080-9114-8318
〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14(公文併設)
24時間、相談受付中!(即対応できない時は折り返します。)
クラスに「いじめ」はありません!不登校の原因は発達障害?家庭?育て方?
1.クラスに「いじめ」はありません! 2.学級運営に効果的な資料の提供 3.居場所のある学級運営を! 4.みんなが楽しいクラスにするには? 5.自分から積極的に声をかけなさい!と言われても 6.友達をつくるきっかけを作ってくれる先生 7.見た目は「いじめ」はなくてもヒエラルキーが存在する? 8.「いじめ」がないのは絶対必要条件!そのうえで何ができる?
先日、岐阜県と群馬県のお母さんから、不登校傾向のお子さんの相談を受けました。
それぞれ、岐阜県と群馬県にお住まいのお母さんたちでしたが、2人とも学校から似たようなことを言われていました。
「クラスにいじめはありません。」 「病院に行って検査をうけたらどうですか?」 「親の対応にについても考えた方がいいと思います。」
お母さん方にお子さんの状態を聞いてみると、お子さんたちはこのように言っているそうでした。
「悪口を言われたりはしないけど・・・・。」 「授業の話し合いなどでは、意見を言ったりできるけど・・・。」 「休み時間は1人になっちゃう。」
クラスで何か言われたり、無視されたりすることはないようです。
確かに「いじめ」の状態ではないようですが、クラスが機能しているとも思えません。
私が生徒指導主事をしているころ、下の学年の不登校で悩んでいる子どもの相談にのったことがあります。
その子も、今回、相談を受けたお子さんと同じようなことを言っていました。
「無視されたりはないけど・・・・。」 「悪口も言われたりはしてないけど・・・。」 「変な目で見られている気はする・・・。」 「気のせいかもしれないけど。」
私はその子の気持ちを担任に伝え、その先生のクラスに効果的な学級運営の資料などをお渡ししたこともあります。
担任の先生もがんばって下さったことで、その子の不登校は解決しました。
先生への信頼感も高まり、クラスへの不安感もなくなったようでした。
不登校で悩んでいるお子さんのクラスに「いじめ」は無いかもしれません。
ただ、そのお子さんの居場所もないのかもしれません。
教員時代、私のクラスで不登校の子どもたちが何十人も戻ってきています。
もちろん、不登校の子どもたちへ、個々の対応を行っていました。
しかし、それだけに力を入れていたわけではありません。
同じくらい、学級運営に力を入れていました。
学校が楽しければ、不登校の子どもたちも学校に来るからです。
学校を楽しくするにはどうすれば良いのでしょうか?
私が考えていたポイントは下記のものです。
・友達や先生と仲良くなれる。 ・クラスに笑顔や笑いが絶えない。 ・自分の存在がクラスに不可欠。 ・自分の意見を言える。 ・他人の意見を聞ける。 ・「分からない」と素直に言える。 ・友達同士で教えある。などなど
1人や、特定のグループが楽しいではありません。
みんなが楽しくならなければ意味がありません。
そのために、私はいろいろな事をしてきました。
「友達を作るために自分から声をかけなさい!」
このように言う先生や親御さんは多くいます。
ただ、こう言われた子どもたちはこのように思うことが多いようです。
「それができたらやってるよ!」
「それができないから困ってるんじゃないか!」
子どもたちのこの意見は、まったくもって、その通りだと思います。
上手に声をかけることができないから悩んでいるのです。
その子に対して、「自分から声をかけろ!」と言うのは酷な話です。
こんな事を言われては、先生や親に相談をしなくなってしまうのではないでしょうか?
先日、相談に来たお母さんに話を聞くと、不登校になってしまったお子さんはこのように言っていたそうです。
「今年のクラスは、グループに入りづらい。」 「去年は、すんなり入れたのに・・・。」
去年は不登校ではなかったということで、私は去年のことについて、お母さんに詳しく聞いてみました。
すると、お母さんは去年の娘さんの言葉を思い出し下さいました。
「先生が、給食の時に私の班よく来るんだ!」 「先生がAくん(元気な子)の趣味を聞いたんだ!」 「そうしたら、Aくんも私同じゲームが好きだったんだ!」 「その後、先生が私に好きなゲームを聞いてくれて私も答えたの!」 「Aくんと、好きなゲームの話で盛り上がって仲良くなったよ!」
多分この先生は、意図的にAくんと娘さんが自然とつながれるように、会話をつなげていたのではないでしょうか?
そして、娘さんが自然と友達関係を作ることができるように、さりげなく支援をしていたのだと思われます。
昔と違って、最近はおもてだって「いじめ」をする子は減ってきました。
ただ、ネットによる「いじめ」などは、確実に広がっています。
「いじめ」がないクラスは良いクラスなのでしょうか?
そんなことはありません。
「いじめ」は無くても、ヒエラルキーがあるクラスもあります。
おもてだって悪口を言ったり、バカにしたりしないかもしれませんが、スクールカーストも存在している可能性もあるでしょう。
クラスに「いじめ」がないことは、絶対必要条件です。
マズローの欲求5段階説でも、安全欲求は下から2番目であり、基礎や土台になる部分です。
「いじめ」がないという安全が確保された上で、子どもたちの成長をどのように促すことができるかが担任の力ということになります。
担任の先生たちには、「いじめ」がないことは当然と思ってもらい、子どもたちが「楽しく」過ごせ、「居場所」がある学級にするにはどうしたら良いのかを考えてほしいと思います。
いろいろな意味で「楽しい」学校、学級を目指してほしいと思います。
もちろん、静岡にある不登校解決相談所では学級運営に関する資料の提供を行っております。
代表心理師は元教師ですので、先生方の大変さも分かっています
先生方が、ムリのない範囲で使っていただける資料の作成を行い、提供させていただいております。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
24/12/02
24/11/25
TOP
学校が楽しければ子どもたちは登校を始める!
1.クラスに「いじめ」はありません!
2.学級運営に効果的な資料の提供
3.居場所のある学級運営を!
4.みんなが楽しいクラスにするには?
5.自分から積極的に声をかけなさい!と言われても
6.友達をつくるきっかけを作ってくれる先生
7.見た目は「いじめ」はなくてもヒエラルキーが存在する?
8.「いじめ」がないのは絶対必要条件!そのうえで何ができる?
1.クラスに「いじめ」はありません!
先日、岐阜県と群馬県のお母さんから、不登校傾向のお子さんの相談を受けました。
それぞれ、岐阜県と群馬県にお住まいのお母さんたちでしたが、2人とも学校から似たようなことを言われていました。
「クラスにいじめはありません。」
「病院に行って検査をうけたらどうですか?」
「親の対応にについても考えた方がいいと思います。」
お母さん方にお子さんの状態を聞いてみると、お子さんたちはこのように言っているそうでした。
「悪口を言われたりはしないけど・・・・。」
「授業の話し合いなどでは、意見を言ったりできるけど・・・。」
「休み時間は1人になっちゃう。」
2.学級運営に効果的な資料の提供
クラスで何か言われたり、無視されたりすることはないようです。
確かに「いじめ」の状態ではないようですが、クラスが機能しているとも思えません。
私が生徒指導主事をしているころ、下の学年の不登校で悩んでいる子どもの相談にのったことがあります。
その子も、今回、相談を受けたお子さんと同じようなことを言っていました。
「無視されたりはないけど・・・・。」
「悪口も言われたりはしてないけど・・・。」
「変な目で見られている気はする・・・。」
「気のせいかもしれないけど。」
私はその子の気持ちを担任に伝え、その先生のクラスに効果的な学級運営の資料などをお渡ししたこともあります。
担任の先生もがんばって下さったことで、その子の不登校は解決しました。
先生への信頼感も高まり、クラスへの不安感もなくなったようでした。
3.居場所のある学級運営を!
不登校で悩んでいるお子さんのクラスに「いじめ」は無いかもしれません。
ただ、そのお子さんの居場所もないのかもしれません。
教員時代、私のクラスで不登校の子どもたちが何十人も戻ってきています。
もちろん、不登校の子どもたちへ、個々の対応を行っていました。
しかし、それだけに力を入れていたわけではありません。
同じくらい、学級運営に力を入れていました。
学校が楽しければ、不登校の子どもたちも学校に来るからです。
4.みんなが楽しいクラスにするには?
学校を楽しくするにはどうすれば良いのでしょうか?
私が考えていたポイントは下記のものです。
・友達や先生と仲良くなれる。
・クラスに笑顔や笑いが絶えない。
・自分の存在がクラスに不可欠。
・自分の意見を言える。
・他人の意見を聞ける。
・「分からない」と素直に言える。
・友達同士で教えある。などなど
1人や、特定のグループが楽しいではありません。
みんなが楽しくならなければ意味がありません。
そのために、私はいろいろな事をしてきました。
5.自分から積極的に声をかけなさい!と言われても
「友達を作るために自分から声をかけなさい!」
このように言う先生や親御さんは多くいます。
ただ、こう言われた子どもたちはこのように思うことが多いようです。
「それができたらやってるよ!」
「それができないから困ってるんじゃないか!」
子どもたちのこの意見は、まったくもって、その通りだと思います。
上手に声をかけることができないから悩んでいるのです。
その子に対して、「自分から声をかけろ!」と言うのは酷な話です。
こんな事を言われては、先生や親に相談をしなくなってしまうのではないでしょうか?
6.友達をつくるきっかけを作ってくれる先生
先日、相談に来たお母さんに話を聞くと、不登校になってしまったお子さんはこのように言っていたそうです。
「今年のクラスは、グループに入りづらい。」
「去年は、すんなり入れたのに・・・。」
去年は不登校ではなかったということで、私は去年のことについて、お母さんに詳しく聞いてみました。
すると、お母さんは去年の娘さんの言葉を思い出し下さいました。
「先生が、給食の時に私の班よく来るんだ!」
「先生がAくん(元気な子)の趣味を聞いたんだ!」
「そうしたら、Aくんも私同じゲームが好きだったんだ!」
「その後、先生が私に好きなゲームを聞いてくれて私も答えたの!」
「Aくんと、好きなゲームの話で盛り上がって仲良くなったよ!」
多分この先生は、意図的にAくんと娘さんが自然とつながれるように、会話をつなげていたのではないでしょうか?
そして、娘さんが自然と友達関係を作ることができるように、さりげなく支援をしていたのだと思われます。
7.見た目は「いじめ」はなくてもヒエラルキーが存在する?
昔と違って、最近はおもてだって「いじめ」をする子は減ってきました。
ただ、ネットによる「いじめ」などは、確実に広がっています。
「いじめ」がないクラスは良いクラスなのでしょうか?
そんなことはありません。
「いじめ」は無くても、ヒエラルキーがあるクラスもあります。
おもてだって悪口を言ったり、バカにしたりしないかもしれませんが、スクールカーストも存在している可能性もあるでしょう。
8.「いじめ」がないのは絶対必要条件!その上で何ができる?
クラスに「いじめ」がないことは、絶対必要条件です。
マズローの欲求5段階説でも、安全欲求は下から2番目であり、基礎や土台になる部分です。
「いじめ」がないという安全が確保された上で、子どもたちの成長をどのように促すことができるかが担任の力ということになります。
担任の先生たちには、「いじめ」がないことは当然と思ってもらい、子どもたちが「楽しく」過ごせ、「居場所」がある学級にするにはどうしたら良いのかを考えてほしいと思います。
いろいろな意味で「楽しい」学校、学級を目指してほしいと思います。
もちろん、静岡にある不登校解決相談所では学級運営に関する資料の提供を行っております。
代表心理師は元教師ですので、先生方の大変さも分かっています
先生方が、ムリのない範囲で使っていただける資料の作成を行い、提供させていただいております。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14