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「明日から学校に行く!」前の晩にそう言ったけど、朝になると登校できない不登校の子ども!
1.明日から登校すると言ったのに布団から出てこない! 2.朝になると登校しない理由は?① 3.エネルギーが貯まって再登校するにはどれくらいの時間が必要? 4.中学3年生の4月から登校を始めた理由は? 5.朝になると登校しない理由は?② 6.「ムリをさせない」対応を取って不登校が悪化することは多い! 7.朝、登校できなかったら、どう声をかければいい?① 8.子どもの登校を期待しちゃダメですか? 9.朝、登校できなかったら、どう声をかければいい?① 10.子どもの言葉を実現させるための事前支援を!
現在、コロナウイルスの休校明けの不登校の相談を多くいただいております。
その中でも多いのは、このような相談です。
『明日からは登校する!』
「子どもはこう言って、学校の準備をしました。」
「しかし、翌朝になると玄関で固まってしまいます。」 (「しかし、翌朝になると布団から出てきません。」)
「声をかけても、『うるさい!』と言って布団に戻ってしまいます。」 (「声をかけても、『・・・・・』返事がありません。」)
不登校の子どものほとんどがこのように思っています。
「このままじゃダメだ!」 「ちゃんと学校に行かなきゃ!」
そのため、不登校の子どもは自分を鼓舞するために、登校日の前日になるとこのように言います。
「明日は学校に行く!」
しかし翌日の朝になると、不安な心や恐怖の心、怠けの心が勝ってしまい、玄関で固まったり、布団から出てこなかったりします。
「ムリしなくて良いよ!」
先生やカウンセラーさんにこのように言われていると、自分の罪悪感を和らげるために、このように思います。
「先生やカウンセラーがムリしなくて良いって言ってた!」 「だから、私(僕)は悪くないんだ!」
それでは、本人の意志に任せて登校するまで「待つ」対応をとれば良いのでしょうか?
しかし、「待つ」対応を取ると、不登校が悪化してしまうことが多くあります。
ネットや本では、その期間をこのように言ったりします。
「エネルギーを貯めるのに必要な期間」
それでは、子どものエネルギーが貯まって再登校を始めるには、どれくらいの期間がかかるのでしょうか?
先日、私が読んだ本ではこのように書いてありました。
「長い場合は1年~2年、3年以上かかることも・・・・。」
ただ、1年~3年間たった後に再登校した子どもは、「エネルギーが貯まったから」再登校したのではないかもしれません。
不登校の子どもが、再登校を始めることが最も多い時期は中学3年生の4月です。
もともと4月は、どの学年の不登校の子どもも再登校を始めることが多いのですが、その中でも中学3年生の割合は特に多くなります。
「エネルギーが貯まったから登校できるようになった。」
実際にそれもあるかもしれません。
しかし、静岡にある不登校解決相談所の解決例では、このように言う子がほとんどです。
「受験があるから登校しようと思った!」 「高校には行きたいから登校を始めた!」
ただ、現実的には再登校から不登校に戻ってしまう子が多くいます。
また、最近では不登校でも入学できる高校が増えたため、中学3年生になっても登校できない子もたくさんいます。
不登校の子どもが、再登校をしてもすぐに不登校に戻ってしまう。
もしくは「登校する」と言っても、玄関で固まってしまうのはなぜでしょう?
この質問に対して、静岡にある不登校解決相談所ではこのようにお伝えさせていただいております。
「子どもの『意志』『気持ち』『がんばり』だけに頼ってしまっているから。」
不登校の子ども(特に不登校初期の子ども)は、このように考えています。
「ガンバって登校しよう!」 「学校に行かなきゃ!」 「明日は行くぞ!」
しかし、クラスの環境や本人の心が不登校直前と変わっていなければ、登校できないのは当たり前のことです。
再登校ができても、すぐに不登校に戻ってしまうのも同様です。
「不登校の子どもにムリをさせるのは良くない!」 「子どもの気持ちに寄り添って、子どもの意志を尊重しよう!」
このような考え方もあります。
もちろん静岡にある不登校解決相談所でも、「いじめ」や「無視」などを受けて心が深く傷付いているお子さんに対して、同様の対応を取らせていただいております。
ただ、このようにも考えています。
「全ての不登校の子どもに対して、盲目的に上記の対応を取ることは危険である!」
なぜなら、それらの対応を取ったせいで、不登校が長期化してしまったり、悪化してしまうことがあるからです。
そして、そのような状態になってしまった子どもの相談が、静岡にある不登校解決相談所には多く寄せられるからです。
「明日からは登校する!」
このように言った子どもに対して、どのような対応をすれば良いのでしょうか?
それは、不登校の子どもがこのように発言する前の状態によって変わります。
例えば、学校の先生が家庭訪問などを何度もして下さったり、クラスの友達と交流ができたりした後に、不登校の子どもがこのように言ったとします。
その場合は、このような声かけをしていただければと思います。
「大丈夫だよ!」 「あなたなら行けるよ!」 「△△ちゃんもいるし!」 「何かあったら、すぐに○○先生に相談するんだよ!」など
もちろん、子の言葉がけだけで不登校が解決する保証はありません。
ただ、行けなかった場合もこのように声をかけることで、前向きな気持ちは継続されます。
「今日は行けなかったけど、今週中に1日でも行けるといいね!」 「○○先生に相談してみよう!」など
学校の先生の支援や友達との交流などがなく、本人が自分で考え「登校する」と言った場合は、注意が必要です。
なぜなら、このような理由があるからです。
「登校できる可能性が低い。」 「すぐに不登校に戻ってしまう可能性が高い。」
また、子どもが「登校する。」と言うと、ついつい親は嬉しくなり「期待」をしてしまいます。
しかし、翌日の朝にベットから出てこなかったり、玄関で固まってしまうと、このように思ってしまいます。
「またダメか~」 「結局、行けないのか~」 「はぁ~」
お母さんがこのように暗い顔をしてしまうと、それは子どもに伝わってしまいます。
それならば、笑顔でこのように言えば良いのでしょうか?
「学校なんて行かなくて良いんだよ!」 「だから落ち込まなくて良いからね!」
もちろん、このように言えば、子どもの心は軽くなるかもしれません。
しかし、せっかく「登校しよう!」と思った子どもの前向きな気持ちは、どんどんなくなっていってしまいます。
それなら、どのような声かけをすればいいのでしょうか?
そういう場合は、このように声をかけてあげて下さい。
「学校に行こうと前向きな気持ちになってくれて嬉しいよ!」 「そんなにすぐに行けたら苦労しないよ!」 「でも、学校に行こうと思っているから、いつか行けるようになるよ!」
静岡にある不登校解決相談所では、子どもがこのように言う前に支援を行ったり、環境を整えることをオススメしております。
例えば下記のようなものです。
・学校に関係することを一緒にやったり、勉強したりして自信をつけさせる。 ・登校後に必要な習慣を定着させる。 ・担任の先生との信頼関係を高める。 ・クラスの状態を感じられるように、話をしたり、手紙をかいたりする。 ・登校初日の行動の予定を細かく決め不安をなくす。 ・登校初日にクラスの仲間との関係を築きやすくするための支援を検討しておく。
不登校の子どもがこのように言ったとき、それが実現できるように事前の支援をしていきたいですね!
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
24/12/02
24/11/25
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なぜ登校できないの?期待しちゃダメなの?
1.明日から登校すると言ったのに布団から出てこない!
2.朝になると登校しない理由は?①
3.エネルギーが貯まって再登校するにはどれくらいの時間が必要?
4.中学3年生の4月から登校を始めた理由は?
5.朝になると登校しない理由は?②
6.「ムリをさせない」対応を取って不登校が悪化することは多い!
7.朝、登校できなかったら、どう声をかければいい?①
8.子どもの登校を期待しちゃダメですか?
9.朝、登校できなかったら、どう声をかければいい?①
10.子どもの言葉を実現させるための事前支援を!
1.明日から登校すると言ったのに布団から出てこない!
現在、コロナウイルスの休校明けの不登校の相談を多くいただいております。
その中でも多いのは、このような相談です。
『明日からは登校する!』
「子どもはこう言って、学校の準備をしました。」
「しかし、翌朝になると玄関で固まってしまいます。」
(「しかし、翌朝になると布団から出てきません。」)
「声をかけても、『うるさい!』と言って布団に戻ってしまいます。」
(「声をかけても、『・・・・・』返事がありません。」)
2.朝になると登校しない理由は?①
不登校の子どものほとんどがこのように思っています。
「このままじゃダメだ!」
「ちゃんと学校に行かなきゃ!」
そのため、不登校の子どもは自分を鼓舞するために、登校日の前日になるとこのように言います。
「明日は学校に行く!」
しかし翌日の朝になると、不安な心や恐怖の心、怠けの心が勝ってしまい、玄関で固まったり、布団から出てこなかったりします。
「ムリしなくて良いよ!」
先生やカウンセラーさんにこのように言われていると、自分の罪悪感を和らげるために、このように思います。
「先生やカウンセラーがムリしなくて良いって言ってた!」
「だから、私(僕)は悪くないんだ!」
3.エネルギーが貯まって再登校するにはどれくらいの時間が必要?
それでは、本人の意志に任せて登校するまで「待つ」対応をとれば良いのでしょうか?
しかし、「待つ」対応を取ると、不登校が悪化してしまうことが多くあります。
ネットや本では、その期間をこのように言ったりします。
「エネルギーを貯めるのに必要な期間」
それでは、子どものエネルギーが貯まって再登校を始めるには、どれくらいの期間がかかるのでしょうか?
先日、私が読んだ本ではこのように書いてありました。
「長い場合は1年~2年、3年以上かかることも・・・・。」
ただ、1年~3年間たった後に再登校した子どもは、「エネルギーが貯まったから」再登校したのではないかもしれません。
4.中学3年生の4月から登校を始めた理由は?
不登校の子どもが、再登校を始めることが最も多い時期は中学3年生の4月です。
もともと4月は、どの学年の不登校の子どもも再登校を始めることが多いのですが、その中でも中学3年生の割合は特に多くなります。
「エネルギーが貯まったから登校できるようになった。」
実際にそれもあるかもしれません。
しかし、静岡にある不登校解決相談所の解決例では、このように言う子がほとんどです。
「受験があるから登校しようと思った!」
「高校には行きたいから登校を始めた!」
ただ、現実的には再登校から不登校に戻ってしまう子が多くいます。
また、最近では不登校でも入学できる高校が増えたため、中学3年生になっても登校できない子もたくさんいます。
5.朝になると登校しない理由は?②
不登校の子どもが、再登校をしてもすぐに不登校に戻ってしまう。
もしくは「登校する」と言っても、玄関で固まってしまうのはなぜでしょう?
この質問に対して、静岡にある不登校解決相談所ではこのようにお伝えさせていただいております。
「子どもの『意志』『気持ち』『がんばり』だけに頼ってしまっているから。」
不登校の子ども(特に不登校初期の子ども)は、このように考えています。
「ガンバって登校しよう!」
「学校に行かなきゃ!」
「明日は行くぞ!」
しかし、クラスの環境や本人の心が不登校直前と変わっていなければ、登校できないのは当たり前のことです。
再登校ができても、すぐに不登校に戻ってしまうのも同様です。
6.「ムリをさせない」対応を取って不登校が悪化することは多い!
「不登校の子どもにムリをさせるのは良くない!」
「子どもの気持ちに寄り添って、子どもの意志を尊重しよう!」
このような考え方もあります。
もちろん静岡にある不登校解決相談所でも、「いじめ」や「無視」などを受けて心が深く傷付いているお子さんに対して、同様の対応を取らせていただいております。
ただ、このようにも考えています。
「全ての不登校の子どもに対して、盲目的に上記の対応を取ることは危険である!」
なぜなら、それらの対応を取ったせいで、不登校が長期化してしまったり、悪化してしまうことがあるからです。
そして、そのような状態になってしまった子どもの相談が、静岡にある不登校解決相談所には多く寄せられるからです。
7.朝、登校できなかったら、どう声をかければいい?①
「明日からは登校する!」
このように言った子どもに対して、どのような対応をすれば良いのでしょうか?
それは、不登校の子どもがこのように発言する前の状態によって変わります。
例えば、学校の先生が家庭訪問などを何度もして下さったり、クラスの友達と交流ができたりした後に、不登校の子どもがこのように言ったとします。
その場合は、このような声かけをしていただければと思います。
「大丈夫だよ!」
「あなたなら行けるよ!」
「△△ちゃんもいるし!」
「何かあったら、すぐに○○先生に相談するんだよ!」など
もちろん、子の言葉がけだけで不登校が解決する保証はありません。
ただ、行けなかった場合もこのように声をかけることで、前向きな気持ちは継続されます。
「今日は行けなかったけど、今週中に1日でも行けるといいね!」
「○○先生に相談してみよう!」など
8.子どもの登校を期待しちゃダメですか?
学校の先生の支援や友達との交流などがなく、本人が自分で考え「登校する」と言った場合は、注意が必要です。
なぜなら、このような理由があるからです。
「登校できる可能性が低い。」
「すぐに不登校に戻ってしまう可能性が高い。」
また、子どもが「登校する。」と言うと、ついつい親は嬉しくなり「期待」をしてしまいます。
しかし、翌日の朝にベットから出てこなかったり、玄関で固まってしまうと、このように思ってしまいます。
「またダメか~」
「結局、行けないのか~」
「はぁ~」
お母さんがこのように暗い顔をしてしまうと、それは子どもに伝わってしまいます。
それならば、笑顔でこのように言えば良いのでしょうか?
「学校なんて行かなくて良いんだよ!」
「だから落ち込まなくて良いからね!」
9.朝、登校できなかったら、どう声をかければいい?①
「学校なんて行かなくて良いんだよ!」
「だから落ち込まなくて良いからね!」
もちろん、このように言えば、子どもの心は軽くなるかもしれません。
しかし、せっかく「登校しよう!」と思った子どもの前向きな気持ちは、どんどんなくなっていってしまいます。
それなら、どのような声かけをすればいいのでしょうか?
そういう場合は、このように声をかけてあげて下さい。
「学校に行こうと前向きな気持ちになってくれて嬉しいよ!」
「そんなにすぐに行けたら苦労しないよ!」
「でも、学校に行こうと思っているから、いつか行けるようになるよ!」
10.子どもの言葉を実現させるための事前支援を!
「明日からは登校する!」
静岡にある不登校解決相談所では、子どもがこのように言う前に支援を行ったり、環境を整えることをオススメしております。
例えば下記のようなものです。
・学校に関係することを一緒にやったり、勉強したりして自信をつけさせる。
・登校後に必要な習慣を定着させる。
・担任の先生との信頼関係を高める。
・クラスの状態を感じられるように、話をしたり、手紙をかいたりする。
・登校初日の行動の予定を細かく決め不安をなくす。
・登校初日にクラスの仲間との関係を築きやすくするための支援を検討しておく。
「明日からは登校する!」
不登校の子どもがこのように言ったとき、それが実現できるように事前の支援をしていきたいですね!
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
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