学校とフリースクールはどっちがいい?不登校の子どもの将来にとっては・・・

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学校とフリースクールはどっちがいい?不登校の子どもの将来にとっては・・・

お役立ちコラム

2019/08/21 学校とフリースクールはどっちがいい?不登校の子どもの将来にとっては・・・

フリースクールのメリットとデメリット

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1.フリースクール支援もしています!
2.まずは親が見学をするようにして下さい
3.登校時間や授業を選んだりできるので通いやすい!
4.学級がないのでほどよい人間関係で生活できる
5.登校を継続しやすい!
6.勉強や宿題をしなくなる
7.フリースクールに行けば良い?学校に戻ってほしい?
8.勉強をやる気がある子ばかりではない!
9.子どもにあっているのはどっち?

 

 

1.フリースクール支援もしています!

静岡にある不登校解決相談所では、毎年、このような相談をいただきます。

 

「学校に復帰するのは厳しいと思います。」
「フリースクールへの進学も考えています。」
「フリースクール登校への支援もしてくださいますか?」

 

静岡にある不登校解決相談所では、もちろん、フリースクール登校への支援も行っております。

 

さらには通信制高校への勉強支援やスクーリング支援もおこなっております。

 

 

2.まずは親が見学をするようにして下さい

ただ、静岡にある不登校解決相談所では、このようにお答えをさせていただきます。

 

「フリースクールにもメリットとデメリットがあります。」
「本当にお子さんに合っているのかを、もう一度じっくり考えて下さい。」
「不登校のお子さんに話す前に、お母さんやお父さんがフリースクールの見学をして下さい。」
「お子さんには、安易にフリースクールでいいよなどと言わないで下さい。」

 

 

3.登校時間や授業を選んだりできるので通いやすい!

フリースクールにはメリットとデメリットがあります。

 

それでは、静岡にある不登校解決相談所が関わってきた事例を元に、フリースクールのメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。

 

メリットの1つ目は、通いやすいと言うことです。

 

通いやすいにも様々な理由があります。

 

例えば、登校時間が遅いことです。

 

フリースクールの登校時間は9時~10時のところが多いようです。

 

普通の学校と比べ、1時間~2時間は遅いため、夜型になってしまっている子どもには、通いやすい時間となります。

 

昼夜逆転を治す目標にもなるでしょう。

 

また、授業時間が少ない事も特徴となります。

 

カリキュラム自体はあるのですが、全てに参加しなくても良い学校が多いようです。

 

そのため、通学同様に、自分のペースで授業を受けることができるようになります。

 

総じて、学校より通いやすいところがメリットとなります。

 

 

4.学級がないのでほどよい人間関係で生活できる

メリットの2つ目は、学級がないということです。

 

人間関係が元で不登校になってしまった子どもにとっては、クラスにもどるのはとても大変な事です。

 

しかし、フリースクールには基本的には学級がないため、人間関係に悩まされることは、普通の学校に比べて格段に少なくなります。

 

また、生徒数自体が少ないため、先生たちが1人ひとりの様子をみて声をかけてくれます。

 

そのため、独りになってしまうこともないため、ほどよい人間関係で毎日を過ごすことができるのです。

 

 

5.登校を継続しやすい!

3つ目のメリットは、登校を継続しやすい所です。

 

朝の時間も緩やかですし、参加授業も自分でコントロールできる。人間関係もほどよい。

 

不登校の子どもに取っては、登校継続のプレッシャーが小さくてすみます。

 

そのため、普通の学校に比べ、比較的容易に登校を継続することができます。

 

 

6.勉強や宿題をしなくなる

デメリットも存在します。

 

静岡にある不登校解決相談所に寄せられる相談で、最も多いのがこれです。

 

「登校するようになったが、勉強は全くしなくなった!」

 

フリースクールでは、カリキュラムが組まれていますが、必ずそれをやらせるわけではありません。

 

本人の意志を尊重することを大切にしているからです。

 

そのため、あまり勉強に興味が無い子どもは、ずるずると勉強をしなくなってしまうことが多くあります。

 

あるお母さんが、フリースクールの先生にもっと勉強をさせてくれとお願いしたところ、フリースクールの先生にこのように言われた例が何件かあります。

 

「勉強を強いると、ここに来なくなる可能性があります。」
「それでもいいんですか?」

 

 

7.フリースクールに行けば良い?学校に戻ってほしい?

デメリットの2つ目ですが、良くも悪くも周りの子どもの影響を受けます。

 

不登校に関する親の考え方はそれぞれです。

 

「フリースクールをステップとして小学校や中学校に戻ってほしい!」
「普通の高校に行ってほしい!」

 

こういうお母さんもいらっしゃいますし、逆にこのように考えるお母さんもいらっしゃいます。

 

「とにかくフリースクールに行ってくれればいい!」
「家にいるよりは全然いい!」
「高校も自分が行きたいところに行けばいい!」

 

 

8.勉強をやる気がある子ばかりではない!

「ここで基礎を勉強して学校に戻るぞ!」
「○○高校を目指して勉強するぞ!」

 

フリースクールに通っている子どもの全員が、このように思っていれば、お互いに切磋琢磨してガンバルでしょう。

 

ただ、実際はこのような子どもばかりではありません。

 

「フリースクールに行かないとゲームをやらせてもらえないから来てる!」
「親がうるさいから、とりあえず通ってる。」

 

このように考えている子どももいます。

 

当然、勉強をする気はほとんどありませんので、学力はどんどん落ちていってしまいます。

 

 

9.良い影響と悪い影響

「同じゲーム好きの子がフリースクールにいた!」
「友達がいるからフリースクールが楽しい!」

 

このように、子どもの登校継続に良い影響が出ることもあります。

 

ただ、逆にこのような相談を受けたこともあります。

 

「息子が先輩にこう言われたと言いました。」
「それによって、全く勉強をしなくなりました。」
「フリースクールの先生が声をかけても無視するようになってしまいました。」

 

『勉強しなくても出席日数になるから大丈夫!』
『何もしなくても高校に行けるから安心しなよ!』

 

この例は、悪い影響を受けてしまった例の典型で、よくある相談です。

 

 

10.子どもにあっているのはどっち?

静岡にある不登校解決相談所では、不登校の子どもたちを無理矢理、登校させることには反対の立場を取っています。

 

ただ、本人や親、先生、カウンセラーなどが協力して、環境を整えた場合は、本人にも勇気をだして一歩を踏み出してもらいたいと考えています。

 

そして、不登校の子どもたちには、ちょっとがんばればできることには挑戦をしてほしいと思っています。

 

静岡にある不登校解決相談所では、これらのことが子どもたちの将来に必要だと考えているからです。

 

「学校に戻す?」
「フリースクールに入れる?」

 

これらの事で悩んでいるお母さん方は、安易に不登校のお子さんにフリースクールを薦めるのはやめて下さい。

 

まずは親がフリースクルーについて、いろいろなことを調べ、本当にそこがお子さんに合っているのかを考えてから、行動に移してもらいたいと思います。

 

もちろん、静岡にある不登校解決相談所では学校復帰、登校継続だけでなく、フリースクール支援も行っております。

 

 

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