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「今までの提案は具体的ではありませんでした!」不登校を解決するための具体的な支援とは?
1.女の子3人組による仲間外しから不登校 2.仲間はずれは解決しているが心が納得していない 3.先生は「何かあったら言ってね!」と声をかけてくれるけど 4.子どものSOSを「待つ」対応はダメ! 5.自分から相談することを苦手にしている子もいる! 6.相談しやすい環境をつくるには? 7.友達にバレないように相談する方法! 8.先生への合図が決まれば相談しやすい! 9.相談しやすくなって「登校しぶり」「欠席」ともに0! 10.「今までの対応が具体的ではなかったことを知りました!」
先日、静岡県にお住まいのお母さんから、娘さんの不登校相談をいただきました。
娘さんは小学校5年生のときに「(お母さん曰く)ちょっとしたいじめ」にあって不登校になってしまいました。
その後、小学校6年生になった現在も、五月雨不登校状態や登校しぶり状態が続いているそうです。
不登校解決相談所が、お子さんの「いじめ」について聞くと、お母さんはこうおっしゃいました。
「仲の良い友達と3人グループを作っていました。」 「昼休み、係の仕事を終えた娘はいつも遊んでいるブランコに行きました。」 「しかし、そこに2人の友達はいませんでした。」 「よく遊ぶ場所に友達を探しに行った娘ですが、結局、昼休み中に友達を見つけることは出来ませんでした。」 「教室に戻ると2人は、自分たちの席にいました。」 「娘が2人にどこにいたのか声をかけると、2人はこう言いました。」
『内緒~。』
「翌日から娘の登校しぶりは始まりました。」 「最初は体調が悪いと思い休ませていましたが、欠席が続いたため理由を聞きました。」 「すぐに先生に相談をしたところ、先生は娘と2人の友達に話をして下さいました。」 「先生の前で2人は謝ってくれたそうです。」 「その場では納得した娘ですが、『裏切られた』『仲間ハズレにされた』という気持ちが強かったようで、その後も登校しぶりが続きました。」
6年生になった現在の様子も聞いてみました。
「単学級のため2人とは同じクラスです。」 「今でも2人と一緒に遊んでいるのですが、定期的に怖くなるようです。」 「現在は月に4~8日ほど休んでいる状態です。」
学校の先生の対応について聞いてみました。
「先生と娘の関係は悪くないと思います。」 「先生は娘の気持ちに寄り添って、このように言って下さいます。」
『何かあったら、すぐに先生に相談をしてね!』
「ただ、娘は自分から声をかける事が苦手なようで、不安になったときも先生に相談できないようです。」 「本人には、先生に相談をするように言っているのですが・・・・。」
私はお母さんに、このように聞いてみます。
「具体的な対応を提案したら、学校の先生は行って下さいますでしょうか?」
するとお母さんは、こうおっしゃいました。
「先生は熱心な先生なので、すぐに対応をして下さると思います。」 「でも・・・・・。」 「先生が声をかけて下さっても、娘は自分から相談できなと思うのですが・・・・。」
この娘さんに限らず、自分から先生に相談をするのが苦手な子はたくさんいます。
また、先生に声をかけている所を「他の子に見られる」と感じ恐れている子もいます。
特に「いじめ」られた経験がある子どもは、このように思ってしまいがちです。
「先生に相談をしているのがばれたら、また、いじめられるかも・・・・。」 「チクったと言われて脅されるかも・・・・。」
このように不安を持っている子どもに対して、「何かあったら,すぐに相談して!」と声をかけるだけで、相談をしてくれるようになるのでしょうか?
子どものSOSを「待つ」対応が正しい対応なのでしょうか?
私は中学校の教員時代も、カウンセラーとして活動している現在も、子どもたちにこのような声をかけています。
「自分から先生に相談するのって勇気がいるよね~!」 「友達に見られて、チクったとか言われるの怖くない?」 「先生が忙しそうにしていると、声をかけづらいよね~!」
これに対して、全ての子どもは大きくうなずきます。
そこで、私は子どもやお母さん、学校の先生に、自分が担任として行ってきた具体的な対応についてお伝えしています。
その対応がこれです。
・「相談をしたいとき」や「困ったとき」の合図を決める。 ・日記などクラスで行っている活動を通じて先生に伝える。 ・定期的に先生から声をかけて不安を確認をする。など
不安を持っている子どもに、「相談をして!」と言っても、自分から声をかける事ができないのは仕方のないことです。
それならば、子どもが気にせず相談できる環境をつくってあげればいいのです。
「合図を決める」のはとても有効です。
子どものSOSがすぐに分かりますし、他の子にバレないように対応が出来るからです。
私は教員時代、不安を抱えている子に「色のついてクリアファイル」を渡してこう言っていました。
「不安になったときは、このクリアファイルを机の上に出して!」 「先生は休み時間も教室にいて、さりげなく机の上を確認するね!」 「クリアファイルが机の上にあったら、こう言おうと思うけど。」 「どうかな?」
『○○さん!保健の先生が用事があるって言ってたから、保健室に行って!』 『○○さん!渡したいプリントがあるから、今から一緒に職員室に来て!』
「こうすれば、周りの子には相談しようとしているって思われないでしょ!」 「教室から出たら、保健の先生や先生(私)に不安に思ったことも相談しやすいよね!」 「いったん教室からでることで、不安も少し消えるでしょ!」 「自分から、その場を離れられないこともあるもんね!」
静岡県にお住まいの娘さんにも同じように話をしました。
すると、娘さんはこのように教えてくれました。
「相談をすれば先生は聞いてくれると思う。」 「でも、自分から先生に声をかけるのが・・・。」 「周りの子に見られて、何か言われるのも怖かったの。」
私が合図について聞くと、こう言ってくれました。
「それなら出来ると思う。」 「直接、相談する感じじゃないから、周りの子にもバレないし!」
静岡県にお住まいのお母さんは、早速、担任の先生に合図の相談をして下さいました。
そして、担任の先生は快く下記の3つの対応を引き受けて下さいました。
・相談をしたいときや困ったときの合図を決める。 ・3行日記などクラスで行っている活動を通じて先生に伝える。 ・定期的に先生から声をかけて不安を確認をする。
先生に相談しやすくなったことで、この娘さんの登校しぶりは、どんどんなくなっていきました。
そして先月は欠席0日を達成するまでになりました。
先日、お母さんからのお礼メールに、このようなことが書いてありました。
「担任の先生が、このようにおっしゃっていました。」
『私は○○さんに寄り添っているつもりでした。』 『もちろん、○○さんが相談をしてきたら、本気で相談にのるつもりでした。』 『でも、お母さんからお聞きした対応を聞いて、自分の対応が○○さんに寄り添っていないことを実感しました。』 『具体的な対応をしているつもりでしたが、全く具体的ではありませんでした。』 『今まで、具体的な対応を提案、実行でできずにすみませんでした。』
「現在、娘は担任の先生のことをこう言っています。」
『先生はすごく話しやすい!』 『私の話をしっかり聞いてくれる!』 『先生のことだ大好き!』
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、青森、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
25/01/20
25/01/13
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「何かあったら言って!」ではなく「言いやすい状態をつくるには?」
1.女の子3人組による仲間外しから不登校
2.仲間はずれは解決しているが心が納得していない
3.先生は「何かあったら言ってね!」と声をかけてくれるけど
4.子どものSOSを「待つ」対応はダメ!
5.自分から相談することを苦手にしている子もいる!
6.相談しやすい環境をつくるには?
7.友達にバレないように相談する方法!
8.先生への合図が決まれば相談しやすい!
9.相談しやすくなって「登校しぶり」「欠席」ともに0!
10.「今までの対応が具体的ではなかったことを知りました!」
1.女の子3人組による仲間外しから不登校
先日、静岡県にお住まいのお母さんから、娘さんの不登校相談をいただきました。
娘さんは小学校5年生のときに「(お母さん曰く)ちょっとしたいじめ」にあって不登校になってしまいました。
その後、小学校6年生になった現在も、五月雨不登校状態や登校しぶり状態が続いているそうです。
不登校解決相談所が、お子さんの「いじめ」について聞くと、お母さんはこうおっしゃいました。
「仲の良い友達と3人グループを作っていました。」
「昼休み、係の仕事を終えた娘はいつも遊んでいるブランコに行きました。」
「しかし、そこに2人の友達はいませんでした。」
「よく遊ぶ場所に友達を探しに行った娘ですが、結局、昼休み中に友達を見つけることは出来ませんでした。」
「教室に戻ると2人は、自分たちの席にいました。」
「娘が2人にどこにいたのか声をかけると、2人はこう言いました。」
『内緒~。』
2.仲間はずれは解決しているが心が納得していない
「翌日から娘の登校しぶりは始まりました。」
「最初は体調が悪いと思い休ませていましたが、欠席が続いたため理由を聞きました。」
「すぐに先生に相談をしたところ、先生は娘と2人の友達に話をして下さいました。」
「先生の前で2人は謝ってくれたそうです。」
「その場では納得した娘ですが、『裏切られた』『仲間ハズレにされた』という気持ちが強かったようで、その後も登校しぶりが続きました。」
6年生になった現在の様子も聞いてみました。
「単学級のため2人とは同じクラスです。」
「今でも2人と一緒に遊んでいるのですが、定期的に怖くなるようです。」
「現在は月に4~8日ほど休んでいる状態です。」
3.先生は「何かあったら言ってね!」と声をかけてくれるけど
学校の先生の対応について聞いてみました。
「先生と娘の関係は悪くないと思います。」
「先生は娘の気持ちに寄り添って、このように言って下さいます。」
『何かあったら、すぐに先生に相談をしてね!』
「ただ、娘は自分から声をかける事が苦手なようで、不安になったときも先生に相談できないようです。」
「本人には、先生に相談をするように言っているのですが・・・・。」
私はお母さんに、このように聞いてみます。
「具体的な対応を提案したら、学校の先生は行って下さいますでしょうか?」
するとお母さんは、こうおっしゃいました。
「先生は熱心な先生なので、すぐに対応をして下さると思います。」
「でも・・・・・。」
「先生が声をかけて下さっても、娘は自分から相談できなと思うのですが・・・・。」
4.子どものSOSを「待つ」対応はダメ!
この娘さんに限らず、自分から先生に相談をするのが苦手な子はたくさんいます。
また、先生に声をかけている所を「他の子に見られる」と感じ恐れている子もいます。
特に「いじめ」られた経験がある子どもは、このように思ってしまいがちです。
「先生に相談をしているのがばれたら、また、いじめられるかも・・・・。」
「チクったと言われて脅されるかも・・・・。」
このように不安を持っている子どもに対して、「何かあったら,すぐに相談して!」と声をかけるだけで、相談をしてくれるようになるのでしょうか?
子どものSOSを「待つ」対応が正しい対応なのでしょうか?
5.自分から相談することを苦手にしている子もいる!
私は中学校の教員時代も、カウンセラーとして活動している現在も、子どもたちにこのような声をかけています。
「自分から先生に相談するのって勇気がいるよね~!」
「友達に見られて、チクったとか言われるの怖くない?」
「先生が忙しそうにしていると、声をかけづらいよね~!」
これに対して、全ての子どもは大きくうなずきます。
そこで、私は子どもやお母さん、学校の先生に、自分が担任として行ってきた具体的な対応についてお伝えしています。
その対応がこれです。
・「相談をしたいとき」や「困ったとき」の合図を決める。
・日記などクラスで行っている活動を通じて先生に伝える。
・定期的に先生から声をかけて不安を確認をする。など
6.相談しやすい環境をつくるには?
不安を持っている子どもに、「相談をして!」と言っても、自分から声をかける事ができないのは仕方のないことです。
それならば、子どもが気にせず相談できる環境をつくってあげればいいのです。
「合図を決める」のはとても有効です。
子どものSOSがすぐに分かりますし、他の子にバレないように対応が出来るからです。
7.友達にバレないように相談する方法!
私は教員時代、不安を抱えている子に「色のついてクリアファイル」を渡してこう言っていました。
「不安になったときは、このクリアファイルを机の上に出して!」
「先生は休み時間も教室にいて、さりげなく机の上を確認するね!」
「クリアファイルが机の上にあったら、こう言おうと思うけど。」
「どうかな?」
『○○さん!保健の先生が用事があるって言ってたから、保健室に行って!』
『○○さん!渡したいプリントがあるから、今から一緒に職員室に来て!』
「こうすれば、周りの子には相談しようとしているって思われないでしょ!」
「教室から出たら、保健の先生や先生(私)に不安に思ったことも相談しやすいよね!」
「いったん教室からでることで、不安も少し消えるでしょ!」
「自分から、その場を離れられないこともあるもんね!」
8.先生への合図が決まれば相談しやすい!
静岡県にお住まいの娘さんにも同じように話をしました。
すると、娘さんはこのように教えてくれました。
「相談をすれば先生は聞いてくれると思う。」
「でも、自分から先生に声をかけるのが・・・。」
「周りの子に見られて、何か言われるのも怖かったの。」
私が合図について聞くと、こう言ってくれました。
「それなら出来ると思う。」
「直接、相談する感じじゃないから、周りの子にもバレないし!」
9.相談しやすくなって「登校しぶり」「欠席」ともに0!
静岡県にお住まいのお母さんは、早速、担任の先生に合図の相談をして下さいました。
そして、担任の先生は快く下記の3つの対応を引き受けて下さいました。
・相談をしたいときや困ったときの合図を決める。
・3行日記などクラスで行っている活動を通じて先生に伝える。
・定期的に先生から声をかけて不安を確認をする。
先生に相談しやすくなったことで、この娘さんの登校しぶりは、どんどんなくなっていきました。
そして先月は欠席0日を達成するまでになりました。
10.「今までの対応が具体的ではなかったことを知りました!」
先日、お母さんからのお礼メールに、このようなことが書いてありました。
「担任の先生が、このようにおっしゃっていました。」
『私は○○さんに寄り添っているつもりでした。』
『もちろん、○○さんが相談をしてきたら、本気で相談にのるつもりでした。』
『でも、お母さんからお聞きした対応を聞いて、自分の対応が○○さんに寄り添っていないことを実感しました。』
『具体的な対応をしているつもりでしたが、全く具体的ではありませんでした。』
『今まで、具体的な対応を提案、実行でできずにすみませんでした。』
「現在、娘は担任の先生のことをこう言っています。」
『先生はすごく話しやすい!』
『私の話をしっかり聞いてくれる!』
『先生のことだ大好き!』
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
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