不登校の子どものエネルギーが貯まるのはいつ?「まだ時期じゃないんですよ!」と言われたけど・・・・・

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不登校の子どものエネルギーが貯まるのはいつ?「まだ時期じゃないんですよ!」と言われたけど・・・・・

お役立ちコラム

2022/02/14 不登校の子どものエネルギーが貯まるのはいつ?「まだ時期じゃないんですよ!」と言われたけど・・・・・

いったいどれくらい待てば不登校の子どもは動き出すの?

 

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1.学校を休んでエネルギーを貯めている?
2.心配や疑問、不安はどんどんカウンセラーに聞いて!
3.親が「学校に行ってほしい」と思う気持ちがプレッシャ-?
4.不登校の親の会を勧められる
5.親の気持ちは楽になるけど・・・・
6.絶対に動き出すと信じることが親の役目?
7.不登校解決のキッカケをつくって不登校改善!
8.自分から動くのを待つのではなく子どもに合った支援を!
9.「待つ」対応はデメリットが多い!

 
 

1.学校を休んでエネルギーを貯めている?

静岡にある不登校解決相談所に多く寄せられるのが下記のような相談です。

 

「スクールカウンセラーさんに相談をしました。」
「そこではこのように言われました。」

 

『子どもは学校を休んでエネルギーを貯めているんです!』
『お子さんの意志を尊重して待ってあげましょう。』
『エネルギーが貯まれば自然と学校に行くようになります。』

 

「私はそう言われたので、登校刺激を与えないで待っています。」
「ただ、うちの子は一向に学校に動き出そうとしません。」
「不登校になって、もうすぐ1年が経ちます。」
「いつまで待てばエネルギーは貯まるのでしょうか?」

 
 

2.心配や疑問、不安はどんどんカウンセラーに聞いて!

先月、神奈川県にお住まいのお母さんから、同じような相談をいただきました。

 

「民間のカウンセラーさんに不登校の相談をしています。」
「そのカウンセラーさんからは、待つように言われています。」
「ただ、不登校になってから半年が経っているのに関わらず、登校する様子が見えません。」
「いったい、どれくらい待てばいいのでしょうか?」

 

私はこのお母さんに、このようにお伝えさせていただきました。

 

「お世話になっているカウンセラーさんに聞いてみてはどうですか?」
「そこで、お母さんの納得のいく回答をいただけたのであれば、その方を信じてこれからも対応して下さい。」
「もし納得がいかない場合は、他のカウンセラーや他の機関の考えを聞いてもらうのも良いと思います。」

 
 

3.親が「学校に行ってほしい」と思う気持ちがプレッシャ-?

神奈川県にお住まいのお母さんは、そのカウンセラーさんに疑問を投げかけました。

 

すると、このような言葉が返ってきます。

 

「心のエネルギーが貯まるのは人それぞれです。」
「数週間の子どももいれば、数年かかる子どももいます。」
「とにかく子どもを信じて待ってあげてください。」

 

さらには、このように言われたそうです。

 

「お母さんが登校を期待しているから、子どもは登校しないんです!」
「その気持ちが子どものプレッシャーになっているんです。」
「いくら登校刺激を与えていなくても、子どもはそれを感じています。」
「お子さんが登校を始めないのは、お母さんのせいかもしれません!」

 
 

4.不登校の親の会を勧められる

愛知県にお住まいのお母さんからは、このような相談をいただきました。

 

「子どもが不登校になってもうすぐ1年が経ちます。」
「学校のカウンセラーさんに、ムリをさせないで待つように言われて、登校刺激を与えるのをやめました。」
「もちろん、学校の先生も登校刺激は与えていません。」
「それでも子どもの不登校は解決しません。」

 

このお母さんも、いつまで待てばいいのか疑問に思い、スクールカウンセラーさんに聞いたそうです。

 

すると、スクールカウンセラーさんはこのようなアドバイスをくれたそうです。

 

「不登校の親の会がありますよ!」
「その会に入ってみたらどうですか?」
「みなさん同じ悩みを持っているので、気持ちが楽になりますよ!」

 
 

5.親の気持ちは楽になるけど・・・・

愛知県のお母さんは、不登校の親の会に参加してみることにしました。

 

そこで、このように思ったそうです。

 

『うちの子より、不登校期間が長い子もたくさんいるんだ。』
『うちの子は、まだ、ましな方なんだ。』

 

ただ、同時にこのようにも思ったそうです。

 

『ここに来れば、私の気持ちは楽になるかもしれない。』
『でも、子どもの不登校が解決するわけではない。』

 
 

6.絶対に動き出すと信じることが親の役目?

愛知県のお母さんは、不登校の親の会でこのように言われたそうです。

 

「子どもはエネルギーを貯めている時期だから、とにかく待つしか無い。」
「好きなことをして、元気に見えるけど、学校に行くエネルギーは無いんです。」

 

また、このようにも言われたそうです。

 

「親が学校の事を言わなかったとしても、こう思っていてはダメですよ!」

 

『いつになったら学校に行くの?』

 

「こう思ってると、体から『登校して』オーラが自然と出てしまうんです。」
「子どもは敏感だから、それを感じるんです。」
「それによって、エネルギーが消費され、さらに登校できなくなるんです!」

 

そして、最後にこう言われたそうです。

 

「絶対に動き出すと信じていれば、必ず動き出しますよ!」

 
 

7.不登校解決のキッカケをつくって不登校改善!

今年の1月から、訪問カウンセリングを行っている中学生の男の子がいます。

 

小学校6年生から不登校だったため、不登校期間の合計は1年以上となります。

 

私は最初の訪問カウンセリングで、学校の宿題についての提案をします。

 

話しを上手に持っていったことで、不登校の子どもはやる気を出してくれました。

 

もちろん、分からない部分を教えたり、一緒にやったり、褒めたり、親や先生に伝えたりと「やる気」の続く支援はしています。

 

初めての訪問から1ヶ月が経った現在、このお子さんの下記のような状態になっています。

 

・学校の宿題は登校している他の子と同じようにやれるようになっている。
・親や不登校解決相談所が指示をしなくても、自分で毎日やるようになっている。
・宿題を提出していることで、自信を持ち始めている。
・学校の先生の宿題コメントをきっかけに、先生と会うことができるようになった。
・3月末の登校(別室or教室)に意欲を見せている。

 
 

8.自分から動くのを待つのではなく子どもに合った支援を!

訪問カウンセリングを行っている、このお子さんは自分から「不登校解決相談所に相談をしたい」と言ったわけではありません。

 

同様に自分から「宿題をやる」と言ったわけではありません。

 

不登校解決相談所に相談を下さったのはお母さんですし、お子さんの様子を鑑みて、宿題を提案したのは不登校解決相談所です。

 

このお子さんに対して、お母さんやお父さんが今まで同様に「待つ」対応を行っていたとして、このお子さんは自分から「宿題」を始めたり、学校の「先生」と会ったりしたでしょうか?

 

もちろん、宿題を始めたり、先生に会ったりしていた可能性はゼロではないでしょう。

 

ただ、限りなくゼロに近い状態であったことは、想像に難くありません。

 
 

9.「待つ」対応はデメリットが多い!

静岡にある不登校解決相談所では、安易に「待つ」対応をオススメしておりません。

 

なぜなら「待つ」対応による、デメリットが多すぎるからです。

 

・学力だけでなく、コミュニケーション力などの成長や発達が阻害される。
・「甘え」や「逃げ」などが通常化してしまい、できることすらやらなくなる。
・イライラする気持ちを暴言や暴力として、親にぶつけるようになる。
・欲しいものなどを買い与えられるのが普通となり、思い通りにいかないとキレるようになる。
・高校、大学、専門学校、就職など、年齢が上がるにつれ不利な状況が生まれてくる。
・親が心の平静を保てなくなる。など

 

「待つ」対応にもメリットはあります。

 

どちらにしても、お子さんの状態に変化がない、もしくは悪化しているように感じるなら、別の対応を考えた方がいいのかもしれませんね。

 

 

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