不登校の子どもが動き出すのを待っても大丈夫?その年齢で動き出さないよりはいいけど・・・・

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不登校の子どもが動き出すのを待っても大丈夫?その年齢で動き出さないよりはいいけど・・・・

お役立ちコラム

2023/02/20 不登校の子どもが動き出すのを待っても大丈夫?その年齢で動き出さないよりはいいけど・・・・

やりたいことを見つけられない子どももいるのが現実

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1.不登校の子どもが動き出すまで「待つ」のは正しいの?
2.不登校の子がやりたいことを見つけ資格に挑戦
3.コレって成功事例なの?
4.資格を取得するために必要なこと
5.資格取得=仕事の依頼がくる?採用される?
6.志を持ってカウンセラーになった元アイドル
7.生活費はどうしているの?
8.高校1年生の時に不登校になった子が有名大学に合格
9.あの時、背中を押してくれたおかげです!
10.やりたいことが見つかるまで基礎をしっかりと!

 

 

1.不登校の子どもが動き出すまで「待つ」のは正しいの?

 

「本人が動き出すまで待ちましょう!」
「自分の子どもを信じてあげましょう!」

 

不登校をお持ちのお母さん方であれば、本やネットなどでこのような言葉を見たことがあるかもしれません。

 

もしかしたらカウンセラーさんや学校の先生に言われたことがあるお母さんもいるかもしれません。

 

これらの言葉は本当なのでしょうか?

 

不登校の子どもが動き出すまで「待つ」ほうがいいのでしょうか?

 

 

2.不登校の子がやりたいことを見つけ資格に挑戦

 

以前、ネットで下記のような「不登校の成功(?)事例」の記事を見ました。

 

・中学校1年生の時に不登校となる。
・不登校のまま中学を卒業する。
・通信制高校に入学する。
・通信制高校卒業後、就職をする。
・本当に自分がやりたいことをみつけ会社を辞める。
・現在、やりたい仕事に就くために資格の勉強を始めている。

 

記事の最後に、このように書かれていました。

 

「息子は自分でやりたいことを見つけ、それに向かって努力をしています。」
「子どもを信じ、待っていて良かったです。」
「これからも息子の気持ちを尊重し、応援し続けたいです。」

 

 

3.コレって成功事例なの?

 

一見すると、不登校の成功事例のように感じます。

 

しかし、この記事を隅々まで確認した私は、このような思ってしまいました。

 

『コレって成功なの?』
『その年齢で資格をとれる?』
『資格を取ったあと、就職できる?』
『もっと早くから支援をしてあげれば良かったのに!』

 

なぜ、このように思ったのかというと、プロフィール欄にこのお子さんの年齢が書いてあったからです。

 

「現在:22才」

 

 

4.資格を取得するために必要なこと

 

資格には様々な資格があります。

 

お金を払って講習を受けたるだけ、資料を読むだけでもらえる資格もありますし、大学に何年も通わなければいけない資格もあります。

 

私が持っている心理師(心理士)の資格も同様です。

 

お金を払うだけでもらえる心理士の資格もありますし、論文を発表しなければ得ることができない資格もあります。

 

大学院に通わなければとれない資格もありますし、国家試験を受けて合格しなければならない資格もあります。

 

 

5.資格取得=仕事の依頼がくる?採用される?

 

このお子さんが、どのような資格取得を目指しているのかは分かりませんが、資格を取ったとしてすぐに仕事になるわけではありません。

 

医者の資格で考えると分かりやすいかもしれません。

 

「医師免許をとった=どんな手術でもできる!」

 

そうではないことは、誰しもが知っている事でしょう。

 

心理師(心理士)も同様です。

 

「資格をとった=どんな人のカウンセリングもできる!」

 

医者と同様、そうではないことは分かっていただけると思います。

 

 

6.志を持ってカウンセラーになった元アイドル

 

少し前に、有名グループのアイドルが、引退をしてカウンセラーになったという記事をみました。

 

調べてみると、その方のカウンセリングは予約でいっぱいだそうです。

 

この方は、自分自身の心が傷付きカウンセリングに通っていたとのこと。

 

そして、「自分と同じような人を救いたい」という思いからカウンセラーとなったとインタビューで答えていました。

 

この方の思いや気持ちは、とても素晴らしいものだと思います。

 

ただ、同じような「志をもっている」からといって、この方のように「仕事として成立する」とは限りません。

 

資格と言うのは、その技能や知識を証明するものであり、「持っている=仕事ができる」ではないからです。

 

 

7.生活費はどうしているの?

 

「22才でやりたいことを見つけ必要な資格の勉強中!」

 

このように、自分のやりたいことをみつけ、それに向けて努力するのは、とても良い事です。

 

しかし、現実問題として考えると、このような疑問がでてきます。

 

「資格は何歳で取れそうなの?」
「生活費はどうしているの?」
「家賃はどうしているの?」
「バイトをしているの?」
「それとも・・・・・。」

 

 

8.高校1年生の時に不登校になった子が有名大学に合格

 

この時期、静岡県にある不登校解決相談所には、大学合格や高校合格、就職などの嬉しい報告が届きます。

 

先日も、某有名私立大学に合格したという嬉しい報告が届きました。

 

このお子さんは、高校1年生の時に「友だちが出来ず」不登校になってしまったお子さんです。

 

このお子さんは、最初のカウンセリングでこのように言っていました。

 

「もう高校に行きたくない!」

「好きな事だけをやって生活する!」
「勉強もしない!」
「自分で働いて生きていく!」

 

 

9.あの時、背中を押してくれたおかげです!

 

ただ、このようにも言っていました。

 

「心理の仕事に就きたい!」
「心の仕組みをしりたい!」
「困っている人を助けたい!」

 

大学合格報告の電話で彼は、このように言っていました。

 

「先生!○○大学の心理科に合格したよ!」
「絶対に臨床心理士と公認心理師の資格をとるよ!」
「カウンセラーになって、困っている人の助けになりたいんだ!」

 

そして、最後にこう言ってくれました

 

「あの時、先生と話ができて本当に良かった!」
「背中を押してくれなかったら、今頃、絶対に後悔してた!」
「先生のおかげで、高校に行けて、そして、大学も合格できた!」
「先生、本当にありがとう!」

 

 

10.やりたいことが見つかるまで基礎をしっかりと!

 

「やりたいことを探す!」
「やりたいことを見つけたい!」

 

できれば、全ての子どもが自分のやりたいことをみつけ、それに向かってガンバって欲しいと思います。

 

これを実現するために、親は「待つ」だけでいいのでしょうか?

 

静岡県にある不登校解決相談所では、相談をいただいた時にこのように応えさせていただいております。

 

「やりたいことが早く見つかるように支援をしていきましょう!」
「やりたいことがないのであれば、最低限のことはやらせましょう。」
「そうすれば、後でやりたいことが見つかったとき、それを達成する力となります。」
「逆にイヤなことから逃げていると、やりたいことが見つかったとしても、すぐに挫折して投げ出してしまいます。」
「そうならないように、少しずつでも出来ることはやらせるようにしたいですね!」

 

 

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