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コロナウイルスによる休校で不登校の子どもが増加中!コロナ不登校の特徴は?
1.TV局からの質問「コロナウイルス不登校の特徴は?」 2.コロナウイルスによる不登校の特徴 3.不登校の画一的な対応が悪化を早める! 4.長期休校で「希望」が「不安」に! 5.ゲームやユーチューブで家庭生活を満喫! 6.コロナウイルスによる休校が「引き金」に! 7.楽しいゲームやユーチューブから抜け出せない! 8.安易な「ムリしなくていいよ!」は厳禁! 9.「不安だから」「面倒だから」登校を拒否!
先日、テレビ局からコロナウイルス休校明けの不登校についての質問をいただきました。
コロナウイルス休校明けの不登校についての質問でした。
静岡にある不登校解決相談所には全国から不登校の相談が寄せられます。
例年、ゴールデンウイーク明け1ヶ月後の6月が、最も相談件数が多い月となります。
しかし、今年はコロナウイルスによる休校があったため、相談件数が最も多いのは7月の中盤から現在になっています。
緊急事態宣言が加除され、すぐに通常登校になった地域もありますし、分散登校を経てからの通常登校となった地域もあるため、相談が分散しているようにも感じられます。
ただ、全国の不登校のお子さんをもつお母さん方からいただいた相談から、似たような傾向が見えてきていることも事実です。
今回は、コロナウイルスの影響で不登校になってしまったお子さんの共通点について、お伝えさせていただきたいと思います。
もし、お子さんがコロナウイルスによる休校明けから不登校になってしまったのであれば、自分のお子さんに、下記の特徴があてはまるかどうかをご確認いただければと思います。
コロナウイルスによる休校明けから、不登校になってしまったお子さんに共通する特徴は以下のようなものがあります。
・学校や先生に対して、あまり良いイメージがない。 ・休校中にゲームや動画に夢中になっていた。 ・宿題や課題などを行うことをしぶった(元々、やらないタイプであった)。 (勉強が「得意」「苦手」とは関係ありません。) ・不登校になる前からも、月に数回程度、学校を休んだり、遅刻したりすることがあった。
一般的に、「周囲の目を気にする子」が不登校になりやすいのですが、コロナウイルスによる休校明けの不登校の場合は、「周囲のことを気にしない子」もたくさん不登校になっています。
学校の先生やスクールカウンセラーさんの対応にも共通点があるように感じます。
「ムリしなくていいからね!」 「できる範囲でがんばろうね!」 「宿題もやらなくていいからね!」
コロナウイルスによる休校明けから不登校になってしまったお子さんに、このように声をかける学校が多いようです。
ただ、コロナウイルスに関係なく、このような声かけをする学校は増えているのも事実です。
静岡にある不登校解決相談所では、常にこのような考えを発信させていただいております。
「不登校の子どもに対して、画一的な対応はやめましょう!」 「画一的な対応を行うと、不登校が悪化する子が多くいます!」
また、このようにもお伝えさせていただいております。
「登校刺激は常に与え続けて下さい!」 「大切なのは登校刺激の強弱を調整することです!」
過去に、「いじめ」や「無視」の経験があったり、「先生からの理不尽な指導」があったりすると、子どもは学校や先生に対して良いイメージが持てません。
それでも、子どもたちは4月から始まる新しいクラスや担任の先生に対して、「希望」を持ち「がんばろう」と思います。
先生たちも、子どもたちが新しいクラスに居場所ができるように、クラス替えや学級運営を工夫してくれます。
しかし、今回はコロナウイルスによる休校が長引いてしまいました。
そのため、学校に良いイメージを持っていない子どもたちは、新しいクラスへの「希望」が「不安」に変化してしまったようです。
「4月から、がんばるぞ!(希望)」 →「6月から、がんばれるかな?(不安)」
長い家庭での自粛生活中にゲームや動画にのめり込んでしまった子の場合は、心の中でこのような変化がおこってしまったようです。
「毎日、ゲームや動画ができて楽しいな!」 →「宿題や課題はあとでやればいいや!」 →「宿題や課題をやるのは面倒だな!」 →「学校に行きたくないな!」
これは、誰しもが感じることでもあります。
実際、私も同じようなことも思っていました。
ただ、こう思ったからと言って、全ての子どもが不登校になるわけではありません。
そんな中、過去にこのような状態を経験したことがある子は、コロナウイルスによる休校で不登校になりやすくなっているようです。
・不登校になる前から、月に数回や数ヶ月に1回程度、病気以外で学校を休んだり、遅刻したりしたことがある。
辛いことがあったり、疲れたりしたときに、体を休めることで心が安まることがあります。
このように、人間の心は回復する力を持っています。
これを「レジリエンス」といいます。
子どもたちが学校生活に疲れたり、辛いことがあったりしたときに、休息をとる(学校を休む)ことで、心を回復させるのは、そんなに悪いことではありません。
ただ、人間は「楽(らく)」を求める生き物という一面もあります。
そのため、コロナウイルスの休校中に「楽(らく)」を覚えてしまったため、そこから抜け出せなくなっている不登校の子どもも多いようです。
さらには、学校の先生やスクールカウンセラーさんが、このように言ってしまうとどうなるでしょう。
「楽(らく)」を覚えてしまった子どもたちは、この言葉を盾に親の言葉に聞く耳を持たなくなってしまいます。
さらには、このような状態になってしまったりします。
・今まで「出来ていた」ことも出来なくなる。 ・今まで「やっていた」こともやらなくなる。 ・少しがんばれば出来ることも、やろうとしなくなる。 ・イヤなことがあると、そこから逃げようとする。 ・都合が悪くなると、暴言を吐いたり、暴れたりするようになる。
不登校になってしまったお子さんの状態は、コロナウイルスに関係ありません。
例年と今年の不登校の子どもの違いは、「きっかけ(理由)」だけです。
例年のこの時期は、このような理由で不登校になってしまう子が多くいます。
・クラスで人間関係がうまくいかない。 ・クラスで友達をつくることができなかった。 ・クラスに居場所がない。 ・担任の先生と関係が悪くなった。 ・学校が合っていなかった。(私立などで授業進度が速くついていけないなど)
しかし、今年はこのような状態の子が多くいます。
「先生や友達と関係をつくる以前に、登校を拒否している。」 「人間関係への不安が高まり、登校を拒否している。」 「ストレスのな自分の世界に浸ってしまい、登校を拒否している。」
ただ、コロナウイルスによる休校で、学校の授業進度が速くなったこともコロナウイルスによる休校明けに不登校を増やしてしまった原因の1つでもあります。
→「コロナウイルスによる不登校の特徴②」はコチラ(次回記事)
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
25/01/20
25/01/13
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休校が長引き「希望」が「不安」に、「努力」より「楽(らく)」に!
1.TV局からの質問「コロナウイルス不登校の特徴は?」
2.コロナウイルスによる不登校の特徴
3.不登校の画一的な対応が悪化を早める!
4.長期休校で「希望」が「不安」に!
5.ゲームやユーチューブで家庭生活を満喫!
6.コロナウイルスによる休校が「引き金」に!
7.楽しいゲームやユーチューブから抜け出せない!
8.安易な「ムリしなくていいよ!」は厳禁!
9.「不安だから」「面倒だから」登校を拒否!
1.TV局からの質問「コロナウイルス不登校の特徴は?」
先日、テレビ局からコロナウイルス休校明けの不登校についての質問をいただきました。
コロナウイルス休校明けの不登校についての質問でした。
静岡にある不登校解決相談所には全国から不登校の相談が寄せられます。
例年、ゴールデンウイーク明け1ヶ月後の6月が、最も相談件数が多い月となります。
しかし、今年はコロナウイルスによる休校があったため、相談件数が最も多いのは7月の中盤から現在になっています。
緊急事態宣言が加除され、すぐに通常登校になった地域もありますし、分散登校を経てからの通常登校となった地域もあるため、相談が分散しているようにも感じられます。
ただ、全国の不登校のお子さんをもつお母さん方からいただいた相談から、似たような傾向が見えてきていることも事実です。
2.コロナウイルスによる不登校の特徴
今回は、コロナウイルスの影響で不登校になってしまったお子さんの共通点について、お伝えさせていただきたいと思います。
もし、お子さんがコロナウイルスによる休校明けから不登校になってしまったのであれば、自分のお子さんに、下記の特徴があてはまるかどうかをご確認いただければと思います。
コロナウイルスによる休校明けから、不登校になってしまったお子さんに共通する特徴は以下のようなものがあります。
・学校や先生に対して、あまり良いイメージがない。
・休校中にゲームや動画に夢中になっていた。
・宿題や課題などを行うことをしぶった(元々、やらないタイプであった)。
(勉強が「得意」「苦手」とは関係ありません。)
・不登校になる前からも、月に数回程度、学校を休んだり、遅刻したりすることがあった。
一般的に、「周囲の目を気にする子」が不登校になりやすいのですが、コロナウイルスによる休校明けの不登校の場合は、「周囲のことを気にしない子」もたくさん不登校になっています。
3.不登校の画一的な対応が悪化を早める!
学校の先生やスクールカウンセラーさんの対応にも共通点があるように感じます。
「ムリしなくていいからね!」
「できる範囲でがんばろうね!」
「宿題もやらなくていいからね!」
コロナウイルスによる休校明けから不登校になってしまったお子さんに、このように声をかける学校が多いようです。
ただ、コロナウイルスに関係なく、このような声かけをする学校は増えているのも事実です。
静岡にある不登校解決相談所では、常にこのような考えを発信させていただいております。
「不登校の子どもに対して、画一的な対応はやめましょう!」
「画一的な対応を行うと、不登校が悪化する子が多くいます!」
また、このようにもお伝えさせていただいております。
「登校刺激は常に与え続けて下さい!」
「大切なのは登校刺激の強弱を調整することです!」
4.長期休校で「希望」が「不安」に!
過去に、「いじめ」や「無視」の経験があったり、「先生からの理不尽な指導」があったりすると、子どもは学校や先生に対して良いイメージが持てません。
それでも、子どもたちは4月から始まる新しいクラスや担任の先生に対して、「希望」を持ち「がんばろう」と思います。
先生たちも、子どもたちが新しいクラスに居場所ができるように、クラス替えや学級運営を工夫してくれます。
しかし、今回はコロナウイルスによる休校が長引いてしまいました。
そのため、学校に良いイメージを持っていない子どもたちは、新しいクラスへの「希望」が「不安」に変化してしまったようです。
「4月から、がんばるぞ!(希望)」
→「6月から、がんばれるかな?(不安)」
5.ゲームやユーチューブで家庭生活を満喫!
長い家庭での自粛生活中にゲームや動画にのめり込んでしまった子の場合は、心の中でこのような変化がおこってしまったようです。
「毎日、ゲームや動画ができて楽しいな!」
→「宿題や課題はあとでやればいいや!」
→「宿題や課題をやるのは面倒だな!」
→「学校に行きたくないな!」
これは、誰しもが感じることでもあります。
実際、私も同じようなことも思っていました。
6.コロナウイルスによる休校が「引き金」に!
「4月から、がんばるぞ!(希望)」
→「6月から、がんばれるかな?(不安)」
「毎日、ゲームや動画ができて楽しいな!」
→「宿題や課題はあとでやればいいや!」
→「宿題や課題をやるのは面倒だな!」
→「学校に行きたくないな!」
ただ、こう思ったからと言って、全ての子どもが不登校になるわけではありません。
そんな中、過去にこのような状態を経験したことがある子は、コロナウイルスによる休校で不登校になりやすくなっているようです。
・不登校になる前から、月に数回や数ヶ月に1回程度、病気以外で学校を休んだり、遅刻したりしたことがある。
7.楽しいゲームやユーチューブから抜け出せない!
辛いことがあったり、疲れたりしたときに、体を休めることで心が安まることがあります。
このように、人間の心は回復する力を持っています。
これを「レジリエンス」といいます。
子どもたちが学校生活に疲れたり、辛いことがあったりしたときに、休息をとる(学校を休む)ことで、心を回復させるのは、そんなに悪いことではありません。
ただ、人間は「楽(らく)」を求める生き物という一面もあります。
そのため、コロナウイルスの休校中に「楽(らく)」を覚えてしまったため、そこから抜け出せなくなっている不登校の子どもも多いようです。
8.安易な「ムリしなくていいよ!」は厳禁!
さらには、学校の先生やスクールカウンセラーさんが、このように言ってしまうとどうなるでしょう。
「ムリしなくていいからね!」
「できる範囲でがんばろうね!」
「宿題もやらなくていいからね!」
「楽(らく)」を覚えてしまった子どもたちは、この言葉を盾に親の言葉に聞く耳を持たなくなってしまいます。
さらには、このような状態になってしまったりします。
・今まで「出来ていた」ことも出来なくなる。
・今まで「やっていた」こともやらなくなる。
・少しがんばれば出来ることも、やろうとしなくなる。
・イヤなことがあると、そこから逃げようとする。
・都合が悪くなると、暴言を吐いたり、暴れたりするようになる。
9.「不安だから」「面倒だから」登校を拒否!
不登校になってしまったお子さんの状態は、コロナウイルスに関係ありません。
例年と今年の不登校の子どもの違いは、「きっかけ(理由)」だけです。
例年のこの時期は、このような理由で不登校になってしまう子が多くいます。
・クラスで人間関係がうまくいかない。
・クラスで友達をつくることができなかった。
・クラスに居場所がない。
・担任の先生と関係が悪くなった。
・学校が合っていなかった。(私立などで授業進度が速くついていけないなど)
しかし、今年はこのような状態の子が多くいます。
「先生や友達と関係をつくる以前に、登校を拒否している。」
「人間関係への不安が高まり、登校を拒否している。」
「ストレスのな自分の世界に浸ってしまい、登校を拒否している。」
ただ、コロナウイルスによる休校で、学校の授業進度が速くなったこともコロナウイルスによる休校明けに不登校を増やしてしまった原因の1つでもあります。
→「コロナウイルスによる不登校の特徴②」はコチラ(次回記事)
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14