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少しずつ別室登校が減って完全不登校になった中学2年生の不登校が2ヶ月で教室復帰、完全解決!
1.別室から教室に戻る予定が・・・ 2.「意志の尊重」を間違える担当たち 3.動き出したときに親や学校が正しい対応をすれば 4.別室や保健室でのNGワード 5.「不登校でも大丈夫」と言った方がいい? 6.「寄り添う」に惑わされる大人たち 7.別室での「勉強」や「交流」は正しい対応なのに 8.来なくなると困るからご機嫌を伺う 9.別室での予定は家で一緒に決める! 10.積極的に誘ってもらって大丈夫です! 11.勉強や交流を上手に褒めることで自信回復! 12.別室での正しい声かけ 13.子どもが自分の成長に気づくように! 14.間違った声かけの具体例を提示 15.子どもが納得して動くのが理想だけど・・・ 16.将来のため面倒でもやるべき事はやる! 17.相談から2ヶ月で教室復帰!3学期は完全登校!
夏休み明けから不登校になってしまった中学2年生のHさん。
そんなHさんのお母さんから不登校解決相談所に相談があったのは11月でした。
「娘のHが不登校になって3ヶ月が経ちました。」 「Hは別室登校で学校に慣れてから教室に戻ると言っています。」 「しかし、3ヶ月が経っても教室に戻る気配はありません。」 「それどころか、別室登校の日数や学校にいる時間がドンドン少なくなっています。」
Hさんの状態は「不登校あるある」の1つです。
最初の目標は「別室に通いながら教室に戻る回数を増やす」だったはずなのですが、逆に「登校日数」が減ったり、「別室への滞在時間」が減ったりするのです。
ただ、これは不登校の子どもが悪いと言うよりは、親御さんや学校の先生の対応が悪いと言わざるを得ないでしょう。
「ムリしなくていいからね!」 「出来る範囲でガンバレばいいからね!」 「今日の予定はどうする?」 「調子が悪いならそれでいいからね!」など
→別室や適応指導教室、フリースクールに行かなくなる理由!
案の定、学校の先生や親御さんは、Hさんの「意志を尊重する」対応を行っていました。
朝、Hさんが起きてくるとお母さんが声をかけます。
「今日はどうする?」
Hさんが「学校を休みたい」と言うとお母さんは「子どもの意志?」を尊重します。
「ムリしなくていいよ。」
体調が良く?学校に行き、別室に到着すると先生が声をかけます。
「今日の予定はどうする?」
最初に自分で「勉強をする」と決めたとしても、やる気が出ずに音楽を聴いていると担当の先生が「子どもの意志?」を尊重します。
「出来る範囲でガンバレばいいからね!」
このような対応を行っていて不登校の子どもが教室に戻るのでしょうか?
→別室や適応指導教室で行ってはいけない対応は?
不登校の子どもが自分で動き出すことがあります。
特に4月は「心機一転」やり直そうと考え動き出す確率が高くなります。
そこで、親御さんが正しい対応を行ったり、担任の先生が正しい対応を行うことが出来れば、その子の不登校は解決します。
実際、私は教員時代に70人以上の不登校を解決してきました。
さらには自分のクラスから不登校の子どもを出したことはありません。
他のクラスで不登校になった子が私のクラスにきて登校できるようになるのです。
また、他の先生に「正しい対応」をお伝えして不登校が解決した子もたくさんいます。
ある学校で、私の学年は不登校が0人でした。
しかし、1つ下の学年は18人、その下の学年は14人が不登校となっていたのです。
これは、私の学年の先生達が「正しい対応」を行い、他の学年の先生達が「間違った対応」を行ったからです。
お母さんは静岡県にある不登校解決相談所のアドバイスを担当の先生にお伝えします。
すると、担当の先生は不登校解決相談所に質問を下さいました。
「別室登校から教室に戻すには、どのような対応をしたらいいのでしょうか?」 「ほとんどの子が別室から教室に戻ることができていません。」 「どのような声かけをしたら教室に戻るのでしょうか?」
静岡県にある不登校解決相談所では、絶対に行って欲しくない「NG対応」を伝えます。
『ムリしなくていいよ!』 『どうする?』 『出来る範囲でやればいいよ!』 『ガンバらなくていいんだよ!』 『不登校でも行ける高校はあるから大丈夫!』 『自分のペースで勉強できる通信制高校が合っているんじゃない?』 『エラいね~スゴいね~(安易に褒める)』
「これらの対応は絶対に行わないで下さい!」 「これでは不登校の子どもが『やる気』をなくしてしまいます。」
担当の先生は驚いていました。
「別室では『子どもの意志を尊重する』対応を行っています。」 「ムリをさせない方が『心のエネルギーが回復』するのではありませんか?」 「心のエネルギーが回復すれば、子どもたちは自分から動き出すと思うのですが。」
さらに、下記のようなことも言っていました。
「不登校のままでも合格できる高校があると言ってはダメなんですか?」 「進路が大丈夫と思えば『心が安心する』と思うのですが?」
少しキツい言い方かもしれませんが、下記のようにお答えさせていただきました。
「それらの対応や声かけを続けて不登校が解決しているのであれば問題はありません。」 「ただ、ほとんどの子どもが別室から教室に戻れてないんですよね?」 「それならば、その対応が『間違っている』と思う方が良いのではないでしょうか?」
このような例え話もさせてもらいました。
「もし、あなたが高熱が出て病院に行ったとします。」 「病院の先生から2週間分の薬をもらいました。」 「しかし、薬を飲み終わっても高熱は治まりません。」 「あなたは、そのまま何ヶ月も、何年も、その薬を飲み続けるのですか?」
静岡県にある不登校解決相談所には年間1000件以上の相談が全国だけでなく海外からも寄せられています。
また、不登校の解決実績は800人以上にのぼります。
→不登校を解決した親御さんからたくさんの「喜びの声」が寄せられています。
コレは「1人ひとり」に合った「正しい対応」を行ったからです。
最近は「寄り添う」や「意志を尊重」というキレイな言葉に惑わされ、間違った対応が一般化してしまっています。
もちろん、静岡県にある不登校解決相談所でも、「いじめ」や「無視」などツラい体験をした子どもに対して「寄り添う」や「意志を尊重」する対応を行う場合があります。
しかし、「寄り添う」「意志を尊重」=「全てを自由」にすることはありません。
「登校するorしないは自分で決めたい!」 「勉強や宿題も自分のペースでやらせて!」 「寝る時間や起きる時間も自分に任せて欲しい!」 「スマホを自由に使わせて欲しい!」 「好きなゲームを無制限にやらせて欲しい!」 「欲しいものを買って欲しい!」など
これらの要望を受け入れる事が「寄り添う」「意志を尊重」になるのでしょうか?
不登校解決相談所は担当の先生に「寄り添う」や「意志を尊重」を考えず、どのような支援が必要と思うかを聞いてみました。
「スモールステップで教室に行く時間を増やしていきたいです。」 「別室で過ごす時間も、音楽干渉や読書ではなく、勉強や宿題がいいと思います。」 「分からない所を聞いてくれれば教えますし。」
また、別の人との交流についても話して下さいました。
「別室にいるだけでは人間関係は改善しないと思います。」 「仲の良い友だちと話をしたり、他の先生と話したりすることが大切だと思います。」 「様々な先生との関係が良くなれば戻ったときに安心できると思います。」
担当の先生が考えている対応は「正しい対応」です。
それではなぜ、担当の先生は「正しい対応」を行わないのでしょう?
「子どもたちに勉強を勧めると・・・。」
『分からないからムリ!』
「友だちや他の先生と話すことを勧めると・・・。」
『会いたくない!』 『話をするのが怖い。』 『不安になってしまう。』
「ムリにやらせると、別室に来なくなってしまうので・・・。」 「子どもの負担やストレスになると別室に来なくなってしまうので・・・。」
担当の先生はこのように仰いました。
ただ、遅かれ速かれ別室に来なくなってしまうのですが・・・。
静岡県にある不登校解決相談所では、下記のような提案をさせていただきました。
「Hさんに対して不登校解決相談所が勉強をやらせていきます。」 「別室に持っていくように伝えるので○付けをしてもらえますか?」 「もちろん、間違っている場所は教えてあげて下さい。」
また、このようなお願いもさせていただきました。
「不登校解決相談所が宿題を出しますので、それを一緒にやってあげて下さい。」 「Hさんには別室でやるように伝えておきます。」 「1日の予定も本人に決めさせないで下さい。」 「事前に本人に支持を出して、決めた予定を持たせます。」 「先生はそれを守らせる支援をお願いたします。」
また、先生が提案して下さった「友だち」や「先生」との面談についてもお願いしました。
「もし、先生方や友だちと話す機会があれば積極的に行って下さい。」 「それについても事前に不登校解決相談所がHさんに伝えておきます。」 「少し強引なくらいで結構です。」
これに対して先生が仰いました。
「強引に誘って、翌日から来なくなったりしませんか?」 「心のエネルギーがなくなったりしませんか?」
担当の先生は、まだまだ、「間違った思い込み」に引きづられているようです。
→「不登校の間違った7つの思い込み」その考えは間違っているんですよ!
「もし、Hさんが家で先生の文句を言ったら、家では先生をフォローします。」
『先生はあなたの将来を考えてくれているんだよ!』 『だから、少しずつ交流を増やそうとしてくれているんだよ!』 『突然、人間関係が上手くなるわけじゃないんだから!』 『先生はあなたの将来を考えてくれているんだよ!』
担当の先生が仰った「心のエネルギー」についてもお答えをさせていただきました。
「好きな事だけをしても心のエネルギーは溜まりません。」 「逆に他の子と同じことをしたり、努力をしたりした方が心のエネルギーは溜まります。」 「静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の子どもに対して宿題をやらせる支援を行います。」
『ムリに宿題をやらせて大丈夫ですか?』 『心のエネルギーがなくなるんじゃないの?』 『ストレスで余計に学校に行かなくなるんじゃないの?』
このような質問や意見を多くいただきます。
しかし、親御さん方からは下記のような感想をいただいております。
「宿題をやるようになって笑顔が増えました。」 「部屋から出てきて親と話すようになりました。」 「様々な事に積極的になりました。」など
不登校の子どもたちは自分の状態に満足しているわけではありません。
そのため、宿題など学校に関係することをガンバることで自分に自信を取り戻すのです。
※ もちろん、継続の支援と同時に称揚や承認をおこなっています。
担当の先生は私の回答を真剣に聞いて下さいました。
さらには具体的な質問もして下さいました。
それに対して私も答えます。
「Hさんが『分からない!』と言いやすい声かけをして下さい。」 「例えば、初めての問題を行う時は『次の問題は難しいんだよね~』などと声をかけて下さい。」 「コレにより『分からない!』と言いやすくなります。」 「もし、自分で解くことが出来れば、たくさん褒めて調子に乗らせて下さい。笑」
「問題を一緒にやるときは、一問一問、○を付けると効果が高まります。」
「また、○付けをしながら声をかけてもらえると嬉しいです。」
『スゴイね!』 『あってるよ!』 『わかってるんだ!』 『できるね!』など
「以前に出来なかった問題を再び解かせるのも効果的です。」
『この問題やってみて!』 『今は余裕で出来るんだね!』 『1ヶ月前は出来なかったのに~!』など
「これにより、不登校の子どもは自分の成長に気づき自信が高まるんです。」
最後に「間違った声かけ」の具体例を示しました。
×『この問題やってみる?』
「子どもが『やらない。』と言ったらどうしますか?」
×『教室に行ってみる?』
「子どもが『行かない。』と言ったらどうしますか?」
×『このまままど将来困っちゃうよ!』
「子どもが『困っても大丈夫!』と言ったらどうしますか?」
担当の先生は「正しい声のかけ方を教えて欲しい」と言って下さいました。
実は「正しい声のかけ方」はそれほど難しくありません。
親や先生が「宿題はやるべきもの」という考えに戻ればいいのです。
×『この問題やってみる?』→○『この問題をやるよ!』
×『教室に行ってみる?』→○『教室に行ってみよう!』
×『このまままど将来困っちゃうよ!』→○「ちゃんとやらなきゃダメだよ!」
もちろん、子どもが自分の将来を考え納得して行動してくれるのが「理想」でしょう。
しかし、「理想」にとらわれた親や先生は「話をして納得させよう」としてしまいます。
不登校の子どもが親や先生の話に耳を傾け、「納得」してくれれば良いのですが・・・。
静岡県にある不登校解決相談所では、「勉強」や「宿題」を強制でやらせることがあります。
しかし、「強制=無理矢理」ではありません。
不登校の子どもが自分から「やるぞ!」「やるか!」と思えるように支援をします。」
最初は「面倒だな~」と思いながらやる子もいます。
しかし、正しい褒め方や認め方を行う事で、不登校の子どもたちは「やるぞ!」と思うようになります。
「イヤな事をやらせるのは良くない!」 「人間はやる気になれば何でも出来る!」 「勉強はいつからだって始められる!」
→「やる気になれば何でもできる!」「勉強はいつ始めても遅くない!」はウソ!
このように仰る方もいます。
ただ、不登校を経験している子どもは「面倒な事から逃避」しやすくなる傾向があります。
同時に「楽(らく)」を求める傾向も強く出てきます。
実際、静岡県にある不登校解決相談所には高校生や大学生、社会人の相談が増えています。
これは、義務教育が終わり、現実の壁に向き合わなくてはならなくなるからです。
Hさんは、9月に不登校になり別室登校を始めました。
しかし、11月になると別室への登校は減り、登校したとしても1~2時間で帰ってくるようになってしまいました。
静岡県にある不登校解決相談所がHさんの対応を始めたのが11月の中旬です。
その後、学校の協力もあり、Hさんは毎日、朝から夕方まで別室登校するようになります。
そして、少しずつ教室に戻れるようになりました。
不登校解決相談所が支援を始めて2ヶ月が経った12月の最後の週。
ついにHさんは、1週間、全てを教室で過ごすことができたのです。
その後、冬休みも訪問カウンセリングを続けたことで3学期は初日から教室登校することができました。
不登校解決相談所がHさんの支援を行ったのはHさんが中学3年生になった6月までです。
それでもHさんは不登校に戻ることなく、希望していた全日制高校に合格することができたのです。
→まずは静岡県にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。
カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、北海道、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
25/04/28
25/04/24
TOP
中学3年は欠席0日!希望していた全日制高校に合格!
1.別室から教室に戻る予定が・・・
2.「意志の尊重」を間違える担当たち
3.動き出したときに親や学校が正しい対応をすれば
4.別室や保健室でのNGワード
5.「不登校でも大丈夫」と言った方がいい?
6.「寄り添う」に惑わされる大人たち
7.別室での「勉強」や「交流」は正しい対応なのに
8.来なくなると困るからご機嫌を伺う
9.別室での予定は家で一緒に決める!
10.積極的に誘ってもらって大丈夫です!
11.勉強や交流を上手に褒めることで自信回復!
12.別室での正しい声かけ
13.子どもが自分の成長に気づくように!
14.間違った声かけの具体例を提示
15.子どもが納得して動くのが理想だけど・・・
16.将来のため面倒でもやるべき事はやる!
17.相談から2ヶ月で教室復帰!3学期は完全登校!
1.別室から教室に戻る予定が・・・
夏休み明けから不登校になってしまった中学2年生のHさん。
そんなHさんのお母さんから不登校解決相談所に相談があったのは11月でした。
「娘のHが不登校になって3ヶ月が経ちました。」
「Hは別室登校で学校に慣れてから教室に戻ると言っています。」
「しかし、3ヶ月が経っても教室に戻る気配はありません。」
「それどころか、別室登校の日数や学校にいる時間がドンドン少なくなっています。」
Hさんの状態は「不登校あるある」の1つです。
最初の目標は「別室に通いながら教室に戻る回数を増やす」だったはずなのですが、逆に「登校日数」が減ったり、「別室への滞在時間」が減ったりするのです。
ただ、これは不登校の子どもが悪いと言うよりは、親御さんや学校の先生の対応が悪いと言わざるを得ないでしょう。
「ムリしなくていいからね!」
「出来る範囲でガンバレばいいからね!」
「今日の予定はどうする?」
「調子が悪いならそれでいいからね!」など
→別室や適応指導教室、フリースクールに行かなくなる理由!
2.「意志の尊重」を間違える担当たち
案の定、学校の先生や親御さんは、Hさんの「意志を尊重する」対応を行っていました。
朝、Hさんが起きてくるとお母さんが声をかけます。
「今日はどうする?」
Hさんが「学校を休みたい」と言うとお母さんは「子どもの意志?」を尊重します。
「ムリしなくていいよ。」
体調が良く?学校に行き、別室に到着すると先生が声をかけます。
「今日の予定はどうする?」
最初に自分で「勉強をする」と決めたとしても、やる気が出ずに音楽を聴いていると担当の先生が「子どもの意志?」を尊重します。
「出来る範囲でガンバレばいいからね!」
このような対応を行っていて不登校の子どもが教室に戻るのでしょうか?
→別室や適応指導教室で行ってはいけない対応は?
3.動き出したときに親や学校が正しい対応をすれば
不登校の子どもが自分で動き出すことがあります。
特に4月は「心機一転」やり直そうと考え動き出す確率が高くなります。
そこで、親御さんが正しい対応を行ったり、担任の先生が正しい対応を行うことが出来れば、その子の不登校は解決します。
実際、私は教員時代に70人以上の不登校を解決してきました。
さらには自分のクラスから不登校の子どもを出したことはありません。
他のクラスで不登校になった子が私のクラスにきて登校できるようになるのです。
また、他の先生に「正しい対応」をお伝えして不登校が解決した子もたくさんいます。
ある学校で、私の学年は不登校が0人でした。
しかし、1つ下の学年は18人、その下の学年は14人が不登校となっていたのです。
これは、私の学年の先生達が「正しい対応」を行い、他の学年の先生達が「間違った対応」を行ったからです。
4.別室や保健室でのNGワード
お母さんは静岡県にある不登校解決相談所のアドバイスを担当の先生にお伝えします。
すると、担当の先生は不登校解決相談所に質問を下さいました。
「別室登校から教室に戻すには、どのような対応をしたらいいのでしょうか?」
「ほとんどの子が別室から教室に戻ることができていません。」
「どのような声かけをしたら教室に戻るのでしょうか?」
静岡県にある不登校解決相談所では、絶対に行って欲しくない「NG対応」を伝えます。
『ムリしなくていいよ!』
『どうする?』
『出来る範囲でやればいいよ!』
『ガンバらなくていいんだよ!』
『不登校でも行ける高校はあるから大丈夫!』
『自分のペースで勉強できる通信制高校が合っているんじゃない?』
『エラいね~スゴいね~(安易に褒める)』
「これらの対応は絶対に行わないで下さい!」
「これでは不登校の子どもが『やる気』をなくしてしまいます。」
5.「不登校でも大丈夫」と言った方がいい?
担当の先生は驚いていました。
「別室では『子どもの意志を尊重する』対応を行っています。」
「ムリをさせない方が『心のエネルギーが回復』するのではありませんか?」
「心のエネルギーが回復すれば、子どもたちは自分から動き出すと思うのですが。」
さらに、下記のようなことも言っていました。
「不登校のままでも合格できる高校があると言ってはダメなんですか?」
「進路が大丈夫と思えば『心が安心する』と思うのですが?」
少しキツい言い方かもしれませんが、下記のようにお答えさせていただきました。
「それらの対応や声かけを続けて不登校が解決しているのであれば問題はありません。」
「ただ、ほとんどの子どもが別室から教室に戻れてないんですよね?」
「それならば、その対応が『間違っている』と思う方が良いのではないでしょうか?」
このような例え話もさせてもらいました。
「もし、あなたが高熱が出て病院に行ったとします。」
「病院の先生から2週間分の薬をもらいました。」
「しかし、薬を飲み終わっても高熱は治まりません。」
「あなたは、そのまま何ヶ月も、何年も、その薬を飲み続けるのですか?」
6.「寄り添う」に惑わされる大人たち
静岡県にある不登校解決相談所には年間1000件以上の相談が全国だけでなく海外からも寄せられています。
また、不登校の解決実績は800人以上にのぼります。
→不登校を解決した親御さんからたくさんの「喜びの声」が寄せられています。
コレは「1人ひとり」に合った「正しい対応」を行ったからです。
最近は「寄り添う」や「意志を尊重」というキレイな言葉に惑わされ、間違った対応が一般化してしまっています。
もちろん、静岡県にある不登校解決相談所でも、「いじめ」や「無視」などツラい体験をした子どもに対して「寄り添う」や「意志を尊重」する対応を行う場合があります。
しかし、「寄り添う」「意志を尊重」=「全てを自由」にすることはありません。
「登校するorしないは自分で決めたい!」
「勉強や宿題も自分のペースでやらせて!」
「寝る時間や起きる時間も自分に任せて欲しい!」
「スマホを自由に使わせて欲しい!」
「好きなゲームを無制限にやらせて欲しい!」
「欲しいものを買って欲しい!」など
これらの要望を受け入れる事が「寄り添う」「意志を尊重」になるのでしょうか?
7.別室での「勉強」や「交流」は正しい対応なのに
不登校解決相談所は担当の先生に「寄り添う」や「意志を尊重」を考えず、どのような支援が必要と思うかを聞いてみました。
「スモールステップで教室に行く時間を増やしていきたいです。」
「別室で過ごす時間も、音楽干渉や読書ではなく、勉強や宿題がいいと思います。」
「分からない所を聞いてくれれば教えますし。」
また、別の人との交流についても話して下さいました。
「別室にいるだけでは人間関係は改善しないと思います。」
「仲の良い友だちと話をしたり、他の先生と話したりすることが大切だと思います。」
「様々な先生との関係が良くなれば戻ったときに安心できると思います。」
担当の先生が考えている対応は「正しい対応」です。
それではなぜ、担当の先生は「正しい対応」を行わないのでしょう?
8.来なくなると困るからご機嫌を伺う
「子どもたちに勉強を勧めると・・・。」
『分からないからムリ!』
「友だちや他の先生と話すことを勧めると・・・。」
『会いたくない!』
『話をするのが怖い。』
『不安になってしまう。』
「ムリにやらせると、別室に来なくなってしまうので・・・。」
「子どもの負担やストレスになると別室に来なくなってしまうので・・・。」
担当の先生はこのように仰いました。
ただ、遅かれ速かれ別室に来なくなってしまうのですが・・・。
→別室や適応指導教室、フリースクールに行かなくなる理由!
9.別室での予定は家で一緒に決める!
静岡県にある不登校解決相談所では、下記のような提案をさせていただきました。
「Hさんに対して不登校解決相談所が勉強をやらせていきます。」
「別室に持っていくように伝えるので○付けをしてもらえますか?」
「もちろん、間違っている場所は教えてあげて下さい。」
また、このようなお願いもさせていただきました。
「不登校解決相談所が宿題を出しますので、それを一緒にやってあげて下さい。」
「Hさんには別室でやるように伝えておきます。」
「1日の予定も本人に決めさせないで下さい。」
「事前に本人に支持を出して、決めた予定を持たせます。」
「先生はそれを守らせる支援をお願いたします。」
10.積極的に誘ってもらって大丈夫です!
また、先生が提案して下さった「友だち」や「先生」との面談についてもお願いしました。
「もし、先生方や友だちと話す機会があれば積極的に行って下さい。」
「それについても事前に不登校解決相談所がHさんに伝えておきます。」
「少し強引なくらいで結構です。」
これに対して先生が仰いました。
「強引に誘って、翌日から来なくなったりしませんか?」
「心のエネルギーがなくなったりしませんか?」
担当の先生は、まだまだ、「間違った思い込み」に引きづられているようです。
→「不登校の間違った7つの思い込み」その考えは間違っているんですよ!
「もし、Hさんが家で先生の文句を言ったら、家では先生をフォローします。」
『先生はあなたの将来を考えてくれているんだよ!』
『だから、少しずつ交流を増やそうとしてくれているんだよ!』
『突然、人間関係が上手くなるわけじゃないんだから!』
『先生はあなたの将来を考えてくれているんだよ!』
11.勉強や交流を上手に褒めることで自信回復!
担当の先生が仰った「心のエネルギー」についてもお答えをさせていただきました。
「好きな事だけをしても心のエネルギーは溜まりません。」
「逆に他の子と同じことをしたり、努力をしたりした方が心のエネルギーは溜まります。」
「静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の子どもに対して宿題をやらせる支援を行います。」
『ムリに宿題をやらせて大丈夫ですか?』
『心のエネルギーがなくなるんじゃないの?』
『ストレスで余計に学校に行かなくなるんじゃないの?』
このような質問や意見を多くいただきます。
しかし、親御さん方からは下記のような感想をいただいております。
「宿題をやるようになって笑顔が増えました。」
「部屋から出てきて親と話すようになりました。」
「様々な事に積極的になりました。」など
不登校の子どもたちは自分の状態に満足しているわけではありません。
そのため、宿題など学校に関係することをガンバることで自分に自信を取り戻すのです。
※ もちろん、継続の支援と同時に称揚や承認をおこなっています。
12.別室での正しい声かけ
担当の先生は私の回答を真剣に聞いて下さいました。
さらには具体的な質問もして下さいました。
それに対して私も答えます。
「Hさんが『分からない!』と言いやすい声かけをして下さい。」
「例えば、初めての問題を行う時は『次の問題は難しいんだよね~』などと声をかけて下さい。」
「コレにより『分からない!』と言いやすくなります。」
「もし、自分で解くことが出来れば、たくさん褒めて調子に乗らせて下さい。笑」
13.子どもが自分の成長に気づくように!
「問題を一緒にやるときは、一問一問、○を付けると効果が高まります。」
「また、○付けをしながら声をかけてもらえると嬉しいです。」
『スゴイね!』
『あってるよ!』
『わかってるんだ!』
『できるね!』など
「以前に出来なかった問題を再び解かせるのも効果的です。」
『この問題やってみて!』
『今は余裕で出来るんだね!』
『1ヶ月前は出来なかったのに~!』など
「これにより、不登校の子どもは自分の成長に気づき自信が高まるんです。」
14.間違った声かけの具体例を提示
最後に「間違った声かけ」の具体例を示しました。
×『この問題やってみる?』
「子どもが『やらない。』と言ったらどうしますか?」
×『教室に行ってみる?』
「子どもが『行かない。』と言ったらどうしますか?」
×『このまままど将来困っちゃうよ!』
「子どもが『困っても大丈夫!』と言ったらどうしますか?」
15.子どもが納得して動くのが理想だけど・・・
担当の先生は「正しい声のかけ方を教えて欲しい」と言って下さいました。
実は「正しい声のかけ方」はそれほど難しくありません。
親や先生が「宿題はやるべきもの」という考えに戻ればいいのです。
×『この問題やってみる?』→○『この問題をやるよ!』
×『教室に行ってみる?』→○『教室に行ってみよう!』
×『このまままど将来困っちゃうよ!』→○「ちゃんとやらなきゃダメだよ!」
もちろん、子どもが自分の将来を考え納得して行動してくれるのが「理想」でしょう。
しかし、「理想」にとらわれた親や先生は「話をして納得させよう」としてしまいます。
不登校の子どもが親や先生の話に耳を傾け、「納得」してくれれば良いのですが・・・。
16.将来のため面倒でもやるべき事はやる!
静岡県にある不登校解決相談所では、「勉強」や「宿題」を強制でやらせることがあります。
しかし、「強制=無理矢理」ではありません。
不登校の子どもが自分から「やるぞ!」「やるか!」と思えるように支援をします。」
最初は「面倒だな~」と思いながらやる子もいます。
しかし、正しい褒め方や認め方を行う事で、不登校の子どもたちは「やるぞ!」と思うようになります。
「イヤな事をやらせるのは良くない!」
「人間はやる気になれば何でも出来る!」
「勉強はいつからだって始められる!」
→「やる気になれば何でもできる!」「勉強はいつ始めても遅くない!」はウソ!
このように仰る方もいます。
ただ、不登校を経験している子どもは「面倒な事から逃避」しやすくなる傾向があります。
同時に「楽(らく)」を求める傾向も強く出てきます。
実際、静岡県にある不登校解決相談所には高校生や大学生、社会人の相談が増えています。
これは、義務教育が終わり、現実の壁に向き合わなくてはならなくなるからです。
17.相談から2ヶ月で教室復帰!3学期は完全登校!
Hさんは、9月に不登校になり別室登校を始めました。
しかし、11月になると別室への登校は減り、登校したとしても1~2時間で帰ってくるようになってしまいました。
静岡県にある不登校解決相談所がHさんの対応を始めたのが11月の中旬です。
その後、学校の協力もあり、Hさんは毎日、朝から夕方まで別室登校するようになります。
そして、少しずつ教室に戻れるようになりました。
不登校解決相談所が支援を始めて2ヶ月が経った12月の最後の週。
ついにHさんは、1週間、全てを教室で過ごすことができたのです。
その後、冬休みも訪問カウンセリングを続けたことで3学期は初日から教室登校することができました。
不登校解決相談所がHさんの支援を行ったのはHさんが中学3年生になった6月までです。
それでもHさんは不登校に戻ることなく、希望していた全日制高校に合格することができたのです。
→まずは静岡県にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。
カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、北海道、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
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住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14