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不登校の早期解決には家庭と学校の連携が大切!②
1.中学校1年生の1月から不登校のIYさん 2.徐々に登校を増やしていく! 3.「徐々に登校を増やしていく!」約束だったのに・・・ 4.「約束は破ってないもん?」 5.お母さんと約束したはず・・・? 6.先生との約束は破ってない!? 7.登校しなくなった理由は? 8.再登校の決意と担任への謝罪 9.「何て言えばいいですか?」(担任からの対応相談) 10.月に1回の訪問カウンセリングで登校継続
約一年間、静岡にある不登校解決相談所に、IYさんのお母さんから相談がありました。
中学1年生のIYさんは、冬休み前から登校を渋りだし、冬休み明けから不登校になってしまいました。お母さんが静岡にある不登校解決相談所に相談にいらっしゃったのは1月の終わり頃でした。
IYさんが不登校になってしまった理由はいくつかありました。
「友達との人間関係」 「先生との人間関係」
「勉強や宿題」などです。
静岡にある不登校解決相談所は、お母さんと相談をしながら対応を考え実行していきました。
不登校期間が短かったため、IYさんはすぐに登校を始めることができました。ただ、最初の1週間は午後から登校、次の1週間は3時間目から登校でした。
IYさんが登校を始めたのは、本人の意思によるものです。
元々、真面目なIYさんです。不登校になってからも、登校への気持ちは持ち続けていました。その気持ちを静岡にある不登校解決相談所が前面に押し出す声かけをしたことで、IYさんは登校を始めることを自分で決めたのです。
お母さんと学校、静岡にある不登校解決相談所は、IYさんが登校したときの対応を事前に検討していました。
また、学校でエンカウンターやライフスキルなど人間関係を良好にする取り組みをしてもらいたかったので、静岡にある不登校解決相談所が学校に資料提供も行いました。
これらの支援により、IYさんは順調に学校復帰を果たしていました。
登校を初めてから3週間後、予定では朝から登校する約束でした。
しかし、IYさんは3時間目からの登校を続けています。
お母さんがその理由を聞くと、IYさんはこう答えました。
「がんばってるからいいでしょ!」 「約束は破ってないもん!」
「約束は破ってないもん!」
お母さんはこの言葉を聞いてこう思ったそうです。
『約束は朝から行くだったはず?』 『どういうこと?』
ただ、毎日、登校している事実もあります。今までに比べたら格段にいい状態です。
そこでお母さんはこう考えて、それ以降、登校時間の話をするのはやめたそうです。
『あまり強く言いすぎてはいけない!』 『あの子もがんばっている!』 『また、学校に行かなくなったら困るし・・・・』
IYさんのお母さんが静岡にある不登校解決相談所に最初に相談したのが1月の終わりでした。
私は相談をいただいた週に、IYさんと2回カウンセリングをさせていただきました。
次のカウンセリングは登校予定日の前日でした。登校を決意したIYさんの登校を支援するためです。
翌日、約束通り登校したIYさんは登校しました。そこで、私は電話カウンセリングをさせていただきIYさんを褒めました。
次のカウンセリングは一週間後の「3時間目から登校する日」の前日でした。
これに対してもIYさんは約束どおり、登校することができました。もちろん、その日もIYさんを褒めるため、電話でカウンセリングをさせていただきました。
そのときの電話でIYさんは私にこう言いました。
「来週からは、朝から学校に行くからね!」 「お母さんと約束したんだ!」
3時間目から登校するようになって2週間後。IYさんは学校に行かなくなってしまいました。
その状態を危険と感じたお母さんはすぐに静岡にある不登校解決相談所に連絡をくれました。
私はIYさんのカウンセリングをするために、家庭訪問をします。そこで、IYさんと話をしました。そこでIYさんが話した内容がこれです。
「最初はお母さんとの約束を守るためにがんばっていた!」 「お母さんもお父さんも、学校の先生も褒めてくれてとてもうれしかった!」 「『約束を守ってよかった』『がんばってよかった』と思った!」 「『来週は朝から登校だ!がんばるぞ!』と思った!」 「そのとき、担任の先生がこう言ってくれた・・・。」
担任「無理しなくていいんだよ!」 担任「午後から来るでもいいんだよ!」
私はIYさんに、登校しなくなった理由をききました。すると、IYさんはこう教えてくれました。
「昨日、登校するのが面倒になって学校を休んだ!」 「先生との約束を破ってしまった。」 「先生に会わす顔がない。」 「先生は『たまには休んでもいいよ!』と言ってくれるかもしれない。」 「けど・・・。」
私は、IYさんの再登校への決意を確認します。するとIYさんはこう言ってくれました。
「もう一度、がんばって登校する!」
さらに私は担任の先生への謝罪を促します。するとIYさんはこう答えました。
「何て謝ればいいんだろう?」
そこで、私はIYさんと一緒に担任の先生への謝罪の言葉を考え、謝罪の練習を行いました。
すると、IYさんは私にこう言いました。
「今度こそは、絶対にサボらない!」 「自分に厳しくする!」
私は、そのままお母さんと一緒に学校を訪問しました。そして、担任の先生に今回の状況と本人の気持ちを伝えました。
すると、担任の先生がこうおっしゃって下さいました。
「IYさんががんばっているのはわかっていました。」 「だから、『無理しなくていいよ!』と言いました。」 「私は、IYさんに何て言えばいいですか?」
そこで、私はIYさんが明日、登校したときの声のかけ方のコツを先生に伝えました。
また、IYさんが明日、登校したときに先生から声をかけてもらう事をお願いしました。そして、IYさんの謝罪があったときに、先生の正直な気持ちをIYさん
に話してもらう事もお願いしました。
→「不登校の子どもへの声のかけ方のコツを教えて!」 →こう思った先生は不登校解決相談所の無料相談をご利用下さい。
翌日、IYさんから私に電話がありました。そこでIYさんはこう言ってくれました。
「先生に謝ったよ!」 「すぐに許してくれた!」 「先生も『悪かったね!』って私に謝ってくれた!」 「先生は悪くないのにね!」
そして、最後にこう言ってくれました。
「これから、サボらないから大丈夫!」
これをきっかけにIYさんの不登校は解決しました。
現在、IYさんは、中学2年生になって毎日、休まず登校しています。
そして、月に1回、IYさん訪問カウンセリングをさせていただいております。月に1回ですがIYさんと話すことによりIYさんのいい所、がんばっている所、困っている所などいろいろな話を聞くことができています。
IYさんのお母さんはこう言って下さっています。
「先生(私)が褒めるポイントを教えてくれるので助かります。」 「何かあっても先生(私)に相談すると本人も言っています。」 「月に1回ですが、これからもお願いします。」
IYさんのお母さん。こちらこそお願いいたします。
私は、毎回IYさんのがんばっている話を聞けてとても幸せな気分にさせてもらっています。
→不登校でお悩みの方は不登校解決相談所の無料相談をご利用下さい。
24/11/11
24/11/04
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先生!その声かけ間違ってるかもしれませんよ!
1.中学校1年生の1月から不登校のIYさん
2.徐々に登校を増やしていく!
3.「徐々に登校を増やしていく!」約束だったのに・・・
4.「約束は破ってないもん?」
5.お母さんと約束したはず・・・?
6.先生との約束は破ってない!?
7.登校しなくなった理由は?
8.再登校の決意と担任への謝罪
9.「何て言えばいいですか?」(担任からの対応相談)
10.月に1回の訪問カウンセリングで登校継続
1.中学校1年生の1月から不登校のIYさん
約一年間、静岡にある不登校解決相談所に、IYさんのお母さんから相談がありました。
中学1年生のIYさんは、冬休み前から登校を渋りだし、冬休み明けから不登校になってしまいました。お母さんが静岡にある不登校解決相談所に相談にいらっしゃったのは1月の終わり頃でした。
IYさんが不登校になってしまった理由はいくつかありました。
「友達との人間関係」
「先生との人間関係」
「勉強や宿題」などです。
静岡にある不登校解決相談所は、お母さんと相談をしながら対応を考え実行していきました。
不登校期間が短かったため、IYさんはすぐに登校を始めることができました。ただ、最初の1週間は午後から登校、次の1週間は3時間目から登校でした。
2.徐々に登校を増やしていく!
IYさんが登校を始めたのは、本人の意思によるものです。
元々、真面目なIYさんです。不登校になってからも、登校への気持ちは持ち続けていました。その気持ちを静岡にある不登校解決相談所が前面に押し出す声かけをしたことで、IYさんは登校を始めることを自分で決めたのです。
お母さんと学校、静岡にある不登校解決相談所は、IYさんが登校したときの対応を事前に検討していました。
また、学校でエンカウンターやライフスキルなど人間関係を良好にする取り組みをしてもらいたかったので、静岡にある不登校解決相談所が学校に資料提供も行いました。
これらの支援により、IYさんは順調に学校復帰を果たしていました。
3.「徐々に登校を増やしていく!」約束だったのに・・・
登校を初めてから3週間後、予定では朝から登校する約束でした。
しかし、IYさんは3時間目からの登校を続けています。
お母さんがその理由を聞くと、IYさんはこう答えました。
「がんばってるからいいでしょ!」
「約束は破ってないもん!」
4.「約束は破ってないもん?」
「約束は破ってないもん!」
お母さんはこの言葉を聞いてこう思ったそうです。
『約束は朝から行くだったはず?』
『どういうこと?』
ただ、毎日、登校している事実もあります。今までに比べたら格段にいい状態です。
そこでお母さんはこう考えて、それ以降、登校時間の話をするのはやめたそうです。
『あまり強く言いすぎてはいけない!』
『あの子もがんばっている!』
『また、学校に行かなくなったら困るし・・・・』
5.お母さんと約束したはず・・・?
IYさんのお母さんが静岡にある不登校解決相談所に最初に相談したのが1月の終わりでした。
私は相談をいただいた週に、IYさんと2回カウンセリングをさせていただきました。
次のカウンセリングは登校予定日の前日でした。登校を決意したIYさんの登校を支援するためです。
翌日、約束通り登校したIYさんは登校しました。そこで、私は電話カウンセリングをさせていただきIYさんを褒めました。
次のカウンセリングは一週間後の「3時間目から登校する日」の前日でした。
これに対してもIYさんは約束どおり、登校することができました。もちろん、その日もIYさんを褒めるため、電話でカウンセリングをさせていただきました。
そのときの電話でIYさんは私にこう言いました。
「来週からは、朝から学校に行くからね!」
「お母さんと約束したんだ!」
6.先生との約束は破ってない!?
3時間目から登校するようになって2週間後。IYさんは学校に行かなくなってしまいました。
その状態を危険と感じたお母さんはすぐに静岡にある不登校解決相談所に連絡をくれました。
私はIYさんのカウンセリングをするために、家庭訪問をします。そこで、IYさんと話をしました。そこでIYさんが話した内容がこれです。
「最初はお母さんとの約束を守るためにがんばっていた!」
「お母さんもお父さんも、学校の先生も褒めてくれてとてもうれしかった!」
「『約束を守ってよかった』『がんばってよかった』と思った!」
「『来週は朝から登校だ!がんばるぞ!』と思った!」
「そのとき、担任の先生がこう言ってくれた・・・。」
担任「無理しなくていいんだよ!」
担任「午後から来るでもいいんだよ!」
7.登校しなくなった理由は?
私はIYさんに、登校しなくなった理由をききました。すると、IYさんはこう教えてくれました。
「昨日、登校するのが面倒になって学校を休んだ!」
「先生との約束を破ってしまった。」
「先生に会わす顔がない。」
「先生は『たまには休んでもいいよ!』と言ってくれるかもしれない。」
「けど・・・。」
8.再登校の決意と担任への謝罪
私は、IYさんの再登校への決意を確認します。するとIYさんはこう言ってくれました。
「もう一度、がんばって登校する!」
さらに私は担任の先生への謝罪を促します。するとIYさんはこう答えました。
「何て謝ればいいんだろう?」
そこで、私はIYさんと一緒に担任の先生への謝罪の言葉を考え、謝罪の練習を行いました。
すると、IYさんは私にこう言いました。
「今度こそは、絶対にサボらない!」
「自分に厳しくする!」
9.「何て言えばいいですか?」(担任からの対応相談)
私は、そのままお母さんと一緒に学校を訪問しました。そして、担任の先生に今回の状況と本人の気持ちを伝えました。
すると、担任の先生がこうおっしゃって下さいました。
「IYさんががんばっているのはわかっていました。」
「だから、『無理しなくていいよ!』と言いました。」
「私は、IYさんに何て言えばいいですか?」
そこで、私はIYさんが明日、登校したときの声のかけ方のコツを先生に伝えました。
また、IYさんが明日、登校したときに先生から声をかけてもらう事をお願いしました。そして、IYさんの謝罪があったときに、先生の正直な気持ちをIYさん
に話してもらう事もお願いしました。
→「不登校の子どもへの声のかけ方のコツを教えて!」
→こう思った先生は不登校解決相談所の無料相談をご利用下さい。
翌日、IYさんから私に電話がありました。そこでIYさんはこう言ってくれました。
「先生に謝ったよ!」
「すぐに許してくれた!」
「先生も『悪かったね!』って私に謝ってくれた!」
「先生は悪くないのにね!」
そして、最後にこう言ってくれました。
「これから、サボらないから大丈夫!」
10.月に1回の訪問カウンセリングで登校継続
これをきっかけにIYさんの不登校は解決しました。
現在、IYさんは、中学2年生になって毎日、休まず登校しています。
そして、月に1回、IYさん訪問カウンセリングをさせていただいております。月に1回ですがIYさんと話すことによりIYさんのいい所、がんばっている所、困っている所などいろいろな話を聞くことができています。
IYさんのお母さんはこう言って下さっています。
「先生(私)が褒めるポイントを教えてくれるので助かります。」
「何かあっても先生(私)に相談すると本人も言っています。」
「月に1回ですが、これからもお願いします。」
IYさんのお母さん。こちらこそお願いいたします。
私は、毎回IYさんのがんばっている話を聞けてとても幸せな気分にさせてもらっています。
→不登校でお悩みの方は不登校解決相談所の無料相談をご利用下さい。
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