不登校の子どもが落ち着いていたので油断して何も支援をしていないのではないですか？

不登校の子どもがイライラし始める夏休み後半

 

 

 

 

 

１．１学期にたくさんの不登校を解決！

 

１学期、静岡県にある不登校解決相談所にはたくさんの不登校相談が寄せられました。

 

そして、たくさんの「不登校解決」や「不登校改善」のお礼の言葉もいただきました。

 

夏休み中も継続相談をいただいている（元）不登校のお子さんは、順調に夏休みの宿題を終わらせ、登校に前向きな状態を継続しています。

 

ただ、１学期に不登校解決相談所に相談をいただき、不登校が「解決」や「改善」したお子さんで、相談がいただけないお子さんについては少し心配しています。

 

なぜなら、夏休みに正しい支援や対応を行なわないと、不登校に戻ってしまうからです。

 

 

２．２月に相談、３月に不登校解決の小学生

 

今年の２月に不登校の相談をいただいたお母さんがいらっしゃいます。

 

山梨県にお住まいで小学校５年生の息子さんの不登校でお悩みでした。

 

静岡県にある不登校解決相談所では、お子さんの様子や不登校の原因、当時の状況などをお聞きし、お子さんに合った対応を提案させていただきました。

 

提案させていただいた対応がお子さんに合っていたようで、このお子さんは小学校５年生の最後の３週間を毎日、登校できるようになりました。

 

とても喜んで下さったお母さんやお父さんから、たくさんの感謝の言葉をいただきました。

 

 

３．登校を継続するには正しい支援や対応を！

 

不登校解決相談所では、山梨県にお住まいのお母さんとお父さんに、春休みの支援の必要性をお伝えさせていただきました。

 

「春休みに入ると不登校のお子さんの心は安定します。」
「ただ正しい対応を取らないと、春休み明けから不登校に戻ってしまうことがあります。」
「定期的にお子さんの様子の報告や対応の相談をいただければと思います。」

 

お母さんとお父さんは、こう言って下さいました。

 

「春休み中に、また、相談をさせていただきます。」
「本当にありがとうございました。」

 

ただ、山梨県にお住まいのお母さんから、次の相談があったのは４月の後半でした。

 

 

４．不登校解決相談所から勧誘する事はありません！

 

静岡県にある不登校解決相談所では、ご依頼がない親御さんに対して、コチラから相談の勧誘をすることはありません。

 

なぜなら、相談には相談料が発生するからです。

 

春休み中、山梨県にお住まいのお母さんからの相談依頼がなかったので、私はこのように思っていました。

 

「新学期も登校できたのかな？」
「お母さんやお父さんが上手に対応してくれたのかな？」
「新しいクラスに自然と入ることができたのかな？」

 

 

５．春休みに何も支援をせず不登校に逆戻り

 

しかし、山梨県にお住まいのお子さんは、このような状態だったようです。

 

・春休みは、楽しく毎日を過ごしていた。
・宿題についても「自分でやるから大丈夫！」と言っていた。
・毎日、笑顔で過ごしていた。
※ 結局、宿題はやらなかったそうです。

 

春休みは笑顔で毎日を過ごしていたため、お母さんとお父さんは不登校解決相談所に相談をしなかったそうです。

 

新学期の３日は、何事もなく登校したそうです。

 

ただ、普通授業が始まる４日目の朝、このように言い出したそうです。

 

「お腹が痛くて学校に行けない。」
「明日からは学校に行く！」

 

これに対して、お母さんは以前に不登校になったときと同じ対応をしてしまいます。

 

その後、お子さんは不登校に戻ってしまったそうです。

 

 

６．再相談後、２週間で不登校解決！

 

山梨県にお住まいのお母さんから、再び相談依頼をいただいたのは４月の後半です。

 

不登校解決相談所は、すぐにお母さんやお父さんに対応を提案させていただきました。

 

２月に相談をいただいた時に、お子さんの性格などは分かっていたため、お子さんに合った対応を提案するのは、そんなに大変ではありませんでした。

 

お母さんとお父さん、学校の先生がすぐに対応を変えて下さったことで、このお子さんの不登校は２週間程度で再度、解決しました。

 

 

７．３年間、無遅刻無欠席でも定期的に相談依頼を下さるお母さん

 

不登校の状態を安定させるには、ある程度の継続支援が必要です。

 

３年前、小学校５年生の夏休み明けに不登校の相談をいただいた、静岡県にお住まいのお母さんがいらっしゃいます。

 

現在、お子さんは中学２年生です。

 

不登校が解決して３年間は、無遅刻無欠席です。

 

もう不登校に戻ることはないと思いますが、それでも毎年、春休み、夏休み、冬休みに訪問カウンセリングのご依頼をいただいております。

 

内容はカウンセリングではなく、宿題の管理ですが。（笑）

 

現在、山梨県にお住まいのお母さんからも、週に１回程度の相談をいただいております。

 

彼も夏休みの宿題をすでに全て終わらせています。

 

 

８．同じ失敗をしないために定期相談をくださるお母さんたち

 

例年、夏休みになると不登校の相談は激減します。

 

ただ、不登校が解決していても、継続的に相談を下さるお母さんやお父さんもいらっしゃいます。

 

このようなお母さんやお父さんは、例外なく不登校解決相談所への相談で不登校が解決した後に、下記のような対応を取ってしまっています。

 

・夏休みや冬休み、春休みに、子どもの状態が落ち着き油断をしてしまった。
・子どもの「大丈夫！」「ちゃんとやる！」の言葉を信じてしまった。
・夏休み明けや冬休み明け、春休み明けに、過去と同じ対応をとってしまった。
・夏休み明け、冬休み明け、春休み明けから不登校に戻ってしまった。

 

そして、みなさん口をそろえてこのように仰っています。

 

「もう、同じ過ちは繰り返したくありません！」

 

 

９．夏休みに正しい支援と対応で登校継続！

 

夏休みなどの長期休暇中に、継続して相談をいただいているお母さんやお父さんからは、このような言葉もいただいております。

 

「宿題を管理してもらえるのでとても助かります。」
「本人も早く終わらせることができて、スッキリしていると思います。」
「（不登校解決相談所）先生の声かけのおかげで、自分から宿題などをしてくれるので助かります。」
「褒める事が多くなるので、親子関係もよくなっています。」
「不登校になる前の○○に戻っている、いや、それ以上にしっかりしているように感じます。」
「これなら夏休み明けも大丈夫だと思います！」

 

残りの夏休み、上手に支援や対応をして、不登校に戻らないようにしていきたいですね！

 

 

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