学校の宿題をやりましょう!1年かけてゆっくり不登校を解決③

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学校の宿題をやりましょう!1年かけてゆっくり不登校を解決③

不登校解決事例

2018/07/20 学校の宿題をやりましょう!1年かけてゆっくり不登校を解決③

小学校4年生から不登校のSさん

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1.不登校前のSさんの状況
2.毎日、お母さんと一緒に勉強!
3.家でやったテストを成績に入れて!
4.家テストを成績に入れるのは危険!
5.不登校期間は精神年齢が止まる!
6.勉強に自信をもっても登校できない!
7.終わった宿題を出しに行こう!
8.夏休みの宿題を完璧に終わらせる!
9.宿題で先生との関係が良好に!

 

→徐々に登校回数を増やしていく!1年かけてゆっくり不登校を解決②

 

 

1.不登校前のSさんの状況

小学校4年生の息子さんの不登校で悩んでいたSさんのお母さんが、静岡にある不登校解決相談所に相談をしたのが、数年前の7月でした。

 

そのときにお母さんが話してくれたSさんの状況は以下の通りです。

 

・小学校3年生の最初に、担任の先生が怖いと言っていた。
・怒られている子を「かわいそう」と感じていたようだ。
・3年生の2学期にクラスの男子にいじめをうけた。
・悪口を言われたり、からかわれたりされた。
・担任の先生が指導をしてくれて、いじめは収まった。
・夏休み明けは、なんとか登校することができた。
・冬休み明けは、登校することができなかった。
・小学校3年生の3学期から完全不登校になった。

 

 

2.毎日、お母さんと一緒に勉強!

Sさんは真面目な子でした。

 

不登校で学校に行けなくても、朝は8時に起き、夜は10時に寝るという規則正しい生活を送っています。

 

お母さんが買って来た国語、算数、理科、社会の問題集も、毎日、欠かさず行っていました。

 

ただ、勉強時間は1日1時間程度でしたが。

 

お母さんと2回目に会ったとき、お母さんは私にこう言いました。

 

「家で単元テストをやっています。」
「毎日、勉強もやっています。」

「でも、学校は家でやった単元テストを成績に入れてくれません!」

 

 

3.家でやったテストを成績に入れて!

いじめが原因で不登校になってしまったSさんです。

 

元々、学校に行けない理由を作ったのは、学校と言っていいかもしれません。

 

そういう思いがあるお母さんからしたら、こう思っても無理はありません。

 

「学校に行きたいのに行けない!」
「だから、テストも家で受けている。」
「だから、家で勉強もやっている。」
「この子のがんばりを成績に入れないのはおかしい!」
「もともとの原因を作ったのは学校でしょ!」

 

 

4.家テストを成績に入れるのは危険!

しかし、私はお母さんにこう伝えます。

 

「家でやったテストを成績に入れるのはよくありません。」

 

学校に行かないで、家でテストを受ける。

 

それを成績に入れてもらう。

 

学校に行かずに、毎日を家で過ごし、それでもらった成績がとても良いものだったら。

 

子どもはこう考えてしまいます。

 

「学校に行かなくても良い成績がとれる!」
「学校に行く意味ないじゃん!」

 

実際に、登校してから授業が分からなくなるのを心配して、学校には行けなくても、塾に通わせたり、家庭教師に来てもらったりしていた不登校の子どもを何人も見てきました。

 

不登校の子どもが、「家で勉強するからいい!」「学校に行く意味ない!」と言って困っていると言う、お母さんの相談もたくさん受けて来ました。

 

 

5.不登校期間は精神年齢が止まる!

学校は、勉強をするところでもありますが、それ以外に学ぶことがたくさんあります。

 

年相応の発達や成長、人間関係やモラル、自己効力感や自己肯定感など。

 

これらは、家庭で勉強しているだけでは、身につきにくい事ばかりです。やはり、同年代の仲間と接することで、身につく可能性が上がっていくものです。

 

相談をいただいたお母さんがたに、よく話をさせていただくのが、このような内容です。

 

「不登校の期間は、精神年齢が上がりません。」

 

これはどういうことか、簡単に説明するとこうなります。

 

「10才の子どもが、過去に1年間不登校だったなら、精神年齢は9才。」
「15才の子どもが、過去に3年間不登校だったなら、精神年齢は12才。」

 

必ずではありませんが、こう思っていただけるといいかと思います。

 

不登校期間が長くなれば長くなるほど、復帰したあとの登校継続が難しくなるのはこのせいです。

 

ただ、居場所のある学級であれば、この差はどんどん縮まっていきます。

 

回りの子どもに引っ張られる形で、加速度的に子どもの精神年齢は年相応に近づいていきます。

 

 

6.勉強に自信をもっても登校できない!

私はSさんのお母さんに、学校の宿題をやる事を進めます。

 

もちろん、今まで行ってきた「問題集学習」も続けてもらえるのなら、そのまま、続けてもらいたいと伝えます。

 

静岡にある不登校解決相談所が、学校の宿題を行うように勧めるのには訳があります。

 

Sさんの場合、毎日、お母さんと一緒に問題集を使って勉強をしています。

 

そのため、勉強に関しては、Sさん自信が「苦手」とは思っていないことでしょう。むしろ、「得意」と思っているかもしれません。

 

ただ、毎日、家で問題集学習をしたからと言って、Sさんが登校することはありません。

 

なぜなら、Sさんが登校できない理由は「勉強がわからない」ではないからです。

 

もちろん、毎日の勉強はSさんにマイナスに働くことはありません。勉強に対して自信を持つことができるようになるからです。

 

しかし、この自信が学校で活きてくるのは、登校できるようになってからとなります。

 

 

7.終わった宿題を出しに行こう!

静岡にある不登校解決相談所が、宿題を行う事を勧める理由は以下のものです。

 

「登校のきっかけを作る材料になる!」

 

「きっかけの材料」とはどういう意味でしょう。

 

宿題を出すのは、誰でしょう?当然、学校の先生ですよね!

 

学校の先生の出す宿題をしっかりやる。

 

それを提出すれば、もちろん先生は喜びます。

 

その言葉が不登校の子どもに届くようにすれば、不登校の子どもも当然、喜びます。

 

また、宿題を提出するときにこのように言うこともできます。

 

「全部、終わってるんだから先生に出しに行こう!」

 

もちろん、宿題をやったからといって、必ず自分で先生に出しにいくとは限りません。

 

しかし、宿題をやっていなければ100%、宿題を出しに行くことはありません。

 

 

8.夏休みの宿題を完璧に終わらせる!

私はSさんのお母さんに、夏休みの宿題を行うことを提案します。

 

その提案をお母さんは受け入れ、Sさんと一緒に、毎日、コツコツ夏休みの宿題も行ったようです。

 

元々、真面目なSさんです。お母さんとの「問題集学習」も毎日、続けたそうです。

 

私は、宿題をするきっかけを作るため、夏休みの最初に、Sさんと話をしました。

 

それがSさんとの初対面です。そのときの面会?時間は10分だけでした。

 

それでも、真面目なSさんは私の言ったことを理解し、お母さんと一緒に、毎日、宿題を行ってくれました。

 

 

9.宿題で先生との関係が良好に!

夏休み終了後、Sさんは事務室で担任の先生に宿題を手渡します。

 

その後も、毎日の宿題をきちんと行い、毎日、事務室に届けるようになりました。

 

この宿題のやりとりにより、毎日の事務室登校が安定するとともに、担任の先生やその他の先生との関係も徐々に作られていきました。
「家の子どもは、宿題をやるきがありません!」
「勉強も全くやっていません!」

 

こう思ったお母さんは、静岡にある不登校解決相談所にご連絡をください。

 

お子さんのやる気を促す方法を一緒に考えたり、一緒に対応をさせていただきます。

 

 

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→1年かけてゆっくり不登校を解決④(近日アップ)

 

 

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