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不登校の子どもが「学校に行きたくない!」と言うのは、お母さんの気を引くため?
1.不登校の原因は親の育てかた? 2.不登校の原因で最も多いのは人間関係 3.自分を見てほしいと思う気持ちもあるでしょうが・・・ 4.ストレスが解消されずに不登校に? 5.友達とのトラブルが起きても学校で解決! 6.親がやることと学校にやってもらうこと 7.先生が声をかけるとプレッシャーになる? 8.悪いクラスではないけど・・・・ 9.先生の声かけが安心につながった!
先日、神奈川県にお住まいの小学校6年生のお子さんの不登校で悩んでいるお母さんから、このような相談をいただきました。
「学校の先生にこう言われました。」
『お子さんが登校しぶりをしているのは、お母さんの気を引くためです。』 『妹さんが生まれたので、妹さんに嫉妬しているのでしょう!』 『お母さんが、お子さんの相手をすれば、不登校は治まるでしょう!』
神奈川県にお住まいのお母さんは、さらに続けました。
「去年、妹が生まれました。」 「確かに、お兄ちゃんとの関わりは減りました。」 「しかし、去年は不登校ではありませんでした。」 「不登校になったのは、ゴールデンウィーク明けからです。」
子どもが不登校になってしまう原因はいくつかあります。
いじめ 友人とのトラブル 先生との相性 学業への意欲 家族関係など
私の20年の教員経験や不登校解決相談所の相談のなかで、不登校の原因で最も多いのは、いじめを含む友達との関係です。
小学校低学年や中学年の場合は、先生との関係や学業への意欲で不登校になってしまった例が多くあります。
しかし、小学校高学年や中学生の不登校の原因のほとんどは友達との関係です。
同様に、小学校高学年や中学生の不登校の原因が家族関係であるというのは、ほとんどないのが現状です。
神奈川県の先生がおっしゃったように、不登校の原因は「妹が生まれた。」「お母さんに自分を見てもらいたい。」なのでしょうか?
確かにこの2つも、不登校の原因である可能性はあると思います。
ただ、「この2つが原因の全てである!」と言うこともできないのではないでしょうか?
学校で辛いことがあったとき、家に帰ってお母さんやお父さんに愚痴を言うことができれば、子どものストレスは軽減することでしょう。
確かに、家に帰って愚痴を言おうとしたら、お母さんが妹さんの世話で忙しくしていた。
お兄ちゃんやお姉ちゃんは愚痴を言うのを我慢するでしょう。
当然、ストレスはたまってしまいます。
翌日、お子さんのストレスは解消されていない状態です。そんな状態では、学校に行きたくない気持ちになってしまうことはあるでしょう。
「妹が生まれた。」 「お母さんに自分を見てほしい。」
確かに、この2つが不登校の原因のように見えてしまいます。
上記の例をわかりやすくすると、不登校はこのような順番で起きていると言えるでしょう。
① 学校で友達とトラブルになった。 ② そのトラブルが解決していないのでイライラした。 ③ お母さんに愚痴を聞いてもらおうとした。 ④ お母さんが妹の世話で忙しくしていた。 ⑤ 愚痴を聞いてもらえなかった。 ⑥ ストレスが解消しなかった。 ⑦ 学校でその友達と会いたくないと思った。 ⑧ 学校に行けなくなった(不登校になった)。
③~⑦を中心に考えると、不登校の原因は「妹が生まれた」「お母さんに自分を見てほしい」となるかもしれません。
しかし、静岡にある不登校解決相談所では、③~⑦に注目するのではなく、①~②に注目をします。
もし、学校でのトラブルが上手に解決できていれば・・・・・。
先生が上手にトラブルを解決してくれていれば・・・・。
子どもが先生に相談をしようと思っていたら・・・・。
トラブルのない学級運営が行われていたら・・・・。
もともと友達とのトラブルが起きていなければ、妹が生まれていようと、お母さんが忙しくてお兄ちゃんやお姉ちゃんの相手をする時間が減っていようと、子どもは不登校にはならなかったはずです。
静岡にある不登校解決相談所では、神奈川県にお住まいのお母さんにこのようにアドバイスをさせていただきました。
「先生との信頼関係をもっと強力なものにしたいと思います。」 「静岡にある不登校解決相談所が直接、先生にお願いをさせてもらうこともできます。」
「学校に、私と先生が電話で話をする時間を取って下さるようにお願いしていただけますか?」
もちろん、神奈川県にお住まいのお母さんにもこのような対応をお願いしました。
「週に1回でもいいので、お兄ちゃんがお母さんを独占する時間を作って下さい。」 「例えば、塾に行っているなら、塾の送り迎えは妹さんを誰かにあずけてお兄ちゃんと二人っきりになって下さい。」 「お母さんを独占できる時間があるだけでも、子どもは安心し心が安定します。」
すると、神奈川県にお住まいのお母さんはこのようにおっしゃって下さいました。
「毎日、妹が寝た後に1時間程度ですが、一緒にTVを見たり勉強をしたりしたいと思います。」
後日、学校からの許可が出たため、静岡にある不登校解決相談所と学校の先生で電話相談をさせていただきました。
静岡にある不登校解決相談所から学校の先生にお願いをしたのは、下記のようなことです。
「(不登校のお子さんが)休んだときなどは、電話や訪問でなるべく声をかけて下さい。」 「登校できた時も、先生から声をかけていただけると助かります。」 「我慢をしてしまうタイプなので、『いつでも先生に相談してね!』などの声かけをお願いします。」
すると、担任の先生からこのような質問をされました。
「私が声をかけると、登校刺激になってしまうんじゃないですか?」 「プレッシャーをかけない方がいいと思うのですが・・・。」 「お母さんの愛情を感じることができれば、自然と登校するようになるのではないですか?」
静岡にある不登校解決相談所では、神奈川県にお住まいのお母さんからの情報から、不登校の原因は、下記のものである可能性が高いと考えました。
・クラスに居場所がない。 ・クラスの友達との関係が「普通」or「悪くはない」。 ・先生との関係も「普通」or「悪くはない」。 ・お母さんに自分を見てほしいという気持ちもある。
友達との関係や先生との関係を「普通」or「悪くはない」とした理由は以下の通りです。
・小学校5年生の時は登校していた。 ・小学校6年生で不登校になった。 ・小5から小6で担任がかわった。 ・「いじめ」と思われる言動はクラスにない。 ・ただ、クラスに協力する雰囲気もない。
電話でお話をした印象としては、担任の先生はいい加減な先生ではありません。
ただ、若い先生だったので、子ども1人ひとりの見取りはが少し甘かったのかもしれません。
神奈川県のこのお子さんは、大人しいタイプの子だと言うことでした。
また、お兄ちゃんやお姉ちゃんにありがちな、我慢をするタイプでもありました。
家でも学校でも、文句を言わず、自分が我慢をしてしまうタイプです。
だからこそ、先生からの積極的な声かけをお願いしたのです。
先生は積極的な声かけが、このお子さんの「プレッシャーになるのでは?」と考えていたようですが、このお子さんの場合は、先生の声かけが安心に変わる可能性が高いと判断しました。
「先生が僕のことを見ていてくれる!」 「何かあったら先生に言えばいいんだ!」 「先生がいるから、クラスは安心だ!」
先生が積極的に声をかけをかけてくれたこと、お母さんが意図的にお兄ちゃんとの時間をつくったことで、このお子さんの不登校は徐々に解決していきました。
不登校のお子さんの状態は1人ひとりで異なります。
そのため、不登校のお子さんの対応については、1人ひとりにあった対応を考えなければ行けません。
静岡にある不登校解決相談所では、豊富な不登校解決事例より、1人ひとりにあった対応を提案させていただいております。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
25/02/03
25/01/27
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お母さんが妹ばかり見ているから不登校になったの?
1.不登校の原因は親の育てかた?
2.不登校の原因で最も多いのは人間関係
3.自分を見てほしいと思う気持ちもあるでしょうが・・・
4.ストレスが解消されずに不登校に?
5.友達とのトラブルが起きても学校で解決!
6.親がやることと学校にやってもらうこと
7.先生が声をかけるとプレッシャーになる?
8.悪いクラスではないけど・・・・
9.先生の声かけが安心につながった!
1.不登校の原因は親の育てかた?
先日、神奈川県にお住まいの小学校6年生のお子さんの不登校で悩んでいるお母さんから、このような相談をいただきました。
「学校の先生にこう言われました。」
『お子さんが登校しぶりをしているのは、お母さんの気を引くためです。』
『妹さんが生まれたので、妹さんに嫉妬しているのでしょう!』
『お母さんが、お子さんの相手をすれば、不登校は治まるでしょう!』
神奈川県にお住まいのお母さんは、さらに続けました。
「去年、妹が生まれました。」
「確かに、お兄ちゃんとの関わりは減りました。」
「しかし、去年は不登校ではありませんでした。」
「不登校になったのは、ゴールデンウィーク明けからです。」
2.不登校の原因で最も多いのは人間関係
子どもが不登校になってしまう原因はいくつかあります。
いじめ
友人とのトラブル
先生との相性
学業への意欲
家族関係など
私の20年の教員経験や不登校解決相談所の相談のなかで、不登校の原因で最も多いのは、いじめを含む友達との関係です。
小学校低学年や中学年の場合は、先生との関係や学業への意欲で不登校になってしまった例が多くあります。
しかし、小学校高学年や中学生の不登校の原因のほとんどは友達との関係です。
同様に、小学校高学年や中学生の不登校の原因が家族関係であるというのは、ほとんどないのが現状です。
3.自分を見てほしいと思う気持ちもあるでしょうが・・・
神奈川県の先生がおっしゃったように、不登校の原因は「妹が生まれた。」「お母さんに自分を見てもらいたい。」なのでしょうか?
確かにこの2つも、不登校の原因である可能性はあると思います。
ただ、「この2つが原因の全てである!」と言うこともできないのではないでしょうか?
学校で辛いことがあったとき、家に帰ってお母さんやお父さんに愚痴を言うことができれば、子どものストレスは軽減することでしょう。
確かに、家に帰って愚痴を言おうとしたら、お母さんが妹さんの世話で忙しくしていた。
お兄ちゃんやお姉ちゃんは愚痴を言うのを我慢するでしょう。
当然、ストレスはたまってしまいます。
翌日、お子さんのストレスは解消されていない状態です。そんな状態では、学校に行きたくない気持ちになってしまうことはあるでしょう。
「妹が生まれた。」
「お母さんに自分を見てほしい。」
確かに、この2つが不登校の原因のように見えてしまいます。
4.ストレスが解消されずに不登校に?
上記の例をわかりやすくすると、不登校はこのような順番で起きていると言えるでしょう。
① 学校で友達とトラブルになった。
② そのトラブルが解決していないのでイライラした。
③ お母さんに愚痴を聞いてもらおうとした。
④ お母さんが妹の世話で忙しくしていた。
⑤ 愚痴を聞いてもらえなかった。
⑥ ストレスが解消しなかった。
⑦ 学校でその友達と会いたくないと思った。
⑧ 学校に行けなくなった(不登校になった)。
③~⑦を中心に考えると、不登校の原因は「妹が生まれた」「お母さんに自分を見てほしい」となるかもしれません。
5.友達とのトラブルが起きても学校で解決!
しかし、静岡にある不登校解決相談所では、③~⑦に注目するのではなく、①~②に注目をします。
もし、学校でのトラブルが上手に解決できていれば・・・・・。
先生が上手にトラブルを解決してくれていれば・・・・。
子どもが先生に相談をしようと思っていたら・・・・。
トラブルのない学級運営が行われていたら・・・・。
もともと友達とのトラブルが起きていなければ、妹が生まれていようと、お母さんが忙しくてお兄ちゃんやお姉ちゃんの相手をする時間が減っていようと、子どもは不登校にはならなかったはずです。
6.親がやることと学校にやってもらうこと
静岡にある不登校解決相談所では、神奈川県にお住まいのお母さんにこのようにアドバイスをさせていただきました。
「先生との信頼関係をもっと強力なものにしたいと思います。」
「静岡にある不登校解決相談所が直接、先生にお願いをさせてもらうこともできます。」
「学校に、私と先生が電話で話をする時間を取って下さるようにお願いしていただけますか?」
もちろん、神奈川県にお住まいのお母さんにもこのような対応をお願いしました。
「週に1回でもいいので、お兄ちゃんがお母さんを独占する時間を作って下さい。」
「例えば、塾に行っているなら、塾の送り迎えは妹さんを誰かにあずけてお兄ちゃんと二人っきりになって下さい。」
「お母さんを独占できる時間があるだけでも、子どもは安心し心が安定します。」
すると、神奈川県にお住まいのお母さんはこのようにおっしゃって下さいました。
「毎日、妹が寝た後に1時間程度ですが、一緒にTVを見たり勉強をしたりしたいと思います。」
7.先生が声をかけるとプレッシャーになる?
後日、学校からの許可が出たため、静岡にある不登校解決相談所と学校の先生で電話相談をさせていただきました。
静岡にある不登校解決相談所から学校の先生にお願いをしたのは、下記のようなことです。
「(不登校のお子さんが)休んだときなどは、電話や訪問でなるべく声をかけて下さい。」
「登校できた時も、先生から声をかけていただけると助かります。」
「我慢をしてしまうタイプなので、『いつでも先生に相談してね!』などの声かけをお願いします。」
すると、担任の先生からこのような質問をされました。
「私が声をかけると、登校刺激になってしまうんじゃないですか?」
「プレッシャーをかけない方がいいと思うのですが・・・。」
「お母さんの愛情を感じることができれば、自然と登校するようになるのではないですか?」
8.悪いクラスではないけど・・・・
静岡にある不登校解決相談所では、神奈川県にお住まいのお母さんからの情報から、不登校の原因は、下記のものである可能性が高いと考えました。
・クラスに居場所がない。
・クラスの友達との関係が「普通」or「悪くはない」。
・先生との関係も「普通」or「悪くはない」。
・お母さんに自分を見てほしいという気持ちもある。
友達との関係や先生との関係を「普通」or「悪くはない」とした理由は以下の通りです。
・小学校5年生の時は登校していた。
・小学校6年生で不登校になった。
・小5から小6で担任がかわった。
・「いじめ」と思われる言動はクラスにない。
・ただ、クラスに協力する雰囲気もない。
電話でお話をした印象としては、担任の先生はいい加減な先生ではありません。
ただ、若い先生だったので、子ども1人ひとりの見取りはが少し甘かったのかもしれません。
9.先生の声かけが安心につながった!
神奈川県のこのお子さんは、大人しいタイプの子だと言うことでした。
また、お兄ちゃんやお姉ちゃんにありがちな、我慢をするタイプでもありました。
家でも学校でも、文句を言わず、自分が我慢をしてしまうタイプです。
だからこそ、先生からの積極的な声かけをお願いしたのです。
先生は積極的な声かけが、このお子さんの「プレッシャーになるのでは?」と考えていたようですが、このお子さんの場合は、先生の声かけが安心に変わる可能性が高いと判断しました。
「先生が僕のことを見ていてくれる!」
「何かあったら先生に言えばいいんだ!」
「先生がいるから、クラスは安心だ!」
先生が積極的に声をかけをかけてくれたこと、お母さんが意図的にお兄ちゃんとの時間をつくったことで、このお子さんの不登校は徐々に解決していきました。
不登校のお子さんの状態は1人ひとりで異なります。
そのため、不登校のお子さんの対応については、1人ひとりにあった対応を考えなければ行けません。
静岡にある不登校解決相談所では、豊富な不登校解決事例より、1人ひとりにあった対応を提案させていただいております。
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