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「カウンセラーの先生に会ってみたい!」番外編
私は、学生時代に教育実習で新宿の中学校に行きました。そのとき私はこう言う目標を立てました。 「クラスの子ども全員と仲良くなる!」
しかし、そのクラスの3人の女子が私を無視します。ただ、そのうちの2人の女の子は私に何度か話しかけてくれていました。唯一、Zさんだけが完全に私を避けていたわけです。2人の女の子はZさんに気をつかい、3人でいるときはZさんと一緒に私を無視していました。
私は、どうにかZさんとも仲良くなりたいと思い、休み時間に声をかけてみました。すると、Zさんは 「・・・・・・・・(無視)」 『どうすれば仲良くれるんだろう?』
こう考えていた私は、あることを思い出しました。それは、教育実習の初日に担任の先生からいただいた、1人ひとりの自己紹介シートの存在です。
『好きなものの話しをすれば、仲良くなれるはず!』
そう思った私は、早速Zさんの自己紹介シートを確認します。
『中学1年生の女の子だから、ジャニーズとか好きなのかな?』
そう思いながらZさんの自己紹介シートをみてみると、好きな芸能人の欄に書かれていたのは、この名前でした。
「Shampoo」
『・・・・・・・・』 『ん?だれ?なに?』
インターネットも普及していない時代。「Shampoo」という謎のアーティスについて調べることは容易ではありません。とにかく、学校帰りにレコードショップに立ち寄り、お店の方にこう言いました。
「ShampooのCD下さい!」
すると、その店員さんは親切?にも、「Shampoo」のCDを3枚も探し出してくれました。一生懸命探してくれた店員さんに申し訳なかったので、勇気を出して3枚のCDを買うことにしました。
家に帰って早速CDを聞きます。もちろん、歌詞カードと一緒に入っている「Shampooの解説」にも何度も目を通します。
一夜漬けでしたが、「Shampoo」の知識を何とかインプットすることができました。また、翌日は万が一に備えCDは学校に持っていくことにしました。
翌日、「Shampoo」の知識を頭にインプットした私は、Zさんと話せるチャンスを探します。もちろん、そんなに簡単にチャンスは来ません。しかし、4時間目が終わった直後、ビッグチャンスが私に訪れたのです。
4時間目終了後、放送委員のHくんが私のところに来てこう言いました!
「先生、なんかCDもってない?」
ビッグチャンス到来です。私はCDを持っています。もちろん貸すこともできます。ただ、突然だったので、HくんになぜCDが必要なのかを聞いてみることにしました。するとHくんはこう言いました。 「今日、昼の放送で流すCD忘れちゃったんだよんね!」 「先生、なんかCDもってない?」
それを聞いて、私はこう思いました。 『Hくんナ~イス!Hくん、いや、H様、あなたは神様だ!』
そして、私はH様にこう言い、控え室に走りました! 「あるよ!ちょっと待ってて!」
私が「Shampoo」のCDを持ってきてH様に渡すと、H様はこう言います。 「Shampoo?誰?有名なの?」
H様が神様から悪魔に変わった瞬間でした。しかし、私も負けていられません。 「有名だよ!Shampoo知らないの?遅れてる~!」
すると、悪魔Hはこう言います。
「本当に有名なの~?知らないな~?」
『この悪魔Hめ~、素直にCDかけろ!』
私がこう思っていると、Nくんが近寄ってきました。すると悪魔HがNくんにこう聞きました。
「N!Shampooって知ってる?」
『ピーンチ!私も知らなかったのにNくんが知ってる訳がない!』 『終わった・・・・・。』
こう思ってあきらめた私に対し、Nくんは耳を疑う発言をしました。
「知ってるよ!有名じゃん!」
『本当の神はここにいた!N様ありがとう!』
N様の言葉をきいたHくんは、私のCDをもって放送室に向かいました。
N様のおかげで昼の放送で「Shampoo」の曲が流れることになったのは本当にラッキーです。しかし、安心してはいられません。「Shampoo」の曲が流れたとき、Zさんに話しかけなければなりません。いつもいろいろな班の中に入れてもらい、一緒に給食を食べていた私は、さりげなくZさんの班の場所に行き、給食を一緒に食べさせてもらう了解を得ます。もちろん、Zさんだけはとても嫌そうな顔をしていました。
数分後、昼の放送が始まり、Hさんが「Shampoo」の曲を流しました。すると、Zさんがこう言いました。 「あっShampooの曲だ!みんな知ってる?」
班の子たちはこう答えます。 「知らない!」 「知らない!」 「誰?」
そこで、私はこう答えました。 「Zさん、Shampoo知ってるの?このCDは先生のだよ!」 「イギリスの女性デュオだよね、・・・・・・・・・(昨日、インプットした知識)」
「Shampoo」のおかげで、Zさんは私に普通に接してくれるようになりました。そして、いろいろなことを教えてくれました。
「先生を避けてたのは、先生がすぐにみんなと仲良くなってたから。」 「私(Zさん)、原宿でスカウトされたことがあるんだよ。」 「クラスにつきあっている男の子がいるんだよ。」など
感のいい人は気づいたかもしれませんね。
Zさんがクラスにつきあってる男の子がいるというので、私は誰とつきあっているのかを聞いてみました。そこで、Zさんが教えてくれた名前は、神様Nさまだったのです。当時、まだまだ名前の知られていない「Shampoo」のことを神様Nさまが知っていたのは、Zさんとつきあっていたからだったのです。
その後、教師(現在カウンセラー)になった私は、子どもたちのおすすめを聞いたり、見たり、読んだり、遊んだりするようになりました。子どもたちと仲良くなりたいという気持ちもありますが、単純に自分が楽しいという気持ちもあります。こうして、私はアーティスト、アイドル、アニメ、漫画、ゲーム、スポーツなどいろいろなジャンルに詳しくなることができました。このことが不登校を100人以上解決することができた、一つの理由になっていると思います。
→ あなたのお子さんとも同じ趣味もあるかもしれません。 → 誰とも会わない不登校の相談は、不登校解決相談所に!
24/10/07
24/09/30
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「カウンセラーの先生に会ってみたい!」番外編
私は、学生時代に教育実習で新宿の中学校に行きました。そのとき私はこう言う目標を立てました。
「クラスの子ども全員と仲良くなる!」
しかし、そのクラスの3人の女子が私を無視します。ただ、そのうちの2人の女の子は私に何度か話しかけてくれていました。唯一、Zさんだけが完全に私を避けていたわけです。2人の女の子はZさんに気をつかい、3人でいるときはZさんと一緒に私を無視していました。
私は、どうにかZさんとも仲良くなりたいと思い、休み時間に声をかけてみました。すると、Zさんは
「・・・・・・・・(無視)」
『どうすれば仲良くれるんだろう?』
こう考えていた私は、あることを思い出しました。それは、教育実習の初日に担任の先生からいただいた、1人ひとりの自己紹介シートの存在です。
『好きなものの話しをすれば、仲良くなれるはず!』
そう思った私は、早速Zさんの自己紹介シートを確認します。
『中学1年生の女の子だから、ジャニーズとか好きなのかな?』
そう思いながらZさんの自己紹介シートをみてみると、好きな芸能人の欄に書かれていたのは、この名前でした。
「Shampoo」
『・・・・・・・・』
『ん?だれ?なに?』
Shampooという謎のアーティスト
インターネットも普及していない時代。「Shampoo」という謎のアーティスについて調べることは容易ではありません。とにかく、学校帰りにレコードショップに立ち寄り、お店の方にこう言いました。
「ShampooのCD下さい!」
すると、その店員さんは親切?にも、「Shampoo」のCDを3枚も探し出してくれました。一生懸命探してくれた店員さんに申し訳なかったので、勇気を出して3枚のCDを買うことにしました。
家に帰って早速CDを聞きます。もちろん、歌詞カードと一緒に入っている「Shampooの解説」にも何度も目を通します。
一夜漬けでしたが、「Shampoo」の知識を何とかインプットすることができました。また、翌日は万が一に備えCDは学校に持っていくことにしました。
翌日、「Shampoo」の知識を頭にインプットした私は、Zさんと話せるチャンスを探します。もちろん、そんなに簡単にチャンスは来ません。しかし、4時間目が終わった直後、ビッグチャンスが私に訪れたのです。
ビッグチャンス!?(神と悪魔)
4時間目終了後、放送委員のHくんが私のところに来てこう言いました!
「先生、なんかCDもってない?」
ビッグチャンス到来です。私はCDを持っています。もちろん貸すこともできます。ただ、突然だったので、HくんになぜCDが必要なのかを聞いてみることにしました。するとHくんはこう言いました。
「今日、昼の放送で流すCD忘れちゃったんだよんね!」
「先生、なんかCDもってない?」
それを聞いて、私はこう思いました。
『Hくんナ~イス!Hくん、いや、H様、あなたは神様だ!』
そして、私はH様にこう言い、控え室に走りました!
「あるよ!ちょっと待ってて!」
私が「Shampoo」のCDを持ってきてH様に渡すと、H様はこう言います。
「Shampoo?誰?有名なの?」
H様が神様から悪魔に変わった瞬間でした。しかし、私も負けていられません。
「有名だよ!Shampoo知らないの?遅れてる~!」
すると、悪魔Hはこう言います。
「本当に有名なの~?知らないな~?」
『この悪魔Hめ~、素直にCDかけろ!』
私がこう思っていると、Nくんが近寄ってきました。すると悪魔HがNくんにこう聞きました。
「N!Shampooって知ってる?」
『ピーンチ!私も知らなかったのにNくんが知ってる訳がない!』
『終わった・・・・・。』
こう思ってあきらめた私に対し、Nくんは耳を疑う発言をしました。
「知ってるよ!有名じゃん!」
『本当の神はここにいた!N様ありがとう!』
N様の言葉をきいたHくんは、私のCDをもって放送室に向かいました。
昼の放送で奇跡が!
N様のおかげで昼の放送で「Shampoo」の曲が流れることになったのは本当にラッキーです。しかし、安心してはいられません。「Shampoo」の曲が流れたとき、Zさんに話しかけなければなりません。いつもいろいろな班の中に入れてもらい、一緒に給食を食べていた私は、さりげなくZさんの班の場所に行き、給食を一緒に食べさせてもらう了解を得ます。もちろん、Zさんだけはとても嫌そうな顔をしていました。
数分後、昼の放送が始まり、Hさんが「Shampoo」の曲を流しました。すると、Zさんがこう言いました。
「あっShampooの曲だ!みんな知ってる?」
班の子たちはこう答えます。
「知らない!」
「知らない!」
「誰?」
そこで、私はこう答えました。
「Zさん、Shampoo知ってるの?このCDは先生のだよ!」
「イギリスの女性デュオだよね、・・・・・・・・・(昨日、インプットした知識)」
神様NさまがShampoo知っていた理由
「Shampoo」のおかげで、Zさんは私に普通に接してくれるようになりました。そして、いろいろなことを教えてくれました。
「先生を避けてたのは、先生がすぐにみんなと仲良くなってたから。」
「私(Zさん)、原宿でスカウトされたことがあるんだよ。」
「クラスにつきあっている男の子がいるんだよ。」など
感のいい人は気づいたかもしれませんね。
Zさんがクラスにつきあってる男の子がいるというので、私は誰とつきあっているのかを聞いてみました。そこで、Zさんが教えてくれた名前は、神様Nさまだったのです。当時、まだまだ名前の知られていない「Shampoo」のことを神様Nさまが知っていたのは、Zさんとつきあっていたからだったのです。
その後、教師(現在カウンセラー)になった私は、子どもたちのおすすめを聞いたり、見たり、読んだり、遊んだりするようになりました。子どもたちと仲良くなりたいという気持ちもありますが、単純に自分が楽しいという気持ちもあります。こうして、私はアーティスト、アイドル、アニメ、漫画、ゲーム、スポーツなどいろいろなジャンルに詳しくなることができました。このことが不登校を100人以上解決することができた、一つの理由になっていると思います。
→ あなたのお子さんとも同じ趣味もあるかもしれません。
→ 誰とも会わない不登校の相談は、不登校解決相談所に!
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