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新型コロナウイルスで休校延長!今は良いけど、休校明けに不登校が増えるのが心配!
1.休校の延長で不登校増加? 2.休校で心エネルギーが貯まって登校できるようになる? 3.1年半の不登校から復帰!休校中の宿題も4月中に終わらせる! 4.「宿題はやらなくていい!」「登校を優先しましょう!」はいいの? 5.授業の進度が速くなる!宿題が多くなる! 6.夏休みに授業や補習を受け入れられる? 7.楽しい行事が中止になる!学校に行く意味が・・・ 8.休校中の支援で休校明けの登校確率が高まる!
愛知県の大府市の教育委員会が、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、学校の休校期間を5月31日までとすることを決めました。
また、このようなことを伝えている報道も見ました。
「夏休み中に授業や補習を行う。」 「行事を縮小したり、カットして授業時間を確保する。」
愛知県からの相談や、愛知県への訪問カウンセリングなどをさせていただいている静岡にある不登校解決相談所では、このような心配をしています。
「愛知県だけでなく、全国にも休校延長が広がるのではないか?」 「休校期間が延びれば延びるほど、休校明けの不登校が増えるだろう!」 「休校明けに登校できたとしても、不登校に戻る子が多くいるだろう!」
あるカウンセラーさんから、このように言われたことがあります。
「休校で不登校の子どものプレッシャーがなくなり、心のエネルギーが貯まるでしょう!」「なぜ、不登校が増えると思うんですか?」
この考え方と同じ考えを持つお母さん方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
ただ、お子さんの不登校期間が長いお母さん方ほど、このようにおっしゃいます。
「休みの前半や中盤は、落ち着いているけど・・・・。」 「休みが終わりに近づくにつれて、不登校の子どもはイライラし始めます。」 「結局、休み明けも登校できないと思います。」
また、このようにおっしゃるお母さんも、多くいらっしゃいます。
「休み中や登校日前日はこのように言っていました。」
『休み明けから登校する!』
「しかし、当日の朝は玄関で固まってしまいました。」 「結局、登校できませんでした。」
先日、休校中に訪問カウンセリングを行わせていただいた、1年以上不登校のお子さんのお母さんから、このような連絡がありました。
「昨日、初めての登校日でした。」 「朝、7時半に起きて、自分から登校していきました。」 「先生と終わらせた、春休みの宿題を持っていきました。」 「新しい担任の先生に宿題を褒めてもらい、元気に帰ってきました。」 「また、宿題がたくさん出たので、一緒に計画をたててもらえると嬉しいです。」
「宿題が終われば、次も登校するように感じます。」
現在、このお子さんとはLINEで宿題の確認をしたり、電話で話をしたりさせていただいております。
次の登校は5月7日ですが、その日に提出する宿題の半分がもう終わっています。
担任の先生に褒めてもらったことが嬉しかったようで、このように言っています。
「4月中に学校の宿題を全て終わらせる!」
休校が伸びれば伸びるほど、宿題が多くなっていきます。
毎日、やらなければどんどんたまっていきます。
「先生と相談をして、宿題はやらなくていいことにしました。」 「登校を優先することにしました。」
このようにおっしゃるお母さんや先生もいます。
もちろん、本人がそれで登校できるようになれば問題はありません。
ただ、前日や当日にそれを理由にして、登校しないことがよくあります。
「学校の宿題が終わっていないから行けない!」 「先生に怒られるのがイヤ!」
先生と相談してあるので、怒られることはないのですが、不登校の子どもは登校しようとしません。
「休校明けに不登校が増えるのでは?」
こう思う理由は、まだまだあります。
その1つが、授業の進度です。
休校により、授業時数が減ってしまったため、学校の先生たちは教科書の内容を足早に教えることが予想されます。
また、学習内容の定着を促すため、宿題が増えることも予想されます。
これは、不登校を経験いしていない子でも大変なことです。
特に勉強が苦手な子は、このように感じてしまいます。
「授業の内容が理解できない!」 「宿題もよく分からない!」 「分からないのに、こんなにたくさんの宿題がある!」
これでは、登校を始めたとしても、また、不登校に戻ってしまう可能性が高いのです。
「夏休みに授業をしたり、補習を行ったりする。」
これも不登校の子が増える可能性が高まる1つです。
夏休みは子どもにとって楽しいものです。
「3月、4月と休校で休んだんだから、夏休みが減るのは当たり前!」
文部科学省や先生たちは、このように言うかもしれません。
子どもたちもそれはわかっているのです。
しかし、それと同時に、無意識にこのような気持ちも芽生えてきます。
『7月の終わりからは夏休み!』
エアコンを設置する学校が増えたため、実際は授業をするデメリットはそんなにはありません。
それでも、「7月の終わりから夏休み!」という世界で生きてきた子どもたちは、簡単に「夏休みの授業」は受け入れられるものではありません。
「行事の中止や縮小」
これも不登校が増える可能性が高まる理由の一つです。
不登校の期間が長くなればなるほど、学習から離れる傾向が強くなります。
(不登校でも、自ら勉強をして、テストなどで良い点を取っている子にとっては、逆に良いことでもありますが。)
そんな子どもたちが、楽しいと思えるのは行事だったりします。
実際に、行事から登校を始める子どもも多くいます。 (ただ、その後に不登校に戻ってしまうこも多くいますが。)
その行事が中止になったり、少なくなったりして、授業が多くなる(そう感じる)と、不登校の子どもの足が学校に向かないのも仕方がないことかもしれません。
最初に話したカウンセラーさんが言う通り、不登校の子どもが、この休校でエネルギーをためて不登校から脱出してくれれば何も問題はありません。
「うちの子は、休校明けも登校できそうにありません。」
もし、お母さんがこのように思うなら、この休校中にお子さんにあった支援をしてあげてください。
・宿題を一緒にやる。
・生活のリズムを整える。 ・自信を取り戻させる。
・気持ちを前向きにする。など
休校中にお子さんに合った支援を行えば、不登校のお子さんは休校明けから登校を始めることでしょう。
もし、お子さんに合った支援がわからない場合は、不登校の専門家にご相談を下さい。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
24/12/02
24/11/25
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休校明けから登校できるようにするためには?
1.休校の延長で不登校増加?
2.休校で心エネルギーが貯まって登校できるようになる?
3.1年半の不登校から復帰!休校中の宿題も4月中に終わらせる!
4.「宿題はやらなくていい!」「登校を優先しましょう!」はいいの?
5.授業の進度が速くなる!宿題が多くなる!
6.夏休みに授業や補習を受け入れられる?
7.楽しい行事が中止になる!学校に行く意味が・・・
8.休校中の支援で休校明けの登校確率が高まる!
1.休校の延長で不登校増加?
愛知県の大府市の教育委員会が、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、学校の休校期間を5月31日までとすることを決めました。
また、このようなことを伝えている報道も見ました。
「夏休み中に授業や補習を行う。」
「行事を縮小したり、カットして授業時間を確保する。」
愛知県からの相談や、愛知県への訪問カウンセリングなどをさせていただいている静岡にある不登校解決相談所では、このような心配をしています。
「愛知県だけでなく、全国にも休校延長が広がるのではないか?」
「休校期間が延びれば延びるほど、休校明けの不登校が増えるだろう!」
「休校明けに登校できたとしても、不登校に戻る子が多くいるだろう!」
2.休校で心エネルギーが貯まって登校できるようになる?
あるカウンセラーさんから、このように言われたことがあります。
「休校で不登校の子どものプレッシャーがなくなり、心のエネルギーが貯まるでしょう!」「なぜ、不登校が増えると思うんですか?」
この考え方と同じ考えを持つお母さん方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
ただ、お子さんの不登校期間が長いお母さん方ほど、このようにおっしゃいます。
「休みの前半や中盤は、落ち着いているけど・・・・。」
「休みが終わりに近づくにつれて、不登校の子どもはイライラし始めます。」
「結局、休み明けも登校できないと思います。」
また、このようにおっしゃるお母さんも、多くいらっしゃいます。
「休み中や登校日前日はこのように言っていました。」
『休み明けから登校する!』
「しかし、当日の朝は玄関で固まってしまいました。」
「結局、登校できませんでした。」
3.1年半の不登校から復帰!休校中の宿題も4月中に終わらせる!
先日、休校中に訪問カウンセリングを行わせていただいた、1年以上不登校のお子さんのお母さんから、このような連絡がありました。
「昨日、初めての登校日でした。」
「朝、7時半に起きて、自分から登校していきました。」
「先生と終わらせた、春休みの宿題を持っていきました。」
「新しい担任の先生に宿題を褒めてもらい、元気に帰ってきました。」
「また、宿題がたくさん出たので、一緒に計画をたててもらえると嬉しいです。」
「宿題が終われば、次も登校するように感じます。」
現在、このお子さんとはLINEで宿題の確認をしたり、電話で話をしたりさせていただいております。
次の登校は5月7日ですが、その日に提出する宿題の半分がもう終わっています。
担任の先生に褒めてもらったことが嬉しかったようで、このように言っています。
「4月中に学校の宿題を全て終わらせる!」
4.「宿題はやらなくていい!」「登校を優先しましょう!」はいいの?
休校が伸びれば伸びるほど、宿題が多くなっていきます。
毎日、やらなければどんどんたまっていきます。
「先生と相談をして、宿題はやらなくていいことにしました。」
「登校を優先することにしました。」
このようにおっしゃるお母さんや先生もいます。
もちろん、本人がそれで登校できるようになれば問題はありません。
ただ、前日や当日にそれを理由にして、登校しないことがよくあります。
「学校の宿題が終わっていないから行けない!」
「先生に怒られるのがイヤ!」
先生と相談してあるので、怒られることはないのですが、不登校の子どもは登校しようとしません。
5.授業の進度が速くなる!宿題が多くなる!
「休校明けに不登校が増えるのでは?」
こう思う理由は、まだまだあります。
その1つが、授業の進度です。
休校により、授業時数が減ってしまったため、学校の先生たちは教科書の内容を足早に教えることが予想されます。
また、学習内容の定着を促すため、宿題が増えることも予想されます。
これは、不登校を経験いしていない子でも大変なことです。
特に勉強が苦手な子は、このように感じてしまいます。
「授業の内容が理解できない!」
「宿題もよく分からない!」
「分からないのに、こんなにたくさんの宿題がある!」
これでは、登校を始めたとしても、また、不登校に戻ってしまう可能性が高いのです。
6.夏休みに授業や補習を受け入れられる?
「夏休みに授業をしたり、補習を行ったりする。」
これも不登校の子が増える可能性が高まる1つです。
夏休みは子どもにとって楽しいものです。
「3月、4月と休校で休んだんだから、夏休みが減るのは当たり前!」
文部科学省や先生たちは、このように言うかもしれません。
子どもたちもそれはわかっているのです。
しかし、それと同時に、無意識にこのような気持ちも芽生えてきます。
『7月の終わりからは夏休み!』
エアコンを設置する学校が増えたため、実際は授業をするデメリットはそんなにはありません。
それでも、「7月の終わりから夏休み!」という世界で生きてきた子どもたちは、簡単に「夏休みの授業」は受け入れられるものではありません。
7.楽しい行事が中止になる!学校に行く意味が・・・
「行事の中止や縮小」
これも不登校が増える可能性が高まる理由の一つです。
不登校の期間が長くなればなるほど、学習から離れる傾向が強くなります。
(不登校でも、自ら勉強をして、テストなどで良い点を取っている子にとっては、逆に良いことでもありますが。)
そんな子どもたちが、楽しいと思えるのは行事だったりします。
実際に、行事から登校を始める子どもも多くいます。
(ただ、その後に不登校に戻ってしまうこも多くいますが。)
その行事が中止になったり、少なくなったりして、授業が多くなる(そう感じる)と、不登校の子どもの足が学校に向かないのも仕方がないことかもしれません。
8.休校中の支援で休校明けの登校確率が高まる!
最初に話したカウンセラーさんが言う通り、不登校の子どもが、この休校でエネルギーをためて不登校から脱出してくれれば何も問題はありません。
「うちの子は、休校明けも登校できそうにありません。」
もし、お母さんがこのように思うなら、この休校中にお子さんにあった支援をしてあげてください。
・宿題を一緒にやる。
・生活のリズムを整える。
・自信を取り戻させる。
・気持ちを前向きにする。など
休校中にお子さんに合った支援を行えば、不登校のお子さんは休校明けから登校を始めることでしょう。
もし、お子さんに合った支援がわからない場合は、不登校の専門家にご相談を下さい。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、新潟、福井、富山、長野、岐阜、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
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