていた子がいます。

 

「中学校卒業までは働けないから、このまま(不登校のまま)遊んで暮らす!」
「卒業したら高校には行かない。」
「欲しいものを親が買ってくれなかったら、ウーバーイーツで少し働く。」
「親からお金を借りて、それを元にお金を増やす。」
「背取り(転売)をすれば楽(らく)に稼げるよ!」
「FXも楽して儲かるらしいよ!」

 

事前に、お母さん方から相談をいただき、現実を教えて欲しいとのことでしたので、それぞれのデメリットをお話させていただきました。

 

※ このお子さんとお母さんの相談はこの面談で終わりました。
※ ただ、半年後、中学校を卒業して無職となったお子さんの相談をいただきました。
※ 背取り(転売)とFXでもうけるための資金として親が100万円を渡したそうですが、半年もしないうちに資金が底をついたそうです。

 
 

6.好きな事だけやらせれば自分から動き出すの?

 

「子どもの意志を尊重する。」
「本人の気持ちに寄り添う。」
「好きな事を好きなだけやらせましょう!」

 

この言葉は、とても耳障りの良い言葉です。

 

しかし、「子どもの意志を尊重する」「本人の気持ちに寄り添う」対応を行えば、子どもは動き出すのでしょうか?

 

もちろん、「子どもが動き出すまで待つ」対応を行った結果、子どもが自ら動き出してくれれば、こんなに嬉しい事はありません。

 

しかし、「理想の行動」をとっている子どもは数百人に1人しかいないのが現状です。

 

→「不登校の間違った5つの対応」はコチラをご覧ください。

 
 

7.全てを子どもの望むままにするの?拒否しちゃダメ?

 

「子どもの意志を尊重する。」
「本人の気持ちに寄り添う。」
「好きな事を好きなだけやらせましょう!」

 

このような対応を発信しているカウンセラーさんたちは、「意志を尊重する」ラインを相談者の方に教えているのでしょうか?

 

例えば、下記のように言っているのでしょうか?

 

「○○円以上請求をされたら尊重してはダメ!」
「ゲームやスマホは6時間以上はやらせちゃダメ!」
「生活のためにしている仕事に影響が出る場合は断っていい!」など

 
 

8.意志を尊重したら「ゲーム依存」「スマホ依存」に!

 

静岡県にある不登校解決相談所に寄せられた相談の中には、このような相談が少なからずあります。

 

「子どもが不登校になりました。」
「スクールカウンセラーさんに相談をしたところ、このように言われました。」

 

『ムリをさせないようにしましょう。』
『好きな事をやらせてあげましょう。』
『本人の意志を尊重しましょう。』
『自分から動き出すまで待ちましょう。』
『子どもの気持ちに寄り添いましょう。』

 

「子どもはゲームやスマホに依存するようになりました。」
「課金も初めてしまいました。」
「最初は数千円だったものが、徐々に金額が増えていきました。」

 

→「ゲーム依存」や「スマホ依存」はこちら

 

これらは完全に「不登校あるある」の状態です。

 
 

9.要求するのは愛情を試しているから?

 

「課金について、スクールカウンセラーさんに相談をしました。」
「すると、このように言われました。」

 

『可能な限り本人の希望に応えてあげて下さい。』
『お母さんの愛情を試しているんです。』

 

「1年間で課金は10万円を超えました。」
「また、ゲームで勝つために性能の良いパソコンが欲しいと言ってきました。」
「パソコンの値段は50万円です。(モニターやヘッドセット、デスク、チェア含む)」
「スクールカウンセラーに相談をすると、このように言われました。」

 

『可能な限り本人の希望に応えてあげて下さい。』
『お母さんの愛情を試しているんです。』

 
 

10.50万のパソコンを買ったら学校に行く?

 

金額が金額のため、お母さんが悩んでいると、不登校のお子さんがこう言ってきたそうです。

 

「買ってくれたら学校にも毎日、行くから!」
「宿題やお手伝いもするから!」

 

こう言われたお母さんは、ゲーミングパソコンを買う決断をしました。

 

静岡県にある不登校解決相談所は、お母さんにこう聞きました。

 

「ゲーミングパソコンを買ったあと、学校には行ってないですよね?」

 

お母さんはこう仰いました。

 

「パソコンが家に来る前日は学校に行きました。」
「ただ、当日は『パソコンのセッティングが大変』と言って休みました。」
「そして、一晩中ゲームをして、翌日の学校も休みました。」
「その後も学校には行っていません・・・・。」

 
 

11.子どもは理想の行動をとってくれるの?

 

「子どもは親の愛情を確かめている。」
「親が本当の愛情を注げば、子どもの心は満たされる。」
「子どもの心が満たされれば我が儘を言わなくなる。」
「自然と学校にも行くようになる。」

 

確かに、親が無償の愛を注ぎ、子どもがそれに応え動き出してくれれば問題はありません。

 

しかし、子どもは「理想の行動」をしてくれるのでしょうか?

 

「親が『学校に行ってほしい』と思っているのは無償の愛ではありません。」
「子どもは敏感です。」
「親の愛情が偽物であれば、子どもは動き出しません。」

 

カウンセラーさんに、このように言われて、落ち込んでいるお母さんもいらっしゃいました。

 

静岡県にある不登校解決相談所では、このようなことを言いませんし思いもしません。

 

なぜなら、完璧な子育てをできる親はほとんどいないからです。

 

実際、不登校解決相談所の代表カウンセラーも自分が完璧な子育てをしたとは思っていません。

 

そして、申し訳ありませんが、全ての子どもが理想の行動を取ってくれるとも思っていません。

 
 

12.こう言われたらどうする?受け入れる?

 

「高校は行かない!」
「一生、働かない!」
「ニートで過ごす!」

 

※ この言葉は中学3年生の子どもが実際に言った言葉です。

 

不登校の子どもが、このように言ってきたらどうすればいいのでしょう?

 

正しい答えになっていないかもしれませんが、本来はこのような対応がベストです。

 

「そのような言葉がでないように事前対応に力を入れる。」

 

※ 不登校解決相談所が支援を行ったことで、このお子さんは全日制高校に通えるようになりました。

 

元々、このお子さんも「一生、働かない!」「ニートで過ごす!」と言うようなお子さんではなかったでしょう。

 

しかし、「子どもの意志を尊重する」「好きな事をさせる」対応をとり続けてしまったため、このような事を平気で言えるようになってしまったのです。

 

※ このお子さんの不登校期間は3年半でした。

 
 

13.「私は子どもの召使いです」母親の言葉

 

お金を稼いでるのは親御さんです。

 

親はそのお金を自由に使う権利があります。

 

もちろん、子どものために使うこともあるでしょう。

 

ただ、家で「好きな事だけをしている子ども」を養う義務があるのでしょうか?

 

親に「感謝をしていない子ども」の欲しいものを、買い続けなければならないのでしょうか?

 

神奈川県にお住まいのお母さんは、このように言っていました。

 

「私は息子の召使いです。」

 
 

14.ゲーム依存、スマホ依存、ひきこもりにならないように

 

「子どもの意志を尊重する。」
「好きな事をやらせて心のエネルギーを回復する。」
「自己決定を大切にする。」
「自ら動き出すまで待つ。」
「登校刺激を与えない。」

 

これらの対応を行うことで、不登校が解決、改善しているのであれば問題ありません。

 

しかし、これらの対応を行うことで、「ゲーム依存」や「スマホ依存」になってしまった子はたくさんいます。

 

→「ゲーム依存」や「スマホ依存」についてはコチラをご覧ください。

 

また、ひきこもりやニートになってしまった子もたくさんいます。

 

→「ひきこもり」についてはコチラをご覧ください。

 

もし、これらの対応を行ったことで、不登校が解決していない、もしくは悪化しているのであれば、その対応はお子さんに合っていないということです。

 

そんなときは、静岡県にある不登校解決相談所に相談をいただきたいと思います。

 

静岡県にある不登校解決相談所には、年間1000件以上の相談が全国から寄せられています。

 

 

→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。

 

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