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7月の対応が2学期の登校確率を上げる!夏休み明け不登校解決!
1.3年間不登校だった子どものお母さんの言葉 2.不登校が解決した時のお母さんの笑顔 3.不登校の時の子どもの様子 4.子どもが不登校だったときのお母さんの気持ち 5.6月~7月の先生たちの対応 6.不登校のお母さんが同じように思ってる! 7.7月は不登校の解決のチャンス!
教員をしているとき、小学校や他のクラスで不登校になってしまった子を自分のクラスで受け持つことが多くありました。
ある学校で、小学校6年~中学校2年と約3年間、不登校の状態が続いている子どもの担任をしてほしいと主任から頼まれたことがあります。
当時の私は30才を超えたばかりでした。お母さんたちにしてみれば、「頼りないな~」と思った事でしょう。
私はその子の家に週に1~2回の家庭訪問を行いました。しかし、最初のうちは、その子と会うことができませんでした。
もちろん、お母さんには会うことができていましたが、お母さんも私に心を開いていないようでした。
そして、そのお母さんに暗い顔でよくこう言われました。
「先生、毎週、家庭訪問しなくていいですよ。」 「どうせ、子どもは先生に会わないと思うので。」
私は、週に1回~2回の家庭訪問を欠かさずに行いました。
すると徐々にその子は私に興味を持ち始め、次第に会って話ができるようになりました。
その結果、3年間不登校だったその子は7月から登校を始めることができました。
子どもの状態が良くなっていると、お母さんの表情もどんどん明るくなっていきました。
心が軽くなったお母さんは、私に子どもが不登校だったときの様子やお母さんの気持ちを少しずつ話してくれるようになりました。
そのとき、お母さんから伺ったお話が以下のものです。
・春休みの終わる4月の前半が一番イライラしている。 ・5月~6月にかけて、イライラが少なくなり安定してくる。 ・7月~8月は最も安定している。ケンカもほとんどなくなる。 ・夏休みの終わる8月後半から9月にかけて、またイライラが始まる。 ・10月~12月は、徐々にイライラが少なくなる。 ・冬休みの終わる1月前半から、またイライラが始まる。 ・2月~3月にかけて、落ち着いてくる。 ・また、春休みの終わる4月の前半にイライラが襲ってくる。
・春休みの後半は、子どもの機嫌が悪いので関わりたくないと思ってしまう。 ・ただ、「今年は子どもが登校できるかもしれない!」と期待をしている自分もいる。 ・新しい担任の先生がいろいろと対応をしてくれるので、「今年こそは登校できるのでは?」と思ってしまう。 ・7月に入っても、結局、登校することができず、「また、今年もダメか。」と落胆してしまう。 ・期待をするから、落胆も大きくなってしまうため、「もう、期待しないようにしよう。」と思う。 ・夏休みに入るのと、子どもの心が安定するため、親子ケンカも減る。 ・夏休みの状況を見ていると、「休み明けに登校できるのでは?」とまた期待してしまう。 ・結局、2学期になっても登校できない。 ・8月の後半から9月にかけて子どもはイライラが続くため、関わらないように言葉を選ぶ。 ・10月~12月は子どもが安定してくるので、親子ケンカもなくなる。 ・冬休みは、「期待しない」と決めているので、3学期に登校できなくてもそこまで落胆しない。 ・長期休業明けに登校できない状態も慣れてしまうと同時に、「期待をしない」ことが自然とできるようになってしまう。 ・先生たちにも申し訳ないので、家庭訪問の申し出を断るようになる。
学校の先生たちも、6月~7月にかけて、不登校の子どもへの対応が変化していきます。
最初は、定期的に家庭訪問をしていた先生たちも、会うことができなかったり、話すこともできなかったりすると、どのように対応をして良いのか分からなくなります。
お母さんたちも、家庭訪問をして下さる先生たちに対して「申し訳ない」という気持ちでいっぱいになり、次第に家庭訪問を断るようになります。
先生たちも、お母さんたちの気持ちや子どもの気持ちを考慮して、家庭訪問を控えるようになります。
すると、徐々に先生と子どもの気持ちも離れていきます。
そうなると、「子どもが登校できるかもしれない!」というチャンスが来たときに、子どもに対して有効な支援をしてあげることができなくなってしまいます。
このお母さんからお話を伺って以降、私はこのお母さんのお話を常に頭におき、不登校の子どもの対応を行うようになりました。
そうすると、それ以降、不登校の学校復帰(不登校解決)が以前より早くなって来たのです。
また、私は、不登校が解決して登校できるようになった子どもやお母さんに対し、不登校の時の気持ちを積極的に聞くようにもしてきました。
すると、ほとんどの不登校の子どもが、このお母さんが教えてくれた事と同じ事を私に言いました。もちろん、不登校で悩んでいたお母さんたちも同じようなことを私に話してくれました。
「4月から登校すると言ったけど、結局、登校できていません!」 「5、6月も登校できませんでした。」
「夏休み明けから登校できると良いのですが・・・。」 「子どもは2学期から登校すると言っています。」
この時期、不登校の子どもをもつお母さんたちから、このような言葉を多くいただきます。
現在の状況を教えて下さり、夏休み以降の目標をおっしゃって下さいます。
実はこの目標を達成させるためには、7月の対応が大切になってきます。
7月に正しい対応をしておくと、2学期からの登校の可能性が高くなるのです。
正しい対応については、次回のブログで詳しくお伝えしたいと思います。
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24/12/02
24/11/25
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不登校の子が落ち着く7月~8月は不登校解決のチャンス!
1.3年間不登校だった子どものお母さんの言葉
2.不登校が解決した時のお母さんの笑顔
3.不登校の時の子どもの様子
4.子どもが不登校だったときのお母さんの気持ち
5.6月~7月の先生たちの対応
6.不登校のお母さんが同じように思ってる!
7.7月は不登校の解決のチャンス!
1.3年間不登校だった子どものお母さんの言葉
教員をしているとき、小学校や他のクラスで不登校になってしまった子を自分のクラスで受け持つことが多くありました。
ある学校で、小学校6年~中学校2年と約3年間、不登校の状態が続いている子どもの担任をしてほしいと主任から頼まれたことがあります。
当時の私は30才を超えたばかりでした。お母さんたちにしてみれば、「頼りないな~」と思った事でしょう。
私はその子の家に週に1~2回の家庭訪問を行いました。しかし、最初のうちは、その子と会うことができませんでした。
もちろん、お母さんには会うことができていましたが、お母さんも私に心を開いていないようでした。
そして、そのお母さんに暗い顔でよくこう言われました。
「先生、毎週、家庭訪問しなくていいですよ。」
「どうせ、子どもは先生に会わないと思うので。」
2.不登校が解決した時のお母さんの笑顔
私は、週に1回~2回の家庭訪問を欠かさずに行いました。
すると徐々にその子は私に興味を持ち始め、次第に会って話ができるようになりました。
その結果、3年間不登校だったその子は7月から登校を始めることができました。
子どもの状態が良くなっていると、お母さんの表情もどんどん明るくなっていきました。
心が軽くなったお母さんは、私に子どもが不登校だったときの様子やお母さんの気持ちを少しずつ話してくれるようになりました。
そのとき、お母さんから伺ったお話が以下のものです。
3.不登校の時の子どもの様子
・春休みの終わる4月の前半が一番イライラしている。
・5月~6月にかけて、イライラが少なくなり安定してくる。
・7月~8月は最も安定している。ケンカもほとんどなくなる。
・夏休みの終わる8月後半から9月にかけて、またイライラが始まる。
・10月~12月は、徐々にイライラが少なくなる。
・冬休みの終わる1月前半から、またイライラが始まる。
・2月~3月にかけて、落ち着いてくる。
・また、春休みの終わる4月の前半にイライラが襲ってくる。
4.子どもが不登校だったときのお母さんの気持ち
・春休みの後半は、子どもの機嫌が悪いので関わりたくないと思ってしまう。
・ただ、「今年は子どもが登校できるかもしれない!」と期待をしている自分もいる。
・新しい担任の先生がいろいろと対応をしてくれるので、「今年こそは登校できるのでは?」と思ってしまう。
・7月に入っても、結局、登校することができず、「また、今年もダメか。」と落胆してしまう。
・期待をするから、落胆も大きくなってしまうため、「もう、期待しないようにしよう。」と思う。
・夏休みに入るのと、子どもの心が安定するため、親子ケンカも減る。
・夏休みの状況を見ていると、「休み明けに登校できるのでは?」とまた期待してしまう。
・結局、2学期になっても登校できない。
・8月の後半から9月にかけて子どもはイライラが続くため、関わらないように言葉を選ぶ。
・10月~12月は子どもが安定してくるので、親子ケンカもなくなる。
・冬休みは、「期待しない」と決めているので、3学期に登校できなくてもそこまで落胆しない。
・長期休業明けに登校できない状態も慣れてしまうと同時に、「期待をしない」ことが自然とできるようになってしまう。
・先生たちにも申し訳ないので、家庭訪問の申し出を断るようになる。
5.6月~7月の先生たちの対応
学校の先生たちも、6月~7月にかけて、不登校の子どもへの対応が変化していきます。
最初は、定期的に家庭訪問をしていた先生たちも、会うことができなかったり、話すこともできなかったりすると、どのように対応をして良いのか分からなくなります。
お母さんたちも、家庭訪問をして下さる先生たちに対して「申し訳ない」という気持ちでいっぱいになり、次第に家庭訪問を断るようになります。
先生たちも、お母さんたちの気持ちや子どもの気持ちを考慮して、家庭訪問を控えるようになります。
すると、徐々に先生と子どもの気持ちも離れていきます。
そうなると、「子どもが登校できるかもしれない!」というチャンスが来たときに、子どもに対して有効な支援をしてあげることができなくなってしまいます。
6.不登校のお母さんが同じように思ってる!
このお母さんからお話を伺って以降、私はこのお母さんのお話を常に頭におき、不登校の子どもの対応を行うようになりました。
そうすると、それ以降、不登校の学校復帰(不登校解決)が以前より早くなって来たのです。
また、私は、不登校が解決して登校できるようになった子どもやお母さんに対し、不登校の時の気持ちを積極的に聞くようにもしてきました。
すると、ほとんどの不登校の子どもが、このお母さんが教えてくれた事と同じ事を私に言いました。もちろん、不登校で悩んでいたお母さんたちも同じようなことを私に話してくれました。
7.7月は不登校の解決のチャンス!
「4月から登校すると言ったけど、結局、登校できていません!」
「5、6月も登校できませんでした。」
「夏休み明けから登校できると良いのですが・・・。」
「子どもは2学期から登校すると言っています。」
この時期、不登校の子どもをもつお母さんたちから、このような言葉を多くいただきます。
現在の状況を教えて下さり、夏休み以降の目標をおっしゃって下さいます。
「夏休み明けから登校できると良いのですが・・・。」
「子どもは2学期から登校すると言っています。」
実はこの目標を達成させるためには、7月の対応が大切になってきます。
7月に正しい対応をしておくと、2学期からの登校の可能性が高くなるのです。
正しい対応については、次回のブログで詳しくお伝えしたいと思います。
今、お子さんの不登校で悩んでいるお母さん!一緒にお子さんの対応を考えませんか?
→まずは、静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
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