１年半の不登校を乗り越え全日制高校合格の嬉しい報告がまた２件！中２の欠席２００日→中３の欠席５日！

努力して合格した高校だから絶対に辞めない！

 

 

 

 

１．中学３年生から全日制高校合格の報告が！

 

先週も高校合格の嬉しい報告が届きました。

 

２人とも中学１年生のときに不登校になり、約１年半の不登校を経験したお子さんです。

 

２人ともちょうど１年前の中学２年生の２月と３月から相談をいただいたお子さんです。

 

遠方にお住まいのお子さんとは、電話カウンセリングや手紙による支援を行いました。

 

車で２時間ほどのところに住んでいらしゃったお子さんには、数回の対面カウンセリング（静岡に来ていただく）と電話で支援を行いました。

 

 

２．通信制高校を勧められた不登校の子どもたち

 

２人の共通点は、中学１年生のときに学校やスクールカウンセラーさんから、このように言われたところです。

 

「今は不登校でも行ける高校があるからね。」
「通信制高校は、自分のペースで勉強が出来るよ。」
「自分にあった高校に進学すればいいんだよ。」
「勉強はいつでもできるからね。」
「今は、ムリしなくていいんだよ。」

 

中学１年生のときに、このように言われたお子さんたちは、親が登校を促すとこのように言っていたそうです。

 

「通信制高校に行くからいい！」
「勉強はいつでもできるって、スクールカウンセラーさんが言ってた！」
「今は好きなことをやって心のエネルギーをためるべきだって！」

 

 

３．中学１年生に通信制高校を薦める必要はあるの？

 

学校から、このように言われた２人の親御さんは、こう思ったそうです。

 

「本当にそれでいいんだろうか？」
「まだ中学１年生なのに、通信制高校を目標にしていいの？」
「そりゃ、勉強はいつでもできるけど・・・・。」

 

２人の親御さんは、スクールカウンセラーさんに相談にも行ったそうです。

 

するとスクールカウンセラーさんから、このように言われたそうです。

 

「今の時代は不登校でも大丈夫です。」
「通信制高校やフリースクールもたくさんあります。」
「子どもは自分の将来のことを考えています。」
「ただ、今は心のエネルギーが足りない状態なんです。」
「心のエネルギーがたまれば、すぐに動き出します。」
「好きなことをさせてあげてください。」
「子どもを信じて待ってあげましょう！」

 

 

４．スマホやゲームに飽きる？コミュニケーション力が上がる？

 

２人の親御さんは、スクールカウンセラーさんの言葉を信じ、子どもに好きなことをさせたそうです。

 

しかし、半年たっても、子どもは動き出しません。

 

それどころか、ゲームや動画、スマホばかりの生活になってしまいました。

 

勉強や宿題はもちろん、家の手伝いなども全くしません。

 

さらには、昼夜逆転生活になってしまったのです。

 

そのことをスクールカウンセラーさんに相談をすると、このように言われたそうです。

 

「ゲームや動画のことは気にしなくて大丈夫です。」
「そのうち飽きて動き出します。」
「スマホを使うのも大切です。」
「スマホを使って他の仲間とコミュニケーションをとっているんです。」
「それが子どものスキルになって、自然とコミュニケーション力も上がります。」

 

 

５．スマホ依存の子「高校からはちゃんとやる！」本当？

 

不登校になって１年後。

 

お二人のお子さんは、完全に昼夜逆転でスマホ、ゲーム依存状態になってしまったそうです。

 

実際、静岡県にある不登校解決相談所が本人たちと話をしたとき（不登校になって１年半後）は２人ともこのように言っていました。

 

「通信制高校に行くから大丈夫！」
「勉強は通信制高校で基礎からやるから大丈夫！」
「今はゲームやスマホで不安を忘れている！」
「高校に行ったら、ちゃんとやるから大丈夫！」

 

もちろん、不登校になった原因やきっかけはありました。

 

しかし、不登校になって１年半後の状態は、完全に「甘え」「慣れ」「言い訳」などが強くなっている傾向がありました。

 

これは、親御さんや学校、スクールカウンセラーさんが、「待つ」「意志を尊重する」対応を無計画に行ったのが原因です。

 

 

６．カウンセリングでやる気を引き出す１歩を踏み出す！

 

静岡県にある不登校解決相談所では、２人の子どもに「通信制高校のメリットとデメリット」「全日制高校のメリットとデメリット」「不登校のメリットとデメリット」について話をさせていただきました。

 

１人は対面、１人は手紙と電話で話をさせていただきました。

 

もちろん、今の状態から抜け出す具体的な方法もいくつか提示しました。

 

これにより、２人のお子さんはそれぞに合った１歩を踏み出すことができました。

 

（不登校の子どものやる気を引き出すのは、実はそんなに難しいことではありません。）

 

（難しいのは、そのやる気を継続させることなのです。）

 

 

７．「４月からガンバる」を２月、３月に支援する！

 

２人のお子さんは中学３年生の４月から登校を開始しました。

 

もちろん、相談をいただいた２月には、不安の解消や学校との連携を行いました。

 

そして、３月には別室登校や放課後登校を始めました。

 

「４月からはガンバる！」

 

子どもがこのように言って、それを信じて「待つ」対応は取りませんでした。

 

「４月からガンバることができるには、何をすればいいのか？」

 

これを、親御さんや学校と一緒に考え、支援をしてきたのです。

 

 

８．中２：欠席２００日→中３：欠席４～５日！

 

遠方にお住まいのお子さんは、中学３年生の欠席（１月末現在）は４日となりました。

 

もう１人のお子さんは、欠席（１月末現在）が５日となりました。

 

言葉は悪いですが「怪しい」と思う欠席もありました。

 

しかし、どちらの親御さんも週に１回の相談を続けてくださっていたため、「怪しい」欠席を１日だけで終わらせることが出来たのです。

 

（１年の間、ほぼ毎週、相談をいただきましたが、必要相談時間はどんどん短くなり最終的にはお２人とも、１回２０～３０分、１ヶ月合計１時間半～２時間となりました。）

 

 

９．通信制だったら辞めていたと思う！

 

２人とも全日制高校で、第一希望の高校に合格することが出来ました。

 

１人は地域でも上から数えた方がはやい進学校で、もう１人は留学することができる進学校です。

 

私は２人に電話で「おめでとう！」を言いました。

 

そして、この合格が２人のガンバリの結果であることを伝えました。

 

２人の子どもは私のこう言ってくれました。

 

「ガンバって良かった！」
「今は本当に嬉しい！」
「何もやらないで通信制高校に行っていたら、多分、辞めていたと思う！」
「この高校は絶対に辞めない自信がある！」
「とにかく高校生活が楽しみで仕方ない！」

 

 

１０．不登校解決が自信につながり高校を辞めない

 

それぞれの親御さんからは、このような言葉をいただきました。

 

「２年生のときに通信制高校に行くと言われたときは将来が心配になりました。」
「不登校解決相談所に相談をして本当に良かったと思っています。」
「家族で子どものガンバリを支え、そして、一緒に喜んでいる今が信じられません。」
「本当にありがとうございました。」
「あのときに、勇気を出して無料相談を申し込んで良かったです！」
「本当にありがとうございました。」

 

親御さんは電話の向こうで、何度も何度もお礼を言ってくださいました。

 

不登校解決相談所では、多くの不登校を解決しています。

 

さらに不登校が解決した子どもは、先の進路（高校や大学、就職）で不登校に戻っていません。

 

それは、不登校の子どもたちが「ガンバって」不登校を解決したからです。

 

不登校解決相談所は、子どもたちの「ガンバリ」が続くように支援をしただけなのです。

 

 

→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を！
→全国から、相談の依頼をいただいております。

 

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県から不登校の相談をいただいております。