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本人と会わなくても不登校解決!小学校2年生のお母さんと5回の電話相談で対応を検討!
1.相談後から、2週間も1人で登校できています! 2.コロナ休校明けから登校しぶりと不登校 3.妹に暴力をふるようになった女の子 4.愛情不足のわけがない! 5.先生!お母さんを褒める言葉を子どもに言って! 6.先生に友達と話すきっかけを作ってもらう! 7.「登校して良かった!」と思える支援の仕方! 8.褒め方にメリハリをつける! 9.登校を継続させるためにはどうする?
先日、静岡県富士市にお住まいのお母さんから5回目の電話相談をいただきました。
そこで、お母さんはこのようにおっしゃって下さいました。
「先生と一緒に対応を検討した結果、この2週間は1人で登校できています。」 「この状態をキープしたいので、今後のポイントを教えて下さい!」
静岡県富士市にお住まいのお母さんから、初めて相談をいただいたのは、6月の初旬でした。
知り合いのお母さんから、不登校解決相談所を紹介していただいたということでした。
私は無料相談でお子さんの様子をお伺いします。
その時にお伺いした、お子さんの状況が下記のものです。
・小学校2年生の女の子。 ・コロナ休校明けから、登校しぶりが始まった。 ・学校につれて行くが、泣きながら家に母親にしがみついてきた。 ・「明日はがんばって行く!」と言うが、翌朝になると固まってしまう。 ・去年は、特定の友達とばかり話していた印象がある。 ・先生たちは「登校すれば問題ないです!」と言っている。 ・現在は週に1~2回しか登校できていない。
ご家庭での様子もきいてみました。
・父母ともに仕事をしている。 ・4つ下に妹がいる。 ・母親は平等に接しているつもりである。 ・ただ、過去に幼稚園の先生から「愛情不足」と言われたことがある。 ・放課後は「児童館」で宿題をやったり、遊んだりする。 ・週に2回は母が迎えに行くが、残りの3日は近所に住む祖母が迎えに行く。
娘さんとスクールカウンセラーさんが話をしたとき、娘さんはこのように言ったそうです。
「児童館に行きたくない!」 「家でお母さんと一緒にいたい!」
それを聞いた、スクールカウンセラーさんからこのように言われたそうです。
「娘さんは愛情を求めています。」 「仕事をやめて、娘さんの心を満たしてあげて下さい。」
相談をいただいた時のお母さんは、一時的に休暇をもらっている状態でした。
しかし、娘さんの状態は変わりません。
さらには、母親を独占しようとするまでになってしまいました。
妹さんがお母さんと話をしようとすると、不登校の娘さんが妹に対して、このように言います。
「あっちに行って!」 「こっちに来ないで!」
ひどいときは妹に暴力を振るったりすることもあったそうです。
私は、お母さんにこのようにお伝えさせていただきました。
『子どもの不登校が続いたらどうしよう?』 『このまま学校に行かなくて大丈夫なの?』
「お母さんはこのように思ったから、私に相談をして下さったんですよね!」 「お子さんのことを心配いしてるお母さんが、愛情不足のわけはありません!」
・子どもの不登校を心配して誰かに相談をする。 ・不登校の子どもの将来を考えて誰かに相談する。 ・不登校の子どものことを心配して誰かに相談する。
これらは子どもへの愛情からくる行動です!
私は、そのようにがんばっているお母さんに対して、このように言う人たちに疑問を感じています。
「お母さんの愛情不足です!」
もちろん生活のために仕事をしたり、家族のために家事をしたりと忙しく働き、子どもの相手をする時間が少なくなってしまっているかもしれません。
ただ、だからといって安易に不登校の原因をこのように決めつけていいとは思えません。
「お母さんの愛情不足。」
最初の無料相談で、お母さんが1人で頑張っていることがよく分かりました。
そこで、静岡にある不登校解決相談所では学校の先生について聞いてみます。
できれば、学校の先生に支援や対応の手伝いをしてもらいたかったからです。
幸いなことに、担任の先生は定期的に家庭訪問に来て下さったり、電話をして下さたりするとのことでした。
そこで、担任の先生にこのようなお願いをするように、お母さんにお伝えさせていただきました。(自分で言うのは恥ずかしいかもしれませんが。)
「お母さんの愛情を先生に伝えてもらって下さい。」 「例えば、こんな感じです。」
『お母さん、仕事が大変なのに○○ちゃんと一緒に△△してくれるんだね!』 『とっても良いお母さんだね!』
このように、お母さんを褒める言葉をお子さんにたくさん投げかけてもらうようにお願いしたのです。
また、このようなお願いもさせていただきました。
「意識的にクラスの友達とつなぐ役をやってもらって下さい。」 「例えば、こんな感じです。」
『○○ちゃんは□□が好きなんでしょ!』 『△△ちゃんも好きだよね!』 『2人とも、□□のどこが好きなのか教えて!』
このように、クラスの友達と不登校の娘さんが話す機会を先生に作ってもらうお願いをしたのです。
さらには、このような提案もさせていただきました。
「娘さんが『登校しよう!』と思えるきっかけをつくってもらって下さい。」 「できれば人間関係を円滑にする授業を定期的に行ってもらいたいとも伝えて下さい。」 (資料や指導案は不登校解決相談所が提供することもできます。)
授業に関しては、授業時間の確保が難しいと言われたそうです。
コロナウイルスの影響で、授業時間の確保も大変ですので仕方がないと思います。
ただ、先生は「声かけ」や友達との「つなぎ」に関しては、協力して下さるとのことでした。
先生が協力して下さることは分かりました。
しかし、本人が登校しなくては、先生の協力を有効に活用することができません。
そこで、不登校解決相談所はお母さんに、このような提案をさせていただきました。
・本人が登校しそうなときは、登校前に先生に連絡をする。 ・担任の先生か他の先生に出迎えてもらい、本人、お母さん、先生がいる状態をつくる。 ・先生がお母さんに本人の様子を聞く。 ・お母さんは娘さんの良い様子を先生に伝える。 ・先生は「登校できたこと」「お母さんが話したこと」を褒める。 ・先生が教室に誘い、母はそれを見送る。 (本人が臨むなら教室についていってもよい。その後、教室にいてもよい)
※ 不登校の子どもの支援は、年齢や不登校期間によって異なります。
相談から数日後。
お母さんは先生と打ち合わせをして、娘さんが登校する日を待ったそうです。
計画通りに話を進めたところ、娘さんは気分をよくして、自分から教室に向かったそうです。
そこで、静岡にある不登校解決相談所では、先生とお母さんには、役割分担や協力をして娘さんを褒めてもらうことにしました。
・学校の様子を先生が連絡する。 ・先生からの連絡をもとに褒める。(普通でもすごいと褒める) ・(登校できた日は、)いつも以上に褒める。
褒め方の例 ・いつもハグしている。→いっぱいハグしてあげる。 ・いつもごちそうを作っている。→いっぱいごちそうを作ってあげる。 ・いつもレストランに出かける。→娘さんの行きたいレストランに行く。 ・いつも一緒にお風呂に入る。→一緒にお風呂に入ろうとお母さんから誘う。
※ よく「ハグ」を推奨するカウンセラーさんがいますが、必ずしもハグなどの接触行為でなくてもいいと思います。 ※ 子どもに「お母さんは嬉しい!」という気持ちが伝わればいいと思います。
お母さんは、娘さんが学校から帰ってきた後、メリハリをつけた褒め方をして下さいました。
これにより、娘さんはこのようなことを感じたことでしょう。
「お母さんがいつもと違う。」 「私が学校に行ったことを喜んでくれているんだ!」 「先生も褒められたし!」 「学校に行って良かった!」
最初の一週間は、お母さんと一緒に登校をした娘さんですが、その後は1人で登校するようになったそうです。
少し安心したお母さんですが、娘さんが「不登校に戻らないようにするためにはどうすればいいの?」ということを考え始めて下さいました。
登校を継続するためにも、お子さんにあった支援が必要になります。
これからも、静岡県富士市にお住まいのお母さんとは、定期的に連絡を取り合い、登校が継続するように(不登校にもどらないように)相談を検討していきたいと思います。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
24/12/02
24/11/25
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不登校の子どもが「登校して良かった!」と思える支援を!
1.相談後から、2週間も1人で登校できています!
2.コロナ休校明けから登校しぶりと不登校
3.妹に暴力をふるようになった女の子
4.愛情不足のわけがない!
5.先生!お母さんを褒める言葉を子どもに言って!
6.先生に友達と話すきっかけを作ってもらう!
7.「登校して良かった!」と思える支援の仕方!
8.褒め方にメリハリをつける!
9.登校を継続させるためにはどうする?
1.相談後から、2週間も1人で登校できています!
先日、静岡県富士市にお住まいのお母さんから5回目の電話相談をいただきました。
そこで、お母さんはこのようにおっしゃって下さいました。
「先生と一緒に対応を検討した結果、この2週間は1人で登校できています。」
「この状態をキープしたいので、今後のポイントを教えて下さい!」
2.コロナ休校明けから登校しぶりと不登校
静岡県富士市にお住まいのお母さんから、初めて相談をいただいたのは、6月の初旬でした。
知り合いのお母さんから、不登校解決相談所を紹介していただいたということでした。
私は無料相談でお子さんの様子をお伺いします。
その時にお伺いした、お子さんの状況が下記のものです。
・小学校2年生の女の子。
・コロナ休校明けから、登校しぶりが始まった。
・学校につれて行くが、泣きながら家に母親にしがみついてきた。
・「明日はがんばって行く!」と言うが、翌朝になると固まってしまう。
・去年は、特定の友達とばかり話していた印象がある。
・先生たちは「登校すれば問題ないです!」と言っている。
・現在は週に1~2回しか登校できていない。
3.仕事をやめて娘さんの愛情を満たして下さい!?
ご家庭での様子もきいてみました。
・父母ともに仕事をしている。
・4つ下に妹がいる。
・母親は平等に接しているつもりである。
・ただ、過去に幼稚園の先生から「愛情不足」と言われたことがある。
・放課後は「児童館」で宿題をやったり、遊んだりする。
・週に2回は母が迎えに行くが、残りの3日は近所に住む祖母が迎えに行く。
娘さんとスクールカウンセラーさんが話をしたとき、娘さんはこのように言ったそうです。
「児童館に行きたくない!」
「家でお母さんと一緒にいたい!」
それを聞いた、スクールカウンセラーさんからこのように言われたそうです。
「娘さんは愛情を求めています。」
「仕事をやめて、娘さんの心を満たしてあげて下さい。」
4.妹に暴力をふるようになった女の子
相談をいただいた時のお母さんは、一時的に休暇をもらっている状態でした。
しかし、娘さんの状態は変わりません。
さらには、母親を独占しようとするまでになってしまいました。
妹さんがお母さんと話をしようとすると、不登校の娘さんが妹に対して、このように言います。
「あっちに行って!」
「こっちに来ないで!」
ひどいときは妹に暴力を振るったりすることもあったそうです。
5.愛情不足のわけがない!
私は、お母さんにこのようにお伝えさせていただきました。
『子どもの不登校が続いたらどうしよう?』
『このまま学校に行かなくて大丈夫なの?』
「お母さんはこのように思ったから、私に相談をして下さったんですよね!」
「お子さんのことを心配いしてるお母さんが、愛情不足のわけはありません!」
・子どもの不登校を心配して誰かに相談をする。
・不登校の子どもの将来を考えて誰かに相談する。
・不登校の子どものことを心配して誰かに相談する。
これらは子どもへの愛情からくる行動です!
私は、そのようにがんばっているお母さんに対して、このように言う人たちに疑問を感じています。
「お母さんの愛情不足です!」
もちろん生活のために仕事をしたり、家族のために家事をしたりと忙しく働き、子どもの相手をする時間が少なくなってしまっているかもしれません。
ただ、だからといって安易に不登校の原因をこのように決めつけていいとは思えません。
「お母さんの愛情不足。」
6.先生!お母さんを褒める言葉を子どもに言って!
最初の無料相談で、お母さんが1人で頑張っていることがよく分かりました。
そこで、静岡にある不登校解決相談所では学校の先生について聞いてみます。
できれば、学校の先生に支援や対応の手伝いをしてもらいたかったからです。
幸いなことに、担任の先生は定期的に家庭訪問に来て下さったり、電話をして下さたりするとのことでした。
そこで、担任の先生にこのようなお願いをするように、お母さんにお伝えさせていただきました。(自分で言うのは恥ずかしいかもしれませんが。)
「お母さんの愛情を先生に伝えてもらって下さい。」
「例えば、こんな感じです。」
『お母さん、仕事が大変なのに○○ちゃんと一緒に△△してくれるんだね!』
『とっても良いお母さんだね!』
このように、お母さんを褒める言葉をお子さんにたくさん投げかけてもらうようにお願いしたのです。
7.先生に友達と話すきっかけを作ってもらう!
また、このようなお願いもさせていただきました。
「意識的にクラスの友達とつなぐ役をやってもらって下さい。」
「例えば、こんな感じです。」
『○○ちゃんは□□が好きなんでしょ!』
『△△ちゃんも好きだよね!』
『2人とも、□□のどこが好きなのか教えて!』
このように、クラスの友達と不登校の娘さんが話す機会を先生に作ってもらうお願いをしたのです。
さらには、このような提案もさせていただきました。
「娘さんが『登校しよう!』と思えるきっかけをつくってもらって下さい。」
「できれば人間関係を円滑にする授業を定期的に行ってもらいたいとも伝えて下さい。」
(資料や指導案は不登校解決相談所が提供することもできます。)
授業に関しては、授業時間の確保が難しいと言われたそうです。
コロナウイルスの影響で、授業時間の確保も大変ですので仕方がないと思います。
ただ、先生は「声かけ」や友達との「つなぎ」に関しては、協力して下さるとのことでした。
8.「登校して良かった!」と思える支援の仕方!
先生が協力して下さることは分かりました。
しかし、本人が登校しなくては、先生の協力を有効に活用することができません。
そこで、不登校解決相談所はお母さんに、このような提案をさせていただきました。
・本人が登校しそうなときは、登校前に先生に連絡をする。
・担任の先生か他の先生に出迎えてもらい、本人、お母さん、先生がいる状態をつくる。
・先生がお母さんに本人の様子を聞く。
・お母さんは娘さんの良い様子を先生に伝える。
・先生は「登校できたこと」「お母さんが話したこと」を褒める。
・先生が教室に誘い、母はそれを見送る。
(本人が臨むなら教室についていってもよい。その後、教室にいてもよい)
※ 不登校の子どもの支援は、年齢や不登校期間によって異なります。
9.褒め方にメリハリをつける!
相談から数日後。
お母さんは先生と打ち合わせをして、娘さんが登校する日を待ったそうです。
計画通りに話を進めたところ、娘さんは気分をよくして、自分から教室に向かったそうです。
そこで、静岡にある不登校解決相談所では、先生とお母さんには、役割分担や協力をして娘さんを褒めてもらうことにしました。
・学校の様子を先生が連絡する。
・先生からの連絡をもとに褒める。(普通でもすごいと褒める)
・(登校できた日は、)いつも以上に褒める。
褒め方の例
・いつもハグしている。→いっぱいハグしてあげる。
・いつもごちそうを作っている。→いっぱいごちそうを作ってあげる。
・いつもレストランに出かける。→娘さんの行きたいレストランに行く。
・いつも一緒にお風呂に入る。→一緒にお風呂に入ろうとお母さんから誘う。
※ よく「ハグ」を推奨するカウンセラーさんがいますが、必ずしもハグなどの接触行為でなくてもいいと思います。
※ 子どもに「お母さんは嬉しい!」という気持ちが伝わればいいと思います。
10.登校を継続させるためにはどうする?
お母さんは、娘さんが学校から帰ってきた後、メリハリをつけた褒め方をして下さいました。
これにより、娘さんはこのようなことを感じたことでしょう。
「お母さんがいつもと違う。」
「私が学校に行ったことを喜んでくれているんだ!」
「先生も褒められたし!」
「学校に行って良かった!」
最初の一週間は、お母さんと一緒に登校をした娘さんですが、その後は1人で登校するようになったそうです。
少し安心したお母さんですが、娘さんが「不登校に戻らないようにするためにはどうすればいいの?」ということを考え始めて下さいました。
登校を継続するためにも、お子さんにあった支援が必要になります。
これからも、静岡県富士市にお住まいのお母さんとは、定期的に連絡を取り合い、登校が継続するように(不登校にもどらないように)相談を検討していきたいと思います。
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