「不登校の原因は愛情不足」と言われたシングルマザーのお母さん!子どもの望みを全て叶えたけど・・・・

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「不登校の原因は愛情不足」と言われたシングルマザーのお母さん!子どもの望みを全て叶えたけど・・・・

不登校解決事例

2022/12/05 「不登校の原因は愛情不足」と言われたシングルマザーのお母さん!子どもの望みを全て叶えたけど・・・・

子どもが寂しさを覚えていたのは間違いないけど・・・

 

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1.小学校5年生の子どもが不登校になって半年!
2.不登校の原因はお母さんの愛情不足と言われる
3.愛情を感じられるように子どもの要求を全てきいた
4.相談をしている時点で愛情不足ではない!
5.仕事を辞めるように言われたお母さん
6.訪問すると部屋には趣味の物が大量に!
7.この半年で欲しいものを全て買ってもらった子ども
8.姉の登校しぶりも始まってきた
9.2回目のカウンセリングで分かった本当の不登校理由
10.「要求に応える」「待つ」対応をやめる!
11.カウンセリング開始1ヶ月で不登校解決!

 

 

1.小学校5年生の子どもが不登校になって半年!

 

1ヶ月前。

 

神奈川県にお住まいのお母さんから、このような相談をいただきました。

 

「小学校5年生の息子がいます。」
「その息子が不登校になって半年が経ちます。」
「不登校の原因は愛情不足と言われました。」
「私が仕事のことを優先したから、息子は不登校になってしまったんです。」

 

話を聞くと、お母さんはシングルマザーだそうです。

 

家族関係は、母、中学2年生の姉との3人家族だとのこと。

 

祖父母が近くに住んでいるので、夕飯は祖父母の家で食べることが多いともおっしゃっていました。

 

 

2.不登校の原因はお母さんの愛情不足と言われる

 

お子さんはとても真面目なお子さんのようです。

 

お母さんが夜、仕事から帰ってくると自分で宿題を終わらせている。

 

忘れ物などもなく先生からも「しっかりしている」とよく言われたそうです。

 

そんな真面目なお子さんが5月から不登校になってしまいました。

 

お母さんが理由を聞いても、お子さんはこう答えます。

 

「分からない。」
「何か行きたくない。」

 

困ったお母さんは、学校のカウンセラーさんに相談をします。

 

すると、カウンセラーさんからこう言われたそうです。

 

「お母さんが仕事で忙しく、接する時間が短いことが原因でしょう。」
「愛情不足で不登校になってしまったんです。」

 

 

3.愛情を感じられるように子どもの要求を全てきいた

 

神奈川県にお住まいのお母さんは、どのような対応をすればいいのかをカウンセラーさんに聞きました。

 

「子どもと接する時間を増やして下さい!」
「一緒に遊んだり、一緒にご飯を食べたり、一緒に寝たりして下さい。」
「たくさん、ハグしてあげて下さい。」
「本人の要求は全てかなえてあげて下さい。」
「子どもは要求をすることで、親の愛情を確かめているんです!」

 

お母さんは子どものためを思い、年休を使い何日も休みをとったそうです。

 

そして、一緒に出かけたり、一緒にご飯を食べたり、一緒に遊んだりしたそうです。

 

子どもの要求は全て聞き入れたそうです。

 

しかし、不登校のお子さんが学校に行く気配はありません。

 

 

4.相談をしている時点で愛情不足ではない!

 

静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の原因が「愛情不足」であると考えたことはありません。

 

少なくとも、学校のカウンセラーさんや不登校解決相談所などの相談機関に不登校の相談をする時点で、愛情不足ではないと考えているからです。

 

私は20年間、教員として働き、数千人の子どもを教え、その親たちも見てきました。

 

その中で、私がこう思ったお母さんは、たったの2人です。

 

「このお母さんは、子どもへの愛情がないんだ。」

 

もちろん、このお母さん方は自分の子どもが家出をしても気づいていません。

 

ある月曜日、その子が学校に来ないので家に電話をしたところ、愛情不足のお母さんはこう言いました。

 

「そういえば、土曜日から帰ってきてないわね。」

 

 

5.仕事を辞めるように言われたお母さん

 

神奈川県にお住まいのお母さんが、不登校解決相談所に相談を下さったのはこのような理由でした。

 

「息子が不登校になって半年以上が経ちました。」
「ただ、一向に登校する気配がありません。」
「年休も全て使い切ってしまいました。」
「カウンセラーさんには、仕事を辞めるように言われました。」
「そうすると、家族の生活が・・・。」

 

そして、お母さんは涙を浮かべながらこう言いました

 

「生活のことや仕事のことを考える私のせいで息子は不登校に・・・・。」
「愛情不足だから、こう考えしまうんですね・・・。」

 

 

6.訪問すると部屋には趣味の物が大量に!

 

神奈川県にお住まいのお母さんは、息子さんの訪問カウンセリングをご希望下さいました。

 

幸い不登校解決相談所は静岡県の東にあり、このお母さんのお住まいは神奈川県の西にありました。

 

私が訪問カウンセリングをして驚いたのは、子どもの部屋にオモチャやゲーム、TVなどがたくさんあることです。

 

私は小学校5年生のこのお子さんに、いろいろ聞いてみました。

 

「このTVは昔から自分の部屋にあるの?」
「このプラモデルは昔から集めてるの?(箱が20箱程度ありました。)」
「ワンピースのフィギュアも集めてるの?(20体ほどありました。)」
「ニンテンドースイッチはなんで2台あるの?」
「モンストも昔からやってるの?(たくさんの良いキャラをもっていました。)」
「犬も飼ってるんだ~!いつから飼ってるの?」

 

 

7.この半年で欲しいものを全て買ってもらった子ども

 

これらの質問に対しての子どもの返事がコレでです。

 

「このTVは昔から自分の部屋にあるの?」
→部屋でゲームをしたいから、半年前に買ってもらった。

 

「このプラモデルは昔から集めてるの?(箱が20箱程度ありました。)」
→プラモデルをやってみたかったから、お母さんに買ってもらった。

 

「ワンピースのフィギュアも集めてるの?(20体ほどありました。)」
→ワンピースが好きだからお宝屋(中古ショップ)で少しずつ買ってもらった。
→月に4~5体くらい買ってもらえる!

 

「ニンテンドースイッチはなんで2台あるの?」
→古いスイッチだと性能が悪いから買ってもらった。
→お母さんと一緒にやるのにも必要だから買ってもらった。

 

「モンストも昔からやってるの?(たくさんの良いキャラをもっていました。)」
→ほしいキャラがあったから課金をしてたくさんガチャをした!
→イベントがあるときは課金してもらってる!

 

「犬も飼ってるんだ~!いつから飼ってるの?」
→家にいるときに寂しくなるから買ってもらった!

 

 

8.姉の登校しぶりも始まってきた

 

本人とのカウンセリング後、お母さんから話を聞くと、お子さんと同じ返答が帰ってきました。

 

「本人の要求に応えるように言われたので、それに応えてきました。」
「ただ、目についた物をすぐにほしいと言うようになりました。」
「お金もかかることなので、どうしようかと悩んでいるんです。」
「でも、子どもへの愛情がないから、お金のことを考えてしまうんですよね・・・。」
「やっぱり私はダメな母親です。」

 

ちなみにこの半年でお子さんの要求に応えるために使った金額は70万円ほどとのことでした。

 

少し気になったので、中学生のお姉ちゃんについても聞いてみました。

 

すると、お母さんはこう仰いました。

 

「毎日、学校に行っています。」
「ただ、以前に比べ『頭が痛い』や『お腹が痛い』と言うことが増えてきたように思います。」

 

 

9.2回目のカウンセリングで分かった本当の不登校理由

 

最初の訪問から数日後。

 

2度目の訪問カウンセリングをさせていただきました。

 

そこで、このお子さんから本当の不登校理由を聞き出すことが出来ました。
(お母さんや先生に伝えてところ、とても驚いていました。)

 

・新しいクラスで怖い子がいる。
・掃除の時間にその子がホウキを振り回していたので注意をした。
・すると、その子に突き飛ばされて「うるせ~!死ね!」と言われた。
・先生に相談をしたが、先生は「本気じゃないから大丈夫だよ!」と言った。
・それから、その子のことがドンドン怖くなった。
・それが続いて学校に行けなくなった。

 

最近の家での様子を聞いてみました。

 

・10時~11時の間に起きている。
・ご飯を食べて、ゲームをして、おやつを食べて、動画を見ての繰り返し。
・夜、ネットの友達と一緒にゲームをすることがある。
・学校の先生も親も「宿題や勉強はやらなくてもいい」というので、今は全くやっていない。

 

 

10.「要求に応える」「待つ」対応をやめる!

 

静岡県にある不登校解決相談所では、このお子さんと話し合い「学校の宿題」と「予習」をやることを決めました。

 

もちろん、本人任せにせず、宿題を一緒にやってもらったり、私が訪問時に確認をしたり、予習の範囲を教えたりしました。

 

お母さんや学校の先生には、「宿題」や「予習」の○付けをしてもらったり、褒めてもらったりしました。

 

元々、真面目なお子さんでしたので、勉強を行う習慣はすぐに戻りました。

 

また、同時進行で「突き飛ばされた男の子」への気持ちの整理や不安の解消も行いました。

 

もちろん、学校の先生にも不安の解消のお手伝いをお願いしました。

 

お母さんには、「物を買う」のではなく、「ガンバリをたくさん褒め、認める」対応をお願いしました。

 

 

11.カウンセリング開始1ヶ月で不登校解決!

 

元々、真面目なお子さんであるとともに、小学生という年齢から、このお子さんの生活リズムや学習習慣はすぐにもどりました。

 

そして、「突き飛ばされた男の子」への不安も学校の先生と連携をしたことで、なくすことができました。

 

これにより、このお子さんは私が初めて訪問をしてから1ヶ月(5回の訪問)で、登校を始めました。

 

現在は、担任の先生の上手な支援により「突き飛ばされた男の子」との関係は完全に修復されました。

 

当然、毎日、朝から学校に行っています。

 

私は月に1度の訪問カウンセリングを行っていますが、本人と話をする限り、私とのカウンセリングはなくても問題はないように思っています。

 

 

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