骨折をしたら整形外科に行くのに、不登校になったら専門家に相談しないのはなぜ?

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骨折をしたら整形外科に行くのに、不登校になったら専門家に相談しないのはなぜ?

お役立ちコラム

2021/06/03 骨折をしたら整形外科に行くのに、不登校になったら専門家に相談しないのはなぜ?

内科や耳鼻科の治療を受けていても骨折はいずれ治るけど・・・

 

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1.高校生と中学生の相談が増える6月
2.1/5欠席で赤信号!1/3欠席で留年決定!
3.救済措置があると言われてやる気になったのに・・・
4.ムリをさせないで待っていたら不登校の状態が悪化!
5.スマホを禁止しているけどタブレットで絵を描くのはOK!?
6.待ち続けて本当に動き出すんでしょうか?
7.あなたのお子さんに必要な支援は「待つ」支援?
8.骨折をしたら内科や耳鼻科に行かないのに・・・
9.不登校の解決には不登校の専門家に相談を!

 

 

1.高校生と中学生の相談が増える6月

6月に入ると不登校の高校生と中学生の相談が増えてきます。

 

不登校の高校生の相談で多いのは、このような相談です。

 

「4月から学校に行くことができていません。」
「学校から留年の可能性が出てきたとの連絡が来ました。」
「いくつかの授業は、あと数回、休んでしまうと留年決定とのことです。」
「本人に話をすると、こう言うのですが。」

 

『分かってる!』
『明日から行くよ!』

 

また、不登校の中学生の相談で多いのはこのような相談です。

 

「4月の前半は登校できていたのですが・・・・。」
「徐々に欠席が増えて、完全に不登校になってしまいました。」
「先生やカウンセラーさんからこのように言われています。」

 

『ムリをさせないようにしましょう。』
『今は心エネルギーをためる時期です。』
『本人の意志を尊重しましょう。』

 
 

2.1/5欠席で赤信号!1/3欠席で留年決定!

不登校の高校生の相談は大きく分けると下記の2種類に分類されます。

 

① 中学時代に不登校を経験している子の相談。(月に1~2回の欠席含む)
② 不登校未経験で学業や人間関係、学校システムによる不登校の相談。

 

当然、この2種類の子どもに対しての対応は異なってきます。

 

ただ、高校には留年や退学という制度があります。

 

(通信制高校の場合、基本的に留年や退学はありません。単純に卒業年数が延びるだけです。)

 

留年の連絡を受けたお母さんやお父さんは、「1/5」「1/3」という数字を聞いたことがあるのではないでしょうか?

 

ほとんどの学校が、欠席日数が全出席日数「1/5」に到達すると赤信号を出してきます。

 

この場合、補講(補習)や課題提出などを行えば、留年をしなくてすむことが多いです。

 

ただ、欠席日数が「1/3」に到達してしまうと、留年が決定する学校がほとんどです。

 
 

3.救済措置があると言われてやる気になったのに・・・

毎年、1月になるとこのような相談が数件、入ります。

 

「高校生の子どもの出席日数が1/3を超えてしまいました。」
「ただ、学校の話では救済措置があるので、課題をやれば進級できるらしいです。」
「それをきいた子どもは少しずつ動き出しました。」

 

ただ、数日から数週間後にこのような連絡が来ます。

 

「学校から留年決定の連絡が来ました。」
「課題をやれば進級できると聞いていたのですが・・・。」
「やっぱり1/3を超えるとダメだと、教頭から言われました。」
「子どもはとても落ち込んでいます。」

 

高校の先生も、なんとか不登校生徒のやる気を出させようと思ったのでしょう。

 

しかし、それが逆効果になってしまいました。

 

期待を持たせて、持たせて、やっとやる気になったところで、梯子が外されたのです。

 

このときの不登校の子どもはどのような気持ちだったでしょう?

 
 

4.ムリをさせないで待っていたら不登校の状態が悪化!

中学校の不登校相談で、この時期に多いのがこのような相談です。

 

『ムリをさせないようにしましょう。』
『今は心エネルギーをためる時期です。』
『本人の意志を尊重しましょう。』

 

「先生やカウンセラーさんに言われたとおりに、対応してきました。」
「しかし、一向に登校する気配はありません。」
「それどころか昼夜逆転になり、ゲームやスマホ依存のような状態になってきました。」
「どうしたらいいのでしょうか?」

 
 

5.スマホを禁止しているけどタブレットで絵を描くのはOK!?

最近はゲームやスマホを制限している、お母さんの話もよく聞きます。

 

ただ、ゲームやスマホは制限しているのですが、タブレットは自由になっていたり、TVでのYouTubeを許可しているお母さんも多くいらっしゃいます。

 

そのため、ゲームやスマホができない時間帯はタブレットで絵を描いたり、TVでYouTubeを見たりしていることが多くあります。

 

これではスマホやゲームを制限している意味はありません。

 
 

6.待ち続けて本当に動き出すんでしょうか?

『ムリをさせないようにしましょう。』
『今は心のエネルギーをためる時期です。』
『本人の意志を尊重しましょう。』

 

学校の先生やカウンセラーさんは、不登校の子どもの気持ちを考え、このように言ってくださっています。

 

こららの対応は「いじめ」や「無視」、「陰口」など、人間関係で心を傷つけられた子どもたちには有効な対応です。

 

理不尽な理由で「いじめ」を受け、傷つけられた子どもたちには、ある程度の休息や落ち着く時間が必要になるからです。

 

ただ、当然のことながら「一生、家で休んでいる」わけにはいきません。

 

時期を見極めて、適切な社会復帰の支援が必ず必要になるのです。

 
 

7.あなたのお子さんに必要な支援は「待つ」支援?

それ以外の理由で不登校になってしまった子どもには、当然、その子に合った対応を行わなければなりません。

 

「学業」のことで不登校になってしまった子どもには、「学業」の支援が必要です。

 
「友達」との関係で不登校になってしまった子どもには、「友達」との関係作りの支援が必要になります。

 
「病気」で不登校となってしまった子どもには、「病気」の治療が必要となります。

 

不登校期間が長くなり、「怠惰」で不登校が継続してしまっているのであれば、「怠惰」の対応が必要となります。

 

「依存」で不登校になってしまった子どもには、・・・・・・・・。などなど

 
 

8.骨折をしたら内科や耳鼻科に行かないのに・・・

私立の小学校や中学校に入るためには、私立の小学校や中学校に合格するための勉強が必要になります。

 

東大に入るためには、東大に入るための勉強が必要になります。

 

プロのサッカー選手になるには、ハイレベルな練習や環境が必要になるでしょう。

 

骨折をしてしまった時は、整形外科に治療に行くことでしょう。

 

お母さんやお父さん、学校の先生やカウンセラーさんも、これらのことは当然と思っています。

 

骨折したのに、内科や耳鼻科に連れて行く親は、ほとんどいないからです。

 
 

9.不登校の解決には不登校の専門家に相談を!

しかし「不登校」の対応となると話が違ってきます。

 

骨折をしたときは、整形外科を選択するお母さんやお父さんが、不登校になったときは、「待つ」「ムリをさせない」「子どもの意志を尊重する」の対応をとります。

 

本当にその支援が必要なのかを全く考えずにです。

 

もちろん、それまでにいろいろな対応を試してきて、効果が出なかったために、この対応をとった、お母さんやお父さんもいらっしゃいます。

 

ただ、それは骨折をしたにも関わらず「内科」や「耳鼻科」の治療をして「骨折が治らない」と言っているのと同じです。

 

人間の治癒力により骨折は治るかもしれません。

 

ただ、骨折した箇所が変形してしまったり、治療に時間がかかったりしてしまうことでしょう。

 

 

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