「母子分離不安」が不登校の原因?不登校の「母子分離不安」に一般的な対応をしてしまうと・・・

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「母子分離不安」が不登校の原因?不登校の「母子分離不安」に一般的な対応をしてしまうと・・・

お役立ちコラム

2025/04/14 「母子分離不安」が不登校の原因?不登校の「母子分離不安」に一般的な対応をしてしまうと・・・

幼稚園のときの「母子分離不安」とは全く別!

 

不登校小学校登校2

 

 
 

1.「母子分離不安」が不登校の原因?

 

小学生が不登校になる原因を「母子分離不安」という方がいます。

 

学校に連れて行ったときに、「お母さんにしがみついて離れようとしない」姿を見て、「母子分離不安」と言うのです。

 

ただ、幼稚園や保育園へ入学したときに起こる「母子分離不安」の行動と、不登校の子供が起こす行動は、似ていますが全く違うものです。

 

幼稚園や保育園に入園した子供は大きな不安を抱えます。

 

なぜなら、それまでの生活のほとんどを「お母さんと一緒」に過ごしてきたからです。

 

それが、幼稚園や保育園に入学すると、突然、お母さんと離れる時間が長くなります。

 

これによって、子供たちは「母子分離不安」を起こすのです。

 
 

2.不登校がお母さんから離れないのは

 

不登校の子供の様子は「母子分離不安」と似ていますが、幼稚園や保育園の子供の「母子分離不安」とは原因が異なります。

 

不登校の子供の「母子分離不安」の原因は「学校でのツラい経験」です。

 

「クラスの友達にいじめられた。」
「先生に怒られた。」
「休み時間に無視された。」
「教室に1人取り残された。」
「ベランダに閉じ込められた。」など

 

このように「学校でのツラい経験」から逃れるため、子供は不登校になってしまうのです。

 

これにより、その子供にとって学校は「怖い所」となっています。

 

いくらお母さんと一緒とは言え、そんな「怖い所」に行ったのであれば・・・。

 

お母さんにしがみついたり、泣いてしまうのは仕方のないことなのです。

 
 

3.母子分離不安の間違った対応

 

あるお母さんはカウンセラーさんから次のように言われたそうです。

 

「お子さんの不登校の原因は母子分離不安です。」
「子どもの不安に寄り添ってあげて下さい。」
「抱きしめたり、一緒に寝たりして安心感を高めましょう。」
「じっくりと話を聞き、声をかけてあげましょう。」
「子供を説得したり、登校刺激を与えるのは止めましょう。」
「いきなり突き放さずに少しずつ距離をとるようにしましょう。」

 

カウンセラーさんから怒られた母子家庭のお母さんもいらっしゃいます。

 

「子供が不安になっているんですよ!」
「仕事と子供とどっちが大切なんですか?」
「今が一番大切な時期なんですよ!」
「子供の意志を尊重してあげなきゃダメです!」

 

→「不登校の原因は愛情不足です!子供のために仕事を辞めてください!」と言われた母子家庭のお母さん

 

会社の年休を使い切ったお母さんは、仕事を辞める寸前に相談を下さいました。

 
 

4.母子分離不安の正しい対応

 

不登校の原因を「母子分離不安」と考え、「母子分離不安」を解決するための対応をしてしまうと不登校は悪化してしまいます。

 

なぜなら、「母子分離不安」になった理由が違うからです。

 

不登校で「母子分離不安」となってしまったときに最初に行わなければいけないのは、「学校の環境」を改善してもらうことです。

 

・いじめにあった。
→いじめが起こらない環境を作ってもらう。
→常に教室に先生がいるようにする。など

 

・先生に怒られた。
→先生が怒った理由を伝える。
→先生との関係を修復する。など

 

・休み時間に1人ぼっちになってしまう。
→学級運営として人間関係を良好にする授業を行う。
→子供たちをつなぐ支援をしてもらう。など

 

もちろん、子供たちにも「ツラい経験」を乗り越える努力はしてもらいます。

 
 

5.不登校の間違った対応

 

子供が不登校になってしまうと、常に親のそばにいるようになる子供もいます。

 

そのことを相談すると・・・。

 

「登校刺激を与えるのはやめましょう。」
「ムリをさせないようにしましょう。」
「子どもの意志を尊重しましょう。」
「好きな事をして心のエネルギーを回復しましょう。」
「自分から動き出すまで待ちましょう。」

 

→「不登校の間違った5つの対応」あなたの対応は間違っていませんか?

 

このように、「間違った対応」を助言されることがあります。

 

しかし、「間違った対応」を行ってしまうと不登校は悪化してしまいます。

 

すると、学校の先生が「100%」いじめの無い状態を作ってくれたとしても・・・。

 

不登校の子供は様々な理由を言って、不登校を継続しようとします。

 
 

6.家庭での母子分離不安の対応は?

 

不登校の子供が「母子分離不安」の状態になってしまったとき、家庭ではどのような対応をとればよいのでしょうか?

 

静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の「母子分離不安」について次のような対応をオススメしています。

 

「お母さんの出来る範囲で話を聞いてあげて下さい。」
「抱きしめてもいいですし、一緒に寝てもいいです。」
「ただ、ムリにやる必要はありません。」
「子供の希望に添えないときは理由を子供に伝えて下さい。」
「全ての希望に応える必要はありません。」

 

もちろん、無視をしたり、厳しくしたりしろと言っているわけではありません。

 

常識の範囲内で「希望を叶える」ようにお願いをしているのです。

 
 

7.対応や子育てを極端に変えない!

 

また、生活習慣などは崩さないようにお願いをしています。

 

「学校に行くはずの時間は起こして下さい。」
「勉強もしっかりとやらせて下さい。」
「学校に行かないからと言って、何もしなくてよいという訳ではありません。」
「ゲームやスマホの時間も同様です。」
「ご飯も一緒に食べる!」
「歯も磨くし、お風呂も入る!」
「当たり前の事を当たり前にやらせて下さい。」

 

そして、最も気をつけて欲しい部分もお伝えします。

 

「生活リズムを極端に変えないようにして下さい!」
「ゲームやスマホのルール、勉強のルールなども極端に変えないで下さい。」
「なぜなら、人間は楽(らく)を覚えてしまうと戻る事が困難になるからです。」

 
 

8.子育ては間違っていません!

 

静岡県にある不登校解決相談所では、不登校を解決するためには「登校刺激」を与え続ける事が大切と発信し続けています。

 

もちろん、不登校の子供1人ひとりに合うように、不登校の状態や時期に合わせて「強弱」を調整してもらっています。

 

お子さんが「母子分離不安」の状態になったからと言って、今までのお母さんの子育てを否定する必要はありません。

 

なぜなら、「母子分離不安」の状態は、親の「愛情不足」からくるものではなく、学校での「ツラい経験」からきているからです。

 

ただ、真面目なお母さん方ほど、自己嫌悪に陥ったり、自分を責めたりしてしまいます。

 

そして、自分の子育てが間違っていたと考えてしまい、「極端」に対応(子育て)を変えてしまうのです。

 

その結果、不登校が悪化したり、「ゲーム依存」や「スマホ依存」の状態になってしまったりするのです。

 

 

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