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いじめが原因で不登校になってしまった中学1年生が中学2年生の4月から登校開始!
1.いじめが原因の不登校の子どもに・・・ 2.別室登校を始めるも・・・ 3.褒めるのは大切だけど・・・ 4.勉強5分を褒め、折り紙を褒めた結果 5.たまに学校に行くと褒められると誤学習 6.初めてのカウンセリングはギリギリセーフ 7.不登校解決のための2つの約束 8.別室でのルールを決め確認を行う 9.親、学校が正しい声かけを知り統一する! 10.全てのストレスを0(ゼロ)にしなきゃダメ? 11.ガンバっていない時は褒めないで! 12.怒る役は不登校解決相談所がやります! 13.正しい対応と声かけで不登校解決! 14.1人ひとりに合った対応や声かけを!
Tさんは中学1年の6月から不登校にになってしまいました。
原因はクラスの友達から「いじめ」や「からかい」です。
いじめが原因で教室に行けなくなってしまったTさんですが、最初はガンバって別室登校をしていました。
しかし、先生やスクールカウンセラーさん、相談員さんは下記のように声をかけます。
「ムリして学校に来なくていいんだよ!」 「休んでも大丈夫なんだよ!」 「がんばらなくていいんだよ!」 「心のエネルギーを溜めることが大切だからね!」
※ 不登校の原因が「いじめ」の場合、静岡県にある不登校解決相談所でも「ムリをさせない」対応を行う場合があります。 ※ ただ、「子どもが動き出すまで待つ」「子ども任せ」の対応を行うことはありません。
最初は別室で宿題やオンライン授業を行っていたTさんですが、徐々に勉強をしなくなっていきます。
反対に下記のような事をして別室で過ごすようになります。
・自分の好きな音楽を聴く。 ・絵を描いたり、イラスト集を見たりする。 ・折り紙を折る。 ・本やマンガを読む。
面倒な勉強はやらなくなり、好き(?)な事だけををするようになってしまったのです。
→別室や適応指導教室、フリースクールに行かなくなる理由!
Tさんの別室への出席日数はどんどん減っていきました。
別室に滞在する時間も減っていきます。
最初は1時間目~5時間目まで学校に来ていたYさんですが、このころは長くて2時間、短いと30分で家に帰ってしまっていました。
さらには、家でも宿題や勉強お手伝いなども全くしなくなってしまったのです。
お母さんはスクールカウンセラーさんに相談をします。
「お子さんは『いじめ』たれたことで自信をなくしてしまっているのでしょう。」 「家でもたくさん褒めてあげて下さい。」 「学校でもたくさん褒めるようにしましょう。」
お母さんは、家でのちょっとした行動を褒める事にしました。
歯を磨いたら褒め、お風呂に入ったら褒め、外出したら褒め、好きなラノベを読んでいるときも褒めました。
学校の先生や相談員さんもTさんの行動をたくさん褒めるようにしました。
勉強を5分やったら「褒め」、学校に30分来たら「褒め」、「早退したいです!」と言ったら「褒め」、約束をした日に学校に来なくても「褒め」たのです。
支援員さんは「折り紙」を作ったことを褒めました。
さらには、折り紙を校長先生や教頭先生、事務の先生に配らせることにします。
当然、折り紙をもらった校長先生や教頭先生、事務の先生はTさんを褒めます。
「折り紙を上手につくれるね!」 「すごいね~!」 「ガンバってるね~!」
教頭先生はTさんのことを考え、職員室や職員更衣室、職員トイレなどにTさんの折り紙を飾ることにしました。
「この折り紙はTさんがガンバって作ったのものです!」 「Tさんと会った先生方はTさんのガンバリを褒めてあげて下さい!」
※ 褒められる場をつくることはとても大切です。ただし、それほどガンバっていないことを褒めてしまうと・・・。
別室への登校日数が減り、滞在時間が減っているにもかかわらず、親や先生、支援員さんはTさんを褒め続けました。
この対応により、Tさんは間違った考えを持つようになってしまいます(誤学習)。
「学校に行かなくても怒られない!」 「たまに学校に行くだけで褒められる!」 「1時間で帰りたいと言ったら『自分の気持ちを言えてエライ』と褒めてもらった!」 「勉強ちょっとすれば褒められる。」 「マンガを読んだり、折り紙を作るだけで褒められる!」など
このような考えを持つようになったTさんの登校日数はさらに減っていきます。
その結果、Tさんは中学1年生の3学期には全く学校に行かなくなってしまったのです。
ただ、Tさんが学校に行かなくなってしまったのは、Tさんの責任ではありません。
間違った対応を行ってしまった親や学校の責任なのです。
私がTさんと初めて話をしたのは、Tさんが中学1年生の3月です。
そこで、私はTさんの「登校意欲」を前面に引き出すカウンセリングを行いました。
「4月からはガンバろうと思っているんです!」 「毎日、ちゃんと学校に行けるようになりたいんです!」
不登校期間が1年未満のため、Tさんには「登校意欲」が残っていました。
逆に不登校期間が長くなればなるほど、「登校意欲」はなくなり、「休む理由」を探したり、作ったりするようになってしいます。
Tさんの事例は「ギリギリ」の事例と言えるでしょう。
なぜなら、お母さんや先生、支援員さんが「全てを褒める」対応を続けてしまうと、Tさんの普通は「学校に行かない」となってしまうからです。
私はTさんと2つの約束をしました。
「二度といじめが怒らないように先生たちに協力をしてもらう。」 「安心できるまでは別室を利用してよいが、別室のルールはしっかりと決める。」
Tさんが不登校になってしまった原因は「いじめ」です。
これは、Tさんが何かをすれば解決する問題ではありません。
そのため、学校には「二度といじめが起きない」ようにするため、具体的な対策の提示をお願いしました。
もちろん、先生方がガンバって下さっても「いじめ」はなくならないかもしれません。
しかし、Tさんのために、他の子のために先生方が「いじめが起きないよう」行動をして下さったらどうでしょう?
Tさんの安心感や先生への信頼感はどのようになるでしょう?
同時に「別室のルール」の再確認と再設定をしました。
元々、Tさんは「いじめ」のせいで教室に行けなくなってしまいました。
しかし、学習や登校に意欲的だったTさんは別室登校を選択したのです。
別室には「いじめ」の加害者がいないこともあり、大きなストレスはありません。
にも関わらず、Tさんが別室で勉強やオンライン授業をしなくなったのは何故でしょう?
別室への登校日数が減ったのは何故でしょう?
それは、お母さんや学校の先生、支援員さんが対応を間違ってしまったからです。
お母さんや学校の先生、支援員さんは、ガンバって別室にきているTさんに下記のような声をかけ続けました。
「ムリして学校に来なくて良いからね~。」 「勉強も出来る範囲でやれば良いらね~。」 「自分で『早退したい!』って言えてエラいね~。」など
もちろん、お母さんや学校の先生、支援員さんはTさんのことを考えて声をかけていたのです。
しかし、このような声かけをされたTさんは下記のように思ってしまいました。
お母さんや学校の先生、支援員さんはTさんの「ストレス」を減らそうと考えていたのでしょう。
もちろん、「いじめ」などによる「ストレス」はあってはいけないものです。
とうぜん、このような「ストレス」は0(ゼロ)にする必要があります。
しかし、下記のような「ストレス」まで減らす必要はあるのでしょうか?
「勉強をやるのが面倒だな~。」 「オンライン授業はつまらないな~。」 「家でゲームをしたいな~。」 「朝、起きるのがイヤだな~。」 「宿題をやるのは面倒だな~。」
私とTさんは「別室登校の日数」「滞在時間」「内容」を一緒に考えて決めました。
もちろん、目標である「中学2年生からの教室登校」を達成するための別室登校であることも伝えました。
お母さんや学校の先生、支援員さんには、声かけを変えていただくお願いもしました。
「決めた内容をチャンと守れてエラいね!」 「毎日、登校できてスゴいね!」 「勉強をちゃんとやっているから2年生になっても大丈夫だね! 「面倒と思えることもしっかりやってるんだね!」など
本当であればTさんが約束を守れなかった場合は、学校の先生や支援員さんに注意をしてほしかったのですが・・・。
注意に関しては私とお父さんで行う事にしました。
もちろん、学校の先生や支援員さんには、約束を守れなかった時は「褒めない」ようにお願いをしました。
私はTさんの登校や勉強の管理を行いました。
約束を守れなかったときは注意をする役割も担います。
学校の先生、支援員さんには「褒める」役割をやっていただきました。
ただ、「ムリしなくて良いよ」や「やらなくて良いよ」などの声かけはNGとさせていただきました。
お母さんは「褒める」役、「許す」役、「ムリしなくていいよ」と言う役をやってもらいました。
もちろん、安易に「ムリしなくて良いよ」や「やらなくて良いよ」は言わないようにしてもらいます。
不登校を解決するために、関係している大人が役割分担をして対応することにしたのです。
親と学校、不登校解決相談所が連携して対応したことで、Tさんの登校日数は元に戻りました。
また、勉強やオンライン授業の習慣も元に戻りました。
中学1年生の3学期後半に「登校習慣」や「学習習慣」「生活習慣」を戻す事ができたことを連携して「褒めた」ことでTさんは自信を取り戻します。
春休み前に目標を達成できた(させた)ことで、春休みには効果の高い「声かけ」ができるようになりました。
これらの対応や支援、声かけにより、Tさんは中学2年生の4月より「教室登校」を始めます。
その後、中学2年生の登校日数、欠席日数は下記の通りになります。
別室登校87日→0日!
欠席94日→3日!
「4月からガンバる!」 「来週から学校に行く!」 「高校では、毎日、登校する!」など
不登校初期の子どもたちは「ガンバろう」という気持ちを持っています。
しかし、その気持ちに反した言葉を親や学校の先生はかけてしまいます。
「ムリしなくて良いんだよ!」 「出来る範囲でやればいいよ!」 「やる気になれば、いつからでもできるからね!」 「好きな事をして心のエネルギーをためようね!」など
不登校を解決するために必要なのは「正しい対応」と「正しい声かけ」です。
もちろん、「ムリヤリ、学校に行かせる」わけではありませんし、「ムリヤリ、勉強をさせる」わけではありません。
お子さん1人ひとりの状態にあった対応をすることが大切なのです。
→まずは静岡県にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。 カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、北海道、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
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別室登校87日が別室登校0日!欠席94日が欠席3日に!
1.いじめが原因の不登校の子どもに・・・
2.別室登校を始めるも・・・
3.褒めるのは大切だけど・・・
4.勉強5分を褒め、折り紙を褒めた結果
5.たまに学校に行くと褒められると誤学習
6.初めてのカウンセリングはギリギリセーフ
7.不登校解決のための2つの約束
8.別室でのルールを決め確認を行う
9.親、学校が正しい声かけを知り統一する!
10.全てのストレスを0(ゼロ)にしなきゃダメ?
11.ガンバっていない時は褒めないで!
12.怒る役は不登校解決相談所がやります!
13.正しい対応と声かけで不登校解決!
14.1人ひとりに合った対応や声かけを!
1.いじめが原因の不登校の子どもに・・・
Tさんは中学1年の6月から不登校にになってしまいました。
原因はクラスの友達から「いじめ」や「からかい」です。
いじめが原因で教室に行けなくなってしまったTさんですが、最初はガンバって別室登校をしていました。
しかし、先生やスクールカウンセラーさん、相談員さんは下記のように声をかけます。
「ムリして学校に来なくていいんだよ!」
「休んでも大丈夫なんだよ!」
「がんばらなくていいんだよ!」
「心のエネルギーを溜めることが大切だからね!」
※ 不登校の原因が「いじめ」の場合、静岡県にある不登校解決相談所でも「ムリをさせない」対応を行う場合があります。
※ ただ、「子どもが動き出すまで待つ」「子ども任せ」の対応を行うことはありません。
2.別室登校を始めるも・・・
最初は別室で宿題やオンライン授業を行っていたTさんですが、徐々に勉強をしなくなっていきます。
反対に下記のような事をして別室で過ごすようになります。
・自分の好きな音楽を聴く。
・絵を描いたり、イラスト集を見たりする。
・折り紙を折る。
・本やマンガを読む。
面倒な勉強はやらなくなり、好き(?)な事だけををするようになってしまったのです。
→別室や適応指導教室、フリースクールに行かなくなる理由!
3.褒めるのは大切だけど・・・
Tさんの別室への出席日数はどんどん減っていきました。
別室に滞在する時間も減っていきます。
最初は1時間目~5時間目まで学校に来ていたYさんですが、このころは長くて2時間、短いと30分で家に帰ってしまっていました。
さらには、家でも宿題や勉強お手伝いなども全くしなくなってしまったのです。
お母さんはスクールカウンセラーさんに相談をします。
「お子さんは『いじめ』たれたことで自信をなくしてしまっているのでしょう。」
「家でもたくさん褒めてあげて下さい。」
「学校でもたくさん褒めるようにしましょう。」
お母さんは、家でのちょっとした行動を褒める事にしました。
歯を磨いたら褒め、お風呂に入ったら褒め、外出したら褒め、好きなラノベを読んでいるときも褒めました。
4.勉強5分を褒め、折り紙を褒めた結果
学校の先生や相談員さんもTさんの行動をたくさん褒めるようにしました。
勉強を5分やったら「褒め」、学校に30分来たら「褒め」、「早退したいです!」と言ったら「褒め」、約束をした日に学校に来なくても「褒め」たのです。
支援員さんは「折り紙」を作ったことを褒めました。
さらには、折り紙を校長先生や教頭先生、事務の先生に配らせることにします。
当然、折り紙をもらった校長先生や教頭先生、事務の先生はTさんを褒めます。
「折り紙を上手につくれるね!」
「すごいね~!」
「ガンバってるね~!」
教頭先生はTさんのことを考え、職員室や職員更衣室、職員トイレなどにTさんの折り紙を飾ることにしました。
「この折り紙はTさんがガンバって作ったのものです!」
「Tさんと会った先生方はTさんのガンバリを褒めてあげて下さい!」
※ 褒められる場をつくることはとても大切です。ただし、それほどガンバっていないことを褒めてしまうと・・・。
5.たまに学校に行くと褒められると誤学習
別室への登校日数が減り、滞在時間が減っているにもかかわらず、親や先生、支援員さんはTさんを褒め続けました。
この対応により、Tさんは間違った考えを持つようになってしまいます(誤学習)。
「学校に行かなくても怒られない!」
「たまに学校に行くだけで褒められる!」
「1時間で帰りたいと言ったら『自分の気持ちを言えてエライ』と褒めてもらった!」
「勉強ちょっとすれば褒められる。」
「マンガを読んだり、折り紙を作るだけで褒められる!」など
このような考えを持つようになったTさんの登校日数はさらに減っていきます。
その結果、Tさんは中学1年生の3学期には全く学校に行かなくなってしまったのです。
ただ、Tさんが学校に行かなくなってしまったのは、Tさんの責任ではありません。
間違った対応を行ってしまった親や学校の責任なのです。
6.初めてのカウンセリングはギリギリセーフ
私がTさんと初めて話をしたのは、Tさんが中学1年生の3月です。
そこで、私はTさんの「登校意欲」を前面に引き出すカウンセリングを行いました。
「4月からはガンバろうと思っているんです!」
「毎日、ちゃんと学校に行けるようになりたいんです!」
不登校期間が1年未満のため、Tさんには「登校意欲」が残っていました。
逆に不登校期間が長くなればなるほど、「登校意欲」はなくなり、「休む理由」を探したり、作ったりするようになってしいます。
Tさんの事例は「ギリギリ」の事例と言えるでしょう。
なぜなら、お母さんや先生、支援員さんが「全てを褒める」対応を続けてしまうと、Tさんの普通は「学校に行かない」となってしまうからです。
7.不登校解決のための2つの約束
私はTさんと2つの約束をしました。
「二度といじめが怒らないように先生たちに協力をしてもらう。」
「安心できるまでは別室を利用してよいが、別室のルールはしっかりと決める。」
Tさんが不登校になってしまった原因は「いじめ」です。
これは、Tさんが何かをすれば解決する問題ではありません。
そのため、学校には「二度といじめが起きない」ようにするため、具体的な対策の提示をお願いしました。
もちろん、先生方がガンバって下さっても「いじめ」はなくならないかもしれません。
しかし、Tさんのために、他の子のために先生方が「いじめが起きないよう」行動をして下さったらどうでしょう?
Tさんの安心感や先生への信頼感はどのようになるでしょう?
8.別室でのルールを決め確認を行う
同時に「別室のルール」の再確認と再設定をしました。
元々、Tさんは「いじめ」のせいで教室に行けなくなってしまいました。
しかし、学習や登校に意欲的だったTさんは別室登校を選択したのです。
別室には「いじめ」の加害者がいないこともあり、大きなストレスはありません。
にも関わらず、Tさんが別室で勉強やオンライン授業をしなくなったのは何故でしょう?
別室への登校日数が減ったのは何故でしょう?
それは、お母さんや学校の先生、支援員さんが対応を間違ってしまったからです。
9.親、学校が正しい声かけを知り統一する!
お母さんや学校の先生、支援員さんは、ガンバって別室にきているTさんに下記のような声をかけ続けました。
「ムリして学校に来なくて良いからね~。」
「勉強も出来る範囲でやれば良いらね~。」
「自分で『早退したい!』って言えてエラいね~。」など
もちろん、お母さんや学校の先生、支援員さんはTさんのことを考えて声をかけていたのです。
しかし、このような声かけをされたTさんは下記のように思ってしまいました。
「学校に行かなくても怒られない!」
「たまに学校に行くだけで褒められる!」
「1時間で帰りたいと言ったら『自分の気持ちを言えてエライ』と褒めてもらった!」
「勉強ちょっとすれば褒められる。」
「マンガを読んだり、折り紙を作るだけで褒められる!」など
10.全てのストレスを0(ゼロ)にしなきゃダメ?
お母さんや学校の先生、支援員さんはTさんの「ストレス」を減らそうと考えていたのでしょう。
もちろん、「いじめ」などによる「ストレス」はあってはいけないものです。
とうぜん、このような「ストレス」は0(ゼロ)にする必要があります。
しかし、下記のような「ストレス」まで減らす必要はあるのでしょうか?
「勉強をやるのが面倒だな~。」
「オンライン授業はつまらないな~。」
「家でゲームをしたいな~。」
「朝、起きるのがイヤだな~。」
「宿題をやるのは面倒だな~。」
11.ガンバっていない時は褒めないで!
私とTさんは「別室登校の日数」「滞在時間」「内容」を一緒に考えて決めました。
もちろん、目標である「中学2年生からの教室登校」を達成するための別室登校であることも伝えました。
お母さんや学校の先生、支援員さんには、声かけを変えていただくお願いもしました。
「決めた内容をチャンと守れてエラいね!」
「毎日、登校できてスゴいね!」
「勉強をちゃんとやっているから2年生になっても大丈夫だね!
「面倒と思えることもしっかりやってるんだね!」など
本当であればTさんが約束を守れなかった場合は、学校の先生や支援員さんに注意をしてほしかったのですが・・・。
注意に関しては私とお父さんで行う事にしました。
もちろん、学校の先生や支援員さんには、約束を守れなかった時は「褒めない」ようにお願いをしました。
12.怒る役は不登校解決相談所がやります!
私はTさんの登校や勉強の管理を行いました。
約束を守れなかったときは注意をする役割も担います。
学校の先生、支援員さんには「褒める」役割をやっていただきました。
ただ、「ムリしなくて良いよ」や「やらなくて良いよ」などの声かけはNGとさせていただきました。
お母さんは「褒める」役、「許す」役、「ムリしなくていいよ」と言う役をやってもらいました。
もちろん、安易に「ムリしなくて良いよ」や「やらなくて良いよ」は言わないようにしてもらいます。
不登校を解決するために、関係している大人が役割分担をして対応することにしたのです。
13.正しい対応と声かけで不登校解決!
親と学校、不登校解決相談所が連携して対応したことで、Tさんの登校日数は元に戻りました。
また、勉強やオンライン授業の習慣も元に戻りました。
中学1年生の3学期後半に「登校習慣」や「学習習慣」「生活習慣」を戻す事ができたことを連携して「褒めた」ことでTさんは自信を取り戻します。
春休み前に目標を達成できた(させた)ことで、春休みには効果の高い「声かけ」ができるようになりました。
これらの対応や支援、声かけにより、Tさんは中学2年生の4月より「教室登校」を始めます。
その後、中学2年生の登校日数、欠席日数は下記の通りになります。
別室登校87日→0日!
欠席94日→3日!
14.1人ひとりに合った対応や声かけを!
「4月からガンバる!」
「来週から学校に行く!」
「高校では、毎日、登校する!」など
不登校初期の子どもたちは「ガンバろう」という気持ちを持っています。
しかし、その気持ちに反した言葉を親や学校の先生はかけてしまいます。
「ムリしなくて良いんだよ!」
「出来る範囲でやればいいよ!」
「やる気になれば、いつからでもできるからね!」
「好きな事をして心のエネルギーをためようね!」など
不登校を解決するために必要なのは「正しい対応」と「正しい声かけ」です。
もちろん、「ムリヤリ、学校に行かせる」わけではありませんし、「ムリヤリ、勉強をさせる」わけではありません。
お子さん1人ひとりの状態にあった対応をすることが大切なのです。
→まずは静岡県にある不登校解決相談所の無料相談を!
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海外からの相談もいただくようになりました。
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友だち追加(初回無料相談30分延長など)
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