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不登校のこどもへの間違った声のかけ方!「どうする?」
1.「どうする?」「行く?」「やる?」 2.子どもの意見を尊重してる? 3.「行かない!」と言う不登校の子どもたち 4.不登校の子どもへの正しい声のかけ方(選択肢) 5.「休む!」と「休ませて。」の違い 6.「登校を促さない」は子どもを傷つけている!
静岡にある不登校解決相談所では、いろいろな方から相談を受けています。相談をしていただいたお母さんとの最初の面談では、以下のことをじっくりと聞いていきます。
「不登校のお子さんの状態」
「家庭でどのように対応をしているのか?」
「学校はどのような対応をしているのか?」
不登校のお子さんの話を聞いていく中で、お母さんや学校の先生がよくやってしまっている間違った声のかけ方があります。
母「今日は学校どうする?」 母「塾には行く?」
先生「明日は学校に来る?」 先生「宿題はやる?」
ついつい使ってしまいがちなこの言葉。実はこの声のかけ方は、タイミングを間違えると、不登校が悪化してしまう可能性があるのです。
「どうする?」 「行く?」 「来る?」 「やる?」
これらの質問は、一見、子どもの意見を尊重しているように聞こえます。しかし、お母さんや先生が、こう聞いている時の気持ちはこうではありませんか?
『学校に行くって言って!』 『塾に行って!』 『学校に来て!』 『宿題をやって!』
「そんな気持ちは持っていない!」 「本当に子どもの自由にさせてあげたいんだ!」
こうおっしゃるお母さんや先生もいます。しかし、それはそれで問題となる可能性があります。「どうすれば子どもが登校できるようになる?」と考えることを放棄してしまっている可能性があるからです。
もちろん、お母さんや先生が心の回復のために意図的に「待っている」のであれば問題はありません。
お母さんや先生たちが「学校に行ってほしい!(来てほしい!)」と思う気持ちはとても大切なものです。静岡にある不登校解決相談所では、お母さんや先生たちにこの気持ちを常にもってもらいたいと考えています。そして、「どうすれば子どもが登校できるようになるんだろう?」と一緒に考えていきたいと思っています。
「学校に行ってほしい(来てほしい)!」
「少しずつでも、がんばってほしい!」
お母さんや先生がこう思っていても、不登校の子どもたちはこう言います。
「学校に行かない!」 「塾は休む!」 「勉強はやらない!」
不登校の子どもたちがこう言ったとき、親として、教師としてどのように声をかければ良いのでしょうか?
不登校の子どもに声をかけるときは、選択肢を提案してください。
例えば、以下のような感じです。
「朝から学校に行く?」or「午後から学校に行く?」 「午前中だけ学校に行く?」or「午後だけ学校に行く?」 「国語の宿題をやる?」or「数学の宿題をやる?」 「今すぐ宿題をやる?」or「夜、宿題をやる?」
もちろん、本人にどちらにするかを決めさせてあげて下さい。
ただ、もし本人がこう言ってきたら、その言葉を尊重してあげて下さい。
「学校を休みたいんだけど・・・。」
「どっちにする?」と質問した場合、子どもは「行く」「途中から行く」「休む」など、いろいろある選択肢の中から、どれを選んでもいいことになります。
自分で決めていいと言われたこどもは当然、自分に最もあった選択肢を選びます。そして、こう言うかもしれません。
「学校は休むことにした!」
人間には「楽(らく)」を求める性質があります。特に子どもはこの傾向が強いと感じています。
不登校の子ども、じっくりと考えて「休む!」という結論を出したのであれば、それを尊重してあげたいと思っています。
しかし実際問題として、不登校の子どもがじっくり考えて結論を出すことはあまりありません。不登校の期間が長くなれば長くなるほど、この傾向は強くなります。
「朝から学校に行く?」or「午後から学校に行く?」
という「休む」がない選択肢を与えてもなお、子どもが「休ませて」と言ってきたらどうでしょう?
不登校の子どもが「休む」という選択肢がないにもかかわらず、「休ませて」と願ってきたのです。この言葉からは子どもがじっくり考えたことが伝わってくると思いませんか?
結果としては同じ「欠席」となってしまいますが、「休む!」と「休ませて」には大きな違いが生まれることが分かると思います。
さらに、全てを選択肢を与えずに自分で決めさせているとその他の場面でも悪影響が出てくることがあります。
→ 「どのような場面で悪影響があるの?」 → こう思った方は、静岡にある不登校解決相談所に相談を!
お母さんや先生たちは、子どもの気持ちを尊重して「登校を促さない」ことがあります。大切な子どもの気持ちを尊重し、自分の気持ちを押し殺すわけです。
しかし、この対応が子どもを傷つけることがあります。
静岡にある不登校解決相談所では、お母さんや学校と協力して150人以上の不登校を解決して来ました。そんな子どもたちに話を聞いていると、こういうことを言う子どもも少なくありません。
「注意されなくなった。」
→「『親に見捨てられた!』と思った。」
「先生から電話が来なくなった。」
→「『学校には不必要!』と言われたような気がした。」
「検査を進められた。」
→「『私を病人あつかいするんだ!』と思い傷ついた。」
「何も言われなくなった。」
→「『もう、この子はムリ!』と思われていると感じた。」
もちろん、深刻ないじめにあって心に傷をおってしまった子に対して、安易に登校を促す事を勧めているわけではありません。
→ でも、どうやって登校刺激を与えれば良いの? → こう思った方は、静岡にある不登校解決相談所に相談を!
25/02/03
25/01/27
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登校刺激を与えないのは、子どもを傷つけている!
1.「どうする?」「行く?」「やる?」
2.子どもの意見を尊重してる?
3.「行かない!」と言う不登校の子どもたち
4.不登校の子どもへの正しい声のかけ方(選択肢)
5.「休む!」と「休ませて。」の違い
6.「登校を促さない」は子どもを傷つけている!
1.「どうする?」「行く?」「やる?」
静岡にある不登校解決相談所では、いろいろな方から相談を受けています。相談をしていただいたお母さんとの最初の面談では、以下のことをじっくりと聞いていきます。
「不登校のお子さんの状態」
「家庭でどのように対応をしているのか?」
「学校はどのような対応をしているのか?」
不登校のお子さんの話を聞いていく中で、お母さんや学校の先生がよくやってしまっている間違った声のかけ方があります。
母「今日は学校どうする?」
母「塾には行く?」
先生「明日は学校に来る?」
先生「宿題はやる?」
ついつい使ってしまいがちなこの言葉。実はこの声のかけ方は、タイミングを間違えると、不登校が悪化してしまう可能性があるのです。
2.子どもの意見を尊重してる?
「どうする?」
「行く?」
「来る?」
「やる?」
これらの質問は、一見、子どもの意見を尊重しているように聞こえます。しかし、お母さんや先生が、こう聞いている時の気持ちはこうではありませんか?
『学校に行くって言って!』
『塾に行って!』
『学校に来て!』
『宿題をやって!』
「そんな気持ちは持っていない!」
「本当に子どもの自由にさせてあげたいんだ!」
こうおっしゃるお母さんや先生もいます。しかし、それはそれで問題となる可能性があります。「どうすれば子どもが登校できるようになる?」と考えることを放棄してしまっている可能性があるからです。
もちろん、お母さんや先生が心の回復のために意図的に「待っている」のであれば問題はありません。
お母さんや先生たちが「学校に行ってほしい!(来てほしい!)」と思う気持ちはとても大切なものです。静岡にある不登校解決相談所では、お母さんや先生たちにこの気持ちを常にもってもらいたいと考えています。そして、「どうすれば子どもが登校できるようになるんだろう?」と一緒に考えていきたいと思っています。
3.「行かない!」と言う不登校の子どもたち
「学校に行ってほしい(来てほしい)!」
「少しずつでも、がんばってほしい!」
お母さんや先生がこう思っていても、不登校の子どもたちはこう言います。
「学校に行かない!」
「塾は休む!」
「勉強はやらない!」
不登校の子どもたちがこう言ったとき、親として、教師としてどのように声をかければ良いのでしょうか?
4.不登校の子どもへの正しい声のかけ方(選択肢)
不登校の子どもに声をかけるときは、選択肢を提案してください。
例えば、以下のような感じです。
「朝から学校に行く?」or「午後から学校に行く?」
「午前中だけ学校に行く?」or「午後だけ学校に行く?」
「国語の宿題をやる?」or「数学の宿題をやる?」
「今すぐ宿題をやる?」or「夜、宿題をやる?」
もちろん、本人にどちらにするかを決めさせてあげて下さい。
ただ、もし本人がこう言ってきたら、その言葉を尊重してあげて下さい。
「学校を休みたいんだけど・・・。」
5.「休む!」と「休ませて。」の違い
「どっちにする?」と質問した場合、子どもは「行く」「途中から行く」「休む」など、いろいろある選択肢の中から、どれを選んでもいいことになります。
自分で決めていいと言われたこどもは当然、自分に最もあった選択肢を選びます。そして、こう言うかもしれません。
「学校は休むことにした!」
人間には「楽(らく)」を求める性質があります。特に子どもはこの傾向が強いと感じています。
不登校の子ども、じっくりと考えて「休む!」という結論を出したのであれば、それを尊重してあげたいと思っています。
しかし実際問題として、不登校の子どもがじっくり考えて結論を出すことはあまりありません。不登校の期間が長くなれば長くなるほど、この傾向は強くなります。
「朝から学校に行く?」or「午後から学校に行く?」
という「休む」がない選択肢を与えてもなお、子どもが「休ませて」と言ってきたらどうでしょう?
不登校の子どもが「休む」という選択肢がないにもかかわらず、「休ませて」と願ってきたのです。この言葉からは子どもがじっくり考えたことが伝わってくると思いませんか?
結果としては同じ「欠席」となってしまいますが、「休む!」と「休ませて」には大きな違いが生まれることが分かると思います。
さらに、全てを選択肢を与えずに自分で決めさせているとその他の場面でも悪影響が出てくることがあります。
→ 「どのような場面で悪影響があるの?」
→ こう思った方は、静岡にある不登校解決相談所に相談を!
6.「登校を促さない」は子どもを傷つけている!
お母さんや先生たちは、子どもの気持ちを尊重して「登校を促さない」ことがあります。大切な子どもの気持ちを尊重し、自分の気持ちを押し殺すわけです。
しかし、この対応が子どもを傷つけることがあります。
静岡にある不登校解決相談所では、お母さんや学校と協力して150人以上の不登校を解決して来ました。そんな子どもたちに話を聞いていると、こういうことを言う子どもも少なくありません。
「注意されなくなった。」
→「『親に見捨てられた!』と思った。」
「先生から電話が来なくなった。」
→「『学校には不必要!』と言われたような気がした。」
「検査を進められた。」
→「『私を病人あつかいするんだ!』と思い傷ついた。」
「何も言われなくなった。」
→「『もう、この子はムリ!』と思われていると感じた。」
もちろん、深刻ないじめにあって心に傷をおってしまった子に対して、安易に登校を促す事を勧めているわけではありません。
→ でも、どうやって登校刺激を与えれば良いの?
→ こう思った方は、静岡にある不登校解決相談所に相談を!
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