留年が近づいていた不登校の高校3年生!4回の相談で不登校解決!共通テストで有名私立大学「合格」の知らせ!

不登校解決相談所

080-9114-8318

〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14(公文併設)

24時間、相談受付中!(即対応できない時は折り返します。)

lv

留年が近づいていた不登校の高校3年生!4回の相談で不登校解決!共通テストで有名私立大学「合格」の知らせ!

高校生不登校解決事例,不登校解決事例

2024/01/23 留年が近づいていた不登校の高校3年生!4回の相談で不登校解決!共通テストで有名私立大学「合格」の知らせ!

「高校をやめる!」と言っていた子が共通テストで85%以上!

 

50eef574f85678404f519bce62e955c3_s

 

1.不登校から関西有名私立大学合格の嬉しい知らせ!
2.1学期最後のテストで過去最低点をとってしまう
3.「国立大学は厳しい!」と言われ「やる気」をなくす
4.塾の先生の言葉で「やる気」を取り戻すもコロナに感染
5.2学期に入り全国模試や課題テストに不参加
6.「ムリをさせない対応」で子どもがイライラする
7.「学校に行かなくていいよ。」が本気じゃないから?
8.子どもの望んでいるのは「どんな未来(結果)?」
9.子どもの「望み」「未来」をかなえる支援を!
10.待つ支援では留年となってしまう危険性が!
11.小学生や中1~2年生では期限を決める支援が有効!
12.中3では時間をかけると希望校への合格が・・・
13.高校生では時間をかけると留年や退学が・・・
14.訪問カウンセリングを突然しても大丈夫?
15.先を読む対応で初回カウンセリングの効果を高める!
16.ピンチ!10年間で最も気まづい「突然の訪問」に!
17.ゲームの課金代金を弁償して前向きに!
18.話しをすることで考えがまとまり前向きに!
19.○○大学の偏差値は?校風は?立地は?
20.親と学校が役割分担で対応!
21.不登校から関西有名私立大へ合格!

 
 

1.不登校から関西有名私立大学合格の嬉しい知らせ!

 

先日、9月に不登校対応を行った高校3年生の親御さんから嬉しい報告が届きました。

 

「希望していたR大学に(ほぼ)合格が決まりました!(関西の有名私大)」

「ほぼ」という言葉が気になった私は、お母さんに理由をたずねました。

 

すると、「ほぼ」の理由をこのように教えて下さいました。

 

「先生が子どもに3教科に絞るように言って下さったことを覚えていますか?」
「あの後、子どもは3教科に絞って勉強をしました。」

 

どうやら、最後にあってから後の3ヶ月、とても勉強をガンバったようです。

 

「先日の共通テストを受けた後、自己採点をしました。」
「英語は90%、日本史も90%、国語は85%でした。」
「例年の傾向では合格確率が高いと学校で言われたそうです。」
「もし、落ちても一般選抜を受けると言っています。」
「共通テストで良い点を取れたのが自信につながったようです!」
「本当に先生のおかげです!ありがとうございました!」

 

合格発表は2月17日とのことで、本当の合否の連絡を下さるそうです。

 
 

2.1学期最後のテストで過去最低点をとってしまう

 

このお子さんの相談をいただいたのは、9月の終わりの事でした。

 

静岡県にお住まいの親御さんは、裾野市にある不登校解決相談所に2時間かけて来て下さったのです。

 

そこでは、お子さんの状態について話しを聞かせていただきました。

 

「子どもは地域の進学校に通っています。」
「特進クラスですので、国立大学を目指すように学校から言われています。」
「本人も関西にある国立大学を目指していました。」

 

かなり頭の良いお子さんのようです。

 

「夏休み前の模試では過去最低点を取ってしまいました。」
「その結果を見た担任の先生からは、このように言われたそうです。」

 

『この成績じゃあ、○○大学はムリだろうね!』
『私立の大学に変えた方がいいんじゃない?』

 
 

3.「国立大学は厳しい!」と言われ「やる気」をなくす

 

後に担任の先生と話しをさせていただいたとき、担任の先生は下記のように仰っていました。

 

「前向きになるために声をかけました。」
「私立をバカにした言い方はしていません。」
「本人に合った大学に行くことが大切と伝えたかったのです。」

 

ただ、このお子さんの受け取り方は違いました。

 

『いつも国立大学を目指せって言ってたのに・・・。』
『国立は厳しい・・・特進クラスにいるのはおかしい・・・。』
『関西の私立の大学なんて知らないよ!』

 

実際、このお子さんは「関西の私立大学」について無知でした。

 

「関関同立って聞いたことはあるんですけど・・・。」
「産近甲龍って何ですか?」
「どれくらいの偏差値があれば合格できるんですか?」

 

※ このお子さんは、小さい頃から「日本の歴史」が好きで、京都や奈良に住みたいと思っていたそうです。

 
 

4.塾の先生の言葉で「やる気」を取り戻すもコロナに感染

 

塾の先生からは、下記のように言われます。

 

「まだ、希望校を変える必要はない!」
「夏休みのガンバリで挽回できる!」

 

この言葉を聞いた、このお子さんは「ガンバる」決意をします。

 

そして、夏休みは、毎日、塾で10時間以上の勉強をしたそうです。

 

しかし、夏休みの中盤に「コロナ」に感染してしまいます。

 

これにより、勉強が思うように進まなくなってしまいました。

 

病気のお子さんに対して、親御さんは「ムリをしないようにね!」と声をかけます。

 

最初はコロナでも勉強をガンバっていたお子さんですが、体調が悪いことで気持ちも落ち込んでしまいます。

 

これにより、「勉強時間が減る」→「やる気がなくなる」→「ダラダラしてしまう」→「勉強時間が減る」→「やる気がなくなる」の負のスパイラルに陥ってしまったのです。

 
 

5.2学期に入り全国模試や課題テストに不参加

 

負のスパイラルに陥ってしまった、このお子さんはゲームに逃げるようになります。

 

勉強をやらなければいけないと分かっているのに、ゲームをしてしまうのです。

 

そのため、夏休み前に行うと決めた学習は半分程度しか終わりませんでした。

 

当然、模試やテストを受けても良い点を取ることはできません。

 

そのため、このお子さんは2学期に入り、下記のような行動を取るようになります。

 

・毎朝、「頭痛」「腹痛」「吐き気」を訴え学校を休む。
・夏休み明けの学校のテストを受けない。
・夏休み明けの全国模試を受けない。
・そのまま、学校を休み続ける。

 
 

6.「ムリをさせない対応」で子どもがイライラする

 

静岡県にお住まいの親御さんは、ネットを調べてたり、スクールカウンセラーさんに相談をしたりしました。

 

当然、そこには下記のように書かれていました(言われました)。

 

「ムリをさせないようにしましょう。」
「子どもの意志を尊重しましょう。」
「好きな事をさせて心のエネルギーを貯めましょう。」

 

お子さんの不登校を初めて体験した親御さんは、アドバイスされた対応を忠実に守ります。

 

朝、お子さんが「頭が痛い」と言えば「ムリして学校に行かなくていいよ!」と言います。

 

勉強をやらずゲームばかりするようになっても、「勉強はやらなくていいからね!」と声をかけます。

 

しかし、このお子さんの機嫌はドンドン悪くなり、イライラが目に見えて分かるようになっていきました。

 
 

7.「学校に行かなくていいよ。」が本気じゃないから?

 

以前、静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さった、東京都にお住まいのお母さんがいらっしゃいます。

 

不登校の中学3年生のお子さんの相談をいただきました。

 

不登校解決相談所に相談をする前、有料のカウンセラーさんにアドバイスをいただいていたそうです。

 

お母さんは、そのカウンセラーさんのアドバイス通りに声をかけます。

 

しかし、お子さんのイライラは増すばかりです。

 

それに対して、このカウンセラーさんは下記のように言ったそうです。

 

「お母さんは、本気で学校に行かなくていいと思っていますか?」
「本気で思っていませんよね!」
「子どもは、親のウソを見抜いているんです!」
「親の言葉がウソだから、子どものイライラが溜まるんです。」
「勉強をしてほしいと思ってますよね!」
「高校に行ってほしいという気持ちをもっていますよね!」
「子どもの事を本気で信じない限り、お子さんの不登校は解決しません!」
「不登校の原因はお母さんの間違った考え方なのですよ!」

 

※ このお子さんは、不登校解決相談所が支援をして1ヶ月で学校に戻ることができました。

 
 

8.子どもの望んでいるのは「どんな未来(結果)?」

 

静岡県にお住まいの高校三年生のお子さんがイライラしているのは「大学受験と自分の行動」にギャップがあるからです。

 

「それなら、大学受験を諦めればいいんだ!」
「大学に行かなくても幸せになれる!」

 

このように仰るカウンセラーさんや相談員さんもいらしゃいます。

 

たしかに、この言葉はウソではありません。

 

しかし、このお子さんは「大学を諦める」「大学に行かない」を望んでいません。

 

このお子さんが心の奥で望んでいるのは、「ガンバって大学に合格したい」と言う気持ちなのです。

 

このような気持ちを持っているお子さんに対して、「学校に行かなくていいよ」「勉強しなくていいよ」と言っても不登校は解決しません。

 

※ 不登校初期のお子さんのほとんどは「このままじゃダメだ」と思っています。

 

このお子さんに必要なのは、「元の生活に戻る」支援です。

 

「学校に行けるようにするには何をすればいい?」
「もう一度、勉強をやる気になるには何をすればいい?」

 

親や教師、カウンセラーさんなどが、このように考え、対応を検討することが必要なのです。

 
 

9.子どもの「望み」「未来」をかなえる支援を!

 

「待つ対応では不登校は解決しない!」
「このままだと、留年してしまう。」
「留年が決まれば、学校をやめてしまうだろう(退学)。」

 

このように思った親御さんは、静岡県の裾野市にある不登校解決相談所に2時間の時間をかけて来て下さったのです。

 

そこで不登校解決相談所は、お子さんにあった対応を提案させていただきました。

 

「親御さんのみの対応では不登校の解決は難しい。」
「今まで行ってきた対応は間違っている。」
「必要なのは、元の生活に戻す支援や声かけである。」
「勉強へのやる気、大学進学への意欲も元に戻す必要がある。」など

 

これらの対応を学校の先生やスクールカウンセラーさんにやっていただくことも提案しました。

 

しかし、親御さんの感触では、学校の先生やスクールカウンセラーさんは「登校刺激」を与えるのは良くないと考えているようです。

 

どうやら「登校刺激=ムリヤリ登校させる」のように思っているのでしょう。

 

大切なのは「登校刺激の強弱を調整する事なのですが・・・・。

 

→「不登校の間違った5つの対応」はコチラをご覧ください。

 
 

10.待つ支援では留年となってしまう危険性が!

 

不登校期間が「1ヶ月半」になっていたことで、親御さんは留年を心配していました。

 

また、大学受験も近いことから、進学先の心配もされていました。

 

当然、ゆっくりと対応しているわけにはいきません。

 

親御さんは不登校解決相談所に、訪問カウンセリングのご依頼を下さいました。

 

同じ静岡県とは言え移動に2時間がかかることから、訪問の回数は2週間に1回とします。

 

※ 交通費などがかかるため、訪問カウンセリングを減らし、電話カウンセリングに変えました。

 

その代わりに、1回の訪問時間は長くします。

 

ただ、お子さんに訪問カウンセリングの「許可」を取っている時間もありません。

 

そこで、不登校解決相談所は「突然」の訪問カウンセリングを行う事としました。

 

※ 親御さんとお子さんの力関係が逆転し始めているため、親御さんが何も言えない状態でもありました。

 
 

11.小学生や中1~2年生では期限を決める支援が有効!

 

小学生や中学1、2年生であれば、「突然」のカウンセリングを選ぶことは、ほとんどありません。

 

「あなたを信じているから、1ヶ月、あなたに任せます!」
「でも、1ヶ月経っても改善が見られなければ専門家に来てもらうからね!」

 

まずは、お子さんが自分から動くキッカケとなる声かけをします。

 

これをキッカケに、「自ら動き出す」不登校のお子さんはたくさんいます。

 

まあ、知らないおじさんと話したいと思っている小中学生はいないのが普通でしょう。

 

当然、「動き出さない」不登校の子どももいます。

 

そんなときのために「○ヶ月」と期限を決めています。

 

さらには、「専門家に来てもらう」など、対応の予告も伝えておきます。

 

もちろん、子どもが下記のように思える声かけもしていただきます。

 

「その専門家なら会ってもいいかな!」

 

ただ、これらの対応は中学3年生や高校生には、あまり使用しません。

 

なぜなら、中学3年生や高校生には「時間」がないからです。

 
 

12.中3では時間をかけると希望校への合格が・・・

 

中学3年生の場合、不登校のまま中学を卒業する子のほとんどが通信制高校(サポート校)に進学します。

 

もしくは、不登校の子どもを積極的に受け入れてい下さる全日制高校へ進学します。

 

全日制高校へ進学する場合は入学試験が必要です。

 

学力テストで決めるのではなく、試験以前に行われる「学校見学」や「体験授業」への参加で合否を決める学校も少なくありません。

 

そのため、一般的な全日制高校に進学するためには、遅くとも10月からは登校することが必要になります。

 

今年度も。9月に相談をいただいた、何人かの中学3年生のお子さんは、10月から登校を始めたことで私立高校への合格内定をいただいています。

 

このように、「一般的な全日制高校への進学を希望する」中学3年生の場合は、時間をかけてゆっくり対応することはできません。

 

なぜなら、不登校解決が遅くなればなるほど、高校合格の可能性がなくなってしまうからです。

 
 

13.高校生では時間をかけると留年や退学が・・・

 

高校生の不登校の場合は、中学3年生より時間をかけることができません。

 

中学3年生の場合は、「希望校に合格」できなくても、「通信制高校(サポート校)」には合格することができます。

 

しかし、高校生が不登校になり約3ヶ月が経ってしまうと、「留年」「単位未修得」が決定します。

 

もちろん、「留年」や「卒業年数増加」を受け入れるのであれば、問題はありません。

 

ただ、現在は「留年」を受け入れる子どもは、ほとんどいないのが現状です。

 

当然、「留年」をしたくない不登校のお子さんは「退学」を選ぶようになってしまいます。

 

※ 通信制高校に転校して自分で課題や勉強をすることができればいいのですが・・・。

 
 

14.訪問カウンセリングを突然しても大丈夫?

 

「子どもに言わずに訪問していただいた場合、子どもは話しをしますか?」
「ムリヤリ合わせて良いのでしょうか?」
「不登校解決相談所さんが帰った後、怒ったり、暴れたりしませんか?」

 

お子さんの「意思を尊重」して、本人が「会う」と言うまで「待つ」対応をしていただいてもかまいません。

 

ただ、前述したとおり「中学3年生」や「高校生」の場合は、「待っている時間」がないのが現状です。

 

不登校が「悪化」したり、「希望校への進学」がかなわなかったり、「留年」が決まったりする覚悟があるのであれば問題はありません。

 

→高校生の不登校に「ゆっくり」待った対応をしたら

 

もちろん、静岡県にある不登校解決相談所には、年間1000件以上の相談が全国から寄せられます。

 

また、開所してから約8年の活動で700人以上の不登校を解決している実績があります。

 

※ 2024年1月現在

 

「突然の訪問カウンセリング」を行っても、お子さんが下記のように思えるノウハウがたくさんあるのです。

「会って良かった!」
「話しが出来た前向きになれた!」
「明日からガンバるぞ!」

 
 

15.先を読む対応で初回カウンセリングの効果を高める!

 

私は神奈川県のこのお子さんのカウンセリングを行うために、「突然の訪問」を行いました。

 

初回の訪問カウンセリングを成功させるため、事前に下記の内容を親御さんから聞きます。

 

・お子さんの性格や気質。
・希望している大学。
・過去の成績や現在の成績。
・現在の成績で合格可能な「奈良・京都」の大学。
・今後のガンバリで合格可能な「奈良・京都」の大学。
・得意教科と苦手教科。
・現在のレベルにあった、得意教科と苦手教科の問題。

 

もちろん、お子さんの「好きなゲーム」や「趣味」などについての情報もいただきました。

 

→不登校の子どもへの「先を読む対応」や「事前支援」って何?

 
 

16.ピンチ!10年間で最も気まづい「突然の訪問」に!

 

私は、親御さんと決めていた時間に訪問させていただきました。

 

親御さんの予想通り、お子さんは外出していません。

 

「○○!」
「突然だけど、お父さんが不登校の相談をした専門家の先生か来てくれたぞ!」
「たまたま、コッチに来る用事があって寄ってくれたんだって!」
「大学や通信制高校など、不登校の進路について詳しく知っているぞ!」
「これからの参考になると思うから、話しを聞いてくれ!」

 

お父さんの強引な紹介の後、私は部屋に入らせてもらいます。

 

「こんにちは!」
「突然、ゴメンね!」
「お父さんから話しを聞いていてね!」
「学校に行けなくなっちゃったんだってね!」
「でも、勉強は得意な方なんでしょ?」
「特進クラスに行っていて、テストでは最高7位を取ったことあるんだってね!」
「スゴいよね~!」
「でも、特進クラスだと、周りの子も勉強できる子ばっかだよね~。」
「順位をキープするのは厳しいよね!」
「あ、今、ゲームしてた?」
「何やってたの?」

 

いつもであれば、突然の訪問であっても10分程度、話しができれば会話が進みます。

 

しかし、このお子さんからは笑顔が出てきません。

 
 

17.ゲームの課金代金を弁償して前向きに!

 

いつもと違う雰囲気を感じた私は、もう1度、謝罪をします。

 

「本当に突然、来てゴメンね!」

 

『いや、別にいいんですけど・・・。』

 

「ゴメン!」
「今日は体調が悪い?」

 

『体調は悪くないんですけど・・・。』

 

「ゴメンね~!」
「何か大事な用事があったの?」

 

『いや、あの、実は・・・・。』
『ゲームに課金したと同時に先生が来て・・・。』
『その課金をすると、1時間、何度でもミッションにチャレンジできるんです。』
『今、残り40分で・・・・。』

 

このお子さんが、相談に前向きに慣れていなかったのは、「ゲームに課金」をしたばかりだったからでした。

 

私は、突然の訪問を謝罪し、課金分の金額を弁償することを約束しました。

 

※ 私の代わりに親御さんが課金代金を弁償して下さいました。

 
 

18.話しをすることで考えがまとまり前向きに!

 

この10年で、最も気まずい「訪問カウンセリング」の始まりでしたが、その後の話しは予定通りに進みました。

 

ゲームの話しで盛り上がり、進路の話しをし、現在の学校に残るメリットとデメリット、転校するメリットとデメリットの話しをしました。

 

大学についての話しもします。

 

話しを聞いていくと、このお子さんの希望がハッキリしてきます。

 

「日本史が好きだから、京都や奈良にある大学に行きたい。」
「特進クラスは誰もが国立大学を目指している。」
「何も考えずに国立大学を目指していた。」
「絶対に国立大学に行きたい!と言う強い気持ちはない。」
「関関同立や産近甲龍など、私立大学は調べたことがなかった。」

 

さらに話しを勧めていくと、このお子さんは「自分の希望」が明確になっていきます。

 

「大学で日本史を勉強したい。」
「可能であれば、奈良、京都にある大学に行きたい。」
「ただし、奈良、京都以外の関西地区にある大学でも良い。」
「国立でなく、公立や私立の大学でも良い。」

 
 

19.○○大学の偏差値は?校風は?立地は?

 

私は事前に調べておいた関西にある大学について説明をしました。

 

「1学期の模試の結果であれば、合格可能な私立や公立の大学はAとBとC。」
「A、B、Cであれば、それほど勉強をしなくても合格できる。」
「9月~2月のガンバリで、D、E、Fの大学も射程に入ってくる。」
「私立であれば3教科に絞ることができる。」
「ただ、どの大学を受けるにしろ、現在の高校を卒業する必要はある。」
「卒業するためには、これ以上は欠席は許されない。」など

 

具体的な大学の名前ややるべき事をハッキリ示されたことで、このお子さんの「やる気」は回復しました。

 

そして、私に関関同立について様々な質問を投げかけてきました。

 

このお子さんとのカウンセリングは、この1回で終了となりましたが、親御さんにはこの後3回ほどアドバイスをさせていただきました。

 
 

20.親と学校が役割分担で対応!

 

親御さんや学校の先生には、下記のような支援をお願いしました。

 

・学校を休まないように声をかけ続ける。

 

(登校が続いたからと言って声かけをやめないように注意をする。

 

・登校や勉強を再開したことを定期的に褒め続ける。

 

(登校や勉強は継続することが大切。
(継続できていること、ガンバっていることを褒めることが大切。

 

・親と学校で役割分担を行う。

 

(学校の先生には、登校や勉強を続けるように声をかけてもらう。
(「今日は学校に行けない感じ」がするとき、親は「特別」に欠席を許可してもよい。
(学校と家の声かけが逆転しないようにする。

 

・学校は優しい声かけをしないようにする。

 

(優しい声かけはお母さんの仕事です。)
(お父さんと学校は、叱咤激励が仕事です。)

 
 

21.不登校から関西有名私立大へ合格!

 

先日、親御さんから嬉しい報告が届きました。

 

「希望していたR大学に(ほぼ)合格が決まりました!(関西の有名私大)」

「ほぼ」という言葉が気になった私は、お母さんに理由をたずねました。

 

すると、「ほぼ」の理由をこのように教えて下さいました。

 

「先生が子どもに3教科に絞るように言って下さったことを覚えていますか?」
「あの後、子どもは3教科に絞って勉強をしました。」

 

どうやら、最後にあってから後の3ヶ月、とても勉強をガンバったようです。

 

「先日の共通テストを受けた後、自己採点をしました。」
「英語は90%、日本史も90%、国語は85%でした。」
「例年の傾向では合格確率が高いと学校で言われたそうです。」
「もし、落ちても一般選抜を受けると言っています。」
「共通テストで良い点を取れたのが自信につながったようです!」
「本当に先生のおかげです!ありがとうございました!」

 

合格発表は2月17日とのことで、本当の合否の連絡を下さるそうです。

 

 

→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。

 

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。

 

 

不登校解決相談所
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14

TOP