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〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14(公文併設)
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お母さんが対応を変えたことで小学校2年生と4年生の兄弟の不登校がすぐに解決!
1.親の不仲で小学生の兄弟が不登校? 2.ゲーム依存状態になり食事中もスマホでゲーム 3.ゲームをしている時だけツラいことを忘れる? 4.お兄ちゃんは何もしないでズルい! 5.小学生の兄弟ともに昼夜逆転、ゲーム依存に! 6.親が対応を変えると子どもが反発する可能性大! 7.登校刺激が弱いと反発は少ないけど・・・ 8.子どもに合った登校刺激の強さを決める! 9.小学校2年生の弟に行った対応 10.小学校5年生の兄に行った対応 11.弟はすぐに登校開始!2週間後に兄も登校開始! 12.登校を始めた後も油断しないで必要な支援を!
10月中旬。
宮崎県にお住まいのお母さんから、お子さんの不登校相談をいただきました。
小学校4年生のお兄ちゃんが6月から不登校に、小学校2年生の弟さんは9月から不登校になったということでした。
最初の相談で、お母さんはこのように仰っていました。
「お兄ちゃんが不登校になった理由も、弟が不登校になった理由もわかりません。」 「ただ、カウンセラーさんからは、このように言われました。」
『お父さんとお母さんの不仲が原因でしょう。』 『子どもは敏感にそれを感じて不登校になったのでしょう。』
その後、不登校の兄弟への対応については、このように言われたそうです。
『ムリをさせないようにしましょう。』 『心のエネルギーがたまるまで待つことが大切です。』 『ゲームや動画、TVなども本人の好きなようにさせて下さい。』
宮崎県にお住まいのお母さんは、カウンセラーさんのアドバイスを忠実に実行したそうです。
お兄ちゃんがゲームをやりたいと言えば自由にやらせ、宿題をしたくないと言えばやらせず、朝、眠いと言えば、そのまま寝かせたそうです。
しかし、小学校4年生のお兄ちゃんの状態は悪化していきます。
初めての相談のときに、お母さんはこう仰っていました。
「私が登校や勉強を勧めないので、親子のケンカはありませんでした。」 「しかし、兄はどんどんゲームやネットにのめり込んでいきました。」 「毎日、深夜までゲームをするようになり、起きる時間も昼頃になりました。」
さらには、このようなこともあったそうです。
「ワガママも強くなりました。」 「先日は、ご飯の時間にスマホを使っていたので注意をしました。」 「すると、兄はこのように言ってきました。」
『うるせーな!』 『オレは、心のエネルギーをためているんだよ!』 『スマホを使っている時だけ、ツラいことを忘れられるんだ!』
宮崎県にお住まいのお母さんの対応や、お子さんの状態は完全に「不登校のあるある」です。
全てを子どもの自由にしてしまったため、子どもが出来ることすらしなくなった典型です。
「○○をしている時だけツラさを忘れられる。」
この言葉も不登校の子ども達がよく言う言葉です。
静岡県にある不登校解決相談所の支援で不登校が解決した子ども達も、対応を始めた初期はこのように言っていました。
兄弟で不登校の場合、お兄ちゃんの状態が弟にも伝染していくことがほとんどです。
私はお母さんに、弟さんの状態をお聞きしました。
宮崎県にお住まいのお母さんは、弟さんについてこのように仰っていました。
「小学校2年生の弟は、1学期は普通に学校にいっていました。」 「2学期の初日は、学校に行くことができました。」 「しかし、翌朝、このように言ってきました。」
『お兄ちゃんは何で寝てるの?』 『お兄ちゃんばっかりズルい!』
お母さんは、小学校2年生の弟さんにこのように声をかけたそうです。
「お兄ちゃんは、ツラいことがあって学校に行けないの。」 「今は、心のエネルギーをためているのよ。」
すると、小学校2年生の弟さんは、こう言ったそうです。
『僕だって、学校でつらいことがたくさんあるのに!』
小学校4年生のお兄ちゃんが6月に不登校になってから3ヶ月後、小学校2年生の弟さんも不登校になってしまいました。
宮崎県にお住まいのお母さんは、弟さんにもお兄ちゃんと同じ対応を行います。
すると、お兄ちゃんの時よりも「早く」弟さんの状態は悪くなっていきました。(不登校あるある)
お母さんが、静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さった10月の時点では、兄弟そろってこのような状態でした。
・それぞれがゲーム機を持っている。 ・それぞれがスマホかタブレットを持っている。 ・それぞれが好きなゲームをやったり、好きな動画を見て1日を過ごしている。 ・兄は完全昼夜逆転生活で、弟はほぼ昼夜逆転生活となっている。 (弟が寝る時間は深夜1時~2時で、起きる時間は9時~11時) ・2人とも宿題や勉強は全くやらなくなった。 ・母親が学校に関係することを言うと、2人とも泣いたり、騒いだり、暴れたりする。
静岡県にある不登校解決相談所では、お母さんにこのようなアドバイスをさせていただきました。
「今までの対応を続けていると、この状態が続く可能性が高いです。」 「親が対応を変えることで、子どもの状態も変わってきます。」
ただ、このような注意点もお伝えしました。
「突然、対応を変えると、子どもは驚くでしょう。」 「驚くだけならいいのですが、ほとんどの不登校の子どもは親に反発します。」 「例えば、ゲームを自由にしていた子に対して、ゲームは1日6時間までと制限すると、暴れたり、暴言を吐いたりする子が多くいます。」 (1日、6時間は多い方だと思うのですが・・・。)
そして、最後にこう伝えました。
「強い登校刺激を与えれば、不登校が解決する時間は短くなります。」 「ただ、子どもの反発も強くなります。」 「暴れたり、暴言を吐いたり、物を壊す子もいます。」 「親を脅してくる子もいます。」
『そんなことしたら一生、学校に行かないぞ!』 『ゲームが出来ないなら死んでやる!』
「逆に弱い登校刺激をすれば、子どもの反発は小さくなります。」 「ただ、不登校の解決には時間がかかってしまいます。」 「お子さんにはどちらが合っているか?」 「お母さんやお父さんがどこまで出来るか?」 「それによって、対応を決めた方がいいと思います。」
静岡県にある不登校解決相談所では、宮崎県にお住まいのお母さんから様々な質問をいただきました。
もちろん、それに対して不登校解決相談所では、豊富な解決事例から回答をさせていただきました。
宮崎県にお住まいのお母さんは、最終的に中程度の登校刺激を与えることにしました。
お兄ちゃんと弟くんの両方が担任の先生と週に1回程度、会い続けていたことも決断をした理由です。
不登校解決相談所は2人のお子さんに行う対応のアドバイスをしました。
実際に行ってもらった対応が下記の対応です。
弟への対応 ・担任の先生に宿題をやることを提案してもらう。 ・「学校に来て欲しい。」「先生もみんなも待ってる。」「みんなで一緒に遊ぼう。」などの声かけをしてもらう。 ・担任の先生が帰宅した後、お母さんは担任の先生の提案を実現できるように励ます。 ・同時に「最初はどちらか1つ出来るだけでもスゴいと思うよ!」と声をかける。 ・学校に行けなくても、宿題はお母さんが「一緒にやろう!」と声をかけやらせる。 (小学校2年生なので「一緒にやろう!」と声をかければやる可能性が高いとのことでした。) ※ 「翌日に登校できた場合」「登校出来なくても宿題をした場合」「どちらも出来なかった場合」の対応も事前に一緒に考えました。
兄への対応
・基本的には弟と同様に、先生に声をかけてもらい、宿題や登校を促してもらう。 ・先生に声をかけてもらう前に、提案する宿題の検討をする。 (どの程度であれば、拒否反応と提出の効果が最も高くなるかを考えました。) ・登校する確率は低いが、担任の先生には定期的に声をかけてもらう。 ・親は「登校はまだ出来ない。」を前提に、「このままじゃマズいと思ってるんだね!」「しっかり考えているんだね!」「ちょっとずつガンバろうね!」など、前向きになれる声かけをする。
お兄ちゃんは不登校期間が長く、反抗期も近いため、弟くんよりは弱めの登校刺激です。
もちろん、2人が「登校できたとき」「宿題をやったとき」「両方ともできたとき」などの褒め方についてもお母さんにお伝えしました。
また、学校には「登校したとき」に行ってほしい対応もお願いしました。
簡単に言うと、子どもが「登校して良かった!」「ガンバって良かった!」と思えるようにする対応や支援です。
予想に反して(良い意味で)、弟くんは先生と約束をした翌日から登校と宿題を始めました。
担任の先生も学校で上手に対応をして下さったことで弟くんの登校は続きました。
当然、お母さんにも事前にお伝えした対応や称揚を行ってもらいました。
お兄ちゃんは、すぐに登校することは出来ませんでしたが、宿題は始めました。
事前にお母さんと量や内容について検討したのですが(30分程度で終わる内容)、最初の宿題を先生に称揚してもらったことで、お兄ちゃんはこのように言ってくれました。
「みんなと同じ量くらいなら出来るよ!」
その後、お兄ちゃんは毎日、他の子と同じ量の宿題をして、達成感を感じていきます。
(同時に劣等感を減らしていきました。)
これにより、弟くんから2週間送れましたが、お兄ちゃんも登校を始めます。
不登校の子どもが登校を始めたばかりの頃、親や先生は子どもをたくさん褒めるでしょう。
しかし、10日~20日程度、子どもが登校を続けると、親や先生は子どもを褒めなくなります。
そして、子どもが不登校に戻るとこのようにいいます。
「あの子には登校は、まだ、早かったんだ。」 「心のエネルギーがたまっていなかったんだ。」
しかし、この考えは間違っています。
なぜなら、子どもが不登校に戻ってしまったのは、親や先生の支援不足だからです。
不登校の子どもが登校を始めたら、行わなければいけない対応や支援があります。
それらの対応や支援をして、子どもの登校が安定したとき、初めて不登校が解決したと言えるのです。
現在、宮崎県にお住まいのお母さんからは、定期的に相談をいただき、対応や支援の確認などをさせていただいております。
コレにより、お兄ちゃんと弟くんの登校は安定しているのです。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県から不登校の相談をいただいております。
24/12/02
24/11/25
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これからも油断しないで登校が継続する支援を!
1.親の不仲で小学生の兄弟が不登校?
2.ゲーム依存状態になり食事中もスマホでゲーム
3.ゲームをしている時だけツラいことを忘れる?
4.お兄ちゃんは何もしないでズルい!
5.小学生の兄弟ともに昼夜逆転、ゲーム依存に!
6.親が対応を変えると子どもが反発する可能性大!
7.登校刺激が弱いと反発は少ないけど・・・
8.子どもに合った登校刺激の強さを決める!
9.小学校2年生の弟に行った対応
10.小学校5年生の兄に行った対応
11.弟はすぐに登校開始!2週間後に兄も登校開始!
12.登校を始めた後も油断しないで必要な支援を!
1.親の不仲で小学生の兄弟が不登校?
10月中旬。
宮崎県にお住まいのお母さんから、お子さんの不登校相談をいただきました。
小学校4年生のお兄ちゃんが6月から不登校に、小学校2年生の弟さんは9月から不登校になったということでした。
最初の相談で、お母さんはこのように仰っていました。
「お兄ちゃんが不登校になった理由も、弟が不登校になった理由もわかりません。」
「ただ、カウンセラーさんからは、このように言われました。」
『お父さんとお母さんの不仲が原因でしょう。』
『子どもは敏感にそれを感じて不登校になったのでしょう。』
その後、不登校の兄弟への対応については、このように言われたそうです。
『ムリをさせないようにしましょう。』
『心のエネルギーがたまるまで待つことが大切です。』
『ゲームや動画、TVなども本人の好きなようにさせて下さい。』
2.ゲーム依存状態になり食事中もスマホでゲーム
宮崎県にお住まいのお母さんは、カウンセラーさんのアドバイスを忠実に実行したそうです。
お兄ちゃんがゲームをやりたいと言えば自由にやらせ、宿題をしたくないと言えばやらせず、朝、眠いと言えば、そのまま寝かせたそうです。
しかし、小学校4年生のお兄ちゃんの状態は悪化していきます。
初めての相談のときに、お母さんはこう仰っていました。
「私が登校や勉強を勧めないので、親子のケンカはありませんでした。」
「しかし、兄はどんどんゲームやネットにのめり込んでいきました。」
「毎日、深夜までゲームをするようになり、起きる時間も昼頃になりました。」
さらには、このようなこともあったそうです。
「ワガママも強くなりました。」
「先日は、ご飯の時間にスマホを使っていたので注意をしました。」
「すると、兄はこのように言ってきました。」
『うるせーな!』
『オレは、心のエネルギーをためているんだよ!』
『スマホを使っている時だけ、ツラいことを忘れられるんだ!』
3.ゲームをしている時だけツラいことを忘れる?
宮崎県にお住まいのお母さんの対応や、お子さんの状態は完全に「不登校のあるある」です。
全てを子どもの自由にしてしまったため、子どもが出来ることすらしなくなった典型です。
「○○をしている時だけツラさを忘れられる。」
この言葉も不登校の子ども達がよく言う言葉です。
静岡県にある不登校解決相談所の支援で不登校が解決した子ども達も、対応を始めた初期はこのように言っていました。
兄弟で不登校の場合、お兄ちゃんの状態が弟にも伝染していくことがほとんどです。
私はお母さんに、弟さんの状態をお聞きしました。
4.お兄ちゃんは何もしないでズルい!
宮崎県にお住まいのお母さんは、弟さんについてこのように仰っていました。
「小学校2年生の弟は、1学期は普通に学校にいっていました。」
「2学期の初日は、学校に行くことができました。」
「しかし、翌朝、このように言ってきました。」
『お兄ちゃんは何で寝てるの?』
『お兄ちゃんばっかりズルい!』
お母さんは、小学校2年生の弟さんにこのように声をかけたそうです。
「お兄ちゃんは、ツラいことがあって学校に行けないの。」
「今は、心のエネルギーをためているのよ。」
すると、小学校2年生の弟さんは、こう言ったそうです。
『僕だって、学校でつらいことがたくさんあるのに!』
5.小学生の兄弟ともに昼夜逆転、ゲーム依存に!
小学校4年生のお兄ちゃんが6月に不登校になってから3ヶ月後、小学校2年生の弟さんも不登校になってしまいました。
宮崎県にお住まいのお母さんは、弟さんにもお兄ちゃんと同じ対応を行います。
すると、お兄ちゃんの時よりも「早く」弟さんの状態は悪くなっていきました。(不登校あるある)
お母さんが、静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さった10月の時点では、兄弟そろってこのような状態でした。
・それぞれがゲーム機を持っている。
・それぞれがスマホかタブレットを持っている。
・それぞれが好きなゲームをやったり、好きな動画を見て1日を過ごしている。
・兄は完全昼夜逆転生活で、弟はほぼ昼夜逆転生活となっている。
(弟が寝る時間は深夜1時~2時で、起きる時間は9時~11時)
・2人とも宿題や勉強は全くやらなくなった。
・母親が学校に関係することを言うと、2人とも泣いたり、騒いだり、暴れたりする。
6.親が対応を変えると子どもが反発する可能性大!
静岡県にある不登校解決相談所では、お母さんにこのようなアドバイスをさせていただきました。
「今までの対応を続けていると、この状態が続く可能性が高いです。」
「親が対応を変えることで、子どもの状態も変わってきます。」
ただ、このような注意点もお伝えしました。
「突然、対応を変えると、子どもは驚くでしょう。」
「驚くだけならいいのですが、ほとんどの不登校の子どもは親に反発します。」
「例えば、ゲームを自由にしていた子に対して、ゲームは1日6時間までと制限すると、暴れたり、暴言を吐いたりする子が多くいます。」
(1日、6時間は多い方だと思うのですが・・・。)
7.登校刺激が弱いと反発は少ないけど・・・
そして、最後にこう伝えました。
「強い登校刺激を与えれば、不登校が解決する時間は短くなります。」
「ただ、子どもの反発も強くなります。」
「暴れたり、暴言を吐いたり、物を壊す子もいます。」
「親を脅してくる子もいます。」
『そんなことしたら一生、学校に行かないぞ!』
『ゲームが出来ないなら死んでやる!』
「逆に弱い登校刺激をすれば、子どもの反発は小さくなります。」
「ただ、不登校の解決には時間がかかってしまいます。」
「お子さんにはどちらが合っているか?」
「お母さんやお父さんがどこまで出来るか?」
「それによって、対応を決めた方がいいと思います。」
8.子どもに合った登校刺激の強さを決める!
静岡県にある不登校解決相談所では、宮崎県にお住まいのお母さんから様々な質問をいただきました。
もちろん、それに対して不登校解決相談所では、豊富な解決事例から回答をさせていただきました。
宮崎県にお住まいのお母さんは、最終的に中程度の登校刺激を与えることにしました。
お兄ちゃんと弟くんの両方が担任の先生と週に1回程度、会い続けていたことも決断をした理由です。
9.小学校2年生の弟に行った対応
不登校解決相談所は2人のお子さんに行う対応のアドバイスをしました。
実際に行ってもらった対応が下記の対応です。
弟への対応
・担任の先生に宿題をやることを提案してもらう。
・「学校に来て欲しい。」「先生もみんなも待ってる。」「みんなで一緒に遊ぼう。」などの声かけをしてもらう。
・担任の先生が帰宅した後、お母さんは担任の先生の提案を実現できるように励ます。
・同時に「最初はどちらか1つ出来るだけでもスゴいと思うよ!」と声をかける。
・学校に行けなくても、宿題はお母さんが「一緒にやろう!」と声をかけやらせる。
(小学校2年生なので「一緒にやろう!」と声をかければやる可能性が高いとのことでした。)
※ 「翌日に登校できた場合」「登校出来なくても宿題をした場合」「どちらも出来なかった場合」の対応も事前に一緒に考えました。
10.小学校5年生の兄に行った対応
兄への対応
・基本的には弟と同様に、先生に声をかけてもらい、宿題や登校を促してもらう。
・先生に声をかけてもらう前に、提案する宿題の検討をする。
(どの程度であれば、拒否反応と提出の効果が最も高くなるかを考えました。)
・登校する確率は低いが、担任の先生には定期的に声をかけてもらう。
・親は「登校はまだ出来ない。」を前提に、「このままじゃマズいと思ってるんだね!」「しっかり考えているんだね!」「ちょっとずつガンバろうね!」など、前向きになれる声かけをする。
お兄ちゃんは不登校期間が長く、反抗期も近いため、弟くんよりは弱めの登校刺激です。
もちろん、2人が「登校できたとき」「宿題をやったとき」「両方ともできたとき」などの褒め方についてもお母さんにお伝えしました。
また、学校には「登校したとき」に行ってほしい対応もお願いしました。
簡単に言うと、子どもが「登校して良かった!」「ガンバって良かった!」と思えるようにする対応や支援です。
11.弟はすぐに登校開始!2週間後に兄も登校開始!
予想に反して(良い意味で)、弟くんは先生と約束をした翌日から登校と宿題を始めました。
担任の先生も学校で上手に対応をして下さったことで弟くんの登校は続きました。
当然、お母さんにも事前にお伝えした対応や称揚を行ってもらいました。
お兄ちゃんは、すぐに登校することは出来ませんでしたが、宿題は始めました。
事前にお母さんと量や内容について検討したのですが(30分程度で終わる内容)、最初の宿題を先生に称揚してもらったことで、お兄ちゃんはこのように言ってくれました。
「みんなと同じ量くらいなら出来るよ!」
その後、お兄ちゃんは毎日、他の子と同じ量の宿題をして、達成感を感じていきます。
(同時に劣等感を減らしていきました。)
これにより、弟くんから2週間送れましたが、お兄ちゃんも登校を始めます。
12.登校を始めた後も油断しないで必要な支援を!
不登校の子どもが登校を始めたばかりの頃、親や先生は子どもをたくさん褒めるでしょう。
しかし、10日~20日程度、子どもが登校を続けると、親や先生は子どもを褒めなくなります。
そして、子どもが不登校に戻るとこのようにいいます。
「あの子には登校は、まだ、早かったんだ。」
「心のエネルギーがたまっていなかったんだ。」
しかし、この考えは間違っています。
なぜなら、子どもが不登校に戻ってしまったのは、親や先生の支援不足だからです。
不登校の子どもが登校を始めたら、行わなければいけない対応や支援があります。
それらの対応や支援をして、子どもの登校が安定したとき、初めて不登校が解決したと言えるのです。
現在、宮崎県にお住まいのお母さんからは、定期的に相談をいただき、対応や支援の確認などをさせていただいております。
コレにより、お兄ちゃんと弟くんの登校は安定しているのです。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
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