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4回の相談で不登校解決!毎日登校!(中学3年生)
→2回の相談で不登校解決への勇気の一歩①(中学3年生)はコチラ
2回目の面談の後、午後からですが、毎日、登校できるようになったHKさん。ただ、HKさんは中学3年生です。少しでも早く不登校が解決し、学校復帰できた方が高校入試でも有利になります。
本人もそれをわかっていますが、朝から学校にいくリズムができていないため、なかなか朝おきることができません。
そこで、私はHKさんと話をします。すると、HKさんはこう言いました。 「夜、寝ようと思ってるんだけど眠れないんだ!」 「布団に入っても眠れないんだよね!」 「朝も起きようと思ってるんだけど、起きれないんだよね!」
私が、寝る前に運動をするように言うとこう答えが返ってきます。 「運動はちょっと・・・・」
そこで、2人でどうすれば昼夜逆転を直せるかを考えます。するとHKさんがこう言いました。 「思い切って今日の夜は昼まで寝ないで起きてるのはどう?」 「そして、昼の3時くらいに寝て夜中の12時に起きる!」 「今度はそのまま夕方の6時くらいまで起きてて、朝の3時に起きる!」 「そして、そのまま学校に行く!」
私はこう答えました。 「今日が火曜日だから、水曜日と木曜日は学校を休むってこと?」
HKさんがこう言います。 「ダメかな~?」
そこで、私は条件を出しました。 「本当にそれを実行するなら、先生がお母さんとお父さんに許可をもらってあげる!」 「水曜日と木曜日は休んでいいけど、金曜日は必ず朝から登校すること!」 「この計画がうまくいかなくても、金曜日は必ず朝から登校すること!」
HKさんはすぐにこう答えます。 「自分で決めたことだから、絶対に守る!」
早速、HKさんと私はお母さんとお父さんの所にいき、話をします。打ち合わせは、していませんでしたが、3回目の面談と言うことで、お父さんとお母さんも対応が上手になっていました。
父「せっかく1週間、毎日、登校していたのに休むのはダメだろ!」
母「でも、本人がそう言ってるし、信じてあげようよ!」
私「もちろん、休んでいいのは昼夜逆転を直す2日だけです。」
「金曜日からは毎朝、登校すると本人が言いました!」
父「本当に、金曜日から毎朝、行けるのか?」
HK「絶対に約束は守る。自分で決めたことだから!」
私「2回目の面談の後も、約束を守って登校しましたよね!」 「HKさんは自分で言った子とは必ずやる子です!」 「信じてあげて下さい。絶対にできると思います!」
父「わかった!がんばれよ!」
金曜日の朝、HKさんのお母さんから連絡がありました。 「先生!水、木で昼夜逆転を自分で治しました!」 「今日は朝の4時に起きたそうです!」 「朝、友達と学校に行きました!」 「本当にありがとうございます!」
その日の夕方、お母さんにお願いして私との面談をいれてもらいました。面談時間は90分です。
夕方、私が家庭訪問をするとHKさんは得意げな顔で私にこう言いました! 「先生!約束、守ったぜ!」
私は、HKさんを認め、褒めました。30分ほど学校の話をした後、HKさんとガンプラを一緒につくることを提案します。まじめなHKさんは「私にガンプラのコツを聞きたい」という気持ちと「でも、今は面談の時間だし・・・」と気持ちで微妙な反応をしました。
そこで、2人でお母さんの所に行き、私がこう言います。 「お母さん、HKさんに私から言うことはありません!」 「今、何を自分がしなければいけないのか、どうすればいいのか、わかっているからです!」 「月曜日からも毎朝、登校するでしょうし、勉強もがんばるでしょう!」 「これから『学校に行きたくない』と言うことはないと思います!」
「ですから、今日は話すことがありません!」
「面談の時間なんですが、HKさんとガンプラを一緒につくってもいいですか?」
するとお母さんはこう答えてくれました。 「もちろんです、がんばっているので、好きな事を一緒にやって下さい!」 「Kもそれでいいでしょ?」 (実は、お母さんとは全て打ち合わをしていました。)
HKさんのお母さんから電話があって1ヶ月半、中学3年生HKさんの6ヶ月の不登校は解決しました。しかし、不登校が解決した後も、お母さんとお父さんにお願いして隔週で面談を入れてもらっています。
その面談では、最初の30分で学校のことを聞いたり、悩みを聞いたり、がんばりを認めたりして、その後の60分はHKさんの好きな事を一緒にやったり話したりしています。そして、高校入学後の友達への声のかけ方や話し方もさりげなく教えています。
自分で考え自分で行動する。そうすると、褒められ、認められ、楽しいことができる。勇気を出してがんばることで、壁を壊すことができる。もし、失敗しても守ってくれる人がいる。これからも続くHKさんの長い人生で、私との数ヶ月が少しでも役にたってくれると嬉しいと思っています。
現在、HKさんは高校1年生になっています。希望していた私立の高校に合格することができ、毎日(毎朝)、登校しています。現在は半年に1度程度、面談を入れてもらっています。面談に行くたびに成長しているHKさんと話せるのはとても嬉しい事です。
→ HKさんの続きはコチラ「6回の相談で不登校から希望校合格!」はこちら
24/04/23
24/04/19
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3回目の面談から、毎朝、登校!(1ヶ月半で不登校解決)
→2回の相談で不登校解決への勇気の一歩①(中学3年生)はコチラ
昼夜逆転を治す!
2回目の面談の後、午後からですが、毎日、登校できるようになったHKさん。ただ、HKさんは中学3年生です。少しでも早く不登校が解決し、学校復帰できた方が高校入試でも有利になります。
本人もそれをわかっていますが、朝から学校にいくリズムができていないため、なかなか朝おきることができません。
そこで、私はHKさんと話をします。すると、HKさんはこう言いました。
「夜、寝ようと思ってるんだけど眠れないんだ!」
「布団に入っても眠れないんだよね!」
「朝も起きようと思ってるんだけど、起きれないんだよね!」
私が、寝る前に運動をするように言うとこう答えが返ってきます。
「運動はちょっと・・・・」
そこで、2人でどうすれば昼夜逆転を直せるかを考えます。するとHKさんがこう言いました。
「思い切って今日の夜は昼まで寝ないで起きてるのはどう?」
「そして、昼の3時くらいに寝て夜中の12時に起きる!」
「今度はそのまま夕方の6時くらいまで起きてて、朝の3時に起きる!」
「そして、そのまま学校に行く!」
私はこう答えました。
「今日が火曜日だから、水曜日と木曜日は学校を休むってこと?」
HKさんがこう言います。
「ダメかな~?」
そこで、私は条件を出しました。
「本当にそれを実行するなら、先生がお母さんとお父さんに許可をもらってあげる!」
「水曜日と木曜日は休んでいいけど、金曜日は必ず朝から登校すること!」
「この計画がうまくいかなくても、金曜日は必ず朝から登校すること!」
HKさんはすぐにこう答えます。
「自分で決めたことだから、絶対に守る!」
父と母を2人で説得
早速、HKさんと私はお母さんとお父さんの所にいき、話をします。打ち合わせは、していませんでしたが、3回目の面談と言うことで、お父さんとお母さんも対応が上手になっていました。
父「せっかく1週間、毎日、登校していたのに休むのはダメだろ!」
母「でも、本人がそう言ってるし、信じてあげようよ!」
私「もちろん、休んでいいのは昼夜逆転を直す2日だけです。」
「金曜日からは毎朝、登校すると本人が言いました!」
父「本当に、金曜日から毎朝、行けるのか?」
HK「絶対に約束は守る。自分で決めたことだから!」
私「2回目の面談の後も、約束を守って登校しましたよね!」
「HKさんは自分で言った子とは必ずやる子です!」
「信じてあげて下さい。絶対にできると思います!」
父「わかった!がんばれよ!」
約束通り、金曜日は朝から登校!
金曜日の朝、HKさんのお母さんから連絡がありました。
「先生!水、木で昼夜逆転を自分で治しました!」
「今日は朝の4時に起きたそうです!」
「朝、友達と学校に行きました!」
「本当にありがとうございます!」
毎朝の登校を継続できるようにする支援
その日の夕方、お母さんにお願いして私との面談をいれてもらいました。面談時間は90分です。
夕方、私が家庭訪問をするとHKさんは得意げな顔で私にこう言いました!
「先生!約束、守ったぜ!」
私は、HKさんを認め、褒めました。30分ほど学校の話をした後、HKさんとガンプラを一緒につくることを提案します。まじめなHKさんは「私にガンプラのコツを聞きたい」という気持ちと「でも、今は面談の時間だし・・・」と気持ちで微妙な反応をしました。
そこで、2人でお母さんの所に行き、私がこう言います。
「お母さん、HKさんに私から言うことはありません!」
「今、何を自分がしなければいけないのか、どうすればいいのか、わかっているからです!」
「月曜日からも毎朝、登校するでしょうし、勉強もがんばるでしょう!」
「これから『学校に行きたくない』と言うことはないと思います!」
「ですから、今日は話すことがありません!」
「面談の時間なんですが、HKさんとガンプラを一緒につくってもいいですか?」
するとお母さんはこう答えてくれました。
「もちろんです、がんばっているので、好きな事を一緒にやって下さい!」
「Kもそれでいいでしょ?」
(実は、お母さんとは全て打ち合わをしていました。)
自分で考え自分で行動する → 認められ、楽しいことができる!
HKさんのお母さんから電話があって1ヶ月半、中学3年生HKさんの6ヶ月の不登校は解決しました。しかし、不登校が解決した後も、お母さんとお父さんにお願いして隔週で面談を入れてもらっています。
その面談では、最初の30分で学校のことを聞いたり、悩みを聞いたり、がんばりを認めたりして、その後の60分はHKさんの好きな事を一緒にやったり話したりしています。そして、高校入学後の友達への声のかけ方や話し方もさりげなく教えています。
自分で考え自分で行動する。そうすると、褒められ、認められ、楽しいことができる。勇気を出してがんばることで、壁を壊すことができる。もし、失敗しても守ってくれる人がいる。これからも続くHKさんの長い人生で、私との数ヶ月が少しでも役にたってくれると嬉しいと思っています。
HKさんその後
現在、HKさんは高校1年生になっています。希望していた私立の高校に合格することができ、毎日(毎朝)、登校しています。現在は半年に1度程度、面談を入れてもらっています。面談に行くたびに成長しているHKさんと話せるのはとても嬉しい事です。
→ HKさんの続きはコチラ「6回の相談で不登校から希望校合格!」はこちら
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