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正しい対応で不登校の子どもが登校開始!1年後、親や学校の対応が元に戻り、子どもも不登校に戻ってしまった!
1.小学校6年生から不登校の中学1年生 2.心に寄り添い、全てを自由にさせた1年半 3.子どもの自由にさせたことで昼夜逆転でゲーム依存に! 4.学校の先生を含めた不登校対応の助言 5.1年半の不登校が1ヶ月で解決!教室登校開始! 6.不登校解決後の親の対応のポイントは「普通」 7.中学2年生の3学期から不登校に逆戻り 8.不登校時の対応に戻ってしまった親 9.新担任は「待つ」「寄り添う」対応を推奨 10.ゲームをやりたいだけやらせるのが「寄り添う」?
2年前。
神奈川県にお住まいのお母さんから、中学1年生の息子さんの相談をいただきました。
「小学校6年生の5月から不登校になってしまいました。」 「中学校に入り最初の1ヶ月は登校したのですが・・・。」 「6年生の頃と同様に5月から不登校に戻ってしまいました。」
その時のお子さんの様子について聞きました。
「最初のうちは、学校に行かなくても規則正しい生活をしていたのですが・・・。」 「宿題やお手伝いもやっていました。」 「ただ、徐々に宿題やお手伝いをしなくなっていきました。」 「朝、起きる時間も遅くなり、最近はお昼くらいに起きてきます。」 「夜遅くまでゲームをやっています。」
不登校解決相談所では、お母さんにどのような対応をとっていたのかを聞きました。
「子どもの心に寄り添ってきました。」 「本人の意志を尊重してきました。」 「心のエネルギーをためるために、好きな事だけをさせてきました。」 「学校の話はせず、宿題などもやらせていません。」
その対応を1年半続けてきた、お母さんの正直なお気持ちも聞かせていただきました。
「息子とのケンカは減りました。」 「ただ、それは私が息子の嫌がることを言わなくなったからだと思います。」 「最近は、少しでもゲームや動画の話をすると、こう言います。」
『お母さんは僕の気持ちを分かっていない!』 『学校の事を考えるとツラくなるんだ!』 『好きなゲームや動画の時だけ、心が楽になるんだ!』 『だから僕はゲームをやっているんだ!』
最後に、お母さんはこう仰いました。
「いつになったら、子どもは自分から動き出すのでしょうか?」
神奈川県にお住まいの、この不登校のお子さんは典型的な例と言えます。
もちろん、不登校になったきっかけはあったと思います。
5月から不登校になっているところをみると、小学校6年生の学級に問題があったのでしょう。
ただ、その後に「問題を解決(乗り越える)」ための対応ではなく、「待つ」「子どもの意志を尊重する」対応をとってしまったことが、その後のお子さんの状態を作ってしまったといえます。
もちろん、「いじめ」や「無視」などで不登校になってしまった場合、「待つ(落ち着かせる)」や「(前向きな)子どもの意志を尊重する」をとることもあります。
ただ、このお子さんに必要な対応は「待つ」や「子どもの意志を尊重する」という画一的な対応ではなかったことがお子さんの状態からもうかがえると思います。
神奈川県にお住まいのお母さんに話を伺うと、担任の先生がとても協力的であることが分かりました。
そこで不登校解決相談所では、下記のような提案をさせていただきました。
・家庭訪問や電話、手紙などで、学校の先生との信頼関係を強くする。 ・先生にきっかけを作ってもらいゲームや動画の制限をする。 ・起床の時間や就寝時間、ゲームの時間を先生に確認してもらう。 ・先生が子どもと一緒に宿題や授業の予習を行う。 ・宿題をやるきっかけを先生に作ってもらう。 ・先生と情報を密にして、親と学校が連携をして褒めたり、励ましたりしていく。など
もちろん、細かい声のかけ方などは、不登校解決相談所が先生にアドバイスをさせていただきました。
先生が支援をして下さったことで、子どももガンバリ始めました。
お母さんやお父さんにはここぞとばかりに称揚をしていただきました。
もちろん、ガンバリの大小によって称揚の大小も変えてもらいましたし、定期的に確認と称揚、行動褒めもしてもらいました。
その結果、神奈川県にお住まいのこのお子さんは、中学1年生の10月から教室登校を始めました。
予想より早く教室登校することができたのは、担任の先生のご尽力によるものであるのは間違いありません。
本当に担任の先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
息子さんの不登校が解決した後、お母さんとお父さんには「当たり前の子育て」をしていただきました。
「当たり前の子育て」とは、息子さんが不登校になる前の子育てです。
具体的には下記のようなことを、再び行ってもらうことにしました。
・先生や友だち、親との約束を破ったら注意をする。 ・宿題などやるべき事はしっかりとやらせる。 ・やるべき事をやらない場合は注意をする。 ・ゲームや動画などはルールを守って楽しく使用する。 ・ルールを破る場合は注意をする。 ・子どもがガンバっているときは、褒め、認め、手を抜いているときは注意をする。など
不登校が解決し最後の相談をいただいてから2年後。
神奈川県にお住まいのこのお母さんから、再び相談がありました。
その時にいただいた相談は下記のようなものです。
「息子が、中学2年生の3学期から不登校に戻ってしまいました。」 「中学3年生の4月は登校できたのですが・・・。」 「1学期は五月雨不登校だったのですが、2学期から完全不登校になってしまいました。」
私は中学2年生の時の様子や担任の先生について聞きました。
「中学1年生の時の担任は転勤してしまいました。」 「2年生の時の担任は優しい女性の先生でした。」 「2年生の夏休みに生活リズムが狂い始めました。」 「夜、遅くまでゲームをしたりしていました。」 「その後、2学期は五月雨不登校でした。」 「そして3学期から完全不登校に戻ってしまいました。」 「中学3年の担任は、去年と同じ先生にしてもらいました。」
私は不登校になる前の「夏休み」の様子について質問をしました。
「夜遅くまでゲームをしていた時はどのような対応をしましたか?」 「五月雨不登校になった時はどのように対応しましたか?」
すると、お母さんはこのように仰いました。
「友だちとゲームをする約束をしたというので許しました。」 「夏休みだから、少しはルールを守らなくてもいいかなと思ったので。」 「五月雨不登校になった時、息子に理由を聞いたところ、こう言いました。」
『学校に行くのがツラい!』 『お母さんは僕の気持ちを分かってくれないんだ!』
「それ以降、夫も私も何も言えなくなってしまいました。」
担任の先生について聞いてみる、お母さんはこう仰いました。
「担任の先生は、とても優しい先生です。」 「息子の気持ちに寄り添って下さっています。」 「担任の先生からは、このように言われました。」
『○○くんを信じて待ってあげましょう!』 『○○くんなら、きっと自分から動き出します!』 『○○くんの気持ちに寄り添っていあげましょう!』
子どもの意見を全て受け入れることが「子どもの気持ちに寄り添う」ことなのでしょうか?
中学1年生の時の担任の先生は、この子の将来を考え、一緒に勉強をしたり、学校に誘ってくれました。
これは「子どもの気持ちに寄り添っていない」と言うことなのでしょうか?
「夜遅くまでゲームをしないようにしなさい!」
ゲームをたくさんやりたい子どもにとって、この言葉は「自分の気持ちに寄り添っていない」となることでしょう。
それでは、「好きな事を好きなだけやらせてあげる」「イヤな事はしない」「学校も行かなくていい」と言うのが「子どもの気持ちに寄り添う」ことなのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所では、神奈川県に訪問カウンセリングをさせていただきました。
現在、このお子さんは少しずつ登校を始めることができています。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県から不登校の相談をいただいております。
24/10/07
24/09/30
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気づかないうちに元の思考、元の対応に戻ったお母さん
1.小学校6年生から不登校の中学1年生
2.心に寄り添い、全てを自由にさせた1年半
3.子どもの自由にさせたことで昼夜逆転でゲーム依存に!
4.学校の先生を含めた不登校対応の助言
5.1年半の不登校が1ヶ月で解決!教室登校開始!
6.不登校解決後の親の対応のポイントは「普通」
7.中学2年生の3学期から不登校に逆戻り
8.不登校時の対応に戻ってしまった親
9.新担任は「待つ」「寄り添う」対応を推奨
10.ゲームをやりたいだけやらせるのが「寄り添う」?
1.小学校6年生から不登校の中学1年生
2年前。
神奈川県にお住まいのお母さんから、中学1年生の息子さんの相談をいただきました。
「小学校6年生の5月から不登校になってしまいました。」
「中学校に入り最初の1ヶ月は登校したのですが・・・。」
「6年生の頃と同様に5月から不登校に戻ってしまいました。」
その時のお子さんの様子について聞きました。
「最初のうちは、学校に行かなくても規則正しい生活をしていたのですが・・・。」
「宿題やお手伝いもやっていました。」
「ただ、徐々に宿題やお手伝いをしなくなっていきました。」
「朝、起きる時間も遅くなり、最近はお昼くらいに起きてきます。」
「夜遅くまでゲームをやっています。」
2.心に寄り添い、全てを自由にさせた1年半
不登校解決相談所では、お母さんにどのような対応をとっていたのかを聞きました。
「子どもの心に寄り添ってきました。」
「本人の意志を尊重してきました。」
「心のエネルギーをためるために、好きな事だけをさせてきました。」
「学校の話はせず、宿題などもやらせていません。」
その対応を1年半続けてきた、お母さんの正直なお気持ちも聞かせていただきました。
「息子とのケンカは減りました。」
「ただ、それは私が息子の嫌がることを言わなくなったからだと思います。」
「最近は、少しでもゲームや動画の話をすると、こう言います。」
『お母さんは僕の気持ちを分かっていない!』
『学校の事を考えるとツラくなるんだ!』
『好きなゲームや動画の時だけ、心が楽になるんだ!』
『だから僕はゲームをやっているんだ!』
最後に、お母さんはこう仰いました。
「いつになったら、子どもは自分から動き出すのでしょうか?」
3.子どもの自由にさせたことで昼夜逆転でゲーム依存に!
神奈川県にお住まいの、この不登校のお子さんは典型的な例と言えます。
もちろん、不登校になったきっかけはあったと思います。
5月から不登校になっているところをみると、小学校6年生の学級に問題があったのでしょう。
ただ、その後に「問題を解決(乗り越える)」ための対応ではなく、「待つ」「子どもの意志を尊重する」対応をとってしまったことが、その後のお子さんの状態を作ってしまったといえます。
もちろん、「いじめ」や「無視」などで不登校になってしまった場合、「待つ(落ち着かせる)」や「(前向きな)子どもの意志を尊重する」をとることもあります。
ただ、このお子さんに必要な対応は「待つ」や「子どもの意志を尊重する」という画一的な対応ではなかったことがお子さんの状態からもうかがえると思います。
4.学校の先生を含めた不登校対応の助言
神奈川県にお住まいのお母さんに話を伺うと、担任の先生がとても協力的であることが分かりました。
そこで不登校解決相談所では、下記のような提案をさせていただきました。
・家庭訪問や電話、手紙などで、学校の先生との信頼関係を強くする。
・先生にきっかけを作ってもらいゲームや動画の制限をする。
・起床の時間や就寝時間、ゲームの時間を先生に確認してもらう。
・先生が子どもと一緒に宿題や授業の予習を行う。
・宿題をやるきっかけを先生に作ってもらう。
・先生と情報を密にして、親と学校が連携をして褒めたり、励ましたりしていく。など
もちろん、細かい声のかけ方などは、不登校解決相談所が先生にアドバイスをさせていただきました。
5.1年半の不登校が1ヶ月で解決!教室登校開始!
先生が支援をして下さったことで、子どももガンバリ始めました。
お母さんやお父さんにはここぞとばかりに称揚をしていただきました。
もちろん、ガンバリの大小によって称揚の大小も変えてもらいましたし、定期的に確認と称揚、行動褒めもしてもらいました。
その結果、神奈川県にお住まいのこのお子さんは、中学1年生の10月から教室登校を始めました。
予想より早く教室登校することができたのは、担任の先生のご尽力によるものであるのは間違いありません。
本当に担任の先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
6.不登校解決後の親の対応のポイントは「普通」
息子さんの不登校が解決した後、お母さんとお父さんには「当たり前の子育て」をしていただきました。
「当たり前の子育て」とは、息子さんが不登校になる前の子育てです。
具体的には下記のようなことを、再び行ってもらうことにしました。
・先生や友だち、親との約束を破ったら注意をする。
・宿題などやるべき事はしっかりとやらせる。
・やるべき事をやらない場合は注意をする。
・ゲームや動画などはルールを守って楽しく使用する。
・ルールを破る場合は注意をする。
・子どもがガンバっているときは、褒め、認め、手を抜いているときは注意をする。など
7.中学2年生の3学期から不登校に逆戻り
不登校が解決し最後の相談をいただいてから2年後。
神奈川県にお住まいのこのお母さんから、再び相談がありました。
その時にいただいた相談は下記のようなものです。
「息子が、中学2年生の3学期から不登校に戻ってしまいました。」
「中学3年生の4月は登校できたのですが・・・。」
「1学期は五月雨不登校だったのですが、2学期から完全不登校になってしまいました。」
私は中学2年生の時の様子や担任の先生について聞きました。
「中学1年生の時の担任は転勤してしまいました。」
「2年生の時の担任は優しい女性の先生でした。」
「2年生の夏休みに生活リズムが狂い始めました。」
「夜、遅くまでゲームをしたりしていました。」
「その後、2学期は五月雨不登校でした。」
「そして3学期から完全不登校に戻ってしまいました。」
「中学3年の担任は、去年と同じ先生にしてもらいました。」
8.不登校時の対応に戻ってしまった親
私は不登校になる前の「夏休み」の様子について質問をしました。
「夜遅くまでゲームをしていた時はどのような対応をしましたか?」
「五月雨不登校になった時はどのように対応しましたか?」
すると、お母さんはこのように仰いました。
「友だちとゲームをする約束をしたというので許しました。」
「夏休みだから、少しはルールを守らなくてもいいかなと思ったので。」
「五月雨不登校になった時、息子に理由を聞いたところ、こう言いました。」
『学校に行くのがツラい!』
『お母さんは僕の気持ちを分かってくれないんだ!』
「それ以降、夫も私も何も言えなくなってしまいました。」
9.新担任は「待つ」「寄り添う」対応を推奨
担任の先生について聞いてみる、お母さんはこう仰いました。
「担任の先生は、とても優しい先生です。」
「息子の気持ちに寄り添って下さっています。」
「担任の先生からは、このように言われました。」
『○○くんを信じて待ってあげましょう!』
『○○くんなら、きっと自分から動き出します!』
『○○くんの気持ちに寄り添っていあげましょう!』
10.ゲームをやりたいだけやらせるのが「寄り添う」?
子どもの意見を全て受け入れることが「子どもの気持ちに寄り添う」ことなのでしょうか?
中学1年生の時の担任の先生は、この子の将来を考え、一緒に勉強をしたり、学校に誘ってくれました。
これは「子どもの気持ちに寄り添っていない」と言うことなのでしょうか?
「夜遅くまでゲームをしないようにしなさい!」
ゲームをたくさんやりたい子どもにとって、この言葉は「自分の気持ちに寄り添っていない」となることでしょう。
それでは、「好きな事を好きなだけやらせてあげる」「イヤな事はしない」「学校も行かなくていい」と言うのが「子どもの気持ちに寄り添う」ことなのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所では、神奈川県に訪問カウンセリングをさせていただきました。
現在、このお子さんは少しずつ登校を始めることができています。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
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