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不登校の子どもに「好きな授業だけ出ればいいよ!」と言って大丈夫?「嫌いな授業」もでるようになる?
1.「好きな授業からでれば!」と言う理由 2.学校に来ていれば自然と「嫌いな授業」にも出るようになる? 3.少しずつ登校日数が減って「好きな授業」も出なくなった! 4.好きな授業には出るようになったけど・・・・ 5.訪問カウンセリングで学習支援! 6.レベルの低い本棚ができた!でも、それがいい! 7.嫌いな教科に出られるようにするために! 8.「好きな授業から出ればいいよ!」は危険! 9.少しでも家から出すためには「自分で決めさせる」ことも大切? 10.「全部出なさい!」と言うと学校に行かない! 11.具体的にはどうすればいいの?
不登校の子どもに対して、先生やカウンセラーがこのように言うことがあります。
「好きな授業から出ればいいよ!」 「得意な授業から出るようにすれば!」 「自分ででる授業を決めていいよ!」
先生やカウンセラーが、「好きな授業」から参加するように進めるのはなぜでしょうか?
その答えは、そんなに難しくありません。
単純にこのように考えているからです。
「好きな授業だと教室に入りやすい!」 「少しでも授業に出た方がいい!」
確かに、「好きな授業」の方が「ガンバってみよう!」と言う気持ちになりやすいのは事実でしょう。
しかし、「好きな授業」に出るようになった後に、「嫌いな授業」に出るようにする方法を考えているのでしょうか?
「好きな授業に出られるようになっていれば、そのうち嫌いな授業にもでるようになる!」 「学校に来ていれば、友達との関係も良くなり、自然と他の授業にも出るようになる!」
こうおっしゃった先生もいました。
確かに、不登校の子どもが学校に来てさえくれれば、先生としてもいろいろなアプローチができるでしょう。
それによって、不登校の子どもが他の授業にもでられるようになることもあります。
ただ、全国のお母さん方からは、このような相談を多くいただいております。
「自分の好きな授業にだけ出ていました。」 「嫌いな授業には出ようとしませんでした。」
『そのうち他の授業もでるようになるでしょう!』
「カウンセラーさんにこう言われましたが、逆に登校日数は減っていきました。」 「今では好きだった授業にも出なくなってしまいました。」
「好きな授業」には参加するけど、「嫌いな授業」に参加しない場合はどうすれば良いのでしょうか?
以前、相談をいただいた千葉県にお住まいのお母さんはこのように話していました。
「中学2年生の4月から登校を始めました。」 「最初は別室登校でいいと言われ、自分で出る授業を決めていいとの事でした。」 「理科と国語、音楽には参加しましたが、その他の授業は出ませんでした。」
『ムリをさせる(嫌いな授業に出る)と、学校に来なくなりますよ!』 『嫌いな授業の時は、別室や保健室を許可しました。』
「確かに息子は3教科は、ほぼ出続けることができました。」 「しかし、午前中に3教科が終わると、早退をして帰ってきてしまいます。」 「また、6時間目に3教科があっても、早退をしてきてしまいます。」 「結局、1年間は週に3~4日ほど登校しましたが、3教科以外の授業には全く出ることがありませんでした。」
静岡にある不登校解決相談所では、月に2回ほど千葉県に訪問カウンセリングをさせていただきました。
そこで、私がとった対応は以下のようなものでした。
・苦手な授業にも参加するように伝える。 ・高校の種類や進路について伝え、それぞれのメリットやデメリットを伝える。 ・苦手な教科を基礎から教える。 ・課題や作品作りなどの支援を行う。
実際、2人で本棚を作ったり、習字をやったり、エプロンを作ったりしました。
私自信、木工細工や習字、裁縫が苦手なので、作品のレベルは低いと思います。
もちろん不登校のお子さんも、「嫌いな授業」にほとんど参加していないため、レベルの低い作品が完成します。
ただ、私の作品レベルも低いため、このお子さんは「安心」できていたと思います。
もちろん教員の経験から、クラスには同じレベルの作品を作っている子も多いことを伝えていきました。
「嫌いな教科」の基礎と予習も一緒に行いました。
基礎的な問題を教えたり、○付けをしてあげることで、少しでも苦手意識をなくすのが狙いです。
また、それぞれの教科の予習も行いました。
積み重ねの教科に関しては、少し厳しいこともありますが、理科や社会などの暗記系の教科では、予習はとても効果的になります。
授業を受けたときにこのような気持ちになるからです。
「なんか分かるかも!」
少しでもこのような気持ちになれば、次の授業への参加確率も高くなります。
そのため、お母さんには学校の先生に授業予定を確認していただいたりもしました。
千葉県にお住まいのお子さんは、中学3年生と言うこともあり、2ヶ月で全ての授業に参加するようになりました。
(ただ、全ての授業参加後、2ヶ月ほど訪問や相談がなかったため、再び美術と英語の授業に参加しなくなってしまいました。最終的には訪問を再開させていただいたため、再び全ての授業に参加できるようになりました。)
静岡にある不登校解決相談所には、このような成功例がたくさんあります。
それでも、不登校の子どもに対して、このように言うのは反対の立場を取らせていただいております。
それは、なぜかと言うと、このような理由があるからです。
「1度、この対応を取ってしまうと、元に戻すことがとても大変だから!」
しかし、この声かけには、「登校しやすくなる!」「教室に参加しやすくなる!」などの利点もあります。
「少しでも学校に行ってくれた方がいい!」 「家にひきこもっているよりは、1時間でも行ってくれたほうがいい!」
不登校でお困りの先生や、お母さん方がこのように思うのは、もっともなことです!
「好きな授業だけでいいと言ってはダメ!」 「でも、そう言わないと学校に行こうとしない!」
『どうすればいいの?』
この質問に対して、静岡にある不登校解決相談所は、このように答えさせていただいております。
「先の事を考えて声をかけて下さい。」 「最終的には全ての授業に出ることが目標であることを、最初から伝えて下さい。」 「もちろん、登校刺激の強弱を変えながら。」
もちろん、静岡にある不登校解決相談所では具体的な声のかけ方なども提案させていただいております。
例えば、このようなものです。
「まずは、好きな授業(得意な授業)から学校に行こうね!」 「嫌いな授業も出られるといいね!」
強めの登校刺激を与えても大丈夫な不登校の子どもの場合は、このようにお伝えさせていただいたりもします。
「今月は、好きな授業(得意な授業)の○○と△△には全部、参加できるようにしよう! 「来月からは、□□もガンバって参加しよう!◎◎も出られるといいけど、それは2学期からでもいいよ!」
このほかにも、授業参加への声のかけ方はたくさんあります。
お子さんにあった、声のかけ方を知りたい場合は、静岡にある不登校解決相談所などの専門家に相談をしていただければと思います。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
25/01/20
25/01/13
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画一的な対応を信じることで思考停止になっていませんか?
1.「好きな授業からでれば!」と言う理由
2.学校に来ていれば自然と「嫌いな授業」にも出るようになる?
3.少しずつ登校日数が減って「好きな授業」も出なくなった!
4.好きな授業には出るようになったけど・・・・
5.訪問カウンセリングで学習支援!
6.レベルの低い本棚ができた!でも、それがいい!
7.嫌いな教科に出られるようにするために!
8.「好きな授業から出ればいいよ!」は危険!
9.少しでも家から出すためには「自分で決めさせる」ことも大切?
10.「全部出なさい!」と言うと学校に行かない!
11.具体的にはどうすればいいの?
1.「好きな授業からでれば!」と言う理由
不登校の子どもに対して、先生やカウンセラーがこのように言うことがあります。
「好きな授業から出ればいいよ!」
「得意な授業から出るようにすれば!」
「自分ででる授業を決めていいよ!」
先生やカウンセラーが、「好きな授業」から参加するように進めるのはなぜでしょうか?
その答えは、そんなに難しくありません。
単純にこのように考えているからです。
「好きな授業だと教室に入りやすい!」
「少しでも授業に出た方がいい!」
2.学校に来ていれば自然と「嫌いな授業」にも出るようになる?
確かに、「好きな授業」の方が「ガンバってみよう!」と言う気持ちになりやすいのは事実でしょう。
しかし、「好きな授業」に出るようになった後に、「嫌いな授業」に出るようにする方法を考えているのでしょうか?
「好きな授業に出られるようになっていれば、そのうち嫌いな授業にもでるようになる!」
「学校に来ていれば、友達との関係も良くなり、自然と他の授業にも出るようになる!」
こうおっしゃった先生もいました。
3.少しずつ登校日数が減って「好きな授業」も出なくなった!
確かに、不登校の子どもが学校に来てさえくれれば、先生としてもいろいろなアプローチができるでしょう。
それによって、不登校の子どもが他の授業にもでられるようになることもあります。
ただ、全国のお母さん方からは、このような相談を多くいただいております。
「自分の好きな授業にだけ出ていました。」
「嫌いな授業には出ようとしませんでした。」
『そのうち他の授業もでるようになるでしょう!』
「カウンセラーさんにこう言われましたが、逆に登校日数は減っていきました。」
「今では好きだった授業にも出なくなってしまいました。」
4.好きな授業には出るようになったけど・・・・
「好きな授業」には参加するけど、「嫌いな授業」に参加しない場合はどうすれば良いのでしょうか?
以前、相談をいただいた千葉県にお住まいのお母さんはこのように話していました。
「中学2年生の4月から登校を始めました。」
「最初は別室登校でいいと言われ、自分で出る授業を決めていいとの事でした。」
「理科と国語、音楽には参加しましたが、その他の授業は出ませんでした。」
『ムリをさせる(嫌いな授業に出る)と、学校に来なくなりますよ!』
『嫌いな授業の時は、別室や保健室を許可しました。』
「確かに息子は3教科は、ほぼ出続けることができました。」
「しかし、午前中に3教科が終わると、早退をして帰ってきてしまいます。」
「また、6時間目に3教科があっても、早退をしてきてしまいます。」
「結局、1年間は週に3~4日ほど登校しましたが、3教科以外の授業には全く出ることがありませんでした。」
5.訪問カウンセリングで学習支援!
静岡にある不登校解決相談所では、月に2回ほど千葉県に訪問カウンセリングをさせていただきました。
そこで、私がとった対応は以下のようなものでした。
・苦手な授業にも参加するように伝える。
・高校の種類や進路について伝え、それぞれのメリットやデメリットを伝える。
・苦手な教科を基礎から教える。
・課題や作品作りなどの支援を行う。
6.レベルの低い本棚ができた!でも、それがいい!
実際、2人で本棚を作ったり、習字をやったり、エプロンを作ったりしました。
私自信、木工細工や習字、裁縫が苦手なので、作品のレベルは低いと思います。
もちろん不登校のお子さんも、「嫌いな授業」にほとんど参加していないため、レベルの低い作品が完成します。
ただ、私の作品レベルも低いため、このお子さんは「安心」できていたと思います。
もちろん教員の経験から、クラスには同じレベルの作品を作っている子も多いことを伝えていきました。
7.嫌いな教科に出られるようにするために!
「嫌いな教科」の基礎と予習も一緒に行いました。
基礎的な問題を教えたり、○付けをしてあげることで、少しでも苦手意識をなくすのが狙いです。
また、それぞれの教科の予習も行いました。
積み重ねの教科に関しては、少し厳しいこともありますが、理科や社会などの暗記系の教科では、予習はとても効果的になります。
授業を受けたときにこのような気持ちになるからです。
「なんか分かるかも!」
少しでもこのような気持ちになれば、次の授業への参加確率も高くなります。
そのため、お母さんには学校の先生に授業予定を確認していただいたりもしました。
8.「好きな授業から出ればいいよ!」は危険!
千葉県にお住まいのお子さんは、中学3年生と言うこともあり、2ヶ月で全ての授業に参加するようになりました。
(ただ、全ての授業参加後、2ヶ月ほど訪問や相談がなかったため、再び美術と英語の授業に参加しなくなってしまいました。最終的には訪問を再開させていただいたため、再び全ての授業に参加できるようになりました。)
静岡にある不登校解決相談所には、このような成功例がたくさんあります。
それでも、不登校の子どもに対して、このように言うのは反対の立場を取らせていただいております。
「好きな授業から出ればいいよ!」
「得意な授業から出るようにすれば!」
「自分ででる授業を決めていいよ!」
それは、なぜかと言うと、このような理由があるからです。
「1度、この対応を取ってしまうと、元に戻すことがとても大変だから!」
9.少しでも家から出すためには「自分で決めさせる」ことも大切?
「好きな授業から出ればいいよ!」
「得意な授業から出るようにすれば!」
「自分ででる授業を決めていいよ!」
しかし、この声かけには、「登校しやすくなる!」「教室に参加しやすくなる!」などの利点もあります。
「少しでも学校に行ってくれた方がいい!」
「家にひきこもっているよりは、1時間でも行ってくれたほうがいい!」
不登校でお困りの先生や、お母さん方がこのように思うのは、もっともなことです!
10.「全部出なさい!」と言うと学校に行かない!
「好きな授業だけでいいと言ってはダメ!」
「でも、そう言わないと学校に行こうとしない!」
『どうすればいいの?』
この質問に対して、静岡にある不登校解決相談所は、このように答えさせていただいております。
「先の事を考えて声をかけて下さい。」
「最終的には全ての授業に出ることが目標であることを、最初から伝えて下さい。」
「もちろん、登校刺激の強弱を変えながら。」
11.具体的にはどうすればいいの?
もちろん、静岡にある不登校解決相談所では具体的な声のかけ方なども提案させていただいております。
例えば、このようなものです。
「まずは、好きな授業(得意な授業)から学校に行こうね!」
「嫌いな授業も出られるといいね!」
強めの登校刺激を与えても大丈夫な不登校の子どもの場合は、このようにお伝えさせていただいたりもします。
「今月は、好きな授業(得意な授業)の○○と△△には全部、参加できるようにしよう!
「来月からは、□□もガンバって参加しよう!◎◎も出られるといいけど、それは2学期からでもいいよ!」
このほかにも、授業参加への声のかけ方はたくさんあります。
お子さんにあった、声のかけ方を知りたい場合は、静岡にある不登校解決相談所などの専門家に相談をしていただければと思います。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
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