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「友達と話すのが不安」「日直が不安」「給食が不安」と不登校の子どもに言われたらどうする?
1.不安の取り除く対応は正しい対応なの? 2.寄り添う=不安がなくなる? 3.日直の日に休ませればその日の不安は解消するけど・・・ 4.日直を免除されることで周りの目が気になる 5.日直の仕事を詳しく説明しても不安は解消されない? 6.説明が「足りない」具体的な支援が「足りない」 7.不安を乗り越えることで自己肯定感が高まる 8.提案をしても「それはイヤ」と言う子は 9.不安の解消したいのではなくて
不登校の子どもたちは登校に対して様々な不安を口にします。
「友達と何を話していいか分からないから休む!」 「日直が不安だから学校に行かない!」 「給食を残さず食べられないかもしれないから今日は休みたい。」 「委員会の仕事が分からないから休ませて!」など
10年ほど前であれば、子どもがこのようなことを言った場合、親はこのように言ったでしょう。
「ガンバって行きなさい!」 「先生に相談しなさい!」
しかし、最近ではこのような対応が一般化してしまっています。
「ムリをして友達と話さなくていいよ!」 「日直の仕事をしなくていいよ!」 「給食も食べなくていいよ!」 「委員会の仕事もしなくていいよ!」 「学校を休んでいいよ!」
これらの対応は正しい対応なのでしょうか?
結論を先に述べると、これらの対応をしても不登校は解決しません。
逆に不登校を長期化させたり、子どもの決定権を大きくしたりします。
カウンセリングマインドという言葉が広がり、「受容」と「共感」や「寄り添う」などの言葉が子育ての中で多く使われるようになりました。
これらの対応は全て「受容」と「共感」や「寄り添う」対応と言うことになります。
ただ、この対応している限り、不安がなくならなず、不登校が継続するのは事実なのです。
「日直をするのが不安。」
不登校の子どものこの不安に対して、下記のような対応を取ったとします。
「日直の仕事はしなくていいよ!」 「日直の日は休んでいいよ!」
この対応によって、不登校の子どものその日の不安はなくなる事でしょう。
ただ、日直はまたやってきます。
次の日直まで正しい対応を行い、子どもが日直の仕事への不安がなくなれば問題ありません。
ただ、何もせず次の日直を迎えた場合、子どもはまた同じように言うでしょう。
そして、最初の時と同じように学校を休むことになります。
これによって休みグセがついてしまうことが往々にしてあるのです。
極端なことを言えば、下記のような対応をとっても問題はありません。
「1年間、日直の仕事を免除する!」
別に日直の仕事ができなかったからと言って死ぬわけではありません。
月に2回程度の日直の仕事をやらなかいことと、不登校になることを比べれば、日直の仕事をやらないでも登校できるほうがいいと思いますよね!
ただ、毎回、毎回1人だけ日直の仕事をやらないとなると、クラスでの立場はどうなるでしょうか?
周りの目を気にしない性格の子であれば不登校になることはないでしょう。
ただ、様々なことに対して「不安」になってしまう子はどうでしょう?
周りの目を気にせず、学校生活を送ることができるのでしょうか?
それではこのように言った子どもに対してどのような対応をすればいいのでしょうか?
学校の先生に相談をして「日直の仕事」を個別に説明してもらうのもいいでしょう。
プリントに書いてもらい、それを熟読するのもいいでしょう。
ただ、相談をいただいたお母さん方からはこのような言葉もいただきます。
「先生に説明をしてもらいました。」 「それでも子どもは、日直が怖いと言って登校しませんでした。」
親御さんや学校の先生が不登校の子どもに対して行ってしまう間違いの中に「足りない」対応というのがあります。
基本的にその対応は正しいのですが、不安を取り除いたり、不登校を解決したりするのには「足りない」のです。
静岡にある不登校解決相談所が提案する対応(私が教員時代に行っていた対応)は、さらに深掘りした対応になります。
例えば日直の場合は下記のような対応をお願いしています(やっていました)。
① 日直の仕事を書いてあるプリントをクラスの全員に配る。 ② 日直の仕事を具体的に書いたプリントを作成する。 ③ 具体的に書いたプリントを用い個別に説明する。 ④ 日直の行う時期をできる限り遅くする。(※) ⑤ 他の生徒の日直を観察するように伝える。 ⑥ 観察をして疑問に思ったことがないかを確認する。(声をかける) ⑦ 日直前日に個別に仕事の再確認をする。 ⑧ 日直当日に不安に思った場合の合図を決めておく。 ⑨ 担任がどのように助けるのかも具体的に伝えておく。
※ 例えば、不登校のお子さんの出席番号が早い場合は、自然と日直は遅くなるように工夫をする。 ※ 「日直を最初にやるのは先生がくじで決めました!○○番からです!」 ※ 「給食当番も同様にくじで決めした!□班からです!」など
私が教員時代にも「日直」や「給食当番」「係」「委員会」など、始めての事に不安を覚える子はたくさんいました。
その子たちに対して私は、上記のような支援を行ってきました。
もちろん、不登校解決相談所としても同様の提案をさせていただき、学校の先生にできる範囲で支援をお願いしています。
これらの「きめ細かい」対応を行うことで、子どもたちは「不安を乗り越えた経験」を実感します。
この「経験」や「実感」により、子どもたちは「不安」を口にすることがなくなります。
また、細かい支援をしてくれる担任の先生に対して、信頼や安心をもって行くのです。
親御さんや先生方が、「不安を取り除く」様々な提案をしても、不登校の子どもたちがこのようにいうことがあります。
先生「給食当番はやらなくていよ」
→子「それだとみんなに何か言われるからイヤ」
先生「牛乳などわかりやすい担当にするよ」 →子「ズルいと言われるからイヤ」
先生「給食当番の時は、別室に行っていいよ」 →子「急にいなくなるのはイヤ」
子「給食当番があるから学校には行きたくない!」
親や先生が「不安」を取り除くための支援をしようとしているにも関わらず、それを否定する子どもはの心はこのような状態です。
・実際「不安」は少なからずある。 ・ただ、それ以上に学校を休みたい気持ちが強い。 ・支援により「不安」が解消されてしまうと、学校を休む理由がなくなる。 ・そのため提案に対して「NO」と言い続ける。 ・自分自身で「不安」を解消するつもりはない。
実際、本当に「給食」や「日直」などに不安を持っている子は、不安を解消する提案を行うと前向きに解消しようと活動します。
ただ、「不安を解消する」が目的ではなく、「学校を休む」が目的の場合、どんなに正しい対応を提案しても「NO」と言うことがほとんどです。
→「NO」と言う子に対してはどのような対応をすればいいの?
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県から不登校の相談をいただいております。
24/11/11
24/11/04
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不安を取り除いてあげても不登校は解決しない
1.不安の取り除く対応は正しい対応なの?
2.寄り添う=不安がなくなる?
3.日直の日に休ませればその日の不安は解消するけど・・・
4.日直を免除されることで周りの目が気になる
5.日直の仕事を詳しく説明しても不安は解消されない?
6.説明が「足りない」具体的な支援が「足りない」
7.不安を乗り越えることで自己肯定感が高まる
8.提案をしても「それはイヤ」と言う子は
9.不安の解消したいのではなくて
1.不安の取り除く対応は正しい対応なの?
不登校の子どもたちは登校に対して様々な不安を口にします。
「友達と何を話していいか分からないから休む!」
「日直が不安だから学校に行かない!」
「給食を残さず食べられないかもしれないから今日は休みたい。」
「委員会の仕事が分からないから休ませて!」など
10年ほど前であれば、子どもがこのようなことを言った場合、親はこのように言ったでしょう。
「ガンバって行きなさい!」
「先生に相談しなさい!」
しかし、最近ではこのような対応が一般化してしまっています。
「ムリをして友達と話さなくていいよ!」
「日直の仕事をしなくていいよ!」
「給食も食べなくていいよ!」
「委員会の仕事もしなくていいよ!」
「学校を休んでいいよ!」
これらの対応は正しい対応なのでしょうか?
2.寄り添う=不安がなくなる?
結論を先に述べると、これらの対応をしても不登校は解決しません。
逆に不登校を長期化させたり、子どもの決定権を大きくしたりします。
カウンセリングマインドという言葉が広がり、「受容」と「共感」や「寄り添う」などの言葉が子育ての中で多く使われるようになりました。
「ムリをして友達と話さなくていいよ!」
「日直の仕事をしなくていいよ!」
「給食も食べなくていいよ!」
「委員会の仕事もしなくていいよ!」
「学校を休んでいいよ!」
これらの対応は全て「受容」と「共感」や「寄り添う」対応と言うことになります。
ただ、この対応している限り、不安がなくならなず、不登校が継続するのは事実なのです。
3.日直の日に休ませればその日の不安は解消するけど・・・
「日直をするのが不安。」
不登校の子どものこの不安に対して、下記のような対応を取ったとします。
「日直の仕事はしなくていいよ!」
「日直の日は休んでいいよ!」
この対応によって、不登校の子どものその日の不安はなくなる事でしょう。
ただ、日直はまたやってきます。
次の日直まで正しい対応を行い、子どもが日直の仕事への不安がなくなれば問題ありません。
ただ、何もせず次の日直を迎えた場合、子どもはまた同じように言うでしょう。
「日直をするのが不安。」
そして、最初の時と同じように学校を休むことになります。
これによって休みグセがついてしまうことが往々にしてあるのです。
4.日直を免除されることで周りの目が気になる
極端なことを言えば、下記のような対応をとっても問題はありません。
「1年間、日直の仕事を免除する!」
別に日直の仕事ができなかったからと言って死ぬわけではありません。
月に2回程度の日直の仕事をやらなかいことと、不登校になることを比べれば、日直の仕事をやらないでも登校できるほうがいいと思いますよね!
ただ、毎回、毎回1人だけ日直の仕事をやらないとなると、クラスでの立場はどうなるでしょうか?
周りの目を気にしない性格の子であれば不登校になることはないでしょう。
ただ、様々なことに対して「不安」になってしまう子はどうでしょう?
周りの目を気にせず、学校生活を送ることができるのでしょうか?
5.日直の仕事を詳しく説明しても不安は解消されない?
「日直をするのが不安。」
それではこのように言った子どもに対してどのような対応をすればいいのでしょうか?
学校の先生に相談をして「日直の仕事」を個別に説明してもらうのもいいでしょう。
プリントに書いてもらい、それを熟読するのもいいでしょう。
ただ、相談をいただいたお母さん方からはこのような言葉もいただきます。
「先生に説明をしてもらいました。」
「それでも子どもは、日直が怖いと言って登校しませんでした。」
6.説明が「足りない」具体的な支援が「足りない」
親御さんや学校の先生が不登校の子どもに対して行ってしまう間違いの中に「足りない」対応というのがあります。
基本的にその対応は正しいのですが、不安を取り除いたり、不登校を解決したりするのには「足りない」のです。
静岡にある不登校解決相談所が提案する対応(私が教員時代に行っていた対応)は、さらに深掘りした対応になります。
例えば日直の場合は下記のような対応をお願いしています(やっていました)。
① 日直の仕事を書いてあるプリントをクラスの全員に配る。
② 日直の仕事を具体的に書いたプリントを作成する。
③ 具体的に書いたプリントを用い個別に説明する。
④ 日直の行う時期をできる限り遅くする。(※)
⑤ 他の生徒の日直を観察するように伝える。
⑥ 観察をして疑問に思ったことがないかを確認する。(声をかける)
⑦ 日直前日に個別に仕事の再確認をする。
⑧ 日直当日に不安に思った場合の合図を決めておく。
⑨ 担任がどのように助けるのかも具体的に伝えておく。
※ 例えば、不登校のお子さんの出席番号が早い場合は、自然と日直は遅くなるように工夫をする。
※ 「日直を最初にやるのは先生がくじで決めました!○○番からです!」
※ 「給食当番も同様にくじで決めした!□班からです!」など
7.不安を乗り越えることで自己肯定感が高まる
私が教員時代にも「日直」や「給食当番」「係」「委員会」など、始めての事に不安を覚える子はたくさんいました。
その子たちに対して私は、上記のような支援を行ってきました。
もちろん、不登校解決相談所としても同様の提案をさせていただき、学校の先生にできる範囲で支援をお願いしています。
これらの「きめ細かい」対応を行うことで、子どもたちは「不安を乗り越えた経験」を実感します。
この「経験」や「実感」により、子どもたちは「不安」を口にすることがなくなります。
また、細かい支援をしてくれる担任の先生に対して、信頼や安心をもって行くのです。
8.提案をしても「それはイヤ」と言う子は
親御さんや先生方が、「不安を取り除く」様々な提案をしても、不登校の子どもたちがこのようにいうことがあります。
先生「給食当番はやらなくていよ」
→子「それだとみんなに何か言われるからイヤ」
先生「牛乳などわかりやすい担当にするよ」
→子「ズルいと言われるからイヤ」
先生「給食当番の時は、別室に行っていいよ」
→子「急にいなくなるのはイヤ」
子「給食当番があるから学校には行きたくない!」
9.不安の解消したいのではなくて
親や先生が「不安」を取り除くための支援をしようとしているにも関わらず、それを否定する子どもはの心はこのような状態です。
・実際「不安」は少なからずある。
・ただ、それ以上に学校を休みたい気持ちが強い。
・支援により「不安」が解消されてしまうと、学校を休む理由がなくなる。
・そのため提案に対して「NO」と言い続ける。
・自分自身で「不安」を解消するつもりはない。
実際、本当に「給食」や「日直」などに不安を持っている子は、不安を解消する提案を行うと前向きに解消しようと活動します。
ただ、「不安を解消する」が目的ではなく、「学校を休む」が目的の場合、どんなに正しい対応を提案しても「NO」と言うことがほとんどです。
→「NO」と言う子に対してはどのような対応をすればいいの?
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県から不登校の相談をいただいております。
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