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一人ぼっちが好きじゃない!お弁当で1人ぼっちにならないようにする工夫!
1.1人ぼっちが好きなんじゃない! 2.いじめが原因で1人を選ぶことがある 3.自分から声をかけられないのはダメ? 4.自分から声をかけやすい環境をつくる 5.自己効力感って何?自己肯定感とは違うの? 6.最も怖い言葉!「自分たちでペアを作って!」 7.お弁当のときに一人ぼっちなるのが怖い! 8.お弁当は3人以上で食べること!
休み時間に教室を見て回ると、一人ぼっちでぽつんとしている子がいます。図書室に行くと、1人で読書をしている子もいます。
その子たちに対して、このように言う親や先生たちがいます。
「1人が落ち着くんだ!」 「他の子と関わりをもちたくないんだ!」 「本が好きなんだ!」
しかし、私の20年の教員経験や不登校解決相談所でのカウンセリングから、私はこう言いきることができます。
「1人ぼっちが好きなんじゃない!」
不登校の子供やいじめられた経験のある子と話をしていると、子どもたちは最初にこう言います。
「1人で平気だし!」 「1人のが楽だから!」 「友達と話すのは疲れるから!」 「友達ごっこはキライなんだよ!」
しかし、話を聞いていくと、子どもたちこう話し始めます。
「本当は友達と話したいんだけど・・・。」 「声をかける勇気がなくて・・・。」 「また、いじめられるくらいなら1人の方が・・・。」
そして、最後にやっぱりこう言います。
そういう子に対して、安易にこう言ってしまう親や先生もいます。
「自分から声をかけなさい!」 「自分が変わらなきゃだめ!」
不登校になってしまった子やいじめを経験した子、人付き合いが苦手な子は、これらのことを当然分かっています。
ただ、やはり過去の経験から勇気を出せないのが現実です。
もちろん、これは悪いことではありません。
それなら、「自分から声をかけろ!」と言う親や先生が間違っているのでしょうか?
そんなことはありません。
その子たちに「勇気を出して自分から動き始めてほしい!」という願いがあるからです。親や先生が子供の変わりにクラスメイトにこう言うのは変ですもんね!
「○○さんとお友達になってあげて!」 「○○さんに話しかけてあげて!」
先生たちは、お互いが声をかけやすい学級運営を常に意識してもらいたいと思います。
「勇気を出そう!」と思える声かけをしたり、「声をかけてみよう!」と思える状況を作ってもらいたいと思っています。
これにより、自分から声をかけることができた子供は自分に自信をもち、自己効力感が高まります。
この自己効力感が高まると、様々なことに子供はチャレンジするようになっていきます。すると、自然と成功体験や達成感を感じるようになり、自己肯定感が高まるのです。
親御さんたちも同様です。自分から声をかけられない子どもたちに対して、受容と共感で気持ちを聞きながらも、勇気をだして挑戦することの大切さを伝えてもらいたいと思います。
受容と共感のみでは、子供は何かを始めようという気持ちになりません。同様に、挑戦するように言い続けるだけでは、恐怖心が高まるだけです。
話も聞くけど、励ましもし、叱咤激励もする。どちらかに偏らずバランス良く対応することが大切です。
自己効力感とは心理学用語です。セルフ・エフィカシー(self-efficacy)ということもあります。
「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できる力の認知」と言われることもあります。
簡単に説明するとこんな感じでしょうか?
「自分はこの目標を達成できる!」 「自分にはこれをやる力がある!」 「何でもやればできる!」
私は、自己肯定感を高めるためには、この自己効力感を高める事が必要だと考えています。
「自分はやればできるんだ!」
このような気持ちをもつことができれば、いろいろなことに挑戦することができるようになるからです。
もちろん挑戦しても、成功だけでなく失敗することもあるでしょう。それでも、その失敗から何かを学ぶことができれば、それは失敗ではありません。
子どもたちがそう思うことができれば、子どもたちの自己肯定感はどんどん高まっていくと考えています。
少し、話がずれてしまいましたので、元に戻りたいと思います。
不登校やいじめを経験した子や人付き合いが苦手な子は、友達に声をかけるのを苦手に思っています。
他の子供にとっては、普通の事かもしれませんが、このような言葉に恐怖を感じています。
「好きなもの同士でいいよ!」 「自分たちでペアを作って!」 「4人組になって!」など
これらの言葉は、不登校やいじめにあった子やおとなしい子には最も怖い言葉といっていいかもしれません。
なぜなら、その子たちはこう思うからです。
「どこのグループにも入れなかったらどうしよう?」 「1人になったらどうしよう?」 「入れてと言って断られたらどうしよう?」
先生たちには、この子たちの気持ちを考えた声かけをお願いしたいと思います。
例えば、お弁当の時間について考えてみます。
お弁当の時間は基本的にどこの学校でも自由に移動して仲間たちと一緒に食べることになっていると思います。
しかし、不登校やいじめを経験している子、人付き合いが苦手な子はこの時間をとてもキライと言うこが少なくありません。
そこで、お弁当を「強制的に班で食べる」にしてもいいのですが、それでは他の子から文句が出ることもあるでしょう。
そこで、こんな工夫をしてみてはどうでしょうか?
私は、お弁当の時間は基本自由としていました。
ただ、不登校やいじめの経験がある子、人付き合いを苦手としている子が「自分から声をかけやすいように」「一人ぼっちにならないように」必ずこういうルールを作っていました。
「お弁当を食べるときは必ず3人以上で食べること!」
また、このように声をかけていました。
「自分から『一緒に食べよう!』って言うんだぞ!」 「自分から『入れて~!』って言うんだぞ!」 「『入れて~!』って言われたら『いいよ!』って言うんだぞ!」
「とにかく、お互いに声をかけあうんだぞ!」 「これは命令だからな!」
これによって、お互いに声をかけやすい状況をつくっていたのです。
たったこれだけの事ですが、効果は絶大です。是非、先生たちにもやってらいたいと思います。
ちょっとした工夫と労力で、子どもたちの苦手が減るのはとてもいいことだと思いませんか?
→不登校やいじめで悩んでいる先生やお母さん!一緒に解決しませんか? →まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
24/10/07
24/09/30
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ちょっとした工夫で苦手改善!
1.1人ぼっちが好きなんじゃない!
2.いじめが原因で1人を選ぶことがある
3.自分から声をかけられないのはダメ?
4.自分から声をかけやすい環境をつくる
5.自己効力感って何?自己肯定感とは違うの?
6.最も怖い言葉!「自分たちでペアを作って!」
7.お弁当のときに一人ぼっちなるのが怖い!
8.お弁当は3人以上で食べること!
1.1人ぼっちが好きなんじゃない!
休み時間に教室を見て回ると、一人ぼっちでぽつんとしている子がいます。図書室に行くと、1人で読書をしている子もいます。
その子たちに対して、このように言う親や先生たちがいます。
「1人が落ち着くんだ!」
「他の子と関わりをもちたくないんだ!」
「本が好きなんだ!」
しかし、私の20年の教員経験や不登校解決相談所でのカウンセリングから、私はこう言いきることができます。
「1人ぼっちが好きなんじゃない!」
2.いじめが原因で1人を選ぶことがある
不登校の子供やいじめられた経験のある子と話をしていると、子どもたちは最初にこう言います。
「1人で平気だし!」
「1人のが楽だから!」
「友達と話すのは疲れるから!」
「友達ごっこはキライなんだよ!」
しかし、話を聞いていくと、子どもたちこう話し始めます。
「本当は友達と話したいんだけど・・・。」
「声をかける勇気がなくて・・・。」
「また、いじめられるくらいなら1人の方が・・・。」
そして、最後にやっぱりこう言います。
「1人ぼっちが好きなんじゃない!」
3.自分から声をかけられないのはダメ?
そういう子に対して、安易にこう言ってしまう親や先生もいます。
「自分から声をかけなさい!」
「自分が変わらなきゃだめ!」
不登校になってしまった子やいじめを経験した子、人付き合いが苦手な子は、これらのことを当然分かっています。
ただ、やはり過去の経験から勇気を出せないのが現実です。
もちろん、これは悪いことではありません。
それなら、「自分から声をかけろ!」と言う親や先生が間違っているのでしょうか?
そんなことはありません。
その子たちに「勇気を出して自分から動き始めてほしい!」という願いがあるからです。親や先生が子供の変わりにクラスメイトにこう言うのは変ですもんね!
「○○さんとお友達になってあげて!」
「○○さんに話しかけてあげて!」
4.自分から声をかけやすい環境をつくる
先生たちは、お互いが声をかけやすい学級運営を常に意識してもらいたいと思います。
「勇気を出そう!」と思える声かけをしたり、「声をかけてみよう!」と思える状況を作ってもらいたいと思っています。
これにより、自分から声をかけることができた子供は自分に自信をもち、自己効力感が高まります。
この自己効力感が高まると、様々なことに子供はチャレンジするようになっていきます。すると、自然と成功体験や達成感を感じるようになり、自己肯定感が高まるのです。
親御さんたちも同様です。自分から声をかけられない子どもたちに対して、受容と共感で気持ちを聞きながらも、勇気をだして挑戦することの大切さを伝えてもらいたいと思います。
受容と共感のみでは、子供は何かを始めようという気持ちになりません。同様に、挑戦するように言い続けるだけでは、恐怖心が高まるだけです。
話も聞くけど、励ましもし、叱咤激励もする。どちらかに偏らずバランス良く対応することが大切です。
5.自己効力感って何?自己肯定感とは違うの?
自己効力感とは心理学用語です。セルフ・エフィカシー(self-efficacy)ということもあります。
「自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できる力の認知」と言われることもあります。
簡単に説明するとこんな感じでしょうか?
「自分はこの目標を達成できる!」
「自分にはこれをやる力がある!」
「何でもやればできる!」
私は、自己肯定感を高めるためには、この自己効力感を高める事が必要だと考えています。
「自分はやればできるんだ!」
このような気持ちをもつことができれば、いろいろなことに挑戦することができるようになるからです。
もちろん挑戦しても、成功だけでなく失敗することもあるでしょう。それでも、その失敗から何かを学ぶことができれば、それは失敗ではありません。
子どもたちがそう思うことができれば、子どもたちの自己肯定感はどんどん高まっていくと考えています。
6.最も怖い言葉!「自分たちでペアを作って!」
少し、話がずれてしまいましたので、元に戻りたいと思います。
不登校やいじめを経験した子や人付き合いが苦手な子は、友達に声をかけるのを苦手に思っています。
他の子供にとっては、普通の事かもしれませんが、このような言葉に恐怖を感じています。
「好きなもの同士でいいよ!」
「自分たちでペアを作って!」
「4人組になって!」など
これらの言葉は、不登校やいじめにあった子やおとなしい子には最も怖い言葉といっていいかもしれません。
なぜなら、その子たちはこう思うからです。
「どこのグループにも入れなかったらどうしよう?」
「1人になったらどうしよう?」
「入れてと言って断られたらどうしよう?」
7.お弁当のときに一人ぼっちなるのが怖い!
先生たちには、この子たちの気持ちを考えた声かけをお願いしたいと思います。
例えば、お弁当の時間について考えてみます。
お弁当の時間は基本的にどこの学校でも自由に移動して仲間たちと一緒に食べることになっていると思います。
しかし、不登校やいじめを経験している子、人付き合いが苦手な子はこの時間をとてもキライと言うこが少なくありません。
そこで、お弁当を「強制的に班で食べる」にしてもいいのですが、それでは他の子から文句が出ることもあるでしょう。
そこで、こんな工夫をしてみてはどうでしょうか?
8.お弁当は3人以上で食べること!
私は、お弁当の時間は基本自由としていました。
ただ、不登校やいじめの経験がある子、人付き合いを苦手としている子が「自分から声をかけやすいように」「一人ぼっちにならないように」必ずこういうルールを作っていました。
「お弁当を食べるときは必ず3人以上で食べること!」
また、このように声をかけていました。
「自分から『一緒に食べよう!』って言うんだぞ!」
「自分から『入れて~!』って言うんだぞ!」
「『入れて~!』って言われたら『いいよ!』って言うんだぞ!」
「とにかく、お互いに声をかけあうんだぞ!」
「これは命令だからな!」
これによって、お互いに声をかけやすい状況をつくっていたのです。
たったこれだけの事ですが、効果は絶大です。是非、先生たちにもやってらいたいと思います。
ちょっとした工夫と労力で、子どもたちの苦手が減るのはとてもいいことだと思いませんか?
→不登校やいじめで悩んでいる先生やお母さん!一緒に解決しませんか?
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
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