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上手な声かけで別室登校から教室復帰
夏休み明けから不登校になってしまった中学2年生のHKさん。そんなHKさんのお母さんから不登校解決相談所に連絡があったのが、9月の事です。
お母さんと本人は、別室登校をして学校になれてから教室に戻りたいと思っている事を私に教えてくれました。そこで、私はお母さんと本人と一緒に担任の先生に会いに学校に行きました。
その学校では、現在、同じように別室登校をしている子どもがいることもあり、学校の先生たちは快くその希望を受け入れてくれました。
その翌日、HKさんの母親から連絡があり、担任の先生が私と話しをしたいと言っているということを聞きました。そこで、お母さんにお願いをして、翌日、今度はお母さんと私、担任の先生の3人で話しをすることにしました。
担任の先生は最初にこうおっしゃいました。 「別室登校から教室に戻すにはどう対応したらいいのでしょうか?」 「過去に、別室から教室に戻れなかった子がいたんです。」 「別室でどう声をかけたらいいのか教えてください。」
お母さんと私は担任の先生の気持ちをうれしく思いこう伝えました。 「先生がこうしたいと思った通りにやってください。」 「私(不登校解決相談所)とお母さんで先生をフォローします。」
すると先生はこうおっしゃってくれました。 「私は1日1回はあいている時間に別室に行こうと思っています。」 「主任の先生が美術なので、今やっている投影法を教えたいと言っています。」 「支援員の先生が理科と数学を教えることができると言ってくれています。」
そして、最後にこうおっしゃいました。 「こんなに勉強を教えていいのでしょうか?」 「負担にならないですか?」
HKさんは中学2年生です。もう少しすると受験が始まります。担任の先生やお母さんが言うとおり、他の子と同じように勉強を進めて行くことはとても大切です。
幸い、私がHKさんと話したときも、HKさんは勉強することには前向きでしたし、私が勉強を教え、褒めながら○付けをしてあげたときも、とても喜んでいました。
もし、HKさんが学校での勉強に対してストレスを感じるようなことがあれば、お母さんや私がHKさんの話しを聞き、ストレスを和らげるとともに、先生の気持ちを伝えてHKさんのやる気を継続させることにしました。
先生には大変申し訳ないのですが、空き時間にはなるべく別室に行っていただき、勉強を教えたり、話しをしたりしていただきたいとお願いしました。
私も教員時代に別室登校の子どもを、何人も受けもったことがあります。やはりそのときも空き時間は必ず別室に行っていました。仕事が多いときは、パソコンを別室に持っていき、勉強しているその子の横で仕事をしたこともあります。
→他の別室登校から教室に戻った不登校の解決事例はこちら。
また、担任の先生以外が初めて別室の子どもに声をかけるコツも伝えしました。HKさんの場合は、基本的に勉強は苦手ではないので、1授業(50分)のうち、30分~40分は勉強を教え、残りの20分~10分は趣味の話しなどをしてもらうことにしました。ちなみに、HKさんはポケモンとマイクラ、かりんとうとお茶が大好きということもお伝えしました。
勉強を教えるときは、「わからない!」と言う言葉を言いやすい状況をつくってもらうこともお願いしました。 「(先生が)この問題、難しいね~。」 「先生も中学生の時に、この問題できなかったんだよ!」 「わからないことを正直に言うって、」
一問、一問、○をつけてあげるのも有効です。もちろんそのときにはこう声をかけながら。 「スゴイね!」 「あってるよ!」 「わかってるんだ!」 「できるね!」など
私は問題をやる前や問題を間違った時はこう声をかけています。 「この問題はみんな間違えるんだよね。」 「この問題むずかしいよね~。」 「難しいけどチャレンジしてみる。」など
HKさんは、自分でやることを決めるのが苦手だったので、HKさんにあった声のかけ方と合っていない声のかけ方をお伝えしました。
HKさんに合っていない声のかけ方 「この問題やってみる?!」 → 「やらない。」 「教室に行ってみる?」 → 「行かない。」 「できるようにならないと困るからやってみる?」 → 「困らない。」
HKさんに合っている声のかけ方 「○○ページの問題やるよ!」 → 「うん、やってみる!」 「教室に来てみようよ!」 → 「今度、チャレンジしてみる!」 「後で困るからやらなきゃダメだよ!」 → 「がんばってみる!」
先生の前向きな声かけも効果的であることを伝えました。 「先生は、みんなと一緒にやってほしいな!」 「クラス全員で行きたいな!」 「やればできるから、やってみよう!」
先生は前向きな声かけをしますが、もちろん強制はしません。最終的には子どもやお母さんの判断で行動するようにします。
担任の先生の前向きな発言と丁寧な支援により、HKさんは2ヶ月で教室に復帰しました。もちろん、それだけでなく担任の先生には、人間関係を円滑にするような授業を行ってもらいましたし、お母さんには先生をフォローする発言を多くしてもらいました。
逆に先生にお母さんをフォローする発言をしてもらったこともあります。
担任の先生とお母さん、不登校解決相談所が常に情報を交換し、連携して対応したことで、HKさんの不登校は、2ヶ月で解決したのです。
私の子どもも別室から教室に戻れるようになりますか?
→そう思った方は、不登校解決相談所に相談してください。 →まずは、30分の無料相談をご利用ください。
24/10/07
24/09/30
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別室登校の子にどう声をかけたらいいの?(先生から質問)
中学2年生 9月から不登校のHKさん → 別室登校を経て2ヶ月で教室復帰!
夏休み明けから不登校になってしまった中学2年生のHKさん。そんなHKさんのお母さんから不登校解決相談所に連絡があったのが、9月の事です。
お母さんと本人は、別室登校をして学校になれてから教室に戻りたいと思っている事を私に教えてくれました。そこで、私はお母さんと本人と一緒に担任の先生に会いに学校に行きました。
その学校では、現在、同じように別室登校をしている子どもがいることもあり、学校の先生たちは快くその希望を受け入れてくれました。
その翌日、HKさんの母親から連絡があり、担任の先生が私と話しをしたいと言っているということを聞きました。そこで、お母さんにお願いをして、翌日、今度はお母さんと私、担任の先生の3人で話しをすることにしました。
「別室でどう声をかけたらいいの?」
担任の先生は最初にこうおっしゃいました。
「別室登校から教室に戻すにはどう対応したらいいのでしょうか?」
「過去に、別室から教室に戻れなかった子がいたんです。」
「別室でどう声をかけたらいいのか教えてください。」
お母さんと私は担任の先生の気持ちをうれしく思いこう伝えました。
「先生がこうしたいと思った通りにやってください。」
「私(不登校解決相談所)とお母さんで先生をフォローします。」
すると先生はこうおっしゃってくれました。
「私は1日1回はあいている時間に別室に行こうと思っています。」
「主任の先生が美術なので、今やっている投影法を教えたいと言っています。」
「支援員の先生が理科と数学を教えることができると言ってくれています。」
そして、最後にこうおっしゃいました。
「こんなに勉強を教えていいのでしょうか?」
「負担にならないですか?」
先生たちの気持ちを不登校解決相談所が伝えます!
HKさんは中学2年生です。もう少しすると受験が始まります。担任の先生やお母さんが言うとおり、他の子と同じように勉強を進めて行くことはとても大切です。
幸い、私がHKさんと話したときも、HKさんは勉強することには前向きでしたし、私が勉強を教え、褒めながら○付けをしてあげたときも、とても喜んでいました。
もし、HKさんが学校での勉強に対してストレスを感じるようなことがあれば、お母さんや私がHKさんの話しを聞き、ストレスを和らげるとともに、先生の気持ちを伝えてHKさんのやる気を継続させることにしました。
別室での声のかけ方
先生には大変申し訳ないのですが、空き時間にはなるべく別室に行っていただき、勉強を教えたり、話しをしたりしていただきたいとお願いしました。
私も教員時代に別室登校の子どもを、何人も受けもったことがあります。やはりそのときも空き時間は必ず別室に行っていました。仕事が多いときは、パソコンを別室に持っていき、勉強しているその子の横で仕事をしたこともあります。
→他の別室登校から教室に戻った不登校の解決事例はこちら。
また、担任の先生以外が初めて別室の子どもに声をかけるコツも伝えしました。HKさんの場合は、基本的に勉強は苦手ではないので、1授業(50分)のうち、30分~40分は勉強を教え、残りの20分~10分は趣味の話しなどをしてもらうことにしました。ちなみに、HKさんはポケモンとマイクラ、かりんとうとお茶が大好きということもお伝えしました。
勉強を教えるときは、「わからない!」と言う言葉を言いやすい状況をつくってもらうこともお願いしました。
「(先生が)この問題、難しいね~。」
「先生も中学生の時に、この問題できなかったんだよ!」
「わからないことを正直に言うって、」
一問、一問、○をつけてあげるのも有効です。もちろんそのときにはこう声をかけながら。
「スゴイね!」
「あってるよ!」
「わかってるんだ!」
「できるね!」など
私は問題をやる前や問題を間違った時はこう声をかけています。
「この問題はみんな間違えるんだよね。」
「この問題むずかしいよね~。」
「難しいけどチャレンジしてみる。」など
間違った声のかけ方
HKさんは、自分でやることを決めるのが苦手だったので、HKさんにあった声のかけ方と合っていない声のかけ方をお伝えしました。
HKさんに合っていない声のかけ方
「この問題やってみる?!」 → 「やらない。」
「教室に行ってみる?」 → 「行かない。」
「できるようにならないと困るからやってみる?」 → 「困らない。」
HKさんに合っている声のかけ方
「○○ページの問題やるよ!」 → 「うん、やってみる!」
「教室に来てみようよ!」 → 「今度、チャレンジしてみる!」
「後で困るからやらなきゃダメだよ!」 → 「がんばってみる!」
先生の前向きな声かけも効果的であることを伝えました。
「先生は、みんなと一緒にやってほしいな!」
「クラス全員で行きたいな!」
「やればできるから、やってみよう!」
先生は前向きな声かけをしますが、もちろん強制はしません。最終的には子どもやお母さんの判断で行動するようにします。
別室登校から2ヶ月で教室復帰
担任の先生の前向きな発言と丁寧な支援により、HKさんは2ヶ月で教室に復帰しました。もちろん、それだけでなく担任の先生には、人間関係を円滑にするような授業を行ってもらいましたし、お母さんには先生をフォローする発言を多くしてもらいました。
逆に先生にお母さんをフォローする発言をしてもらったこともあります。
担任の先生とお母さん、不登校解決相談所が常に情報を交換し、連携して対応したことで、HKさんの不登校は、2ヶ月で解決したのです。
私の子どもも別室から教室に戻れるようになりますか?
→そう思った方は、不登校解決相談所に相談してください。
→まずは、30分の無料相談をご利用ください。
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14