不登校の子どもが動き出すのを待たなきゃダメなんですか?学校のことを言っちゃダメなんですか?

不登校解決相談所

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不登校の子どもが動き出すのを待たなきゃダメなんですか?学校のことを言っちゃダメなんですか?

不登校解決事例

2022/10/27 不登校の子どもが動き出すのを待たなきゃダメなんですか?学校のことを言っちゃダメなんですか?

今は分かります!今までの対応が間違っていたと!

 

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1.「待つ」「ムリをさせない」対応でいいの?
2.もっと早く不登校解決相談所に相談をすれば良かった!
3.数回の相談で出席0が出席月20日に!
4.急に欠席が増えた元不登校の子ども!
5.突然、欠席が増えた理由は何?
6.前期のお母さんと学校の対応は◎!
7.何もしてなくても褒めるのが大事なの?
8.前期にガンバったご褒美が3日間でゲーム36時間
9.続けていた宿題を後回しにするように・・・
10.親が対応を変えたことで長期不登校を回避!

 

 

1.「待つ」「ムリをさせない」対応でいいの?

 

カウンセラーさんやお医者さん、支援員さんに不登校の相談をすると、このように言われることがあります。

 

「ムリをさせないようにしましょう!」
「登校刺激を与えないようにしましょう!」
「学校の話はしないようにしましょう!」
「本人の意志を尊重してあげましょう!」
「好きな事を好きなだけさせてあげましょう!」
「本人が動き出すまで待ちましょう!」

 

静岡県にある不登校解決相談所でも、上記のような対応をとる場合もあります。

 

(もちろん、上記の対応だけでなく、先を見通して声かけや支援は工夫します。)

 

しかし、上記の対応が必要な子はほとんどいません。

 

逆に上記の対応をしたことで、不登校が悪化している子どもがほとんどです。

 

 

2.もっと早く不登校解決相談所に相談をすれば良かった!

 

静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の初期対応の大切さを訴えています。

 

ただ、不登校解決相談所に寄せられる相談の9割以上が、不登校が長期化してしまっている相談です。

 

不登校解決相談所に相談をいただき、不登校が解決したお母さん方は、みなさんこう仰います。

 

「もっと早く不登校解決相談所に相談しておけば良かった!」
「そうしたら不登校が長くならずにすんだのに!」
「本人も親も、ツラい思いをせずにすんだのに!」
「なぜ、間違った対応が一般的になっているのでしょうか?」など

 

少ないですが、不登校の初期に相談を下さるお母さん方もいらっしゃいます。

 

その場合、数回のカウンセリングや相談でお子さんの不登校は解決しています。

 

不登校期間が長くないため、お子さんも親御さんも、ツラい思いをせず、自然と学校に戻っています。

 

(すぐに解決してしまうため、相談時間は短くなり、仕事としては・・・・。笑)

 

 

3.数回の相談で出席0が出席月20日に!

 

今年の5月に、山梨県にお住まいのお母さんから、小学校6年生のお子さん(不登校期間が1年半)の相談をいただきました。

 

5月~6月にかけて、お母さんや学校の先生の対応をアドバイスをさせていただいたことで、欠席が月に3~4回に減ったお子さんです。

 

夏休み中には、このような相談をいただきました。

 

「夏休み明けからは、欠席を月に1~2回程度に減らしたい。」
「冬休み明けは月に0~1回、中学校では毎日、登校出来るようにしたい。」
「どのような対応をすればいいでしょうか?」

 

これに対して、静岡県にある不登校解決相談所では、お母さんや学校の先生にしていただきたい対応や支援をお伝えさせていただきました。

 

 

4.急に欠席が増えた元不登校の子ども!

 

先日、山梨県にお住まいのお母さんから、3ヶ月ぶりに相談の電話がありました。

 

山梨県にお住まいのお母さんはこう仰いました。

 

「夏休み明け~前期終了(10月初旬)の欠席は2回だけでした。」
「月に1回休んだ計算になります。」
「なんだかんだ言いながらも、息子は本当にガンバったと思います。」

 

嬉しい報告かと思った私に対して、お母さんはこう仰いました。

 

「後期に入って2週間ですが、すでに3日休んでいます。」
「どうすればいいですか?」

 

 

5.突然、欠席が増えた理由は何?

 

このように突然、欠席が増える事例は、それほど多くありません。

 

前期の間、学校に行けていたので、クラスに問題がある可能性も少ないと思われました。

 

そこで私は、お母さんに対し「前期と後期の間に行った対応」について聞いてみました。

 

するとお母さんは、このような話をして下さいました。

 

「前期の面談で担任の先生がたくさん褒めて下さいました。」
「宿題などもしっかりと提出できたことも褒めて下しました。」
「成績もスゴく上がりました。(小5は評定不能で小6の前期は平均より少し上)」
「本人もとても喜んでいました。」
「私は以前に教えてもらった対応を思い出し、子どもが好きな唐揚げをたくさん作ってあげました。」
「子どももそれを喜び、このような発言も飛び出しました。」

 

『僕は普通に学校に行ってたダケだよ!』

 

 

6.前期のお母さんと学校の対応は◎!

 

ここまでの声かけや親の対応に間違いはありません。

 

前期の間、子どもの登校が続くように支援を行い、それに対して子どももガンバり、良い結果がでた。

 

実際に「ガンバった」事をたくさん褒めたり、行動で褒めたりした。

 

本人が「ガンバって良かった!」「やれば出来るんだ!」と思える対応です。

 

お母さんや学校の先生の対応は、とても良い対応です。

 

これを聞いた私は、このように思いました。

 

「お母さんと学校の先生が上手に対応や支援をしたから、前期はガンバれたんだな!」

 

 

7.何もしてなくても褒めるのが大事なの?

 

不登校の子どもを「褒める」ことに対して、よく言われるのが下記のような対応です。

 

「ガンバっていなくても褒めるようにする。」
「そこにいることを褒めるようにする。」
「存在を褒めてあげる。」

 

また、このような対応を勧める方もいらっしゃいます。

 

「子どもの一挙手一投足に対して、親は表情を変化させないようにする。
「失敗しても叱らない。(注意をしない)」
「ガンバっているとき褒めない。(それがプレッシャーになるから)」

 

これらの対応を行えば、子どもと親のトラブルやケンカは少なくなるでしょう。

 

反面、子どものやる気もなくなりますし、親と子の立場が逆転することも多くなります。

 

実際、山梨県にお住まいのお母さんも、静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さる前は、上記の対応を取っていました。

 

その結果、不登校になってから「昼夜逆転」「勉強を全くやらない」「スマホ依存」「ゲーム依存」の状態になってしまったのです。

 

 

8.前期にガンバったご褒美が3日間でゲーム36時間

 

お母さんから、さらに詳しく話を聞くと、このお子さんの欠席増の理由が分かりました。

 

「面談の日の夕飯の時、父親は大喜びでこのように言いました。」

 

『成績が上がって良かったな!』
『一緒に宿題をやった甲斐があったな!』
『土日はおもいっきり好きな事をして過ごしていいからな!』

 

「土曜日は朝からズッとゲームをしていました。」
「朝の9時に起きてきて、ご飯以外の時間はゲームをしていました。」
「合計で12時間はやったと思います。」

 

これに対してお母さんは、お子さんにこう言ったそうです。

 

「ちょっとやり過ぎだよ!」

 

すると、お母さんに対して、お父さんがこう言ったそうです。

 

『前期はガンバったんだから、好きなだけやらせてあげろよ!』

 

 

9.続けていた宿題を後回しにするように・・・

 

日曜日も朝からゲームをしていたそうです。

 

お母さんは「宿題が終わっていない」ことが心配になり、こう言います。

 

「ゲームもいいけど、先に宿題をやりなさい!」

 

すると、これに対して子どもがこう言ってきます。

 

『後でやるよ!』
『前期はガンバったんだから、好きなだけやっていいでしょ!』

 

お母さんは、お子さんの言葉を信じて注意をやめたそうです。

 

 

10.親が対応を変えたことで長期不登校を回避!

 

月曜日も休日だったため、お母さんは朝、起こさなかったそうです。

 

すると、このお子さんは昼過ぎに起きてきたそうです。

 

そして、その日もゲーム三昧で、結局、宿題はやらなかったそうです。

 

その結果、後期初日の朝も布団から出ず、学校を休んだそうです。

 

これに対して、お母さんが注意をすると、お父さんはこう言ったそうです。

 

「疲れているだけだよ!」
「子どもを信じてあげなきゃダメだよ!」

 

しかし、その週は登校日4のうち、1日しか登校することができなかったとの事でした。

 

静岡県にある不登校解決相談所では、お父さんの対応を変えていただくこと(前期と同じようにしてもらうこと)を提案します。

 

これにより、翌週からは前期と同様に登校することができるようになったそうです。

 

 

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