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不登校間違った7つの思い込み⑥「子どもを褒めれば不登校は解決する」
1.思い込み「子どもを褒めれば不登校は解決する」 2.子どもを褒めれば学校に行けるようになるの? 3.子どもには「存在承認」「存在認証」が必須! 4.不登校の原因は愛情不足や存在認証不足ではない! 5.褒めれば心が元気になって不登校が解決? 6.中学生の子どもはスキンシップを喜ぶ? 7.たくさん褒めているのに不登校が解決しません 8.「毎日ゲームをやってエラいね!」と褒めていいの? 9.ゲームを褒めたことでゲーム依存に・・・ 10.安易に「将来は大丈夫だよ」と言い続けた結果 11.お風呂に入らなくなった原因は? 12.チョットしたことを褒めるのは・・・・ 13.家事を役割分担して褒める対応をした親 14.褒め方を間違えたことで手伝いをやらなくなった 15.課程を褒めるのが正しい褒め方であるけど・・・ 16.「勉強を5分やってエラいね!」と褒めていいの? 17.壁を乗り越えさせて褒めることが大切 18.ガンバっていない状態を褒めると・・・ 19.1人ひとりに合った褒め方が大切! 20.支援をしてガンバらせ褒めることが自信に!
※ この記事の内容には「間違った褒め方」が多数記載されています。必ず前後の文章をしっかりとお読みいただくようお願いいたします。
「学校に行きたくない!」 「今日は休みたい!」
突然、子どもがこう言ってきたら・・・・。
親が心配するのは当然です。
すぐにネットや本で対応を調べたり、カウンセラーさんに相談をしたりするでしょう。
すると、下記のような事が書かれてあったり、アドバイスをもらったりします。
「不登校の子どもの心はボロボロになっています。」 「その心を回復するためには、褒めることが大切です。」 「たくさん褒めてあげることで、心のエネルギーが溜まってきます。」 「心が元気になれば、自然と学校に行くようになるでしょう!」
※ 実際に相談を下さった親御さんが言われた言葉です。
「心のエネルギーが回復」すれば、不登校の子どもは学校に行くようになるのでしょうか?
例えば「いじめ」が原因で不登校になってしまった子どもがいます。
その子に対して、親御さんが「褒める」対応をたくさん行い、子どもの心が満たされたとします。
しかし、学校には「いじめ」の加害者がいます。
それでも、この子どもは登校できるようになるのでしょうか?
逆に「怠惰」が理由で不登校が長期化している子どもがいます。
※ 最初の原因は怠惰ではありませんが、不登校が長引くにつれ「怠惰」が理由となった子ども
その子に対して、親御さんが「褒める」対応をたくさん行うと、「怠惰」は改善するのでしょうか?
「褒められる」「認められる」という感情は、子どもの成長にとって不可欠なものです。
これは「存在承認」や「存在認証」と言われます。
具体的には、このような声かけや気持ちが「存在承認」や「存在認証」です。
「生まれてきてくれてありがとう!」 「あなたが、そこにいる(存在している)だけで嬉しい。」 「息をすっていることが素晴らしい。」 「あなたがいるだけで幸せ!」 「大好き(抱きしめてあげる)。」
いわゆる「愛情」や「無償の愛」と呼ばれるものです。
乳児期や幼少期に「存在承認」や「存在認証」「愛情」「無償の愛」を受けなかった子どもは問題行動を起こす確率が高いと言われています。
※ 生徒指導主事を長くしていた経験より、問題行動を起こす子のほとんどが「愛情不足」状態であったことは間違いありません。
→本当に愛情がない(愛情不足)の親を知っていますか?
それでは、不登校になってしまった子は「存在承認」や「存在認証」「愛情」「無償の愛」が足りない子どもなのでしょうか?
幼稚園や小学校の低学年で不登校になってしまった子の場合、「存在承認」や「存在認証」が不足していると感じる子どももいます。
しかし、小学校高学年や中学生、高校生で不登校になってしまう子は「存在承認不足」「愛情不足」なのでしょうか?
そんなことは、全くないと言っていいでしょう。
なぜなら、小学生高学年や中学生、高校生や大学生、社会人の不登校の原因は「人間関係」だからです。
(二次障害として「学習困難」「無気力」になる子どももいます。)
また、「存在認証不足」「愛情不足」ではない理由がもう一つあります。
それは「幼稚園や小学校の低学年から不登校ではなかった」という事実です。
「小学校4年生までは普通に登校していました。」 「でも、5年生になって欠席が・・・。」 「小学校のときは毎日、笑顔で学校に行っていました。」 「中学に入ったら・・・。」 「中学校3年間は無遅刻、無欠席です。」 「高校は楽しくないと言って・・・・。」など
あるお母さんは、中学生のお子さんが不登校になったとき、スクールカウンセラーさんに相談をしたそうです。
すると、このように言われます。
お母さんが、こう聞いたそうです。
「どのように褒めれば良いのでしょうか?」
「存在を褒めればいいんです!」
『生まれてきてくれてありがとう!』 『あなたが、そこにいる(存在している)だけで嬉しい。』 『息をすっていることが素晴らしい。』 『あなたがいるだけで幸せ!』 『大好き(抱きしめてあげる)。』
お母さんは、スクールカウンセラーさんのアドバイスを実行します。
しかし、子どもの態度は変わりません。
また、お母さんが抱きしめようとすると、子どもからこう言われたそうです。
「気持ち悪いな!」 「あっち行けよ!」 「うぜ~!」
再び、スクールカウンセラーさんに相談をします。
すると、このようなアドバイスをいただいたそうです。
「お子さんは思春期なので、褒められる事に抵抗を示しているのでしょう。」 「うるさいと言っていても心は喜んでいます。」 「声をかけたり、スキンシップをとり続けてください。」 「それにより心が回復して、自分から学校に行くようになります。」
しかし、中学生のお子さんは、親への反感を強めてしまいました。
そして、お母さんに対して暴言を吐いたり、暴力をふるようになってしまったのです。
不登校になったお子さんの全てが「存在認証不足」「愛情不足」ではありません。
どちらかというと「存在認証不足」や「愛情不足」が原因で不登校になる例のほうが少ないのが現状です。
しかし、カウンセラーさんや相談員さんに相談すると、このような言葉が返ってきます。
「たくさん褒めてあげましょう!」 「褒めることで心のエネルギーが回復するのです!」
静岡県にある不登校解決相談所には、このような相談がたくさん寄せられます。
「たくさん褒めているのに不登校が解決しません。」 「存在認証をしているのに状態が改善しません。」
これに対して静岡県にある不登校解決相談所では、このように返答させていただいております。
「その対応は、幼稚園や小学校低学年であれば効果がでることがあります。」 「ただ、小学校の高学年や中学生、高校生、大学生では効果は期待できません。」 「小学校高学年であれば、ギリギリ効果が期待できるかもしれません。」
このような相談もいただきます。
「(相談機関の)カウンセラーさんからこう言われました。」
『小さなことでも、どんどん褒めるようにしましょう。』
お子さんが不登校だったお母さんは、どのように褒めれば良いのか分かりません。
すると、カウンセラーさんは、こう教えてくれます。
「ゲームが好きならゲームのことを褒めましょう。」
『難しいステージをクリアしてすごいね!』 『毎日、ゲームをしてエラいね!』 『何時間も集中できるなんてびっくり!』
「アニメが好きなら、アニメの知識を褒めましょう。」
「毎日、何時間もアニメを見てスゴいね!」 「そこまで真剣に見るのはとてもスゴいことだよ!」 「尊敬しちゃう!」
このように褒められたお子さんは、どうなったのでしょう?
ゲームやアニメなど、好きな事を褒められたことで、親子関係は良く(?)なったようです。
しかし、子どもが学校に言ったり、勉強をしたりすることはなかったそうです。
それどころか、ゲームやアニメの時間がドンドン増えて「ゲーム依存」「ネット依存」の状態になってしまったのです。
→「ゲーム依存」「スマホ依存」についてはコチラをご覧ください。
ゲームやアニメの時間が長くなっていると感じたお母さんは、こう言ったそうです。
「ゲームの時間が1日10時間は長いんじゃない?」
すると、お子さんはこう言って怒りだしたそうです。
「ゲームに集中できてスゴいって言ったじゃん!」 「毎日、ゲームをやってエラいって言ったよね!」 「なんで、やり過ぎとか言うんだよ!」 「ふざけるな!」
このようなアドバイスをもらったお母さんもいます。
「不登校のお子さんは、未来や将来への不安を持っています。」 「だからこそ、動くことが出来なかったり、ひきこもってしまったりするんです。」 「褒めるときは、お子さんに未来の可能性を伝える事が大切です。」 「例えば、このような褒め方が効果的です。」
『これだけゲームが好きだから、プロゲーマーになれるね!』 『アニメが好きだから、声優さんになればいいんじゃない?』 『ヒカキンさんみたいなyoutuberになれるといいね~!』
このような声かけをしてもらった不登校の子どもたちは、私が初めて会ったとき、このように言っていました。
「僕はプロゲーマーになるから大丈夫!」 「私は声優を目指しているから学校に行かなくていいの!」 「動画を撮影してネットにアップすれば、金持ちになれるんだよ!」
プロゲーマーさん、声優さん、トップyoutuberさんは、大なり小なり努力をしています。
しかし、このような声かけをしたことで、子どもたちは簡単にその職業に就ける、お金を稼げると思ってしまっているのです。
→推しの子の声優:伊駒さんのように本気なら大丈夫だけど
このようなアドバイスをもらったお母さんもいました。
「不登校のお子さんは、自信を失っています。」 「そのため、今まで当たり前に出来ていたことも、できなくなってしまいます。」 「また、できるようにするため日常の小さな事を褒めるようにしてください。」
不登校のお子さんが自信を失っていることは本当です。
「学校に行かなきゃ・・・・。」 「でも、行けない・・・・。」
不登校の子どもはこのように思ってしまうのです。
しかし、不登校の子どもが「今まで出来ていたことができなくなってしまう」のは、不登校が原因ではありません。
不登校の子どもに対して間違った対応をしたことが原因なのです。
→「不登校の間違った5つの対応」はコチラをご覧ください。
「学校に行けなくなってしまった」ことは仕方がないとして、「お風呂に入らなくなった」「お手伝いをしなくなった」などは間違った対応をしたことが原因なのです。
このお母さんは、不登校のお子さんをこのように褒めたそうです。
「今日は歯を磨いたんだ!エラいね!」 「お風呂に入ってスゴいじゃん!」
ご飯を食べた後、お子さんがお皿を重ねたそうです。
(今までは流しに持って行っていたそうです。)
それを見たお母さんは、こう褒めたそうです。
「お皿を重ねてくれてありがとうね!」 「とても助かるよ!」
不登校になる前に犬を飼い始めた、お子さんがいました。
毎日、散歩に行くことを約束として飼うことを決めたそうです。
しかし、不登校になってしまい、散歩に行く回数が激減します。
(周りの目が気になるので、仕方ないことではあります。)
そんなお子さんに、お母さんはこのようなことを褒めたそうです。
「犬を可愛がってエラいね!」 「可愛がってくれるから助かるよ!」
その後、静岡県にある不登校解決相談所の支援により、このお子さん達の不登校は解決します。
しかし、お子さん達が「お皿を流しに持って行く」「犬の散歩をする」ことはなかったそうです。
相談員さんにこのようなアドバイスをもらったお母さんもいます。
「家事の役割分担をして、それを褒めることが大切です。」 「それにより自信が回復し不登校が解決する。」
お母さんとお父さんは、不登校の子どもと話しをしました。
その結果、お風呂掃除とゴミ捨てを子どもの当番としたそうです。
(お風呂掃除でお風呂に入る、ゴミ捨てで外に出すがウラ目標だったようです。)
その後を聞くと、お母さんはこう仰いました。
「お風呂掃除もゴミ捨ても最初の3回はできました。」 「私と夫はそれをたくさん褒めました。」
『お風呂掃除をしてエラいね~!』 『キレイになって気持ちいいね~!』 『ゴミ捨てありがとうね!』
最初の3回は、成功と言っていいのではないでしょうか。
4回目のゴミ捨ての前日は夜遅くまでゲームをしていたそうです。
そのため、このお子さんが起きたのは昼の11時でした。
もちろん、11時にはゴミの収集車が行ってしまいます。
お母さんは自分でゴミを捨てに行ったそうです。
(そのゴミはそのままにして、子どもに考えさせても良かったと思いますが・・・。)
怒ったり、叱ったりすることは良くないと考えたお母さんは、相談員さんに対応を聞きます。
すると、このようなアドバイスを下さいました。
「3回も続けてエラいね!と褒めてください!」 「0回が3回になったのはスゴいことですよ!」
お母さんは、アドバイス通りにお子さんを褒めたようですが、このお子さんがゴミ捨てにいくことは2度となかったそうです。
不登校の子どもを「褒める」ことの大切さや、褒め方について説明しているホームページやブログがあります。
そこでは下記のような具体例が記されています。
「不登校の子どもの正しい褒め方をお伝えします。」 「褒めるときは結果ではなく課程を褒めましょう。」
『いつも夜遅くまで勉強頑張ってエラいね!』 『毎日3時間、練習をしていたもんね!』 『何度もノートに書いて練習した成果だね!』 『テスト計画を自分で立てることができたもんね!』など
悪い例についても書いてありました。
『100点を取ってスゴいね!』 『優勝してスゴいね!』 『学年で1位なの!!』
確かに、悪い例の褒め方は良くありませんし、良い例の褒め方は正しい褒め方と言えませす。
しかし、不登校の子どもが「この事例のよう」に行動しているのでしょうか?
テスト計画を立てて、ノートに何度も書いているのでしょうか?
優勝したいと思い、毎日3時間の練習をするのでしょうか?
不登校の現実を考えて、具体的な「褒め方」を紹介しているホームページやブログもあります。
あるお母さんが、「褒め方を参考にした」ホームページにはこのようにかいてありました。
「学校に関係したことを子どもがしたときは、すぐに褒めましょう!」
『今日は5分も外に出られたね!』 『学校の門をタッチできてスゴいね!』 『放課後、学校に行けてエラいね!』 『今週は勉強を2回もやってエラいね!』
「具体的に褒めることが大切です。」 「それにより、子どもは『自分を見てくれている』と思い安心出来るのです。」
実際、このお母さんは、同じように褒めたそうです。
「勉強を5分やってスゴいね!」 「今週は2回も勉強したね!(合計10分です)」 「学校に戻るためにガンバってスゴいね!」
静岡県にある不登校解決相談所でも、学校関係のことをガンバらせて褒める支援を行います。
しかし、このホームページの方とは少し考え方が違います。
具体的には、このような部分が違います。
「子どもがガンバったことを褒める。」 「ただし、ガンバるとは『壁(小さくても)』を乗り越えること。」
例えば、漢字の宿題が週に3ページ出ていたとします。
毎日、コツコツやってもいいですし、提出期限の前日にまとめてやってもいいと思います。
大切なのは、他の子どもと「同じ」ようにやること、または「近い状態」でやることです。
これが、「壁」を乗り越えると言うことになります。
しかし、不登校の子どもは「宿題の習慣」をなくしている子がほとんどです。
そのため、漢字を始めたとしても、こう言ってすぐにやめてしまいます。
「手が疲れた。」 「今日は集中できない。」 「漢字をやる意味が分からない。」 「IT社会では覚えなくても良い。」 「やる気がないのにやっても意味がない。」
1ページ20分(3ページ60分)すら、面倒と思い、理由をつけてやらないのです。
コレを褒めていいのでしょうか?
不登校を「ゆっくりゆっくり」「数年かけて」解決するつもりであれば、この褒め方でもいいでしょう。
しかし、この褒め方をしてしまうと不登校の子どもは下記のように思ってしまいます。
「勉強を5分やれば文句を言われない。」 「週に10分やれば好きな事をさせてもらえる。」 「細かいことを言われるのは面倒だから5分くらいやるか!」
最初は学校に戻ろうと始めた勉強でも、ガンバっていない状態を褒められれば「現状維持でいいんだ」と思うようになるのが人間です。
「現状維持」が出来れば、まだ、いいのですが・・・・。
「存在を褒める」対応(存在承認や存在認証)は「不良」や「小学校低学年」「幼稚園」「保育園」の子どもに有効です。
逆に「小学校高学年」や「中学生」「高校生」「大学生」に、存在を褒める対応を行ってしまうと、不登校の状態は良くて現状維持、悪ければ長期化します。
また、「ガンバっていないことを褒める」対応を行うと、不登校前まで出来ていたことが完全にできなくなる(やらなくなる)可能性が高くなります。
安易に「褒める」ことで、「怠惰」や「甘え」につながってしまうからです。
不登校の相談をいただいたときに、いつも思うのが下記のようなことです。
「なぜ、極端に対応を変えるのだろう?」 「1人ひとりに合った褒め方で対応すればいいのに!」
ただ、これは親御さんが悪いと言うよりは、カウンセラーさんや相談員さんのアドバイスが悪いと言わざるを得ません。
もちろん、カウンセラーさんや相談員さんに悪気はありません。
それでも、1人ひとりに合った対応を助言できないのは、対応経験や解決実績が少ないからと思われます。
→静岡県にある不登校解決相談所の不登校解決事例はコチラ!
静岡県にある不登校解決相談所でも「褒める」対応は大切であると考えています。
ただ、何もしていない子どもを褒めることはオススメしておりません。
なぜなら、その対応で不登校が悪化したという相談をたくさんいただいているからです。
不登校の子どもに「登校刺激」や「支援」を行うことは悪いことではありません。
(もちろん、その子のその時に合わせ、登校刺激の強弱は調整します。)
静岡県にある不登校解決相談所では、お子さんに合った「登校刺激」や「声のかけ方」「支援方法」を提案させていただいております。
それにより、お子さんが「面倒でもガンバった」「小さな壁を乗り越えた」状態を作りたいと思っています。
自分が「ガンバった」こと、「小さいけど壁を乗り越えた」ことを「褒められた」「認められた」お子さんはどうでしょう?
学校に登校する勇気の一歩を踏み出せるのではないでしょうか?
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
24/10/07
24/09/30
TOP
小学校低学年であれば効果はあるけど・・・・
1.思い込み「子どもを褒めれば不登校は解決する」
2.子どもを褒めれば学校に行けるようになるの?
3.子どもには「存在承認」「存在認証」が必須!
4.不登校の原因は愛情不足や存在認証不足ではない!
5.褒めれば心が元気になって不登校が解決?
6.中学生の子どもはスキンシップを喜ぶ?
7.たくさん褒めているのに不登校が解決しません
8.「毎日ゲームをやってエラいね!」と褒めていいの?
9.ゲームを褒めたことでゲーム依存に・・・
10.安易に「将来は大丈夫だよ」と言い続けた結果
11.お風呂に入らなくなった原因は?
12.チョットしたことを褒めるのは・・・・
13.家事を役割分担して褒める対応をした親
14.褒め方を間違えたことで手伝いをやらなくなった
15.課程を褒めるのが正しい褒め方であるけど・・・
16.「勉強を5分やってエラいね!」と褒めていいの?
17.壁を乗り越えさせて褒めることが大切
18.ガンバっていない状態を褒めると・・・
19.1人ひとりに合った褒め方が大切!
20.支援をしてガンバらせ褒めることが自信に!
※ この記事の内容には「間違った褒め方」が多数記載されています。必ず前後の文章をしっかりとお読みいただくようお願いいたします。
1.思い込み「子どもを褒めれば不登校は解決する」
「学校に行きたくない!」
「今日は休みたい!」
突然、子どもがこう言ってきたら・・・・。
親が心配するのは当然です。
すぐにネットや本で対応を調べたり、カウンセラーさんに相談をしたりするでしょう。
すると、下記のような事が書かれてあったり、アドバイスをもらったりします。
「不登校の子どもの心はボロボロになっています。」
「その心を回復するためには、褒めることが大切です。」
「たくさん褒めてあげることで、心のエネルギーが溜まってきます。」
「心が元気になれば、自然と学校に行くようになるでしょう!」
※ 実際に相談を下さった親御さんが言われた言葉です。
2.子どもを褒めれば学校に行けるようになるの?
「心のエネルギーが回復」すれば、不登校の子どもは学校に行くようになるのでしょうか?
例えば「いじめ」が原因で不登校になってしまった子どもがいます。
その子に対して、親御さんが「褒める」対応をたくさん行い、子どもの心が満たされたとします。
しかし、学校には「いじめ」の加害者がいます。
それでも、この子どもは登校できるようになるのでしょうか?
逆に「怠惰」が理由で不登校が長期化している子どもがいます。
※ 最初の原因は怠惰ではありませんが、不登校が長引くにつれ「怠惰」が理由となった子ども
その子に対して、親御さんが「褒める」対応をたくさん行うと、「怠惰」は改善するのでしょうか?
3.子どもには「存在承認」「存在認証」が必須!
「褒められる」「認められる」という感情は、子どもの成長にとって不可欠なものです。
これは「存在承認」や「存在認証」と言われます。
具体的には、このような声かけや気持ちが「存在承認」や「存在認証」です。
「生まれてきてくれてありがとう!」
「あなたが、そこにいる(存在している)だけで嬉しい。」
「息をすっていることが素晴らしい。」
「あなたがいるだけで幸せ!」
「大好き(抱きしめてあげる)。」
いわゆる「愛情」や「無償の愛」と呼ばれるものです。
乳児期や幼少期に「存在承認」や「存在認証」「愛情」「無償の愛」を受けなかった子どもは問題行動を起こす確率が高いと言われています。
※ 生徒指導主事を長くしていた経験より、問題行動を起こす子のほとんどが「愛情不足」状態であったことは間違いありません。
→本当に愛情がない(愛情不足)の親を知っていますか?
4.不登校の原因は愛情不足や存在認証不足ではない!
それでは、不登校になってしまった子は「存在承認」や「存在認証」「愛情」「無償の愛」が足りない子どもなのでしょうか?
幼稚園や小学校の低学年で不登校になってしまった子の場合、「存在承認」や「存在認証」が不足していると感じる子どももいます。
しかし、小学校高学年や中学生、高校生で不登校になってしまう子は「存在承認不足」「愛情不足」なのでしょうか?
そんなことは、全くないと言っていいでしょう。
なぜなら、小学生高学年や中学生、高校生や大学生、社会人の不登校の原因は「人間関係」だからです。
(二次障害として「学習困難」「無気力」になる子どももいます。)
また、「存在認証不足」「愛情不足」ではない理由がもう一つあります。
それは「幼稚園や小学校の低学年から不登校ではなかった」という事実です。
「小学校4年生までは普通に登校していました。」
「でも、5年生になって欠席が・・・。」
「小学校のときは毎日、笑顔で学校に行っていました。」
「中学に入ったら・・・。」
「中学校3年間は無遅刻、無欠席です。」
「高校は楽しくないと言って・・・・。」など
5.褒めれば心が元気になって不登校が解決?
あるお母さんは、中学生のお子さんが不登校になったとき、スクールカウンセラーさんに相談をしたそうです。
すると、このように言われます。
「不登校の子どもの心はボロボロになっています。」
「その心を回復するためには、褒めることが大切です。」
「たくさん褒めてあげることで、心のエネルギーが溜まってきます。」
「心が元気になれば、自然と学校に行くようになるでしょう!」
お母さんが、こう聞いたそうです。
「どのように褒めれば良いのでしょうか?」
すると、このように言われます。
「存在を褒めればいいんです!」
『生まれてきてくれてありがとう!』
『あなたが、そこにいる(存在している)だけで嬉しい。』
『息をすっていることが素晴らしい。』
『あなたがいるだけで幸せ!』
『大好き(抱きしめてあげる)。』
6.中学生の子どもはスキンシップを喜ぶ?
お母さんは、スクールカウンセラーさんのアドバイスを実行します。
しかし、子どもの態度は変わりません。
また、お母さんが抱きしめようとすると、子どもからこう言われたそうです。
「気持ち悪いな!」
「あっち行けよ!」
「うぜ~!」
再び、スクールカウンセラーさんに相談をします。
すると、このようなアドバイスをいただいたそうです。
「お子さんは思春期なので、褒められる事に抵抗を示しているのでしょう。」
「うるさいと言っていても心は喜んでいます。」
「声をかけたり、スキンシップをとり続けてください。」
「それにより心が回復して、自分から学校に行くようになります。」
しかし、中学生のお子さんは、親への反感を強めてしまいました。
そして、お母さんに対して暴言を吐いたり、暴力をふるようになってしまったのです。
7.たくさん褒めているのに不登校が解決しません
不登校になったお子さんの全てが「存在認証不足」「愛情不足」ではありません。
どちらかというと「存在認証不足」や「愛情不足」が原因で不登校になる例のほうが少ないのが現状です。
しかし、カウンセラーさんや相談員さんに相談すると、このような言葉が返ってきます。
「たくさん褒めてあげましょう!」
「褒めることで心のエネルギーが回復するのです!」
静岡県にある不登校解決相談所には、このような相談がたくさん寄せられます。
「たくさん褒めているのに不登校が解決しません。」
「存在認証をしているのに状態が改善しません。」
これに対して静岡県にある不登校解決相談所では、このように返答させていただいております。
「その対応は、幼稚園や小学校低学年であれば効果がでることがあります。」
「ただ、小学校の高学年や中学生、高校生、大学生では効果は期待できません。」
「小学校高学年であれば、ギリギリ効果が期待できるかもしれません。」
8.「毎日ゲームをやってエラいね!」と褒めていいの?
このような相談もいただきます。
「(相談機関の)カウンセラーさんからこう言われました。」
『小さなことでも、どんどん褒めるようにしましょう。』
お子さんが不登校だったお母さんは、どのように褒めれば良いのか分かりません。
すると、カウンセラーさんは、こう教えてくれます。
「ゲームが好きならゲームのことを褒めましょう。」
『難しいステージをクリアしてすごいね!』
『毎日、ゲームをしてエラいね!』
『何時間も集中できるなんてびっくり!』
「アニメが好きなら、アニメの知識を褒めましょう。」
「毎日、何時間もアニメを見てスゴいね!」
「そこまで真剣に見るのはとてもスゴいことだよ!」
「尊敬しちゃう!」
9.ゲームを褒めたことでゲーム依存に・・・
このように褒められたお子さんは、どうなったのでしょう?
ゲームやアニメなど、好きな事を褒められたことで、親子関係は良く(?)なったようです。
しかし、子どもが学校に言ったり、勉強をしたりすることはなかったそうです。
それどころか、ゲームやアニメの時間がドンドン増えて「ゲーム依存」「ネット依存」の状態になってしまったのです。
→「ゲーム依存」「スマホ依存」についてはコチラをご覧ください。
ゲームやアニメの時間が長くなっていると感じたお母さんは、こう言ったそうです。
「ゲームの時間が1日10時間は長いんじゃない?」
すると、お子さんはこう言って怒りだしたそうです。
「ゲームに集中できてスゴいって言ったじゃん!」
「毎日、ゲームをやってエラいって言ったよね!」
「なんで、やり過ぎとか言うんだよ!」
「ふざけるな!」
10.安易に「将来は大丈夫だよ」と言い続けた結果
このようなアドバイスをもらったお母さんもいます。
「不登校のお子さんは、未来や将来への不安を持っています。」
「だからこそ、動くことが出来なかったり、ひきこもってしまったりするんです。」
「褒めるときは、お子さんに未来の可能性を伝える事が大切です。」
「例えば、このような褒め方が効果的です。」
『これだけゲームが好きだから、プロゲーマーになれるね!』
『アニメが好きだから、声優さんになればいいんじゃない?』
『ヒカキンさんみたいなyoutuberになれるといいね~!』
このような声かけをしてもらった不登校の子どもたちは、私が初めて会ったとき、このように言っていました。
「僕はプロゲーマーになるから大丈夫!」
「私は声優を目指しているから学校に行かなくていいの!」
「動画を撮影してネットにアップすれば、金持ちになれるんだよ!」
プロゲーマーさん、声優さん、トップyoutuberさんは、大なり小なり努力をしています。
しかし、このような声かけをしたことで、子どもたちは簡単にその職業に就ける、お金を稼げると思ってしまっているのです。
→推しの子の声優:伊駒さんのように本気なら大丈夫だけど
11.お風呂に入らなくなった原因は?
このようなアドバイスをもらったお母さんもいました。
「不登校のお子さんは、自信を失っています。」
「そのため、今まで当たり前に出来ていたことも、できなくなってしまいます。」
「また、できるようにするため日常の小さな事を褒めるようにしてください。」
不登校のお子さんが自信を失っていることは本当です。
「学校に行かなきゃ・・・・。」
「でも、行けない・・・・。」
不登校の子どもはこのように思ってしまうのです。
しかし、不登校の子どもが「今まで出来ていたことができなくなってしまう」のは、不登校が原因ではありません。
不登校の子どもに対して間違った対応をしたことが原因なのです。
→「不登校の間違った5つの対応」はコチラをご覧ください。
「学校に行けなくなってしまった」ことは仕方がないとして、「お風呂に入らなくなった」「お手伝いをしなくなった」などは間違った対応をしたことが原因なのです。
12.チョットしたことを褒めるのは・・・・
このお母さんは、不登校のお子さんをこのように褒めたそうです。
「今日は歯を磨いたんだ!エラいね!」
「お風呂に入ってスゴいじゃん!」
ご飯を食べた後、お子さんがお皿を重ねたそうです。
(今までは流しに持って行っていたそうです。)
それを見たお母さんは、こう褒めたそうです。
「お皿を重ねてくれてありがとうね!」
「とても助かるよ!」
不登校になる前に犬を飼い始めた、お子さんがいました。
毎日、散歩に行くことを約束として飼うことを決めたそうです。
しかし、不登校になってしまい、散歩に行く回数が激減します。
(周りの目が気になるので、仕方ないことではあります。)
そんなお子さんに、お母さんはこのようなことを褒めたそうです。
「犬を可愛がってエラいね!」
「可愛がってくれるから助かるよ!」
その後、静岡県にある不登校解決相談所の支援により、このお子さん達の不登校は解決します。
しかし、お子さん達が「お皿を流しに持って行く」「犬の散歩をする」ことはなかったそうです。
13.家事を役割分担して褒める対応をした親
相談員さんにこのようなアドバイスをもらったお母さんもいます。
「家事の役割分担をして、それを褒めることが大切です。」
「それにより自信が回復し不登校が解決する。」
お母さんとお父さんは、不登校の子どもと話しをしました。
その結果、お風呂掃除とゴミ捨てを子どもの当番としたそうです。
(お風呂掃除でお風呂に入る、ゴミ捨てで外に出すがウラ目標だったようです。)
その後を聞くと、お母さんはこう仰いました。
「お風呂掃除もゴミ捨ても最初の3回はできました。」
「私と夫はそれをたくさん褒めました。」
『お風呂掃除をしてエラいね~!』
『キレイになって気持ちいいね~!』
『ゴミ捨てありがとうね!』
最初の3回は、成功と言っていいのではないでしょうか。
14.褒め方を間違えたことで手伝いをやらなくなった
4回目のゴミ捨ての前日は夜遅くまでゲームをしていたそうです。
そのため、このお子さんが起きたのは昼の11時でした。
もちろん、11時にはゴミの収集車が行ってしまいます。
お母さんは自分でゴミを捨てに行ったそうです。
(そのゴミはそのままにして、子どもに考えさせても良かったと思いますが・・・。)
怒ったり、叱ったりすることは良くないと考えたお母さんは、相談員さんに対応を聞きます。
すると、このようなアドバイスを下さいました。
「3回も続けてエラいね!と褒めてください!」
「0回が3回になったのはスゴいことですよ!」
お母さんは、アドバイス通りにお子さんを褒めたようですが、このお子さんがゴミ捨てにいくことは2度となかったそうです。
15.課程を褒めるのが正しい褒め方であるけど・・・
不登校の子どもを「褒める」ことの大切さや、褒め方について説明しているホームページやブログがあります。
そこでは下記のような具体例が記されています。
「不登校の子どもの正しい褒め方をお伝えします。」
「褒めるときは結果ではなく課程を褒めましょう。」
『いつも夜遅くまで勉強頑張ってエラいね!』
『毎日3時間、練習をしていたもんね!』
『何度もノートに書いて練習した成果だね!』
『テスト計画を自分で立てることができたもんね!』など
悪い例についても書いてありました。
『100点を取ってスゴいね!』
『優勝してスゴいね!』
『学年で1位なの!!』
確かに、悪い例の褒め方は良くありませんし、良い例の褒め方は正しい褒め方と言えませす。
しかし、不登校の子どもが「この事例のよう」に行動しているのでしょうか?
テスト計画を立てて、ノートに何度も書いているのでしょうか?
優勝したいと思い、毎日3時間の練習をするのでしょうか?
16.「勉強を5分やってエラいね!」と褒めていいの?
不登校の現実を考えて、具体的な「褒め方」を紹介しているホームページやブログもあります。
あるお母さんが、「褒め方を参考にした」ホームページにはこのようにかいてありました。
「学校に関係したことを子どもがしたときは、すぐに褒めましょう!」
『今日は5分も外に出られたね!』
『学校の門をタッチできてスゴいね!』
『放課後、学校に行けてエラいね!』
『今週は勉強を2回もやってエラいね!』
「具体的に褒めることが大切です。」
「それにより、子どもは『自分を見てくれている』と思い安心出来るのです。」
実際、このお母さんは、同じように褒めたそうです。
「勉強を5分やってスゴいね!」
「今週は2回も勉強したね!(合計10分です)」
「学校に戻るためにガンバってスゴいね!」
17.壁を乗り越えさせて褒めることが大切
静岡県にある不登校解決相談所でも、学校関係のことをガンバらせて褒める支援を行います。
しかし、このホームページの方とは少し考え方が違います。
具体的には、このような部分が違います。
「子どもがガンバったことを褒める。」
「ただし、ガンバるとは『壁(小さくても)』を乗り越えること。」
例えば、漢字の宿題が週に3ページ出ていたとします。
毎日、コツコツやってもいいですし、提出期限の前日にまとめてやってもいいと思います。
大切なのは、他の子どもと「同じ」ようにやること、または「近い状態」でやることです。
これが、「壁」を乗り越えると言うことになります。
しかし、不登校の子どもは「宿題の習慣」をなくしている子がほとんどです。
そのため、漢字を始めたとしても、こう言ってすぐにやめてしまいます。
「手が疲れた。」
「今日は集中できない。」
「漢字をやる意味が分からない。」
「IT社会では覚えなくても良い。」
「やる気がないのにやっても意味がない。」
1ページ20分(3ページ60分)すら、面倒と思い、理由をつけてやらないのです。
コレを褒めていいのでしょうか?
18.ガンバっていない状態を褒めると・・・
「勉強を5分やってスゴいね!」
「今週は2回も勉強したね!(合計10分です)」
「学校に戻るためにガンバってスゴいね!」
不登校を「ゆっくりゆっくり」「数年かけて」解決するつもりであれば、この褒め方でもいいでしょう。
しかし、この褒め方をしてしまうと不登校の子どもは下記のように思ってしまいます。
「勉強を5分やれば文句を言われない。」
「週に10分やれば好きな事をさせてもらえる。」
「細かいことを言われるのは面倒だから5分くらいやるか!」
最初は学校に戻ろうと始めた勉強でも、ガンバっていない状態を褒められれば「現状維持でいいんだ」と思うようになるのが人間です。
「現状維持」が出来れば、まだ、いいのですが・・・・。
19.1人ひとりに合った褒め方が大切!
「存在を褒める」対応(存在承認や存在認証)は「不良」や「小学校低学年」「幼稚園」「保育園」の子どもに有効です。
逆に「小学校高学年」や「中学生」「高校生」「大学生」に、存在を褒める対応を行ってしまうと、不登校の状態は良くて現状維持、悪ければ長期化します。
また、「ガンバっていないことを褒める」対応を行うと、不登校前まで出来ていたことが完全にできなくなる(やらなくなる)可能性が高くなります。
安易に「褒める」ことで、「怠惰」や「甘え」につながってしまうからです。
不登校の相談をいただいたときに、いつも思うのが下記のようなことです。
「なぜ、極端に対応を変えるのだろう?」
「1人ひとりに合った褒め方で対応すればいいのに!」
ただ、これは親御さんが悪いと言うよりは、カウンセラーさんや相談員さんのアドバイスが悪いと言わざるを得ません。
もちろん、カウンセラーさんや相談員さんに悪気はありません。
それでも、1人ひとりに合った対応を助言できないのは、対応経験や解決実績が少ないからと思われます。
→静岡県にある不登校解決相談所の不登校解決事例はコチラ!
20.支援をしてガンバらせ褒めることが自信に!
静岡県にある不登校解決相談所でも「褒める」対応は大切であると考えています。
ただ、何もしていない子どもを褒めることはオススメしておりません。
なぜなら、その対応で不登校が悪化したという相談をたくさんいただいているからです。
不登校の子どもに「登校刺激」や「支援」を行うことは悪いことではありません。
(もちろん、その子のその時に合わせ、登校刺激の強弱は調整します。)
静岡県にある不登校解決相談所では、お子さんに合った「登校刺激」や「声のかけ方」「支援方法」を提案させていただいております。
それにより、お子さんが「面倒でもガンバった」「小さな壁を乗り越えた」状態を作りたいと思っています。
自分が「ガンバった」こと、「小さいけど壁を乗り越えた」ことを「褒められた」「認められた」お子さんはどうでしょう?
学校に登校する勇気の一歩を踏み出せるのではないでしょうか?
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
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