080-9114-8318
〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14(公文併設)
24時間、相談受付中!(即対応できない時は折り返します。)
また、不登校に戻ってしまいました・・4月から、毎日、行くと言っていたのに・・
1.1回の訪問カウンセリングで登校開始! 2.不登校の改善が見えるとカウンセリングをやめてしまう親も・・・ 3.「4月から、毎日、登校する!」と子どもは言うけど・・・ 4.心のエネルギーが溜まれば登校が継続する? 5.安易に「大丈夫」と言っていいの? 6.その子に必要な支援は何?春休みに自信を回復中! 7.春休みのカウンセリングをしなかったお母さんからのメール 8.機嫌が良かったため春休みの予約をいれなかったら・・・ 9.「4月から」「授業から」と言っていたが・・・ 10.喜んで再登校のお手伝いをさせていただきます! 11.連携して褒める事で子どもの自信を回復! 12.登校を始めた時に親はどのような対応をする? 13.「一喜一憂しない」は間違った対応! 14.子どもは登校できないと決めつけていますよね? 15.本当に4月からはガンバるつもりだったんです! 16.不安への対応を細かく考えて決める! 17.欠席は最初の1週間のみ!中学に向けて準備中!
昨年の3月、静岡県にお住まいのお母さんから、娘さんの不登校の相談をいただきました。
娘さんは小学校5年生、不登校期間が10ヶ月の状態です。
静岡県にある不登校解決相談所は、お母さんの依頼を受け訪問カウンセリングを行います。
事前に情報をいただいていたこと、元々、真面目なお子さんであったことが幸いし、娘さんは訪問カウンセリングの翌日から登校を始めます。
もちろん、お母さんや学校の先生には、登校した後の対応もお伝えしておきました。
不登校の子どものやる気を引き出すのはそれほど難しいことではありません。
静岡県にある不登校解決相談所には、全国から年間1000件以上の相談が寄せられます。
1度のカウンセリングで登校した事例は山ほどあります。
特に小学生のように年齢が低い子であれば尚更です
もちろん、中学生や高校生、大学生が1度のカウンセリングで登校した事例もたくさんあります。
ただ、残念な事に、不登校の子どもが登校を始めたり、少しでも改善がみられたりすると、カウンセリングをやめてしまう親御さんが多いのも事実です。
不登校解決相談所は民間企業ですので、相談には料金が発生してしまうため仕方のないことかもしれませんが・・・・。
逆に考えていただくと、有料にもかかわらず相談依頼が絶えないということは、不登校解決実績が高いということなのです。
静岡県にお住まいのお母さんにも、可能であればカウンセリングを続けたほうが良いというアドバイスをさせていただきました。
登校を始めた娘さんは、自分に自信を取り戻し始め明るくなったことでしょう。
当然、前向きな発言も増えてきます。
自分が周りの子と同じように活動できたことで、同級生に対する負い目もなくなり始めています。
もちろん、春休みもこの状態が続き、娘さんの宣言どおりに「4月から、毎日、登校する!」が実現すれば、こんなに嬉しい事はありません。
ただ、現実はそんなに上手くいかないことが多いというのは分かっていただけると思います。
担任の先生が当たりの先生であれば良いのですが・・・・。
「好きなことをさせて心のエネルギーを溜めましょう!」 「心のエネルギーが溜まれば自分から動き出します。」
このような対応を聞いたことがある親御さんは多いのではないでしょうか?
確かに好きな事をして元気になれば、動き出す可能性は上がるでしょう。
しかし、好きな事だけをする生活にはリスクも存在します。
・イヤな事や面倒な事はやらなくなる。 ・起きる時間や寝る時間が遅くなる。 ・スマホやゲームの時間が増える。 ・学習習慣や運動習慣がなくなる。 ・乗り越えられる程度のストレスでも、それを回避するようになる。
このような状態の子どもが、学校に行き始めたとして登校が続くのでしょうか?
ここ数年、静岡県にある不登校解決相談所には高校生の相談が増えています。
先月も神奈川県にお住まいのお母さんから、留年ギリギリの高校生の相談をいただきました。
学校の先生やスクールカウンセラーさんからは、このように言われたそうです。
「ムリをさせないで、のんびりさせてあげましょう!」 「長い人生で1年くらい留年しても何も変わりませんよ!」 「今は心を休めることが大切です。」 「4月までゆっくり休んで、もう一度、1年生からやり直すのがいいと思いますよ。」
もし、このお子さんが4月まで休んで留年をしたとします。
まるまる2ヶ月、ゆっくり休むことで4月から登校を始めるのでしょうか?
友だちは2年生に進級して、自分は1年生からやり直そうと思うのでしょうか?
確かに2ヶ月、休めば心は落ち着くでしょう。
しかし、その2ヶ月で失ってしまうものもあります。
どちらを選ぶのかは子どもしだいですが・・・・。
安易に「大丈夫」「大丈夫」と言ってしまうのは、本当にその子の将来を考えていないことに他なりません。
神奈川県にお住まいの、このお子さんは対面カウンセリング後に登校を始め、留年を回避することができました。
ただ、そこでカウンセリングは終わっていません。
お母さんもお父さんも、4月からの登校継続するためには、春休みの支援が大切だと分かって下さったからです。
静岡県にある不登校解決相談所では、このお子さんに対して学習の支援と確認をさせていただいております。
全教科で同じクラスの子たちと並ぶのは厳しいことは分かっているため、教科を絞って支援をしています。
現在、このお子さんは以前に通っていた塾での勉強を再開しました。
これにより、このお子さんは4月からの登校に自信を持ち始めています。
静岡県にお住まいのお母さんからメールをいただいたのは昨年の4月後半のことです。
(原文のママ)
不登校解決相談所様
いつもお世話になっております。○○の母です。
先生の仰った通りになってしまいました。
春休み前、先生に訪問カウンセリングをしていただいたことで、娘は登校を始めることができました。
先生の仰ったとおり最後の1週間は午前授業が多く、登校しやすかったんだと思います。
私の予想と反し、登校した後の娘は笑顔で毎日を過ごしていました。
これも、先生が仰った通りでした。
自分で決めて、それを実行できた娘は「4月からは、毎日、学校に行く!」と言ってくれました。
「春休みの支援は大切です。」 「可能であればカウンセリングを続けて下さい。」 「登校することができて自信が回復している今がチャンスです!」 「もし、ご希望があれば連絡を下さい。」 「一緒に対応を考えさせていただきます。」
先生からいただいたメールに返信をせず、申し訳ありませんでした。
ただ、春休みに入ってからも娘の機嫌が良かったため予約は入れませんでした。
しかし、今、思うと4月に入ってからの娘の表情は少し暗かったように思います。
これに関しても、以前、先生は同じような事を仰っていたのを思い出しました。
春休みが終わりました。
娘は始業式に参加することができませんでした。
「始業式は授業じゃないから参加しなくてもいいでしょ!」 「明日から学校に行けばいいでしょ!」
私たちは娘の言葉を信じたのですが・・・・。
娘は翌日も登校しませんでした。
「学活で友だちと話すのは苦手!」 「でも、授業はちゃんとでる!」 「授業が始まるのは来週からだから、来週からは学校に行く!」
しかし、娘が登校することはありませんでした。
春休みにカウンセリングをお願いせず申し訳ありませんでした。
厚かましいと思いますが、もう一度、娘のカウンセリングをしていただけませんか?
登校できるように支援をお願い致します。
このような相談であっても、静岡県にある不登校解決相談所は喜んでご依頼を受けさせていただいております。
なぜなら、お子さんの調子が良くなりカウンセリングをやめてしまうのは「不登校あるある」だからです。
また、子どもが「4月から、毎日、学校に行く!」という言葉を信じてあげようと思う親御さんの気持ちは痛いほどよく分かるからです。
静岡県にお住まいのこの娘さんの場合は、3月の最後に1週間、登校することができました。
さらに、前向きな発言をしているのです。
この状態になれば「子どもを信じよう!」と思うのは必然でもあります。
私はお母さんにメールの返信をしました。
(原文ママ)
○○様
いつもお世話になっております。不登校解決相談所です。
春休みのカウンセリング予約の件は気にしないで下さい。
「カウンセリングをしていたら100%登校できていた!」と断言できるわけではないので。
ただ、「春休み前にがんばった事を、もっともっといろいろな方法で褒めてあげたかったかな」とは思っています。
春休み前に登校できた事はとてもスゴいことだからです。
「もうすぐ春休み!」という安心材料はあったとしても、本人のがんばりは並大抵のものではありません。
お母さんもたくさん褒めていただいたと思いますが、やはり、第三者に褒めてもらう事が大切です。
それにより、子どもは「次もがんばるぞ!」と思うようになるからです。
また、褒め方にもいろいろパターンがあります。
これからは、上手に連携して褒めてあげたいですね。
今週の訪問カウンセリングの件、承知いたしました。
本人の罪悪感がなくなるように話をしたいと思います。
前回、本人と話をさせていただいた感じでは、それほど時間はかからずに再登校をすることができるようになると思われます。
今回、登校できなかったことをプラスに考え、一緒に対応をしていきましょう。
不登校の子どもが自分から登校を始める時があります。
このとき、親が行う対応は2つに分かれます。
①子どもをたくさん褒める。 ②一喜一憂せず、普段通りに生活する。
「子どもをたくさん褒める」ことを推奨する方たちは、子どもの自己肯定感を高めることが大切と考えている方々です。
これはとても良い考えです。
ただ、多くの場合が、「大げさに褒めすぎる」傾向にあります。
学校の門にタッチ出来た!→たくさん褒める。
先生と会うことが出来た!→たくさん褒める。
5分勉強をした!→たくさん褒める。など
→この褒め方は「愛情不足」のお子さんには効果的です。
ただ、不登校の解決のためにこのブログを読んでいる親御さんが「愛情不足」のはずがありません。
→もし、相談した相手から「愛情不足」と言われたのであれば、その人は本当の「愛情不足の親」を知らないと思ってください。
逆に「一喜一憂しない」ことを勧める方々は、お母さんの心のことを考えてくださっている場合が多いようです。
また、親が一喜一憂することで、子どもが言った言葉を達成できなかったときに落ち込むことも心配しています。
「一喜一憂しないようにと言われていました。」 「子どもが何を言っても一喜一憂しないようにしていました。」 「でも、これが間違っていたことが分かりました。」 「何で、もっと早く不登校解決相談所さんに相談をしなかったんだろう。」
これは、福岡県にお住まいのお母さんからいただいた言葉です。
中学1年生の娘さんの不登校でお悩みのお母さんです。
静岡県にある不登校解決相談所では、お子さんの言葉を実現するための支援方法と親の声かけの助言を行いました。
すると、この娘さんは翌日から登校を始めます。
2ヶ月の間、短い電話相談を数回ほどいただいただけで、このお子さんお不登校は完全に解決したのです。
「親が子どもの行動に対して一喜一憂しない。」 「親が一喜一憂すると、子どもが傷ついてしまう。」 「親が期待してしまうと、メンタルが弱ってしまう。」
お子さんの不登校相談をすると、このように言われることがあります。
ただ、申し訳ありませんが、このように仰る方は「不登校の子ども」のことを分かっていないと思ってしまいます。
なぜなら、これらの言葉の裏には、下記のような考えが潜んでいるからです。
『子どもの行動は失敗するでしょう。』 『だから、喜んじゃダメですよ。』 『最終的に親も子どももショックを受けるでしょ。』
なぜ、不登校の子どもが言った言葉が実現するように支援をしないのでしょうか?
親として、大人として「何ができる?」と考えないのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所の不登校解決人数が多いのは常に「何ができる?」と考えているからなんです。
4月の中旬。
私は2度目の訪問カウンセリングを行いました。
そこで、終業式前に1週間も登校できたことを褒め、その理由を来ました。
そして、前向きな気持ちを持っている事を何度も認めました。
すると、この娘さんは始業式に参加できなかった理由を話してくれます。
「本当に4月から行くつもりだったんです。」 「でも、始業式が近づくにつれて・・・。」 「また、バカにされるんじゃないかって・・・。」 「また、無視されるんじゃないかって・・・。」
友だち関係に不安を覚えていること、ガンバって登校するつもりだったことが分かります。
「始業式や学活が本当に怖かったの。」 「だから授業からは行くつもりだったの・・・・。」 「でも、始業式や学活を休んでしまったから・・・。」 「また、何か言われるんじゃないかと思って・・・。」
私は「今後の行動」の選択肢について説明をします。
「登校を始めた場合は、○○が不安になるよね。」 「それを乗り越えるためには□□を準備して・・・。」
「もう少し休んでから登校する場合は、△△と思われる可能性があるよね。」 「そうすると××に入ることが難しくなって・・・。」など
これに対して、娘さんは「月曜日から学校に行く」という選択肢を選びました。
もちろん、そこからが本番です。
登校したときの不安やそれぞれの対応方法を具体的に相談します。
学校で気になることが起きた場合の対処法を知っていると知らないでは安心感に差が出るのは当然です。
『そんなことを言われる可能性はほとんどないよ!』
こう感じる不安もありましたが、それに対しても一緒に対応策を考えるのです。
登校日の前日は電話で20分ほど話をさせていただきました。
また、登校初日の夜には訪問カウンセリングをさせていただきました。
お母さんも「ガンバった時こそ支援が必要」の意味を理解してくださったようです。
これにより、静岡県にお住まいの娘さんは、宣言通り、月曜日から登校を始めます。
そして、その後も登校を継続します。
最初の3ヶ月は、毎週の訪問カウンセリングをさせていただきました。
その後、登校が安定したため、訪問カウンセリングは月に1度、電話カウンセリングを月に3度ほどさせていただきました。
最終的に、この娘さんの欠席は最初の「2週間のみ」です。
小学校6年生になって、毎日、学校に行くことができるようになった娘さんは、中学に入っても不登校に戻ることはないでしょう。
現在は中学1年生の新しいクラスにむけて、友だちをつくる準備を一緒にしています。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
24/09/15
24/09/12
TOP
春休み中に準備をお願いしていれば・・・
1.1回の訪問カウンセリングで登校開始!
2.不登校の改善が見えるとカウンセリングをやめてしまう親も・・・
3.「4月から、毎日、登校する!」と子どもは言うけど・・・
4.心のエネルギーが溜まれば登校が継続する?
5.安易に「大丈夫」と言っていいの?
6.その子に必要な支援は何?春休みに自信を回復中!
7.春休みのカウンセリングをしなかったお母さんからのメール
8.機嫌が良かったため春休みの予約をいれなかったら・・・
9.「4月から」「授業から」と言っていたが・・・
10.喜んで再登校のお手伝いをさせていただきます!
11.連携して褒める事で子どもの自信を回復!
12.登校を始めた時に親はどのような対応をする?
13.「一喜一憂しない」は間違った対応!
14.子どもは登校できないと決めつけていますよね?
15.本当に4月からはガンバるつもりだったんです!
16.不安への対応を細かく考えて決める!
17.欠席は最初の1週間のみ!中学に向けて準備中!
1.1回の訪問カウンセリングで登校開始!
昨年の3月、静岡県にお住まいのお母さんから、娘さんの不登校の相談をいただきました。
娘さんは小学校5年生、不登校期間が10ヶ月の状態です。
静岡県にある不登校解決相談所は、お母さんの依頼を受け訪問カウンセリングを行います。
事前に情報をいただいていたこと、元々、真面目なお子さんであったことが幸いし、娘さんは訪問カウンセリングの翌日から登校を始めます。
もちろん、お母さんや学校の先生には、登校した後の対応もお伝えしておきました。
2.不登校の改善が見えるとカウンセリングをやめてしまう親も・・・
不登校の子どものやる気を引き出すのはそれほど難しいことではありません。
静岡県にある不登校解決相談所には、全国から年間1000件以上の相談が寄せられます。
1度のカウンセリングで登校した事例は山ほどあります。
特に小学生のように年齢が低い子であれば尚更です
もちろん、中学生や高校生、大学生が1度のカウンセリングで登校した事例もたくさんあります。
ただ、残念な事に、不登校の子どもが登校を始めたり、少しでも改善がみられたりすると、カウンセリングをやめてしまう親御さんが多いのも事実です。
不登校解決相談所は民間企業ですので、相談には料金が発生してしまうため仕方のないことかもしれませんが・・・・。
逆に考えていただくと、有料にもかかわらず相談依頼が絶えないということは、不登校解決実績が高いということなのです。
3.「4月から、毎日、登校する!」と子どもは言うけど・・・
静岡県にお住まいのお母さんにも、可能であればカウンセリングを続けたほうが良いというアドバイスをさせていただきました。
登校を始めた娘さんは、自分に自信を取り戻し始め明るくなったことでしょう。
当然、前向きな発言も増えてきます。
自分が周りの子と同じように活動できたことで、同級生に対する負い目もなくなり始めています。
もちろん、春休みもこの状態が続き、娘さんの宣言どおりに「4月から、毎日、登校する!」が実現すれば、こんなに嬉しい事はありません。
ただ、現実はそんなに上手くいかないことが多いというのは分かっていただけると思います。
担任の先生が当たりの先生であれば良いのですが・・・・。
4.心のエネルギーが溜まれば登校が継続する?
「好きなことをさせて心のエネルギーを溜めましょう!」
「心のエネルギーが溜まれば自分から動き出します。」
このような対応を聞いたことがある親御さんは多いのではないでしょうか?
確かに好きな事をして元気になれば、動き出す可能性は上がるでしょう。
しかし、好きな事だけをする生活にはリスクも存在します。
・イヤな事や面倒な事はやらなくなる。
・起きる時間や寝る時間が遅くなる。
・スマホやゲームの時間が増える。
・学習習慣や運動習慣がなくなる。
・乗り越えられる程度のストレスでも、それを回避するようになる。
このような状態の子どもが、学校に行き始めたとして登校が続くのでしょうか?
5.安易に「大丈夫」と言っていいの?
ここ数年、静岡県にある不登校解決相談所には高校生の相談が増えています。
先月も神奈川県にお住まいのお母さんから、留年ギリギリの高校生の相談をいただきました。
学校の先生やスクールカウンセラーさんからは、このように言われたそうです。
「ムリをさせないで、のんびりさせてあげましょう!」
「長い人生で1年くらい留年しても何も変わりませんよ!」
「今は心を休めることが大切です。」
「4月までゆっくり休んで、もう一度、1年生からやり直すのがいいと思いますよ。」
もし、このお子さんが4月まで休んで留年をしたとします。
まるまる2ヶ月、ゆっくり休むことで4月から登校を始めるのでしょうか?
友だちは2年生に進級して、自分は1年生からやり直そうと思うのでしょうか?
確かに2ヶ月、休めば心は落ち着くでしょう。
しかし、その2ヶ月で失ってしまうものもあります。
どちらを選ぶのかは子どもしだいですが・・・・。
安易に「大丈夫」「大丈夫」と言ってしまうのは、本当にその子の将来を考えていないことに他なりません。
6.その子に必要な支援は何?春休みに自信を回復中!
神奈川県にお住まいの、このお子さんは対面カウンセリング後に登校を始め、留年を回避することができました。
ただ、そこでカウンセリングは終わっていません。
お母さんもお父さんも、4月からの登校継続するためには、春休みの支援が大切だと分かって下さったからです。
静岡県にある不登校解決相談所では、このお子さんに対して学習の支援と確認をさせていただいております。
全教科で同じクラスの子たちと並ぶのは厳しいことは分かっているため、教科を絞って支援をしています。
現在、このお子さんは以前に通っていた塾での勉強を再開しました。
これにより、このお子さんは4月からの登校に自信を持ち始めています。
7.春休みのカウンセリングをしなかったお母さんからのメール
静岡県にお住まいのお母さんからメールをいただいたのは昨年の4月後半のことです。
(原文のママ)
不登校解決相談所様
いつもお世話になっております。○○の母です。
先生の仰った通りになってしまいました。
春休み前、先生に訪問カウンセリングをしていただいたことで、娘は登校を始めることができました。
先生の仰ったとおり最後の1週間は午前授業が多く、登校しやすかったんだと思います。
私の予想と反し、登校した後の娘は笑顔で毎日を過ごしていました。
これも、先生が仰った通りでした。
自分で決めて、それを実行できた娘は「4月からは、毎日、学校に行く!」と言ってくれました。
8.機嫌が良かったため春休みの予約をいれなかったら・・・
「春休みの支援は大切です。」
「可能であればカウンセリングを続けて下さい。」
「登校することができて自信が回復している今がチャンスです!」
「もし、ご希望があれば連絡を下さい。」
「一緒に対応を考えさせていただきます。」
先生からいただいたメールに返信をせず、申し訳ありませんでした。
ただ、春休みに入ってからも娘の機嫌が良かったため予約は入れませんでした。
しかし、今、思うと4月に入ってからの娘の表情は少し暗かったように思います。
これに関しても、以前、先生は同じような事を仰っていたのを思い出しました。
9.「4月から」「授業から」と言っていたが・・・
春休みが終わりました。
娘は始業式に参加することができませんでした。
「始業式は授業じゃないから参加しなくてもいいでしょ!」
「明日から学校に行けばいいでしょ!」
私たちは娘の言葉を信じたのですが・・・・。
娘は翌日も登校しませんでした。
「学活で友だちと話すのは苦手!」
「でも、授業はちゃんとでる!」
「授業が始まるのは来週からだから、来週からは学校に行く!」
しかし、娘が登校することはありませんでした。
春休みにカウンセリングをお願いせず申し訳ありませんでした。
厚かましいと思いますが、もう一度、娘のカウンセリングをしていただけませんか?
登校できるように支援をお願い致します。
10.喜んで再登校のお手伝いをさせていただきます!
このような相談であっても、静岡県にある不登校解決相談所は喜んでご依頼を受けさせていただいております。
なぜなら、お子さんの調子が良くなりカウンセリングをやめてしまうのは「不登校あるある」だからです。
また、子どもが「4月から、毎日、学校に行く!」という言葉を信じてあげようと思う親御さんの気持ちは痛いほどよく分かるからです。
静岡県にお住まいのこの娘さんの場合は、3月の最後に1週間、登校することができました。
さらに、前向きな発言をしているのです。
この状態になれば「子どもを信じよう!」と思うのは必然でもあります。
11.連携して褒める事で子どもの自信を回復!
私はお母さんにメールの返信をしました。
(原文ママ)
○○様
いつもお世話になっております。不登校解決相談所です。
春休みのカウンセリング予約の件は気にしないで下さい。
「カウンセリングをしていたら100%登校できていた!」と断言できるわけではないので。
ただ、「春休み前にがんばった事を、もっともっといろいろな方法で褒めてあげたかったかな」とは思っています。
春休み前に登校できた事はとてもスゴいことだからです。
「もうすぐ春休み!」という安心材料はあったとしても、本人のがんばりは並大抵のものではありません。
お母さんもたくさん褒めていただいたと思いますが、やはり、第三者に褒めてもらう事が大切です。
それにより、子どもは「次もがんばるぞ!」と思うようになるからです。
また、褒め方にもいろいろパターンがあります。
これからは、上手に連携して褒めてあげたいですね。
今週の訪問カウンセリングの件、承知いたしました。
本人の罪悪感がなくなるように話をしたいと思います。
前回、本人と話をさせていただいた感じでは、それほど時間はかからずに再登校をすることができるようになると思われます。
今回、登校できなかったことをプラスに考え、一緒に対応をしていきましょう。
12.登校を始めた時に親はどのような対応をする?
不登校の子どもが自分から登校を始める時があります。
このとき、親が行う対応は2つに分かれます。
①子どもをたくさん褒める。
②一喜一憂せず、普段通りに生活する。
「子どもをたくさん褒める」ことを推奨する方たちは、子どもの自己肯定感を高めることが大切と考えている方々です。
これはとても良い考えです。
ただ、多くの場合が、「大げさに褒めすぎる」傾向にあります。
学校の門にタッチ出来た!→たくさん褒める。
先生と会うことが出来た!→たくさん褒める。
5分勉強をした!→たくさん褒める。など
→この褒め方は「愛情不足」のお子さんには効果的です。
ただ、不登校の解決のためにこのブログを読んでいる親御さんが「愛情不足」のはずがありません。
→もし、相談した相手から「愛情不足」と言われたのであれば、その人は本当の「愛情不足の親」を知らないと思ってください。
13.「一喜一憂しない」は間違った対応!
逆に「一喜一憂しない」ことを勧める方々は、お母さんの心のことを考えてくださっている場合が多いようです。
また、親が一喜一憂することで、子どもが言った言葉を達成できなかったときに落ち込むことも心配しています。
「一喜一憂しないようにと言われていました。」
「子どもが何を言っても一喜一憂しないようにしていました。」
「でも、これが間違っていたことが分かりました。」
「何で、もっと早く不登校解決相談所さんに相談をしなかったんだろう。」
これは、福岡県にお住まいのお母さんからいただいた言葉です。
中学1年生の娘さんの不登校でお悩みのお母さんです。
静岡県にある不登校解決相談所では、お子さんの言葉を実現するための支援方法と親の声かけの助言を行いました。
すると、この娘さんは翌日から登校を始めます。
2ヶ月の間、短い電話相談を数回ほどいただいただけで、このお子さんお不登校は完全に解決したのです。
14.子どもは登校できないと決めつけていますよね?
「親が子どもの行動に対して一喜一憂しない。」
「親が一喜一憂すると、子どもが傷ついてしまう。」
「親が期待してしまうと、メンタルが弱ってしまう。」
お子さんの不登校相談をすると、このように言われることがあります。
ただ、申し訳ありませんが、このように仰る方は「不登校の子ども」のことを分かっていないと思ってしまいます。
なぜなら、これらの言葉の裏には、下記のような考えが潜んでいるからです。
『子どもの行動は失敗するでしょう。』
『だから、喜んじゃダメですよ。』
『最終的に親も子どももショックを受けるでしょ。』
なぜ、不登校の子どもが言った言葉が実現するように支援をしないのでしょうか?
親として、大人として「何ができる?」と考えないのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所の不登校解決人数が多いのは常に「何ができる?」と考えているからなんです。
15.本当に4月からはガンバるつもりだったんです!
4月の中旬。
私は2度目の訪問カウンセリングを行いました。
そこで、終業式前に1週間も登校できたことを褒め、その理由を来ました。
そして、前向きな気持ちを持っている事を何度も認めました。
すると、この娘さんは始業式に参加できなかった理由を話してくれます。
「本当に4月から行くつもりだったんです。」
「でも、始業式が近づくにつれて・・・。」
「また、バカにされるんじゃないかって・・・。」
「また、無視されるんじゃないかって・・・。」
友だち関係に不安を覚えていること、ガンバって登校するつもりだったことが分かります。
「始業式や学活が本当に怖かったの。」
「だから授業からは行くつもりだったの・・・・。」
「でも、始業式や学活を休んでしまったから・・・。」
「また、何か言われるんじゃないかと思って・・・。」
16.不安への対応を細かく考えて決める!
私は「今後の行動」の選択肢について説明をします。
「登校を始めた場合は、○○が不安になるよね。」
「それを乗り越えるためには□□を準備して・・・。」
「もう少し休んでから登校する場合は、△△と思われる可能性があるよね。」
「そうすると××に入ることが難しくなって・・・。」など
これに対して、娘さんは「月曜日から学校に行く」という選択肢を選びました。
もちろん、そこからが本番です。
登校したときの不安やそれぞれの対応方法を具体的に相談します。
学校で気になることが起きた場合の対処法を知っていると知らないでは安心感に差が出るのは当然です。
『そんなことを言われる可能性はほとんどないよ!』
こう感じる不安もありましたが、それに対しても一緒に対応策を考えるのです。
17.欠席は最初の1週間のみ!中学に向けて準備中!
登校日の前日は電話で20分ほど話をさせていただきました。
また、登校初日の夜には訪問カウンセリングをさせていただきました。
お母さんも「ガンバった時こそ支援が必要」の意味を理解してくださったようです。
これにより、静岡県にお住まいの娘さんは、宣言通り、月曜日から登校を始めます。
そして、その後も登校を継続します。
最初の3ヶ月は、毎週の訪問カウンセリングをさせていただきました。
その後、登校が安定したため、訪問カウンセリングは月に1度、電話カウンセリングを月に3度ほどさせていただきました。
最終的に、この娘さんの欠席は最初の「2週間のみ」です。
小学校6年生になって、毎日、学校に行くことができるようになった娘さんは、中学に入っても不登校に戻ることはないでしょう。
現在は中学1年生の新しいクラスにむけて、友だちをつくる準備を一緒にしています。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14