不登校を素早く解決するために必要な3つのポイント!学校の協力をどこまで得られるか!

不登校解決相談所

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不登校を素早く解決するために必要な3つのポイント!学校の協力をどこまで得られるか!

不登校解決事例

2019/04/26 不登校を素早く解決するために必要な3つのポイント!学校の協力をどこまで得られるか!

3つがそろわなくても不登校は解決しますが・・・

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1.不登校を解決する3つのポイント!
2.少しだけ登校して不登校に戻ってしまった!
3.自分からも声をかけるようにしようね!
4.家で声かけの練習(ロールプレイ!)!
5.1人にならないようにコッソリ学校にお願い!
6.なるべくがんばりますが・・・(先生)
7.お弁当で1人になってしまった!怖い!
8.勇気を出して声をかけてみよう!
9.休み時間に先生が友達同士をつなぐ支援
10.人見知り=用心深い!この強みを生かして!
11.不登校を環境の側面から捉えて解決方法を考える!

 

 

1.不登校を解決する3つのポイント!

素早く不登校を解決するためには、3つのことが必要です。その3つとは以下のものです。

 

① 本人の登校意欲
② 家族の支援
③ 学校との協働

 

不登校の解決のためには、必ずしもこの全てが必要と言うわけではありません。

 

ただ、不登校を素早く解決するためには、この3つがそろうことが重要であると、静岡にある不登校解決相談所では考えております。

 

 

2.少しだけ登校して不登校に戻ってしまった!

新年度が始まる春休みは、本人の登校意欲が高まります。

 

お母さんやお父さん、学校やカウンセラーが上手に支援をすることで、不登校の子供は登校を始めます。

 

しかし、下記のような相談が増え始めています。

 

「始業式には参加できたのですが・・・。」
「登校を始めて3日後、朝、部屋から出てこなくなりました。」
「毎日、暗い顔で帰ってくるようになりました。」
「昨日は、一晩中、部屋で泣いていたようです。」

 

がんばって登校を始めた不登校のお子さんが、このような状態になったら、親はどのようなことができるのでしょうか?

 

 

3.自分からも声をかけるようにしようね!

ある不登校のお子さんがいました。

 

不登校のきっかけは「クラスに居場所がない」でした。

 

悪口を言われたり、無視をされたりしているわけではありませんが、クラスに友達がいません。

 

もちろん、その子自身にも悪いところはあります。

 

おとなしく、人見知りのため、クラスで自分から声をかけることをしなかったのです。

 

私がそのお子さんの相談を受けたのは、春休みでした。

 

そこで、私は本人に少しきついことを言います。

 

「自分からも、なるべく声をかけるようにしないとね!」

 

彼もそのことはわかっていたようで、私の厳しい要求に対して、こう答えてくれました。

 

「4月からはがんばって声をかける!」

 

 

4.家で声かけの練習(ロールプレイ!)!

私は、彼に声のかけ方や、友達との会話のコツを教えます。

 

また、ロールプレイを行い、彼に自信がつくような支援をしていきました。

 

ロールプレイなどの支援を行いながら、本人の不安についても話を聞いていきました。

 

すると、不安に思っていることもわかりました。それがこれです。

 

・お弁当の時に一人になるのが怖い。
・休み時間(特に昼休み)に一人になるのが怖い。

 

 

5.1人にならないようにコッソリ学校にお願い!

私は本人への支援と同時に、お母さんにこのようなお願いをしました。

 

「学校の先生にお願いをして、彼が声をかけるきっかけを作ってもらって下さい!」
「資料などが必要なら、不登校解決相談所で用意します。」
「印刷をして、すぐにできる状態にして渡すこともできます。」

 

また、このようにお願いもしました。

 

「お弁当の時に、一人になる子がいなくなるような指導をお願いして下さい。」
「例えば、このように声をかけてもらってもいいと思います。」

 

『先生のクラスでは、お弁当を一人で食べるの禁止だよ!』
『必ず3人以上で食べるんだよ!』
『お互いに声をかけるんだよ!』

 

また、休み時間に先生から意図的に声をかけてもらうようにお願いすることも伝えました。

 

 

6.なるべくがんばりますが・・・(先生)

春休みの最終日、お母さんから電話がありました。

 

そのときの相談はこのようなものでした。

 

「息子は明日から登校すると言っています。」
「ただ、学校の先生からはこのように言われました。」

 

『お弁当や休み時間は休憩時間なので、そのような対応はできません。』
『もちろん、意図的に声をかけますが・・・・。』
『全ての休み時間に声をかけるのも難しいと思います。』
『なるべくがんばりますが・・・・。』

 

私はお母さんにこのように伝えました。

 

「先生方も忙しいので仕方がないと思います。」
「できる範囲で支援をお願いしていきましょう!」

 

 

7.お弁当で1人になってしまった!怖い!

始業式。

 

不登校だった彼は久しぶりに登校しました。

 

しかし、学校から帰ってきたその子は、お母さんにこのように答えたそうです。

 

「お弁当で一人になった」
「すごく、怖かった!」
「もう、学校には行きたくない!」

 

私はすぐに、彼との面談を行います。そして、このように聞いてみました。

 

「休み時間はどうだった?」

 

すると、彼はこのように答えました。

 

『先生が話しかけてくれた!』
『先生と話をしていたら、他の子とも話すことができた!』
『その子が好きなのがポケモンだとわかった!』

 

 

8.勇気を出して声をかけてみよう!

先生にも考えがあります。

 

お弁当については、先生の譲れないポイントだったのでしょう。

 

ただ、休み時間には声をかけていただいたようです。

 

先生の子供同士をつなぐ支援により、友達の好きなことがわかりました。

 

ちょうど、その子もポケモンが好きだったので、私はこのように提案をします。

 

「勇気を出して、お弁当に誘ってごらん!」
「まずは、休み時間にこのように言ってからね!」

 

『ポケモンの仲で好きなポケモンは何?』

 

 

9.休み時間に先生が友達同士をつなぐ支援

翌日、彼は勇気を出して友達に声をかけました。

 

予想通り、「ポケモン」の話で盛り上がり、そのまま、自然とお弁当を一緒に食べることができました。

 

本人が勇気を出して登校して声をかけたこと。

 

お母さんが登校刺激を上手に与えたこと。

 

学校の先生が協力してくれたこと。

 

これらが重なったことにより、彼の不登校は解決したのです。

 

しかし、実際にはこのよにうまくいかないケースもあります。

 

 

10.人見知り=用心深い!この強みを生かして!

親が家で行える支援には限界があります。

 

もちろん、学校の支援がなくても不登校を解決することができます。

 

しかし、それには時間がかかります。

 

不登校を子供個人の問題と捉え、子供自身を変えて行かなければならないからです。

 

前出した彼は人見知りで、自分から声をかけるのが苦手なお子さんでした。

 

ただ、人見知りには良い点もあります。それは「用心深い」ところです。

 

学校生活では、「用心深い」子供が活躍する場もたくさんあります。

 

先生が適材適所でマネジメントをして、その活躍をクラスや保護者に伝えることで、その子の自己肯定感は高まっていきます。

 

 

11.不登校を環境の側面から捉えて解決方法を考える!

不登校を個人の問題と捉えるのではなく、個人、環境の両面から捉え、何ができるかを一緒に考えることが大切だと、静岡にある不登校解決相談所では考えております。

 

もし、お母さんが様々な支援を行っても、学校が協力してくれないのであれば、学校を変えることも視野にいれる必要があります。

 

しかし、できることなら学校と協力して支援をし、現在の学校に登校できることが望ましいと静岡にある不登校解決相談所では考えております。

 

静岡にある不登校解決相談所の代表は、中学校の教員を20年間務めてきました。

 

そのため、どのように言えば学校との関係が良くなるか?

 

どの程度の要求が適切かもわかっております。

 

 

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