不登校でツラいのは学校に行けない子ども?それ以上にツラいのは一生懸命なお母さん!

不登校解決相談所

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不登校でツラいのは学校に行けない子ども?それ以上にツラいのは一生懸命なお母さん!

お役立ちコラム

2022/01/17 不登校でツラいのは学校に行けない子ども?それ以上にツラいのは一生懸命なお母さん!

不登校の原因は親の「育て方」や「愛情不足」ではない!

 

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1.不登校の理由は親の愛情不足?過保護?過干渉?
2.大人のカウンセリングの特徴
3.子どものカウンセリングの特徴
4.大人と同じカウンセリングを子どもにしていいの?
5.子どもの不登校で悩むお母さんの心もいっぱい、いっぱい!
6.不登校の子どもは自由気ままに生活している
7.親がツラい思いをするのは仕方ないの?
8.完璧な子育てを出来ている親がほとんどなの?
9.不登校の原因は親ではない!

 
 

1.不登校の理由は親の愛情不足?過保護?過干渉?

学校の先生やカウンセラー、病院の先生に不登校の相談をすると、このように言われることがあります。

 

「お子さんの心エネルギーは無くなっています。」
「ムリをさせないようにしましょう。」
「親の愛情を求めています。」
「全てを受け入れてあげましょう。」

 

先生やカウンセラーさんの中には、このように強い言葉をお母さんに投げかける方もいます。

 

「お母さんの子育てが悪かったんです!」
「完全にお母さんの愛情不足です!」
「過保護にしすぎたのではないですか?」
「気づかないうちに、お子さんの心を虐待していたんです!」

 
 

2.大人のカウンセリングの特徴

静岡にある不登校解決相談所では、大人のカウンセリングと子どものカウンセリングは違うものであると考えています。

 

大人の方がカウンセリングを受けに来た場合、自分自身が「困っている」と言うことを理解しています。

 

ただ、「困っている」ことについては理解しているのですが、その解決方法や心の整理がついていません。

 

そのため、カウンセラーと話をしたり、自分自身を見つめ直すことで、心の整理がついたり、自分自身の解決方法を見つけたりすることができるのです。

 

また、大人のカウンセリングの場合は、自分自身が解決を望んでいるため、自らカウンセリングを定期的に受けようとする傾向があります。

 
 

3.子どものカウンセリングの特徴

子どものカウンセリングはどうでしょう?

 

「僕は不登校で困っている!」
「だからカウンセリングを受けて不登校を解決したい!」

 

このように考えて、自分からカウンセリングを受けに行く子はいるのでしょうか?

 

正直、ほとんどの子どもはこのようには思いません。

 

また、カウンセリングを始めた子でも、自分の思っていることと違う事を言われたり、学校の話をしたりすると、カウンセリングをやめてしまう子も多くいます。

 

ただ、それは仕方の無いことなのです。

 

学校に行かなくても、住むところと食べるものが用意されるからです。

 
 

4.大人と同じカウンセリングを子どもにしていいの?

不登校の子どもに対して、大人のカウンセリングで行う事と同じ事をしていいのでしょうか?

 

もちろん、同じ対応をしてはいけません。

 

先ほども述べたように、大人と子どものでは、おかれている状況が違うからです。

 

子どもは、学校に行かなくても住むところがあり、食べるものがあります。ゲームやスマホも出来るでしょう。

 

しかし、大人の場合は仕事を辞めてしまったら、住むところも、食べるものもなくなりますし、ゲームやスマホなども解約しなければなりません。

 

実際、学校の先生達のカウンセリングを受けたことがあります。

 

生徒の対応で困っている先生や保護者や同僚との関係で悩んでいる先生たちでした。

 

その先生たちに対して、私はこのようにお伝えしました。

 

「そこまでストレスが多いのであれば辞めることも視野に入れたらどうでしょうか?」

 

ただ、私自身が教師を辞めた年の収入や仕事、アルバイト、税金などの話をすると、全ての先生はこう答えました。

 

「仕事を辞めることは出来ないです。」

 
 

5.子どもの不登校で悩むお母さんの心もいっぱい、いっぱい!

子どもたちが学校に行けないことで悩んでいるお母さん。

 

学校の先生やカウンセラーさんから言われたことで悩んでいるお母さん。

 

自分の子育てを反省して悩んでいるお母さんはたくさんいます。

 

不登校の状態にある子どもたちも、ツラい気持ちを持っている事でしょう。

 

ただ、お母さん方のツラさ、不登校の子どもに負けないくらい大きなものです。

 

誤解を恐れずに言うと、このように思うことがしばしばあります。

 

「不登校の子どもより、お母さんの方がつらいだろう!」

 
 

6.不登校の子どもは自由気ままに生活している

不登校解決相談所が「不登校でお悩みのお母さんのほうがツラい!」と思うのは下記のような理由からです。

 

・不登校の子どもは、ゲームやネット、動画などをして好き勝手に暮らしてる。
・起きる時間や寝る時間、遊ぶ時間やご飯の時間、全て自分で自由に決めている。
・気に入らなかったり、自分の思い通りにならないと、親に暴言を吐いたりする。
・さらに悪化すると、壁を殴ったり、ものを壊したり、親に殴りかかったりする。
・「明日からは登校する!」と言う子どもの言葉を信じるが、結局、裏切られる。
・「○○を買ってくれたら、学校に行く!」と言うが、買っても登校をすることはない。など

 

このような状態が続いているのであれば、明らかに不登校のお子さんより、お母さん方の方がツラい思いをしていると思うのは私だけでしょうか?

 
 

7.親がツラい思いをするのは仕方ないの?

「親が自分の固定観念で、子どもを束縛してきたからだ!」
「自分の都合を子どもに押しつけて来たからだ!」
「今までの子育てのとき、子どもは我慢し続けたんだ!」
「だから、親がツラい思いをするのは当然だ!」

 

カウンセラーさんから、このように言われたお母さんもいらっしゃいます。

 

カウンセラーさんは「このように言われたお母さんの気持ち」のことは考えないのでしょうか?

 

子どもの心を元気にするためには、親の協力が必要なのではないでしょうか?

 

親を悪者にすれば、子どもの心は元気になるのでしょうか?

 

もし、これで子どもの心が元気になったとしても、親の心には傷が残ってしまいます。

 

本当にそれでいいのでしょうか?

 
 

8.完璧な子育てを出来ている親がほとんどなの?

静岡にある不登校解決相談所では、不登校の原因が親にあるとは考えていません。

 

もちろん、過保護すぎたり、過干渉すぎたりすることで、不登校になりやすくなる可能性がないとは言いません。

 

ただ、過保護に育てた子ども全てが不登校になるわけではありません。

 

同じように、過干渉に育てが子ども全てが不登校になることもありません。

 

実際、完璧な子育てをしている親が、この日本にどれくらいいるのでしょうか?

 

小中高の現場で働き、特別支援教員の免許もあり、公認心理師の資格も持っている私は、いわば子育てのプロと言ってもいいかもしれません。

 

しかし、自分の子育ては完璧とはほど遠いという自信があります。(笑)

 

人の子どもには上手に対応できても、自分の子どもには上手に対応できないものです。

 

「それが親子というものだと!」

 

私は完璧ではない自分にこう言い聞かせています。(笑)

 
 

9.不登校の原因は親ではない!

静岡にある不登校解決相談所には、全国から相談が寄せられます。

 

電話の向こうで「泣いている」お母さんもたくさんいらっしゃいます。

 

「自分の子育てが悪かったんです。」と何度も繰り返すお母さんもいらっしゃいます。

 

学校の先生やカウンセラーさんと話をして、「お母さんが悪い」と言われたそうです。

 

静岡にある不登校解決相談所では、不登校の原因が親にあるとは考えていません。

 

もちろん、お母さん方に変えていただく部分が0とはいいません。

 

声のかけ方を変えてもらったり、対応を変えてもらったりはお願いをしています。

 

ただ、静岡にある不登校解決相談所では、お母さん方に負担がかからない支援方法を提案させていただいております。

 

大切なのは「理想の対応」ではなく、「子どもに合った対応」を「継続」することです。

 

 

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→全国から、相談の依頼をいただいております。

 

東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、青森、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。

 

 

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