「何をやっても不登校が解決しない！」そして、不登校の解決を諦めてしまうお母さんたち！

不登校が解決しないのは対応やタイミングが間違っているから！

 

 

１．何をやっても不登校が解決しなかったお母さん
２．１回の相談やカウンセリングで不登校が解決した子も！
３．不登校の子供にあった支援！先を見通した支援！
４．カウンセリング＋勉強、生活の支援！
５．ゲーム三昧の子供が自分を律し、宿題を毎日やるようになった！
６．ケンカはなくなったけど、不登校の状態が悪化していませんか？
７．もっと早く正しい支援をしていれば・・・・・
８．間違った支援をすることで不登校の状態がどんどん悪化！
９．不登校が解決しないのは子供の性格や発達障害とは関係ない！

 

 

１．何をやっても不登校が解決しなかったお母さん

９月に入って、不登校の相談件数が通常に近くなってきました。

 

これは、全国で不登校にお悩みのお母さん方がこのように考え始めているからではないでしょうか？

 

「何をやっても子供は学校に行かなかった。」
「子供とケンカになるのがイヤだ。」
「自分自身が疲れてしまった。」
「カウンセラーさんや学校の先生に、ムリをさせないようにと言われた。」

 

これは、お子さんが不登校になってから一定期間が過ぎたのに、改善がみられないお母さん方のお言葉です。

 

これ以外にも、カウンセラーさんにこのように言われたというお母さんもたくさんいらっしゃいます。

 

「親の愛情不足です。」
「親のべき論（学校は行くべき！勉強はするべき！）を押しつけてはいけません！」

 

中には、先生からこのように言われたお母さんもいらっしゃいます。

 

「私の娘も不登校でしたが、今では笑顔でフリーターをしています！」

 

 

２．１回の相談やカウンセリングで不登校が解決した子も！

夏休み明けは、不登校になってしまったお子さんの相談をたくさんいただきました。

 

その中には、お母さんへのアドバイスだけで不登校が解決した例も何件かあります。

 

また、不登校解決相談所が行った１回のカウンセリングで、登校を始めたお子さんもいらっしゃいます。

 

現在も不登校中ですが、前向きに宿題を始めたり、ゲーム（フォートナイトや集まれ動物の森、ツイステなど）や動画（ユーチューブやtiktokなど）の時間を制限したりし始めた子供もいます。

 

ただ、やはり小学校低学年のお子さんの場合は解決時間が短くなり、中学年、高学年、中学生、高校生と年齢が上がるにつれて、不登校の解決には時間がかかってしまうことは否定できません。

 

また、不登校になったばかりのお子さんより、不登校期間が長いお子さんや、過去に不登校経験のあるお子さんの方が、解決に時間がかかるのも事実です。

 

 

３．不登校の子供にあった支援！先を見通した支援！

相談をいただいたお母さんの中には、このようなお母さんもいらっしゃいます。

 

「子供にムリをさせないようにしたいと思っています。」
「ただ、うちの子は何も支援や指導がないと、どんどん楽（らく）な方に流されてしまいます。」
「すぐには学校に行けなくても、徐々に登校できるようになればいいと思っています。」
「また、中学３年生や高校生になったときに、不登校に戻らないようにしていきたいとも思っています。」

 

このお母さんの考え方は、静岡にある不登校解決相談所の考えと似ているところが多くあります。

 

「ムリさせない＝何もしないではない。」「先を見通した支援が必要！」と言う部分です。

 

４．カウンセリング＋勉強、生活の支援！

ただ、私はお母さんにこのように伝えさせていただきました。

 

『学校に行くのはいつでもいいからね！』

 

「子供に、このように言うのはやめましょう！」
「ある程度、曖昧でもいいので、期限や予定を決めていきましょう！」
「明確な目的がない状態では、がんばることはできません。」
「必ず、期限や予定は決めて、そこに向かって支援や指導をしていきましょう！」

 

現在、私はこのお子さんと週に１度のカウンセリング（？）を行っています。

 

そこで行っているのは、このような支援です。

 

・夏休みの宿題の管理と確認。
・学校の宿題の管理と確認。
・ゲーム（フォートナイト）や動画（ユーチューブ）の管理と確認。
・起床時間と就寝時間の管理と確認。

 

 

５．ゲーム三昧の子供が自分を律し、宿題を毎日やるようになった！

「ゲームや動画を制限するのは良くないと言われました！」
「制限をすると暴言を吐いたり、暴力を振るったりします！」

 

このようにおっしゃるお母さん方が多くいらっしゃいます。

 

また、このように言うお母さんもいらっしゃいます。

 

「そのお子さんは勉強が好きなんですね！」
「うちの子は絶対に宿題なんてやりません！」

 

しかし、このお子さんも１週間前までは、このような状態でした。

 

・夏休みは１日中、ゲーム（フォートナイト）や動画（ユーチューブ）で過ごしていた。
・夏休み前から、宿題はやらなくなっていた。
・当然、夏休みの宿題もやっていない。
・親が何を言っても反抗して聞かなかった。
・昼夜逆転生活になり始めていた。

 

 

６．ケンカはなくなったけど、不登校の状態が悪化していませんか？

「本当に宿題をやったり、学校に行ったりするようになるのですか？」
「うちの子は学校に行ってもすぐに不登校に戻ってしまうんですが。」
「勉強や宿題、お手伝いを最初はやっていたのですが・・・・。」

 

お母さん方からこのように聞かれることがあります。

 

また、不登校のお子さんの発言から、不登校の解決を諦めているお母さんもいらっしゃいます。

 

『時間に縛られるのがイヤ！』
『学校と言うシステムが自分には合っていない！』
『自分のペースで勉強をしたい！』

 

しかし、このように言って不登校の状態を続けても、子供は下記のような状態になってしまうことが多くあります。

 

「自分のペースでゲームをしたり、動画を見たり、ご飯を食べたり、寝たりする。」
「どんどん勉強や宿題をやらなくなる。」
「親の話を聞かずに、部屋にひきこもるようになる。」

 

 

７．もっと早く正しい支援をしていれば・・・・・

静岡にある不登校解決相談所には、毎年１０００件以上の相談をいただきます。

 

それらの相談を聞くたびにこのように思ってしまいます。

 

「もっと早く、動いていればこんなに悪化しなかったのに！」
「親も子も、辛い思いをしなくてすんだのに！」
「夢や進路も諦める必要は無かったのに！」
「高校や大学で、こんな苦労をしなくてすんだのに！」

 

しかし、お母さん方の相談を聞くと、このようにも思ってしまいます。

 

「ネットや本には、正しい対応は書いていないもんな！」
「カウンセラーなどに教えられると、それを信じちゃうよな！」
「先生やカウンセラーさんも、どのように連携すればいいのかをわかってないもんな！」

 

 

８．間違った支援をすることで不登校の状態がどんどん悪化！

今年の夏休み明けにいただいた相談でも、このような言葉が目立ちました。

 

「ムリさせないようにと言われました。」
「子供の意志を尊重するようにと言われました。」
「親が厳しくするから、子供が萎縮してしまうと言われました。」
「子供は愛情を試しているので、全てを受け入れてあげるように言われました。」

 

そして、この対応を行ってきたお母さんたちは、口をそろえてこのようにおっしゃいます。

 

「不登校の状態がどんどん悪化しています。」
「欲しいものを買うときや、好きな事をするときだけ外出します。」
「アレを買え！コレも買え！と要求してきます。」
「自分が不利になる話の時は、無視をするか、部屋に閉じこもって出てきません。」

 

 

９．不登校が解決しないのは子供の性格や発達障害とは関係ない！

全ての不登校の子供が、「昼夜逆転になったり」「ひきこもったり」「物を要求したり」するわけではありません。

 

「ムリをさせない！」
「本人が登校すると言うまで待つ。」
「子供の意志を尊重する。」

 

これらの対応が必要な子供もいます。

 

ただ、これらの対応をしてしまうと、不登校が悪化してしまう子（この対応が合っていない子）の方が多いのが現状です。

 

不登校が解決しないのは、対応が間違っていたり、登校刺激のタイミングが間違っていたり、連携がとれていなかったりするからです。

 

子供の性格や発達障害の有無などは関係ありません。

 

夏休み明けから、何をやっても不登校が解決していないお母さん方は、対応を変えてみてはいかがでしょうか？

 

もちろん、静岡にある不登校解決相談所に相談をいただければ、お子さんにあった対応を提案させていただきます。

 

 

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