不登校から通信制高校、ひきこもり施設入所を経てGMARCH合格までの2年間に起こったエピソード!

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不登校から通信制高校、ひきこもり施設入所を経てGMARCH合格までの2年間に起こったエピソード!

お役立ちコラム,不登校解決事例

2024/02/02 不登校から通信制高校、ひきこもり施設入所を経てGMARCH合格までの2年間に起こったエピソード!

面白い話し!驚きの現実!様々な友達!神様のご褒美!

 

不登校サイン入りユニホーム

 

1.不登校から有名私立大学に合格するまでの2年
2.親であり、友達であり、先輩であり、後輩であり
3.あの時の自分に不登校になるなと言いたい!
4.不登校の解決に運動は効果的!最初は強制でもOK!
5.社会人バスケサークルの体験を強引に勧める
6.最初は緊張するも続けさせたことで先輩と仲良くなった!
7.憧れのNBA選手が日本に来る!
8.観客席から手を伸ばしサインをお願いする!
9.5人の選手のサインがもらえた!!!何で?何で?
10.観客がサインを求めるけど誰ひとりサインをもらえない
11.珍しいかけ声でNBA選手が振り向いてくれた!
12.通信制高校で始めて話した友だちはバスケが上手?
13.一緒に公園に行くも何もせず先に帰ってしまう友達
14.ウソをついて自分を高めようとしていたAくん
15.通信制高校に女の子が転校してきた!
16.クラスメイトを睨んで中指を立てる子
17.地域で1番の進学校から転校生が来た!
18.やっぱり環境(勉強する雰囲気)って大事なんだね!
19.現地集合、現地解散の修学旅行
20.あんなにお寺のパンフレットを読み込んだのは初めて!
21.英検2級のご褒美は「推しアイドル」のライブ!
22.神様ありがとう!2日連続のチケット当選!
23.二泊三日のライブ観戦!合計10万円!
24.親を蹴ったり殴ったりするのが当たり前に
25.「賞状をとれたらDSを買ってやる!」(小4の時の父)
26.「入選じゃダメだ!せめて地域の特選を取れ!」(父)
27.自分が不利になると「父のせい」にして逃げていた
28.留年をせず4年で大学卒業!内定をもらい就職!

 
 

1.不登校から有名私立大学に合格するまでの2年

 

神奈川県にお住まいのお子さんの支援を始めたのは、このお子さんが高校2年生の6月からでした。

 

その後、約2年の間、週に1度の訪問カウンセリングを行いました。

 

私とこのお子さんは様々な話しをしました。

 

・バスケの話。
・ゲームの話。
・マンガの話。
・けやき坂46(ひらがなけやき)の話。
・日向坂46の話。
・乃木坂46の話。
・ダイエットの話。
・大学の話。
・就職の話。
・バイトの話。
・将来の夢の話。
・家族の話。
・中学校の話。
・高校の話。
・通信制高校(サポート校)の話。などなど

 
 

2.親であり、友達であり、先輩であり、後輩であり

 

神奈川県にお住まいのこのお子さんと私は面白い関係でした。

 

親の代わりでもあり、友だちでもあり、先輩でもあり、後輩でもある。

 

先生でもあれば、生徒でもあったように思います。

 

訪問カウンセリングを行った2年の間、一緒に笑ったり、怒ったり、なだめたり、発破をかけたりもしました。

 

そして、私はこのお子さんから様々なことを学んだように思います。

 

今回は、このお子さんとの関わりやエピソード、面白かった話などを記したいと思います。

 

もしかしたら、不登校のお子さんと話をするヒントになることがあるかもしれません。

 
 

3.あの時の自分に不登校になるなと言いたい!

 

神奈川県にお住まいのお子さんは、いつも言っていました。

 

「付属の高校に行けば良かった!」
「バスケをみんなとやりたかった!」
「負けても勝っても、みんなと一緒に大会に出たかった!」
「なんで、中2のときに不登校になってしまったんだろう。」
「あの時の自分にバスケをやめるなと言ってやりたい!」

 

私が「通信制高校(サポート校)」の友だちと一緒にやることを勧めました。

 

「ムリだよ!」
「だって、バスケができる子いないよ!」
「Aくんはバスケが得意って言ってたけどウソだった!」

 

→ウソをついて自分を高めようとするAくん

 
 

4.不登校の解決に運動は効果的!最初は強制でもOK!

 

不登校の子どもが運動をすることは、とても良い事です。

 

運動をして汗を流すと、ストレスも一緒に流れるからです。

 

静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の解決方法として「運動をする」ことを推奨しています。

 

しかし、ほとんどのお子さんは運動をすることに拒否反応をしめします。

 

それでも、東京都にお住まいのお母さんは、深夜に不登校のお子さんと1時間の散歩を「強引」に始めました。

 

「子どもの意志を尊重しないはダメだ!」

 

このように仰る方が多くいらっしゃいますが、東京都にお住まいのお母さんと、このお子さんの関係はとても良好になります。

 

これにより、不登校が早く解決したのは言うまでもありません。

 

同じように早朝のランニングを「強引」に始めた静岡県のお父さんがいます。

 

最初は嫌がっていたお子さんも、日が経つに連れ体が慣れ、ランニングの気持ちよさに目覚めます。

 

こちらのお子さんも予想より不登校が早く解決しています。

 
 

5.社会人バスケサークルの体験を強引に勧める

 

神奈川県にお住まいのお母さんは、地域の社会人サークルで行っているバスケサークルを見つけてきました。

 

もちろん、親御さんが勧めても参加に「反対」することが目に見えています。

 

私はそのサークルの情報を調べ、このお子さんに「強引」に勧めます。

 

そして、半強制で代表者の人にメールを書かせました。

 

※ 過保護と思われるかもしれませんが、実は事前に代表の方と話をさせていただいていました。

 

「とりあえず、1ヶ月はやってごらんよ!」
「それでも、やっぱり合わないようならやめればいいよ!」
「最初は(不登校解決相談所)先生が一緒に行ってあげるからさ!」
「とにかく、チャレンジはしてみよう!」

 
 

6.最初は緊張するも続けさせたことで先輩と仲良くなった!

 

初めてサークルに参加する日。

 

私はこのお子さんと一緒に活動場所の体育館に行きます。

 

サークルに入っている人たちの年齢は、20代前半~40代前半です。

 

このお子さんは、家ではエラそうな態度を取っていますが、初めての人には「人見知り」が発動します。

 

ただ、初回は私が一緒にいたことで、何人かの人と話すことができました。

 

2回目以降は先輩たちが17才のこのお子さんを可愛がってくれたようです。

 

そして、積極的に声をかけてくれます。

 

日々の訪問カウンセリングでも「サークルの人との話し方」の練習をしていたのですが、先輩たちのおかげで、すぐに自然と話ができるようになりました。

 

このお子さんは、月に2回のこのサークルに、大学合格までの8ヶ月間、参加します。

 

大好きなバスケをやることでストレスを発散できたことが、H大学合格につながったと思います。

 

→実際の合格実績はコチラをご覧ください。

 
 

7.憧れのNBA選手が日本に来る!

 

ある日、訪問カウンセリングに行くと、神奈川県にお住まいのお子さんがニコニコしています。

 

「先生!」
「今度、NBAのチームが日本に来るんだよ!」
「試合のチケットは取れなかったけど公開練習を見に行くんだ!」
「そのときに来ていくユニホームを買ってもらった!」
「カッコいいでしょ!」

 

親御さんが日本に来るチームのユニホームを買ってくれたようです。

 

※ サークルに入る少し前の話です。

 

当時このお子さんは身長が170cmで体重が90kgでした。

 

※ ちなみに私は身長180cmで体重が100kgでした。

 

ユニホームを来た姿を見せてもらうと、ユニホームはピッチぴちす。(笑)

 
 

8.観客席から手を伸ばしサインをお願いする!

 

「先生!コレも見て!」
「コレはオレの好きな選手のユニホームなんだ!」
「まだ、若い選手なんだけど、上手くて早いんだよ!」
「公開練習の時にサインをしてもらおうと思ってるんだ~。」

 

公開練習がどのようなものか全く知らない私はサインについて聞きました。

 

「練習が終わった後に控え室に戻るでしょ!」
「通路の近くに行って、観客席からマジックとユニホームを出してお願いするんだ!」
「ほとんどの場合が書いてくれないけど、もしかしたら書いてくれるかも・・・。」
「ダメ元で声をかけてみるよ!」

 

観客席は一段高い所にあります。

 

さらには、サイン会をするわけではないので、サインをもらえる可能性はほとんどないようです。

 

それでも、このお子さんは公開練習とサインをとても楽しみにしていました。

 
 

9.5人の選手のサインがもらえた!!!何で?何で?

 

公開練習の翌日。

 

訪問カウンセリングを行うと、神奈川県にお住まいのお子さんは得意げな顔をしています。

 

「先生!コレを見てよ!」

 

そこには、サインをもらうと言っていたユニホームがありました。

 

そして、驚くべき事に5人のサインが書いてあったのです!

 

「え~~~~!」
「何で~~~!」
「サインもらえたの!」
「されも5人も!」
「何で?何で?何で?」

 

すると、このお子さんはサインをもらえた時の事を話してくれました。

 
 

10.観客がサインを求めるけど誰ひとりサインをもらえない

 

公開練習当日、このお子さんは電車で選手のプロフィールを見ていたそうです。

 

すると、お気に入りの選手と自分がお同じ体重であることに気がつきます。

 

ただ、その時は「同じなんだ~。」と思ったダケだったそうです。

 

公開練習が終わり、選手が控え室に帰って行きます。

 

このお子さんだけでなく、他のお客さんも通路近くの観客席でサインを求めています。

 

当然、誰1人サインをもらうことはできていません。

 

すると、このお子さんのお気に入りの選手が目の前を通ろうとしました。

 
 

11.珍しいかけ声でNBA選手が振り向いてくれた!

 

その時、このお子さんの脳裏にひらめきが走ったそうです。

 

「Hi!○○!」
「You and I are the same weigh!(私とあなたは同じ体重です!)」
「Same weight!Same weight!(同じ体重!)」

 

変わった内容の言葉が気になったのか、その選手がこのお子さんを見ます。

 

「Same weight?(同じ体重?)」
「You and me?(僕と君が?)」
「Same weight?」
「Oh~!(笑)」

 

お気に入りの選手は、このお子さんのユニホームとマジックを取ってくれます。

 

さらには、他の選手にも声をかけてくれました。

 

「He and I are the same weigh!(彼と僕とは同じ体重なんだって!)」

 

他の選手が彼を見ます。

 

「Oh~!(笑)」

 

彼を見た選手たちは、笑顔でサインをしてくれたそうです。

 
 

12.通信制高校で始めて話した友だちはバスケが上手?

 

神奈川県にお住まいのお子さんは、毎日、通信制高校(サポート校)に通っていました。

 

ただ、その通信制高校(サポート校)には、毎日、通っている子はほとんどいません。

 

そんな中、最初に話をしたのがAくんだったどうです。

 

担任の先生(コーチ)から、お互いを紹介されます。

 

このお子さんが「バスケが好き」と伝えるとAくんが下記のように言います。

 

「オレは中学時代にバスケ部のエースだったよ!」
「もちろんレギュラーで点を取りまくってたよ!」
「得意技は3ポイントシュートだよ!」

 

純粋なこのお子さんは素直な感想が声にでます。

 

「スゴいね~!」
「オレなんか補欠だったよ!」

 

すると担任の先生(コーチ)が近くにバスケットゴールがあることを教えてくれます。

 

「ボールはあるよ!」
「昼休みに一緒にやってくれば!」

 

このお子さんは「久しぶりに友だちとバスケができる」と思い嬉しくなったそうです。

 
 

13.一緒に公園に行くも何もせず先に帰ってしまう友達

 

昼休みになり、近くの公園に一緒に行きます。

 

そして、お互いにウォーミングアップを行います。

 

「久しぶりだからシュートが入らないな~。」
「昔はゴール下だったら100%入ったんだけどな~。」
「3ポイントの練習をもっとすれば良かったな~。」

 

このお子さんが、シュート練習をしていても、Aくんは立ってドリブル(?)をしているだけです。

 

「一緒にやろうよ!」
「得意の3ポイントシュートを見せてよ!」

 

しかし、Aくんは一向にシュートをしません。

 

そして、突然、下記のように言って帰ってしまいました。

 

「今日は調子が悪いからシュートができない!」
「先に帰るね!」

 
 

14.ウソをついて自分を高めようとしていたAくん

 

神奈川県にお住まいの、このお子さんは30分ほど1人で練習をして通信制高校(サポート校)に帰ります。

 

すると、Aくんの姿はありません。

 

先生に聞くと、Aくんは「もう家に帰った」と教えてくれます。

 

「体調が悪かったのかな?」
「今度は一緒に練習をやりたいな!」

 

しかし、Aくんとこのお子さんが一緒に練習をすることはありませんでした。

 

さらには、Aくんは他の友達にも同じように言っていたそうです。

 

「オレはモンストで最強キャラを全部もってるぜ!」
「荒野行動で負けたことがないぜ!」
「野球が得意で小中と野球部のレギュラーだった!」
「○○の生誕ライブのチケットが当たった!」
「これでライブに行くのは10回目だな~!」など

 

そして、Aくんは1年と立たず、この通信制高校(サポート校)をやめてしまったそうです。

 
 

15.通信制高校に女の子が転校してきた!

 

「先生!」
「今日、メッチャ可愛い子が入学してきた!」
「まだ、話はしていないけど、スゴく可愛い子だよ!」

 

どうやら、通信制高校(サポート校)に女の子が入学してきたようです。

 

「勇気を出して声をかければいいじゃん!」
「同じクラスの仲間なんだから挨拶はしなきゃダメでしょう!」

 

ただ、このお子さんは初めての人には「人見知り」が発動します。

 

「何て声をかければいいかな?」

 

私は、一般的な声のかけ方を伝えます。

 

『初めまして、同じクラスの○○です。』
『これからよろしくね!』
『わからない事があったら言ってね!』

「こんな感じでいいんじゃない?」

 
 

16.クラスメイトを睨んで中指を立てる子

 

翌週の対面カウンセリングで、その子の話を聞きました。

 

「先生に言われたとおりに声をかけたんだけど・・・。」
「彼女は最初、下を向いていたんだ。」
「そして、『何かあったら言ってね!』と言ったら・・・。」
「睨まれて中指を立てられた・・・。」
「何か悪いことをしたかな~?」

 

その後、通信制高校(サポート校)の先生(コーチ)に話を聞くと、彼女は極端な人嫌いであることがわかりました。

 

さらには、自分が気に入らないと「中指を立てたり」「睨んだり」するクセ?があるとのことでした。

 

通信制高校(サポート校)の先生(コーチ)も何度か中指を立てられているとのことです。

 

また、このお子さんが「睨まれ中指を立てられた」ことに関しても教えてくれました。

 

「その日は、休みたかったのに親に連れてこられてイライラしてたのではないか?」
「前の学校でもクラスメイトを睨んだりして居づらくなって転校してきた。」
「声をかけないで放っておいて欲しいんだって!」

 
 

17.地域で1番の進学校から転校生が来た!

 

高校3年生の時に、同じ地域で最も偏差値の高い学校からBくんという子が転校してきました。

 

「○○高校はクソだ!」
「あんな授業をやっていては、国立大学や医学部には合格できない!」
「この学校で自分のペースで受験勉強をして国立大学に合格するぞ!」

 

神奈川県にお住まいのこのお子さんも優秀ですが、Bくんはさらに優秀なお子さんだったそうです。

 

しかし、最初はガンバっていたBくんですが、周りは、毎日、学校に来ない子どもたちばかりです。

 

ご多分に漏れず、Bくんの登校回数も減っていきます。

 

ただ、同じ大学進学を目指す仲間であったため、このお子さんとBくんは仲良くなったそうです。

(同じレベルの話ができる友だちがいるのは良い事です。)

 
 

18.やっぱり環境(勉強する雰囲気)って大事なんだね!

 

Bくんも同じように英検2級の取得を目指していました。

 

英検の2級以上があれば、大学受験が有利になるからです。

 

しかし、通信制高校(サポート校)にきて勉強をする習慣が崩れたBくんは願書出願前に英検2級を取得することはできませんでした。

 

そして、国立大学やGMARCH、日東駒専を受けますが、全ての大学で不合格となってしまいます。

 

もちろん、滑り止めとしてEらんくやFランクの大学を受けていました。

 

最終的には、神奈川県ではそれなりに名前が知られている私立大学への進学を決めます。

 

地域で最も上位に位置する進学校にいたお子さんでも、通信制高校(サポート校)にきて、自分ひとりで勉強をすることは難しいものです。

 

このお子さんはBくんについて下記のように言っていました。

 

「オレより頭の良いBくんでさえも、勉強への意欲が下がるんだね!」
「やっぱり環境って大事なんだね!」

 
 

19.現地集合、現地解散の修学旅行

 

神奈川県にお住まいのお子さんは通信制高校(サポート校)の修学旅行に参加することにしました。

 

ただ、このお子さんが通っている後者から修学旅行に参加するのはこのお子さん1人でした。

 

旅行先は奈良・京都です。

 

普通の学校の修学旅行であれば、学校からバスで奈良・京都に行ったり、近くの駅から電車で奈良・京都に行くでしょう。

 

しかし、このお子さんの通っている通信制高校(サポート校)の修学旅行は違います。

 

全国のそれぞれの校舎の修学旅行希望者は京都駅集合です。

 

そして、あらかじめ決められていた、他の校舎の子どもたちと班を組み班別行動をします。

 

もちろん、班員と初めて会うのは京都駅です。

 
 

20.あんなにお寺のパンフレットを読み込んだのは初めて!

 

神奈川県にお住まいのこのお子さんには「人見知り」があります。

 

しかし、斑で一緒になった子は、もっと「人見知り」だったようです。

 

このお子さんは、班別行動での気まづい空気を振り払うように、積極的に声をかけたそうです。

 

しかし、班員に反応はありません。

 

何度かチャレンジを試みたようですが、途中でギブアップ。

 

「オレ、あんなにお寺の説明やパンフレットを真面目に読んだの初めてだよ!」
「それのおかげで、日本史が好きになったけどね!(笑)」
「でも、あのメンバーでは2度と旅行に行きたくないな!(笑)」

 

本人が思っていた修学旅行ではなかったようですが、とても思い出深い修学旅行になったようです。

 
 

21.英検2級のご褒美は「推しアイドル」のライブ!

 

英検2級に2回連続で不合格だったとき、親御さんはお子さんを励ますため「けやき坂46(現、日向坂46)」のライブをプレゼントすることにしました。

 

→通信制高校不登校から「ひきこもり施設」へ!そこから有名私立大学合格までの軌跡

 

このお子さんが、「けやき坂46(現。日向坂46)」の大ファンだったからです。

 

※ この「ご褒美作戦」により、このお子さんは英検の「S-CBT」を受験し、2級を取得することができたのです。

 

ただ、ライブに行くにはチケットの抽選に当選しなければなりません。

 

親御さんは全国のライブに家族4人の名義で応募します。

 

本来であれば、それでも当選することはほとんどありません。

 

もちろん、当選しなかった場合は、それ以降のライブにも応募をして、当選したときに「交通費」や「チケット代」「グッズ代」を親が出す約束になっていました。

 
 

22.神様ありがとう!2日連続のチケット当選!

 

英検2級に合格した、このお子さんはライブの抽選を楽しみにしていました。

 

「ライブのチケットが当たるといいな~!」
「どこでもいいから当たってくれないかな~!」
「遠い席でもいいから当たってくれないかな~。」

 

ある日、私が訪問カウンセリングを行うと、このお子さんは満面の笑みで「ニヤニヤ」しています。

 

「先生!」
「ライブのチケットが当たったよ!」

 

夢が叶い抽選に当選できたようです。

 

「2日目連続で当たったんだ!」
「1日目は観客席!(遠い席)」
「2日目はアリーナ席(近くの席)が当たったよ!」

 

神様がこのお子さんのガンバリを認め、2日分のチケットを当選させてくれたようです。

 
 

23.二泊三日のライブ観戦!合計10万円!

 

お母さんとお父さんに、本人の喜びようを伝えると、お母さんとお父さんはため息をつきます。

 

「(不登校解決相談所)先生。」
「ライブの場所を聞きました?」

 

私は勝手に「関東」か「近県」と思い込んでいました。

 

「ライブ会場は兵庫県なんです。」
「ライブの後に新幹線でも帰って来ることができないんです。」
「だから、1日目の夜と2日目の夜の両方、ホテルを取らなくていけなくて・・・。」
「合計すると10万円くらいかかるんです・・・。」

 

親御さんも予想以上の出費に驚いたようです。

 

「でも、約束なので気持ちよく行かせたいと思います!」
「あの時にガンバったからこそ英検2級に合格できたんですもんね!」

 

ライブ後の訪問カウンセリングでは、ライブの内容を事細かに教えてくれました。

 

「本当に楽しかったんだ!」ということが、本当に本当に伝わってきました。

 

もし、何もガンバらず、親を脅してライブに行っていたら、このような笑顔にはならなかったでしょう。

 
 

24.親を蹴ったり殴ったりするのが当たり前に

 

私が関わる前に、このお子さんはお父さんに暴力を振るっていました。

 

通信制高校(サポート校)に行かないことを父親に注意をされ、かっとなって殴ってしまったことで、箍が外れたようです。

 

※ 明らかに子どもの方が悪いのですが・・・。

 

最初にお父さんを殴った日は、後悔をします。

 

しかし、それ以降はお父さんやお母さんを蹴ったりすることに抵抗がなくなっていきます。

 

当然、お母さんやお父さんは、子どもに対して強い指導ができなくなります。

 

コレにより、このお子さんの理不尽な暴言、暴力はエスカレートしていき、「ひきこもり」の施設に強制連行されるのです。

 

→中2で不登校、通信制高校に行くも、暴言、暴力で「ひきこもりの施設」へ・・・

 
 

25.「賞状をとれたらDSを買ってやる!」(小4の時の父)

 

お父さんは厳しいお父さんだったようです。

 

お兄ちゃんが優秀だったため、よくお兄ちゃんと比べられたとも言っていました。

 

(お兄ちゃんもGMARCHの大学に進学しています。)

 

神奈川県にお住まいのお子さんに対して、約2年間の訪問カウンセリングを行ってきました。

 

そんな中、訪問カウンセリング初期には、このような話をよく聞きます。

 

「小学校の4年生の時にニンテドーDSが欲しかった。」
「友だちはみんな持っていて、持っていないのはクラスでオレだけだった。」
「自分のお年玉で買うのもダメだと言われた。」

 

お父さんとお母さんはゲームに対して厳しい対応をしていたようです。

「夏休みに父親がこう言ってきた!」

 

『理科の自由研究で賞をとったらDSを買ってやるぞ!』

 

「オレは自分で考えて自由研究をやったんだ!」
「写真をとって、文章をたくさんかいて、結果を調べて完成させたんだ!」

 

DSをゲットするために、かなりガンバったようです。

 
 

26.「入選じゃダメだ!せめて地域の特選を取れ!」(父)

 

2学期に入り、担任の先生から嬉しい報告をもらいます。

 

「○○くんの作品は、地域の自由研究コンテストで入選しました。」

 

賞状をもらったことも嬉しかったようですが、それ以上にDSを買ってもらえることが嬉しかったとのことでした。

 

しかし、賞状を持ち帰り、DSの事を言うと・・・・。

 

「地域の入選ってことは、1番下の賞だろ!」
「地域なら攻めて特選を取らなきゃダメだろう!」
「県の入選や全国の入選なら買ってもいいけどな!」
「また、来年ガンバレ!」

 

お父さんの求めていたレベルと、このお子さんが考えていたレベルに差があったのでしょう。

 

神奈川県にお住まいのこのお子さんは下記のように言っていました。

 

「あんなにガンバったのにダメとかおかしいだろ!」
「あいつ(父親)は嘘つきで最低の人間だ!」

 
 

27.自分が不利になると「父のせい」にして逃げていた

 

約2年の訪問カウンセリングの初期には、この話を何度も聞きました。

 

神奈川県にお住まいのこの子さんが、この話をする時は決まっています。

 

「登校や勉強の約束を守れなかった後のカウンセリングの時」

 

実際、お父さんに対しての「怒り」はあったのでしょう。

 

ただ、このお子さんは「自分が不利な状態」になるときに、その理由を小学校4年のこの事件に結びつけます。

 

「父親のせいでオレは不登校になった!」
「あいつがウソをついたからオレはツラい思いをしている。」
「約束を守れなかったのは父親のせいだ!」

 

自分の「間違い」や「失敗」「怠け」を「人のせい」していたのです。

 

実際、訪問カウンセリングを続け、成功体験や達成体験が増えてくると、「自由研究とDS」の話は聞かなくなりました。

 

英検2級に受かって以降、このお子さんが「自由研究とDS」の話をすることはありませんでした。

 
 

28.留年をせず4年で大学卒業!内定をもらい就職!

 

このお子さんとの思い出はまだまだ、たくさんあります。

 

・ゲームの話。
・マンガの話。
・握手会の話。
・大学入学後の楽しみの話し。
・高校に行くのをやめる話。
・中卒で働く話。などなど

 

GMARCHの1つに合格した、このお子さんは「写真のサークル」と「バスケのサークル」に入ったそうです。

 

ひとり暮らしをして、学校に通いました。

 

大学では不登校になることもなく、留年することもなく、4年で卒業をします。

 

もちろん、現在はひとり暮らしをしながら、正社員として働いているそうです。

 

 

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