「お子さんと話をして下さいと言われたけど・・・」不登校の子どもと話ができないのは普通！

不登校のお母さん方から同じ内容の相談が連続で！

 

 

１．もう、どうしたらいいのか分からない！
２．子どもと話ができなくて困ってるのに・・・
３．僕は病気じゃない！（不登校の子の言葉）
４．高校に行ってほしいと思っちゃダメですか？
５．私の子育てが悪かったんです
６．不登校解決相談所はお母さんと同じ思いです！
７．子どもが怒り出す本当の理由
８．このような事はお母さんに言いません！

 

 

１．もう、どうしたらいいのか分からない！

「相談をさせてもらっても良いでしょうか？」
「どうしたらいいのか分からなくて！」

 

先週、数人のお母さんから同じような相談をいただきました。

 

小学校５年生、小学校６年生、中学校１年生、中学校２年生の不登校のお子さんをお持ちのお母さん方で、みなさん対応に悩んでの相談でした。

 

様々な不登校解決機関に相談をしたそうですが、対応に行き詰まってしまったようです。

 

今回は、その相談内容と不登校解決相談所が考える対応方法をお伝えしていきたいと思います。

 

 

２．子どもと話ができなくて困ってるのに・・・

お母さん方からいただいた相談の内容は、概ねこのような感じでした。

 

・不登校の子供をカウンセラーや医者に会わせようと考えた。
・しかし、子供はカウンセラーや医者と会いたくないと言った。
・このままでは良くないと考え何度も説得した。
・それでも子供は会おうとしなかった。
・お母さんはカウンセラーや医者に、どうすればいいのか相談した。
・すると、カウンセラーや医者にこう言われた。

 

「しっかり話をして、連れてきて下さい。」
「親子関係が良くないと、何を話しても子供の心には入っていきません。」
「カウンセラーや医者に相談する前に、家族で話をして下さい。」
「本人がこの状態を望んでいるので、それを尊重してあげましょう。」
「親が変わらなければ、子供は変わりません。」

 

 

３．僕は病気じゃない！（不登校の子の言葉）

お母さん方はみなさんこうおっしゃっていました。

 

「お恥ずかしい話ですが、子どもと話ができません。」
「学校や進路の話をしようとすると、怒りだして部屋に入ってしまいます。」
「カウンセラーや医者に会うように勧めてもこう言われます。」

「僕は病気じゃない！」
「私が普通じゃないって思ってるの！」

 

 

４．高校に行ってほしいと思っちゃダメですか？

お母さん方はさらに、こうおっしゃっていました。

 

「子供の気持ちを尊重するようにしています。」
「私たちも変わろうと努力しています。」
「親子関係が悪いのは分かっています。」
「それを改善したいから相談しているのに・・・・。」

 

カウンセラーや医者にこのように言われたお母さんもいらっしゃいました。

 

「お母さんが無償の愛で接していないから子どもは変わらないんです。」
「学校に行かなくても大丈夫です！」
「お母さんが中学や高校にこだわってるのがダメなんです。」

 

 

５．私の子育てが悪かったんです

静岡にある不登校解決相談所に相談をしてきたお母さん方の電話やメールから、私が感じたのは、お母さん方の、「負い目」でした。

 

あるお母さんの、メールにはこう書いてありました。

 

「子育てが間違っていたため、子どもがこうなってしまいました。」

 

あるお母さんは、電話で何度も私にこう言いました。

 

「私が手をかけなかったのが悪いんです。」

 

また、あるお母さんは、こうおっしゃいました。

 

「やっぱり、毎日、学校に行ってほしい。」
「高校くらいは卒業して欲しい。」

「これって、私のエゴなのでしょうか？」

 

 

６．不登校解決相談所はお母さんと同じ思いです！

「他の子と同様に、小学校や中学校に行ってほしい。」
「子どもの将来を考え、普通の高校に行ってほしい。」

 

静岡にある不登校解決相談所では、お母さん方のこのような考え方に賛成です。

 

よくこのように言う方がいらっしゃいます。

 

「高校に行かなくても大丈夫！」
「不登校でも成功している人はたくさんいる。」

 

しかし、私の２０年間の教員経験や不登校解決相談所での経験からも、確かに高校に行かなくてもがんばっている子もいます。

 

ただ、逆に中学校や高校に通うことができずに後悔している子もたくさんいます。

 

最悪、ひきこもりになってしまった子もいます。

 

 

７．子どもが怒り出す本当の理由

「学校や進路の話をすると、子どもが怒り出します。」

 

子どもが怒り出すのはなぜでしょう？それは、子どもがこう思っているからです。

 

「学校に行かなきゃいけないのは分かってる。」
「でも、行けないんだ！」

 

子どもは、分かっていることを言われるから、やろうと思っていることを言われるから、できないことをやれと言われるから、怒るのです。

 

しかし、「怒る」という行為を、リフレーミングしてみると（視点を変えてみると）、子どもの気持ちが見えてきます。それがこれです。

 

「本当は学校に行きたいんだ！」
「みんなと同じようにしたいんだ！」

 

 

８．このような事はお母さんに言いません！

静岡にある不登校解決相談所では、子どものこのような気持ちを前面に押し出し、子どもの登校意欲を高めます。

 

そして、それぞれの不登校の子どもにあった支援をお母さんや学校と一緒に考え、不登校の子どもが「がんばってよかった！」と思えるように支援をしていきます。

 

「でも、不登校解決相談所のカウンセラーさんにも会わないかもしれません。」
「会うように勧めても、会わない可能性が高いです。」

 

こうおっしゃるお母さんも多くいらっしゃいます。

 

静岡にある不登校解決相談所では、もちろん、このようなことは言いません。

 

「連れてきて下さい。」
「しっかり話し合って来て下さい。」

 

お母さん方が、子どもへの対応で悩んでいるのは分かっています。ですから、お子さんがこう思えるようになる対応も一緒に考えていきます。

 

「先生に会ってみようかな！」

 

少しでも早く、自分の子どもが「先生に会ってみようかな！」と思うようにしたい方はご連絡をください。

 

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