お母さんと担任の先生に具体的な対応を伝えることで連携がとれて不登校が解決!

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お母さんと担任の先生に具体的な対応を伝えることで連携がとれて不登校が解決!

不登校解決事例

2019/10/15 お母さんと担任の先生に具体的な対応を伝えることで連携がとれて不登校が解決!

岩手県で不登校の小学生校の登校しぶりが一週間で解決

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1.先生に怒られて不登校になった小学校3年生
2.「先生は怖い!」と思ってしまった子ども
3.先生が優しくすればいいんじゃないの?
4.自分で準備をできるようにするにはどうする?
5.登校したときは先生に確認をしてもらい褒めてもらう!
6.先生の対応は悪かった?親の育て方が悪かった?
7.どうすれば勇気を出して言えるようになる?
8.忘れ物をなくすにはどういった支援が必要かな?
9.具体的な対応方法を伝えることで動き出す学校

 

 

1.先生に怒られて不登校になった小学校3年生

少し前、岩手県にお住まいで不登校に悩むお母さんから、このような相談を受けました。

 

「小学校3年生の息子が、登校を渋っています。」
「学校に行けない日がどんどん増えてきました。」
「今月は10日も欠席してしまいました。」
「どのように対応をしたらいいでしょうか?」

 

さらに詳しい状況を岩手県のお母さんに聞いてみると、そのお母さんはこのようにおっしゃいました。

 

「登校しぶりのきっかけは、先生に怒られたことです。」
「教科書を何度か忘れていたため、先生にこのように言われたそうです。」

 

『教科書を忘れたときは、授業の前に言ってね!』

 

「しかし、息子は授業前に忘れたと申告するのを忘れたようです。」
「授業中、教科書を忘れたこと先生に見つかり怒られたそうです。」

 

 

2.「先生は怖い!」と思ってしまった子ども

小学校低学年の不登校のきっかけは、些細な事であることが多いです。

 

ただ、大人の我々にとっては些細な事ですが、本人にとってはとても大きな事です。

 

多分、先生に怒られた子はこのように思ったのではないでしょうか?

 

「教科書を忘れないようにしなきゃ!」
「でも、もし教科書を忘れてしまったらどうしよう!」
「先生に怒られる!(実際は、忘れても授業前に言えば怒られないのですが)」
「怒られるのはイヤだ!」
「学校に行きたくない!」

 

もちろん、他にも理由があったかもしれません。

 

・授業が分からない。
・じっとしているのが苦手。
・友達とうまくいかない。
・自分の思い通りにならない。など

 

ただ、この子は「先生が怖い!」と思いこんでしまっています。

 

このままでは、簡単に不登校を解決することができません。

 

本人にとっては、死ぬほど(?)怖い人がいるところに行かなければならないからです。

 

 

3.先生が優しくすればいいんじゃないの?

静岡にある不登校解決相談所が最初に、お母さんにお願いをしたのがこれです。

 

「毎日の忘れ物のチェックをして下さい。」
「本人に任せるのではなく、一緒にやって下さい。」
「子どもが寝てから、お母さん1人でチェックしてもいいです。」
「とにかく、忘れ物がないようにして下さい。」

 

学校の先生がおっしゃるように、教科書を忘れることはよくありません。

 

「教科書を忘れて怒られたんでしょ!」
「それなら、先生が教科書を忘れても怒らなければいいんじゃない?」

 

こうおっしゃる方もいらっしゃいます。

 

しかし、不登校解決相談所では安易な解決策はお進めしておりません。

 

安易な解決策では、登校が長続きしないからです。

 

「教科書を忘れても怒らない!」

 

もし、このような対応を先生にお願いをしても、別の場面で必要な物を忘れて怒られる可能性はあります。

 

そうすると、結局、怒られたときに登校しぶりが、また始まってしまうからです。

 

 

4.自分で準備をできるようにするにはどうする?

お母さんからは、このような疑問もいただきました。

 

「親が全てをそろえていいのでしょうか?」
「小3なら、自分で準備をできないとダメなのではないでしょうか?」
「親に頼るようにならないでしょうか?」

 

この疑問に対して、静岡にある不登校解決相談所ではこのようにお答えさせていただきました。

 

「中学生で準備ができないなら、少し不安は残ります。(そういう子もいますが)」
「小学校の3年生ですので、まだまだ、できない子もたくさんいます。」
「自分でできればいいですが、まずは登校することが大切です。」
「準備ができずに登校しないより、一緒に準備をして登校する方がいろいろな意味で子どもにプラスだと思います。」

 

また、準備ができるようにする対応についてもお伝えさせていただきました。

 

「最初は一緒に準備をして下さい。」

「1ヶ月などのスパンで、少しずつ親の手伝いを減らしていくのがいいでしょう。」

 

『今月は、週に2回は自分で準備をしてみよう!』

 

「できたときに、担任の先生に褒めていただくこともおすすめしています。」
「子どもは親に褒められるより、先生に褒められる方を喜ぶからです。」
「小学校5年生くらいまでに、自分でできるようになるといいですね!」

 

 

5.登校したときは先生に確認をしてもらい褒めてもらう!

次に、お母さん経由で学校にはこのようにお願いをしていただきました。

 

「息子さんが登校したときに、先生から声をかけていただきたいです。」
「教科書を忘れていないかを、授業前の休み時間に聞いてもらいたいと思います。」
「お母さんと一緒に準備をしているので、本人は先生にこのように言うでしょう。」

 

『先生!』
『大丈夫!忘れてないよ!』

 

「そこで先生に、驚いたり、褒めたりしてもらって下さい。」
「そうすると、子どもはこのように思うでしょう。」

 

『教科書を持ってきた。= 先生に褒められた。』
『教科書を忘れないで良かった。』

 

「これが続くと、先生への恐怖心も薄れてきます。」
「先生との信頼ができれば、徐々にですが、忘れたときも自分で言えるようになっていきます。」

 

 

6.先生の対応は悪かった?親の育て方が悪かった?

忘れ物をしたときの先生の対応が間違っていたのでしょうか?

 

私はそうは思っていません。

 

それならばお母さんの育て方が間違っていたのでしょうか?

 

もちろん、それも違います。

 

強いて言うなら、お母さんと先生の連携がとれていなかった事が、不登校の原因かもしれません。

 

 

7.どうすれば勇気を出して言えるようになる?

先生は、子どもたちに対してこのように考えていたのでしょう。

 

「忘れ物をしないようになってほしい。」
「もし、忘れたときは自分から、素直に謝りに来てほしい。」

 

この考え方は間違っていないと思います。

 

ただ、この素晴らしい思いを実現するためには、どのような支援が必要かをもう少し深く考えてもらえると良かったかもしれません。

 

「クラスに忘れ物をしたときの謝り方を伝えよう!」
「休み時間に正直に言えば、怒らないと言おう!」

 

さらに、このように考えてもらえると良かったかもしれません。

 

「大人しい子は、自分から言いに来れないかもしれない。」
「それなら、休み時間に全体に声をかけたほうがいいかな?」
「忘れ物をした人は、今、言いに来てよ!」

 

さらに考えていくと、このような考えも浮かんできます。

 

「みんなの前だと、正直に言うのは恥ずかしいかな?」
「それなら、個別に声をかけたほうがいいかな?」

 

 

8.忘れ物をなくすにはどういった支援が必要かな?

考えれば考えるほど、よりよい指導の方法が浮かんできます。

 

「そもそも、忘れ物を減らすにはどうしたらいいかな?」
「懇談会や学級通信で発信しようかな?」
「忘れ物が多い子は、直接、お母さんに電話で相談しよう!」
「チェックをしてもらって、忘れ物をなくそう!」
「忘れ物をしなかった日は褒めてあげよう!」
「シールを貼ってあげるのも喜ぶかな?」など

 

先生が対応を、いろいろと考えて行って下されば問題はありません。

 

親としては、とても頼れる先生ですし、相談もしやすいことでしょう。

 

 

9.具体的な対応方法を伝えることで動き出す学校

担任の先生は、この子どもが登校すると、すぐに声をかけて下さったそうです。

 

もちろん、お母さんも持ち物チェックをして下さったので、子どもは忘れ物をしていません。

 

先生は、何度も何度も確認をして下さり、何度も何度も褒めて下さったそうです。

 

すると、子どもはこのように言うようになったそうです。

 

「先生は、怒ると怖いけど、普段は優しい!」

 

そして、この子どもは忘れ物をしても、自分から正直に言うことを覚えていったそうです。

 

お母さんと先生の連携により、岩手県のお子さんの登校しぶりは一週間ほどで解決しました。

 

不登校の初期状態を、お母さんと先生で連携をして解決できた例だと思います。

 

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