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ゲームは取り上げていいの?やらせた方がいい?不登校の子ども(ゲーム依存)に対して最もしてはいけない対応がコレ!
1.月曜日や行事の後に遅刻や欠席が多い子ども 2.小学校5年生で完全不登校に! 3.「学校に行く意味がわからない!」という子ども 4.フォートナイトやA-PEXをやり続けている! 5.意志を尊重して任せたらゲーム依存に! 6.最も「やってはいけない対応」をしたお母さん 7.ゲームを取り上げるのが最も悪い対応ではない! 8.子どもの態度によって宣言を取り消すのはダメ! 9.続けられる対応を考え実行することが大切! 10.子どもに合った対応で昼夜逆転改善!
静岡県の富士宮市にお住まいのお母さんから、小学校5年生のお子さんの不登校相談をいただきました。
昨年までは、普通に登校していたお子さんです。
ただ、年間を通して月曜日は遅刻や欠席をすることがそれなりにあったそうです。
また、何か行事があったりするときも、遅刻をしたり、欠席をしたりすることもあったようです。
家にいるときは、1人でゲームをしていることが多かったそうです。
宿題をやらないことも多かったようですが、学校の先生や親御さんは「登校を優先する」という考えのもと、宿題を免除していたそうです。
小学校5年生になると、夜遅くまでゲームをすることが多くなりました。(昼夜逆転生活の初期)
同時に登校をしぶる回数も増えていきました。
それでも月に3~5日ほどの欠席だったため、学校の先生やお母さんは、こう考えたそうです。
「心身ともに疲れているんだ!」 「心のエネルギーを貯めているんだ!」 「本人の意志を尊重してあげよう!」
しかし、その子の欠席は徐々に増えていきました。
静岡県の富士宮市にお住まいのお母さんから相談を受けたのが6月の初旬です。
最初の相談でお母さんはこう仰いました。
「担任の先生が変わったのが原因だと思います。」 「子どもの話を聞いてくれない先生です。」 「宿題もしっかりとやるように言われたそうです。」 「去年までは登校を優先していたのに・・・。」
お住まいが車で1時間ほどだったこともあり、お母さんから訪問カウンセリングの依頼をいただきました。
私がお昼頃にお伺いすると彼は眠そうな顔をして部屋から出てきました。
私は彼に学校を休む理由を聞いてみます。
「学校に行く意味が分からない!」 「学校に行かなくても大丈夫!」 「せどりや転売で簡単にお金は稼げるし!」
少し話を変えて、彼の好きな事について聞いてみました。
すると、彼は笑顔でこのように話し始めます。
「フォートナイトが好きで、毎日、やっているよ!」 「ネットの友達とチャットで協力をしながらやるのが楽しい。」 「2回だけだけどドン勝したことがあるよ!」
私はゲームをしている時間について、さりげなく聞いてみました。
「昨日はね~、お昼に起きてから何度もやったよ!」 「お母さんが帰ってきて、一緒にご飯を食べて・・・・。」 「7時からネットの友達と約束をしていたから、部屋に戻ってやった!」 「ギリギリで勝てなかったんだ~!」
寝た時間についても、さりげなく聞いてみました。
「大体、寝落ちするまでやってるよ!」 「夜中の3時~4時くらいまでかな~!」
彼は1日のほぼ半分(12時間弱)をゲームに費やしていました。
12時間連続ではないようですが、かなりの時間をゲームに費やしています。
彼の話から考えるに10時間はゲームをしていたことはまちがいありません。
もちろん、不登校になった最初の原因はゲームではないかもしれません。
ただ、現在の不登校状態は明らかにゲームによる依存から来ています。
「本人の意志を尊重する。」
よく言われる、この対応をとり続けてしまったため、本人は「楽(たのしい、らく)」という感情のままゲーム依存状態になってしまったようです。
訪問カウンセリングによる見立てをお母さんに伝えた後、約1ヶ月の間、お母さんからの相談がありません。
私はこのように思っていました。
『大丈夫かな?』 『正しい対応をしているかな?』 『料金が発生するから、こっちからムリに勧誘できないし・・・・。』 『学校に行くようになっているのならいいけど・・・・。』
しかし、久しぶりにお母さんからいただいた相談は下記のようなものでした。
「お久しぶりです。」 「あの後、ゲームを取り上げました。」 「子どもは大きな声を出したり、私に殴りかかってきたりしました。」 「その様子があまりも異常だったので、ゲームを返すことにしました。」
お母さんは「最もやってはいけない対応」をしてしまったようです。
ゲームに依存している子に対して「最もやってはいけない対応」とはどんな対応でしょう?
「ゲームを取り上げたのがダメだ!」
このように考える親御さんや先生、カウンセラーさんは多くいらっしゃいます。
ただ、「ゲームを取り上げる対応」が「最もやってはいけない対応」ではありません。
「最もやってはいけない対応」と言うのは、下記のような対応です。
・一度、宣言したことを子どもの態度によって取り消す対応。
今回のお母さんの例でいうと、下記のような部分です。
・ゲームを取り上げる
→子どもが暴言を吐いたり、暴れたりする。 →ゲームを返してしまう。
これを何度もしてしまうと、子どもはこのように思うようになります。
「お母さんに文句を言えば、すぐに取り消してくれる。」
最近、いただいた他の事例でもこのようなことがありました。
静岡県三島市に住むお母さんは、不登校のお子さんに毎日、こう言っていたそうです。
「学校に行かないなら、夕飯はなしにするからね!」
お母さんが仕事から帰ってきても、子どもは学校には行っていません。
そこで宣言通り「ご飯を食べさせない」対応を取ればいいのですが(虐待の可能性は置いといて)、かわいそうに思ったお母さんは、何も言わずにご飯を作っていたそうです。
その言葉がけの効果について聞いてみると、三島市にお住まいのお母さんはこう仰いました。
「毎日、言っているのですが、全く登校しようとしません。」 「むしろ、どんどん私を無視するようになりました。」
静岡県にある不登校解決相談所では、続かない対応は逆効果になると考えています。
そのため、いくら理想の対応であっても、お母さんやお父さんが続けることができない対応はオススメしておりません。
仕事をしているお母さんやお父さんは、家事に忙しいお父さんやお母さんは、全国にたくさんいらっしゃるでしょう。
いくら子どものためとはいえ、仕事や家事、子育てをしながらでは、続けることが辛くなってしまう対応もあります。
前述したとおり、どんなに理想の対応でも続けなければ逆効果になります。
親が理想の対応をすることで、子どもも理想の行動(数日で不登校が解決したなど)をとるようになるのであれば、ガンバろうという気持ちもわいてくることでしょう。
ただ、いくら親が理想の対応を続けたからといって、すぐに不登校が解決するわけではありません。
とくに反抗期や思春期の小学生、中学生、高校生であれば、なおさらです。
親がどれだけ正しいことを言っても、どれだけ正しい対応をとっても、子どもはそれを受け入れないのです。
静岡県にある不登校解決相談所では、「ゲームを取り上げる」などの罰を与えることに反対はしません。
また、何かを買ってあげるなどのご褒美を与えることにも反対しません。
心理学では、罰やご褒美を与えることを「外発的動機付け」と言うからです。
子育てでも、不登校の子どもに対しても「外発的動機付け」を上手に使い、「内発的動機付け(自分から登校しよう!」と思う)」に変えていくことが大切です。
外発的動機付けを「きっかけ」にすれば、比較的、簡単に登校を始める子どもは多くいます。
毎日、罰を与えることはよくありませんし、毎日、ご褒美でつるのもよくありません。
罰やご褒美で子どもが動き出す「キッカケ」を作り、上手に支援をしていく必要があるのです。
現在、静岡県の富士宮市にお住まいのお母さんが支援や対応を変えたことで、このお子さんの昼夜逆転は回復しつつあります。
また、宿題や先生との面会などもできるようになっています。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県から不登校の相談をいただいております。
25/01/20
25/01/13
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不登校解決には継続できる対応をしっかりと考え実行することが大切!
1.月曜日や行事の後に遅刻や欠席が多い子ども
2.小学校5年生で完全不登校に!
3.「学校に行く意味がわからない!」という子ども
4.フォートナイトやA-PEXをやり続けている!
5.意志を尊重して任せたらゲーム依存に!
6.最も「やってはいけない対応」をしたお母さん
7.ゲームを取り上げるのが最も悪い対応ではない!
8.子どもの態度によって宣言を取り消すのはダメ!
9.続けられる対応を考え実行することが大切!
10.子どもに合った対応で昼夜逆転改善!
1.月曜日や行事の後に遅刻や欠席が多い子ども
静岡県の富士宮市にお住まいのお母さんから、小学校5年生のお子さんの不登校相談をいただきました。
昨年までは、普通に登校していたお子さんです。
ただ、年間を通して月曜日は遅刻や欠席をすることがそれなりにあったそうです。
また、何か行事があったりするときも、遅刻をしたり、欠席をしたりすることもあったようです。
家にいるときは、1人でゲームをしていることが多かったそうです。
宿題をやらないことも多かったようですが、学校の先生や親御さんは「登校を優先する」という考えのもと、宿題を免除していたそうです。
2.小学校5年生で完全不登校に!
小学校5年生になると、夜遅くまでゲームをすることが多くなりました。(昼夜逆転生活の初期)
同時に登校をしぶる回数も増えていきました。
それでも月に3~5日ほどの欠席だったため、学校の先生やお母さんは、こう考えたそうです。
「心身ともに疲れているんだ!」
「心のエネルギーを貯めているんだ!」
「本人の意志を尊重してあげよう!」
しかし、その子の欠席は徐々に増えていきました。
3.「学校に行く意味がわからない!」という子ども
静岡県の富士宮市にお住まいのお母さんから相談を受けたのが6月の初旬です。
最初の相談でお母さんはこう仰いました。
「担任の先生が変わったのが原因だと思います。」
「子どもの話を聞いてくれない先生です。」
「宿題もしっかりとやるように言われたそうです。」
「去年までは登校を優先していたのに・・・。」
お住まいが車で1時間ほどだったこともあり、お母さんから訪問カウンセリングの依頼をいただきました。
私がお昼頃にお伺いすると彼は眠そうな顔をして部屋から出てきました。
私は彼に学校を休む理由を聞いてみます。
「学校に行く意味が分からない!」
「学校に行かなくても大丈夫!」
「せどりや転売で簡単にお金は稼げるし!」
4.フォートナイトやA-PEXをやり続けている!
少し話を変えて、彼の好きな事について聞いてみました。
すると、彼は笑顔でこのように話し始めます。
「フォートナイトが好きで、毎日、やっているよ!」
「ネットの友達とチャットで協力をしながらやるのが楽しい。」
「2回だけだけどドン勝したことがあるよ!」
私はゲームをしている時間について、さりげなく聞いてみました。
「昨日はね~、お昼に起きてから何度もやったよ!」
「お母さんが帰ってきて、一緒にご飯を食べて・・・・。」
「7時からネットの友達と約束をしていたから、部屋に戻ってやった!」
「ギリギリで勝てなかったんだ~!」
寝た時間についても、さりげなく聞いてみました。
「大体、寝落ちするまでやってるよ!」
「夜中の3時~4時くらいまでかな~!」
5.意志を尊重して任せたらゲーム依存に!
彼は1日のほぼ半分(12時間弱)をゲームに費やしていました。
12時間連続ではないようですが、かなりの時間をゲームに費やしています。
彼の話から考えるに10時間はゲームをしていたことはまちがいありません。
もちろん、不登校になった最初の原因はゲームではないかもしれません。
ただ、現在の不登校状態は明らかにゲームによる依存から来ています。
「本人の意志を尊重する。」
よく言われる、この対応をとり続けてしまったため、本人は「楽(たのしい、らく)」という感情のままゲーム依存状態になってしまったようです。
6.最も「やってはいけない対応」をしたお母さん
訪問カウンセリングによる見立てをお母さんに伝えた後、約1ヶ月の間、お母さんからの相談がありません。
私はこのように思っていました。
『大丈夫かな?』
『正しい対応をしているかな?』
『料金が発生するから、こっちからムリに勧誘できないし・・・・。』
『学校に行くようになっているのならいいけど・・・・。』
しかし、久しぶりにお母さんからいただいた相談は下記のようなものでした。
「お久しぶりです。」
「あの後、ゲームを取り上げました。」
「子どもは大きな声を出したり、私に殴りかかってきたりしました。」
「その様子があまりも異常だったので、ゲームを返すことにしました。」
お母さんは「最もやってはいけない対応」をしてしまったようです。
7.ゲームを取り上げるのが最も悪い対応ではない!
ゲームに依存している子に対して「最もやってはいけない対応」とはどんな対応でしょう?
「ゲームを取り上げたのがダメだ!」
このように考える親御さんや先生、カウンセラーさんは多くいらっしゃいます。
ただ、「ゲームを取り上げる対応」が「最もやってはいけない対応」ではありません。
「最もやってはいけない対応」と言うのは、下記のような対応です。
・一度、宣言したことを子どもの態度によって取り消す対応。
今回のお母さんの例でいうと、下記のような部分です。
・ゲームを取り上げる
→子どもが暴言を吐いたり、暴れたりする。
→ゲームを返してしまう。
8.子どもの態度によって宣言を取り消すのはダメ!
・一度、宣言したことを子どもの態度によって取り消す対応。
これを何度もしてしまうと、子どもはこのように思うようになります。
「お母さんに文句を言えば、すぐに取り消してくれる。」
最近、いただいた他の事例でもこのようなことがありました。
静岡県三島市に住むお母さんは、不登校のお子さんに毎日、こう言っていたそうです。
「学校に行かないなら、夕飯はなしにするからね!」
お母さんが仕事から帰ってきても、子どもは学校には行っていません。
そこで宣言通り「ご飯を食べさせない」対応を取ればいいのですが(虐待の可能性は置いといて)、かわいそうに思ったお母さんは、何も言わずにご飯を作っていたそうです。
その言葉がけの効果について聞いてみると、三島市にお住まいのお母さんはこう仰いました。
「毎日、言っているのですが、全く登校しようとしません。」
「むしろ、どんどん私を無視するようになりました。」
9.続けられる対応を考え実行することが大切!
静岡県にある不登校解決相談所では、続かない対応は逆効果になると考えています。
そのため、いくら理想の対応であっても、お母さんやお父さんが続けることができない対応はオススメしておりません。
仕事をしているお母さんやお父さんは、家事に忙しいお父さんやお母さんは、全国にたくさんいらっしゃるでしょう。
いくら子どものためとはいえ、仕事や家事、子育てをしながらでは、続けることが辛くなってしまう対応もあります。
前述したとおり、どんなに理想の対応でも続けなければ逆効果になります。
親が理想の対応をすることで、子どもも理想の行動(数日で不登校が解決したなど)をとるようになるのであれば、ガンバろうという気持ちもわいてくることでしょう。
ただ、いくら親が理想の対応を続けたからといって、すぐに不登校が解決するわけではありません。
とくに反抗期や思春期の小学生、中学生、高校生であれば、なおさらです。
親がどれだけ正しいことを言っても、どれだけ正しい対応をとっても、子どもはそれを受け入れないのです。
10.子どもに合った対応で昼夜逆転改善!
静岡県にある不登校解決相談所では、「ゲームを取り上げる」などの罰を与えることに反対はしません。
また、何かを買ってあげるなどのご褒美を与えることにも反対しません。
心理学では、罰やご褒美を与えることを「外発的動機付け」と言うからです。
子育てでも、不登校の子どもに対しても「外発的動機付け」を上手に使い、「内発的動機付け(自分から登校しよう!」と思う)」に変えていくことが大切です。
外発的動機付けを「きっかけ」にすれば、比較的、簡単に登校を始める子どもは多くいます。
毎日、罰を与えることはよくありませんし、毎日、ご褒美でつるのもよくありません。
罰やご褒美で子どもが動き出す「キッカケ」を作り、上手に支援をしていく必要があるのです。
現在、静岡県の富士宮市にお住まいのお母さんが支援や対応を変えたことで、このお子さんの昼夜逆転は回復しつつあります。
また、宿題や先生との面会などもできるようになっています。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県から不登校の相談をいただいております。
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