「待っていれば登校しようと思うの?」不登校の解決には支援が必要!

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「待っていれば登校しようと思うの?」不登校の解決には支援が必要!

お役立ちコラム

2018/11/10 「待っていれば登校しようと思うの?」不登校の解決には支援が必要!

子供が自信を持てるようにするためには?

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1.発達障害で自信がないから不登校?
2.もうすぐ不登校1年!いつになったら自信がつく?
3.待っていたら「ひきこもって」しまいました!
4.自信を取り戻す第一歩!
5.自己肯定感があげれば登校できる?
6.学校に関係したことで自己肯定感をあげよう!
7.登校できるようになったのに!また・・・
8.自信をつけさせるためにはどうする?

 

 

1.発達障害で自信がないから不登校?

 

先日、ある小学校6年生の不登校のお子さんをもつお母さんから、このような相談を受けました。

 

「小学校5年生の時に、友達にからかわれて不登校になってしまいました。」
「学校から、病院での検査を進められました。」

 

「検査をした病院でこのように言われました。」

「お子さんは発達障害です。」
「そのため、挫折を多く味わってきた。」

 

「この子は自分に自信がない状態です。」
「いわゆる自己肯定感が低いと言われるものです。」

「自分に自信がつけば、他人の言葉が気にならなくなります。」

「そうすれば、登校することが出来るでしょう!」

 

「本人が、自信がつくまで待ちましょう!」

 

 

2.もうすぐ不登校1年!いつになったら自信がつく?

 

そのお母さんは、さらにこのように話を続けました。

 

「学校に行かなくなって、もうすぐ1年がたちます。」
「最初は、勉強をしたり、お手伝いをしてくれていたのですが・・・。」

 

「最近は好きな時間に起きて、好きな時間に寝ます。」
「完全に昼夜逆転生活になってしまいました。」

「起きているときもゲームをやるか動画を見るかです。」
「部屋にこもってでてきません。」

 

「あの子は、いつになったら自分に自信を持てるのでしょうか?」
「他人の言葉が気にならなくなり、登校できるのはいつなのでしょうか?」

 

 

3.待っていたら「ひきこもって」しまいました!

 

「本人が気づくまで待ちましょう!」

 

静岡にある不登校解決相談所では、このような対応はあまりおすすめをしておりません。

 

それは、このような対応を何年も続けてしまい、ひきこもりになってしまった子供たちの相談を多く受けているからです。

 

「通信制は卒業できたが、働く事ができずにひきこもっている。」
「通信制高校から大学に進学したが、大学を辞めてしまった。」

 

「定時制高校に行ったが、結局、辞めてしまった。」
「親の職場で働かせたが、上司に注意をされ、翌日に仕事を辞めてしまった。」

 

「2度と仕事はしないと言うようになった。」

「部屋にひきこもって、ゲームをやったり、動画をみたりしている。」

 

 

4.自信を取り戻す第一歩!

 

静岡にある不登校解決相談所では、不登校のお子さんの自信を取り戻すために宿題を始めるように助言をさせていただいております。

 

学校の先生やお母さん、不登校解決相談所が協力して、宿題を始めようと思える声かけをさせていただいております。

 

もちろん、声をかけるだけではありません。

 

お母さんが家で宿題をやらせることができれば、やらせてもらいます。

 

ただ、思春期や反抗期のお子さんは、親の言うことを聞きません。

 

これは、当たり前の事です。

 

そんな場合は、学校の先生に支援をしていただきます。

 

もちろん、それが出来ない場合は、不登校解決相談所が宿題の管理や声かけ、支援を行わせていただきます。

 

 

5.自己肯定感があげれば登校できる?

 

学校外の活動で子供の自信をつけることも大切です。

 

「将棋の大会で優勝した!」
「剣道で段をとった!」
「空手で黒帯になった!」

 

学校外の活動が認められれば、子供は自分に自信を持つことができます。

 

いわゆる自己肯定感が高まるというものです。

 

ただ、自己肯定感が上がれば登校できるのでしょうか?

 

現実は、そんなに簡単ではありません。

 

 

6.学校に関係したことで自己肯定感をあげよう!

 

子供の心の中には、学校と言う場所はとても大きな存在です。

 

同様に、先生という人もとても大きな存在です。

 

同じ、自己肯定感を高めるのであれば、学校外の事で高めるより、学校内のことで高めることができれば、不登校が解決する確率があがります。

 

宿題をやることで、学校の先生が褒めてくだされば、先生への信頼も高まります。

 

また、先生がクラスでこのことを伝えてくだされば、登校したときに他の子の反応も変わってきます。

 

宿題をやっていることを知ったクラスの仲間はこう思うからです。

 

「あの子は学校には来てないけど、(みんなが嫌いな)宿題はやってるんだ!」

 

 

7.登校できるようになったのに!また・・・

 

学校に登校する場合、ほとんどの学校に宿題というものがあります。

 

「宿題はやらなくていいよ!」
「登校することが大切だから!」

 

このように子供に言ってしまうと、言われた子供は宿題をやらなくなってしまいます。

 

また、クラスの仲間はこのように考えます。

 

「あの子だけ、宿題をやらなくてずるい!」
「先生はひいきをしている!」

 

回りの子がこう思ってしまうと、クラスの雰囲気は悪くなります。

 

回りの子供たちが「悪口」や「からかい」をしなくても、子の気持ちはちょっとした表情や、言葉遣いにでてきます。

 

そうすると、不登校だった子供は、また、不登校に戻ってしまうのです。

 

 

8.自信をつけさせるためにはどうする?

 

子供に自信をつけさせるのは、宿題でなくても結構です。

 

ただ、親や学校が何もしないで、自然に子供が自信をもつことはありません。

 

いろいろな事を試してみたり、声のかけ方を変えてみたり、その子が挑戦しようと思えるように支援をしていくことが大切です。

 

また、このようなことも事前に声をかけられると完璧だと思います。

 

「失敗は誰でもするんだよ!」
「失敗は恥ずかしいことじゃないんだよ!」
「私も最初は出来なかったよ!」

 

「やってみようと思った、あなたは素晴らしい!」
「実際に動いたあなたはすごい!」

 

不登校を解決するには、親や学校が協力をして、不登校の子どもが自信をもてるように支援をすることが大切です。

 

静岡にある不登校解決相談所では、多くの不登校を解決してきています。

 

そのため、お子さんにあった対応を一緒に考えることができると思います。

 

 

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