「不登校の子どもが高校に合格しました!」「高校からはガンバルと言っています!」ちょっと待って!本当に継続できる?

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「不登校の子どもが高校に合格しました!」「高校からはガンバルと言っています!」ちょっと待って!本当に継続できる?

お役立ちコラム

2020/02/07 「不登校の子どもが高校に合格しました!」「高校からはガンバルと言っています!」ちょっと待って!本当に継続できる?

大切なのは高校への登校(課題提出)を継続すること!

 

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1.「高校からがんばる!」と言う中学3年生
2.もしかして不登校に逆戻り?
3.事前支援をしていないので心と体がついてこない!
4.不登校に対応をしている高校なのですが・・・・
5.自分から質問すれば丁寧に教えてくれるけど・・・
6.高校への登校継続を支える2月と3月の支援!
7.中学登校と高校生活練習
8.中学登校を促し続けることが大切!
9.高校生活の事前練習とは?
10.登校刺激は強弱を変えて、行い続けることが大切!
11.親の支援より第三者の支援!

 

 

1.「高校からがんばる!」と言う中学3年生

高校に合格した後、中学校に登校しなくなった不登校の子供たちは、よくこう言います。

 

「高校からはがんばるよ!」
「高校に入ったら、ちゃんと学校に行く!」
「勉強も自分でやるよ!」
「レポート(課題)もしっかり出すよ!」

 

不登校の子供が高校に合格して、前向きに動き出そうとしているのは嬉しいことです。

 

中学校時代に不登校で悩まされた親としては、本当に嬉しい事でしょう。

 

「がんばって!」
「あなたならできる!」
「期待してるからね!」

 

お母さん方がこう言いたくなる気持ちは、とてもよくわかります。

 

 

2.もしかして不登校に逆戻り?

4月になって、学校が始まります。ほとんどの子どもが前向きに登校を始めます。

 

しかし、数日がたったある日、朝になっても子どもが部屋から出てきません。

 

心配になって声をかけてみると、子供がこう言います。

 

「体調が悪いから、今日は休む!」
「頭が痛いから、今日は休む!」
「お腹が痛いから、今日は休む!」
「気持ち悪いから、今日は休む!」

 

このように逆ギレされることもあります。

 

「うるさいな!」
「あっちにいって!」
「放っておいて!」

 

 

3.事前支援をしていないので心と体がついてこない!

翌日の朝も子どもは部屋から出てきません。その翌日も、さらにその翌日も・・・・。

 

ただ、こうなってしまった不登校のお子さんを責めるのはやめて下さい。

 

本人は本当にこう思っていたのです。

 

「高校からはがんばるよ!」
「高校に入ったら、ちゃんと学校に行く!」
「勉強も自分でやるよ!」

「レポート(課題)もしっかり出すよ!」

 

ただ、気持ちはあっても、登校継続の事前支援をしていなかったため、心と体が学校生活についてこなかったのでしょう。

 

事前準備をしていたのであれば、クラスの輪に上手に入れなかった可能性も考えなければいけません。

 

 

4.不登校に対応をしている高校なのですが・・・・

中学校では不登校だったとしても、高校では登校や勉強を頑張ってくれているのであれば、それ以上は望みません。

 

しかし、中学校で不登校だった子供が、高校合格後も不登校を継続してしまう例はたくさんあります。

 

6月になると、静岡にある不登校解決相談所には、このような相談が多く寄せられます。

 

「高校に進学しましたが、また不登校に戻ってしまいました。」
「スクーリングに行っていないので、留年(退学)してしまいそうです。」
「レポートの提出期限が迫っているのに、何もやろうとしません。」

 

こんなふうにおっしゃるお母さんも、たくさんいらっしゃいます。

 

「学校は不登校に対応していると言っていたのに・・・。
「担任の先生は子どもに声をかけてくれない。」
「家庭訪問も電話もしてくれない。」
「提出期限が迫っているのに、課題のサポートをしてくれない!」

 

ただ、静岡にある不登校解決相談所では、きめ細かい対応をして下さる高校はそんなに多くはないことが分かっています。

 

高校の先生は家庭教師ではありません。

 

そのため、不登校の子供1人ひとりの家に家庭訪問をして、課題のサポートをしてくれたりすることは基本的にないと思っていただきたいと思います。

 

 

5.自分から質問すれば丁寧に教えてくれるけど・・・

不登校の対応に特化した高校もあります。

 

学校に登校すれば、積極的に声をかけてくれたり、課題の確認などをしてくれたりします。

 

登校できないときは、本人に電話で呼びかけをしてくれたり、家庭訪問をしてくれたりする学校もあります。

 

ただ、そこまできめ細かい対応をして下さる高校はあまり多くないのが現状です。

 

もちろん、高校に登校をして自分からアドバイスを求めれば、先生たちは丁寧にアドバイスをして下さります。

 

ただし、これらはあくまでも「登校することができる」「家庭学習をすることができる」「自分から質問ができる」が前提になっています。

 

これらのことが中学時代にできていないと、不登校に対応した高校に合格したとしても、続かない可能性がでてきてしまうのです。

 

 

6.高校への登校継続を支える2月と3月の支援!

高校に合格した後も、中学校に通っているのあれば、そんなに問題はないでしょう。

 

4月の最初さえ乗り切ってしまえば、高校登校が継続する確率は高くなります。

 

ただ、4月の最初にクラスに居場所を作れない子も多くいます。

 

そのため、2月と3月で支援をして、気持ちやスキルを上げておきたいところです。

 

中学3年生で卒業まで不登校が継続していると、高校に入学後、不登校に戻ってしまう可能性は高くなります。

 

中学校に登校はできなくても、2月と3月に第三者による支援を行う事で、不登校に戻ってしまう確率を下げることができます。

 

 

7.中学登校と高校生活練習

「高校合格後にはどのような支援や対応をすればいいのですか?」

 

不登校でお悩みのお母さん方から、このような相談を多くいただきます。

 

基本的に静岡にある不登校解決相談所では、第三者による下記のような支援を提案させていただいております。

 

もちろん、お母さん方が下記の支援や対応ができそうであれば、やっていただきたいと思っております。

 

① 卒業まで中学校に通う
② 高校生活の練習

 

 

8.中学登校を促し続けることが大切!

高校の合格が決まった不登校のお子さんにも、卒業までの中学校への登校を促すことが大切です。

 

もちろん、第三者の力を借りたり、お母さんやお父さんががんばったりして、お子さんが登校できれば、高校で不登校になる確率は下がります。

 

ただ、「登校できる」と言うことが絶対ではありません。

 

大切なのは、「登校を促し続ける事」です。

 

中学校で辛いことを多く経験してきた不登校のお子さんが、中学校に登校することはできないかもしれません。

 

それでも、「登校を促し続ける事」で、不登校のお子さんはこのような気持ちを強く持つようになります。

 

「中学校は行けないけど、高校は必ず行くぞ!」

 

 

9.高校生活の事前練習とは?

高校に入学してからは、毎日の登校や学習が待っています。

 

これらの学校生活を続けることができれば、不登校に戻ってしまう可能性は下がっていきます。

 

そのため2月~3月にかけて、高校生活と同じリズムを少しずつ作っていくことが大切になります。

 

もちろん、全てを高校生活と同じにすることができれば文句はありません。

 

起床→登校→学習(学校近くのファミレスなどで)→昼食→昼休み→学習→帰宅→家庭学習

 

しかし、このようなことを毎日、行う事はできません。(できなくて当たり前です。)

 

そこで、静岡にある不登校解決相談所では下記の2つのポイントを意識して、練習をすることをおすすめしております。

 

①起床時間
②家庭学習

 

 

10.登校刺激は強弱を変えて、行い続けることが大切!

「起床時間」は進学先の高校に合わせて設定して下さい。

 

そして、その時間には毎日、起きるように促していきましょう。

 

最悪、2月~3月の間に、お子さんが1度も起きることができなくてもかまいません。

 

大切なのは。「起床時間を守るように促し続ける事」です。

 

「家庭学習」も同様です。

 

本番は4月ですので、それに向けて少しずつ家庭学習をする習慣や気持ちを育てていきたいのです。

 

この2つができること、できなくても声をかけて続けることで、子供の意識は大きく変わります。

 

そして、このように強く思ってくれるでしょう。

 

「中学校は行けないけど、高校は必ず行くぞ!」

 

 

11.親の支援より第三者の支援!

静岡にある不登校解決相談所では、これまでに多くの中学3年生の支援をさせていただいております。

 

ただ中には、高校合格と同時にカウンセリングを終了してしまうご家庭も少なくありません。

 

もちろん、カウンセリングなしでも高校登校を継続することができるのであれば、何も問題はありません。

 

ただ、不登校の対応を家族が行うと、反抗心が出てきたり、ケンカになったりしてしまい、最悪、逆効果になってしまうこともあります。

 

できることなら、第三者に支援をしていただいた方が、労力は少なく、効果は高くなると思われます。

 

もちろん、静岡にある不登校解決相談所にご依頼いただければ、お子さんにあった対応を考え、一緒に支援をさせていただいております。

 

 

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