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年々、不登校高校生の相談が増えている理由は?高校に入って留年(退学)という現実にぶつかる子
1.高校生の不登校相談が増えている現状! 2.ムリをさせない対応が浸透してきた結果 3.不登校を発達障害や性格のせいにしていませんか? 4.不登校のまま高校に行っても大丈夫? 5.高校の留年が近づくと相談が増える! 6.高校からがんばると思っても心と体がついてこず・・・ 7.「不登校でも大丈夫!」安易にこの言葉を信じていいの? 8.23歳で大学に合格した!不登校解決事例? 9.27歳の就職活動で現実をひきこもり始める 10.その対応をして将来は大丈夫?
静岡にある不登校解決相談所に寄せられる相談内容や件数は、この5年間で下記のように変化してきました。
① 小学生の相談件数の割合が減っている。(↓) ② 中学生の相談件数の割合はそれほど変わらない。(→) ③ 高校生の相談件数の割合が増えている。(↑)
この5年で、なぜ、このような現象が増えているのでしょう?
「小学生の不登校は全国的に減っている?」 「中学生の不登校は全国的に変わらない?」 「高校生の不登校は全国的に増えている?」
このように単純な事ではありません。
実際、全国的に見ても、小学生や中学生、高校生のどの年代でも、不登校の数は増加しています。
小学生の不登校の相談件数が減っているのはなぜでしょうか?
統計的にも、小学生で不登校になってしまう子供は増えています。
しかし、静岡にある不登校解決相談所によせらる相談で、小学生の不登校の相談の割合は減っています。
これを解くカギは、相談をいただいたお母さん方から多くいただく言葉ではないかと考えております。
「学校の先生やカウンセラーさんに、こう言われました。」
『ムリさせないようにしましょう!』 『お母さんの価値観を押しつけないでください!』 『子供はお母さんの愛情を試しています。』
本来は、子供の不登校の実態を把握し、その子にあった支援を考えたり、援助サービスを行わなければいけないのですが、考える事すらしない先生が増えているのかもしれません。
学校の先生やカウンセラーさんから、このように言われたお母さん方もいらっしゃいます。
「お宅のお子さんが(発達障害を)持っているからじゃないですか?」 「自閉症のようだから友達を作れなくても仕方ないんです!」 「いつも1人で本を読んでる!1人でいるのが好きな子なんですね!」 「学校にくると普通ですよ!(だから、問題は家にあるんじゃないですか?)」
ただ、文部科学省では教師に対してこのように言っています。
「検査や技術に頼りすぎて、自分の指導や支援を振り返らないのは良くない!」
中学生の相談件数の割合は、それほど変わりません。
これは、中学生が義務教育最後の学校だからだと思われます。
それでも、学校の先生やカウンセラーさんにこのように言われたという相談は、以前より多くなっています。
『ムリさせないようにしましょう!』 『お母さんの価値観を押しつけないようにしましょう!』 『子供はお母さんの愛情を試しています。』
また、中学校の相談では、学校の先生やカウンセラーさんかこのように言われたという話をよく聞きます。
『不登校でも行ける高校はあるから大丈夫です!』 『通信制高校なら合格できます!』 『子供の意志を尊重してあげましょう!』
高校生の相談件数が最も多くなるのは6月です。
ただ、今年はコロナウイルスによる休校の関係で8月の下旬~9月の上旬が最も多くなると予想されます。
(実際、8月の下旬は「高校生の不登校についての相談」の割合が5割を超えています。)
6月(今年は9月)に高校生の相談件数が増える理由は簡単です。
4月(今年は6月)から、高校が始まったものの、毎日、登校すること子ができず、留年の危機に陥ってしまうからです。
「中学校時代に不登校でも行ける高校はある!」
こう言われて、中学校での不登校が解決せずに、高校へ行ったお子さんの多くが、このように思います。
『高校からがんばるぞ!』
ただ、体も心もそんなに簡単に生活リズムを変えることはできません。
そのため、高校になっても五月雨不登校(行ったり、休んだり)を繰り返したり、徐々に登校日数が減って完全不登校に戻ってしまったりします。
『本人の意志を尊重して!』 『子供のペースで!』
こう言われても、義務教育ではない高校は待ってくれません。
当然、留年を免れることは出来ません。
結局、留年をしてまで、その学校に残りたくないと考え、やめてしまう子がほとんどです。
「中学校時代は、不登校ではありませんでした!」 「たまに休んだりすることはありましたが・・・・。」 「高校で不登校になってしまいました!」
新型コロナウイルスの影響で、このような高校生のお子さんの相談も多くいただきます。
もちろん、このような不登校のお子さんにも、下記のような言葉が影響していると考えられます。
「ムリしなくて良い!」 「不登校でも大丈夫!」 「成功している人の中にも元不登校の子はいるから!」
実際、不登校だからといって、今の日本で「生きていけない」と言うことはないでしょう。
さらには、元不登校でも成功している人もいるでしょう。
実際、静岡にある不登校解決相談所でも、高校をやめてしまった子の支援を行い、それなりの有名大学に合格させた実績もあります。
ただ、成功例ばかりに目を奪われ、安易に不登校を受け入れてしまうことには反対です。
なぜなら、成功している人は、何もせずに成功しているわけではないからです。
先日、大学4年生の子をもつお母さんから相談をいただきました。
その相談内容がコチラです。
「小学校の高学年から不登校になりました。」 「中学校もほとんど行くことが出来ませんでした。」 「定時制の高校に入学しましたが、結局、高校はやめてしまいました。」 「10代はほとんどひきこもっていました。」 「ただ、ある知り合いと話したことがきっかけで、大学に行きたいと言い出しました。」 「その後、努力して、23才の時に大学に合格しました。」
ここまで聞くと、不登校からの成功体験のように感じます。
しかし、大学4年生になってから、このお子さんは「不登校(ひきこもり)」になり始めたそうです。
「大学に受かったときは、家族全員が喜びました。」 「いわゆるFランと言われれる大学ですが、本人は喜んで登校を始めました。」
『大学で友達ができなかったら?』 『不登校に戻ってしまう?』
「夫と私は、このような心配をしていましたが、これは杞憂に終わりました。」
現在のお悩みはここからになります。
「昨年から就職活動を始めました。」 「最初は希望の会社に入社するためにガンバルと行っていた息子ですが・・・・。」 「ほとんどの会社に書類選考で落とされてしまいました。」 「大学の事や、年齢(現在27才)の事も聞かれたりしたようです。」 「元々、人付き合いが得意ではない息子は、就活をプレッシャーに感じるようになって・・・。」
「子供の意志を尊重しましょう!」 「自分のペースで少しずつガンバっていこう!」
小学生や中学生の間は、この考えを尊重していれば、子どもが暴れたりすることはないでしょう。
ただ、高校に入って現実を知り、落ち込んでしまったり、暴れたり、暴言を吐くようになったりすることがあります。
「おまえ(親)が俺の人生を壊した!」 「おまえたちのせいで、私はこうなった!」
大学生の相談は年に1~2件ほどありますが、このお子さんのような相談は始めてでした。
自分から動き出し、大学に合格したお子さんでも、社会にでて(でる前)に現実を知り、落ち込んでしまっているようです。
もちろん、全ての不登校の子供が失敗するわけではありません。
ただ、安易に画一的な対応を行うのではなく、このように考えて対応をしてほしいと思います。
「この子にはどのような支援が有効?」 「どんな援助をすればいい?」 「将来は大丈夫?」
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
24/09/15
24/09/12
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不登校でも行ける高校はあるけど・・・大切なのは登校を継続すること!
1.高校生の不登校相談が増えている現状!
2.ムリをさせない対応が浸透してきた結果
3.不登校を発達障害や性格のせいにしていませんか?
4.不登校のまま高校に行っても大丈夫?
5.高校の留年が近づくと相談が増える!
6.高校からがんばると思っても心と体がついてこず・・・
7.「不登校でも大丈夫!」安易にこの言葉を信じていいの?
8.23歳で大学に合格した!不登校解決事例?
9.27歳の就職活動で現実をひきこもり始める
10.その対応をして将来は大丈夫?
1.高校生の不登校相談が増えている現状!
静岡にある不登校解決相談所に寄せられる相談内容や件数は、この5年間で下記のように変化してきました。
① 小学生の相談件数の割合が減っている。(↓)
② 中学生の相談件数の割合はそれほど変わらない。(→)
③ 高校生の相談件数の割合が増えている。(↑)
この5年で、なぜ、このような現象が増えているのでしょう?
「小学生の不登校は全国的に減っている?」
「中学生の不登校は全国的に変わらない?」
「高校生の不登校は全国的に増えている?」
このように単純な事ではありません。
実際、全国的に見ても、小学生や中学生、高校生のどの年代でも、不登校の数は増加しています。
2.ムリをさせない対応が浸透してきた結果
小学生の不登校の相談件数が減っているのはなぜでしょうか?
統計的にも、小学生で不登校になってしまう子供は増えています。
しかし、静岡にある不登校解決相談所によせらる相談で、小学生の不登校の相談の割合は減っています。
これを解くカギは、相談をいただいたお母さん方から多くいただく言葉ではないかと考えております。
「学校の先生やカウンセラーさんに、こう言われました。」
『ムリさせないようにしましょう!』
『お母さんの価値観を押しつけないでください!』
『子供はお母さんの愛情を試しています。』
3.不登校を発達障害や性格のせいにしていませんか?
本来は、子供の不登校の実態を把握し、その子にあった支援を考えたり、援助サービスを行わなければいけないのですが、考える事すらしない先生が増えているのかもしれません。
学校の先生やカウンセラーさんから、このように言われたお母さん方もいらっしゃいます。
「お宅のお子さんが(発達障害を)持っているからじゃないですか?」
「自閉症のようだから友達を作れなくても仕方ないんです!」
「いつも1人で本を読んでる!1人でいるのが好きな子なんですね!」
「学校にくると普通ですよ!(だから、問題は家にあるんじゃないですか?)」
ただ、文部科学省では教師に対してこのように言っています。
「検査や技術に頼りすぎて、自分の指導や支援を振り返らないのは良くない!」
4.不登校のまま高校に行っても大丈夫?
中学生の相談件数の割合は、それほど変わりません。
これは、中学生が義務教育最後の学校だからだと思われます。
それでも、学校の先生やカウンセラーさんにこのように言われたという相談は、以前より多くなっています。
『ムリさせないようにしましょう!』
『お母さんの価値観を押しつけないようにしましょう!』
『子供はお母さんの愛情を試しています。』
また、中学校の相談では、学校の先生やカウンセラーさんかこのように言われたという話をよく聞きます。
『不登校でも行ける高校はあるから大丈夫です!』
『通信制高校なら合格できます!』
『子供の意志を尊重してあげましょう!』
5.高校の留年が近づくと相談が増える!
高校生の相談件数が最も多くなるのは6月です。
ただ、今年はコロナウイルスによる休校の関係で8月の下旬~9月の上旬が最も多くなると予想されます。
(実際、8月の下旬は「高校生の不登校についての相談」の割合が5割を超えています。)
6月(今年は9月)に高校生の相談件数が増える理由は簡単です。
4月(今年は6月)から、高校が始まったものの、毎日、登校すること子ができず、留年の危機に陥ってしまうからです。
6.高校からがんばると思っても心と体がついてこず・・・
「中学校時代に不登校でも行ける高校はある!」
こう言われて、中学校での不登校が解決せずに、高校へ行ったお子さんの多くが、このように思います。
『高校からがんばるぞ!』
ただ、体も心もそんなに簡単に生活リズムを変えることはできません。
そのため、高校になっても五月雨不登校(行ったり、休んだり)を繰り返したり、徐々に登校日数が減って完全不登校に戻ってしまったりします。
『本人の意志を尊重して!』
『子供のペースで!』
こう言われても、義務教育ではない高校は待ってくれません。
当然、留年を免れることは出来ません。
結局、留年をしてまで、その学校に残りたくないと考え、やめてしまう子がほとんどです。
7.「不登校でも大丈夫!」安易にこの言葉を信じていいの?
「中学校時代は、不登校ではありませんでした!」
「たまに休んだりすることはありましたが・・・・。」
「高校で不登校になってしまいました!」
新型コロナウイルスの影響で、このような高校生のお子さんの相談も多くいただきます。
もちろん、このような不登校のお子さんにも、下記のような言葉が影響していると考えられます。
「ムリしなくて良い!」
「不登校でも大丈夫!」
「成功している人の中にも元不登校の子はいるから!」
実際、不登校だからといって、今の日本で「生きていけない」と言うことはないでしょう。
さらには、元不登校でも成功している人もいるでしょう。
実際、静岡にある不登校解決相談所でも、高校をやめてしまった子の支援を行い、それなりの有名大学に合格させた実績もあります。
ただ、成功例ばかりに目を奪われ、安易に不登校を受け入れてしまうことには反対です。
なぜなら、成功している人は、何もせずに成功しているわけではないからです。
8.23歳で大学に合格した!不登校解決事例?
先日、大学4年生の子をもつお母さんから相談をいただきました。
その相談内容がコチラです。
「小学校の高学年から不登校になりました。」
「中学校もほとんど行くことが出来ませんでした。」
「定時制の高校に入学しましたが、結局、高校はやめてしまいました。」
「10代はほとんどひきこもっていました。」
「ただ、ある知り合いと話したことがきっかけで、大学に行きたいと言い出しました。」
「その後、努力して、23才の時に大学に合格しました。」
ここまで聞くと、不登校からの成功体験のように感じます。
しかし、大学4年生になってから、このお子さんは「不登校(ひきこもり)」になり始めたそうです。
9.27歳の就職活動で現実をひきこもり始める
「大学に受かったときは、家族全員が喜びました。」
「いわゆるFランと言われれる大学ですが、本人は喜んで登校を始めました。」
『大学で友達ができなかったら?』
『不登校に戻ってしまう?』
「夫と私は、このような心配をしていましたが、これは杞憂に終わりました。」
現在のお悩みはここからになります。
「昨年から就職活動を始めました。」
「最初は希望の会社に入社するためにガンバルと行っていた息子ですが・・・・。」
「ほとんどの会社に書類選考で落とされてしまいました。」
「大学の事や、年齢(現在27才)の事も聞かれたりしたようです。」
「元々、人付き合いが得意ではない息子は、就活をプレッシャーに感じるようになって・・・。」
10.その対応をして将来は大丈夫?
「子供の意志を尊重しましょう!」
「自分のペースで少しずつガンバっていこう!」
小学生や中学生の間は、この考えを尊重していれば、子どもが暴れたりすることはないでしょう。
ただ、高校に入って現実を知り、落ち込んでしまったり、暴れたり、暴言を吐くようになったりすることがあります。
「おまえ(親)が俺の人生を壊した!」
「おまえたちのせいで、私はこうなった!」
大学生の相談は年に1~2件ほどありますが、このお子さんのような相談は始めてでした。
自分から動き出し、大学に合格したお子さんでも、社会にでて(でる前)に現実を知り、落ち込んでしまっているようです。
もちろん、全ての不登校の子供が失敗するわけではありません。
ただ、安易に画一的な対応を行うのではなく、このように考えて対応をしてほしいと思います。
「この子にはどのような支援が有効?」
「どんな援助をすればいい?」
「将来は大丈夫?」
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
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